ギラティナ、パルキアときたら次はディアルガだということで育成論を書きました
第五世代のディアルガの育成論もなかったんで作りました
フラットで使えないから伝説の育成論を書くなんて人はそうそういませんよね
- 概要
素早さばかりに目が行ってる連中を時空を歪めたあとボコボコにするのがトリパのコンセプトであり強みです
もちろん伝説戦でもその強さが健在なのは第四世代でGSをやった方ならわかるはず
- 対戦形式・ルール
禁止伝説を2体入れられるダブルバトルということで新しいポケモンバトルの楽しさを確立しました
第五世代で実現させる「BWGSルール」の場合フラットルールで伝説連中が使えないのでLv100にする必要があります
Lv50と間違えないように注意してください
ちなみにディアルガをLv100にするのに必要な経験値は125万です
Lv50だと156250経験値なので比べるとなんと8倍もの経験値が必要なのです
※他の伝説ポケモンの育成論もあげてるのでBWGSに興味のある方はぜひご覧ください
・ルギア bw/2244
・ホウオウ bw/2228
・カイオーガ bw/2261
・グラードン bw/2236
・パルキア bw/2089
・ギラティナ(オリジン) bw/2088
- 基本情報
・性格
「トリックルーム」を発動させるので「れいせい」です
耐久重視の「のんき」や「なまいき」でもいいと思います
・特性
「プレッシャー」しかないのは周知の事実
「まもる」で時間を稼いでPP切れを狙う戦術も可能です
・持ち物
先発で「トリックルーム」を発動させるために混乱、マヒ、催眠の対策として「ラムのみ」を持たせました
ディアルガの持ち物候補は多く「オボンのみ」、「ヨプのみ」等もあげられます
またパルキア同様「こだわりメガネ」や「ドラゴンジュエル」で超火力を出したり、「こだわりスカーフ」で素早さを上げるなんてのも考えられます
ジュエルはまだありですがトリル発動用のディアルガにこだわり系の持ち物は持たせませんね
何を持たせるかパーティと相談して決めましょう
- 努力値と実数値
上にも書きましたがLv100での調整なので注意してください
努力値を振った時の実数値を書きます
馴染みがあると思うのでLv50換算時のものも載せておきます
404-276-305-378-263-166
207-140-155-191-134-85
まずHP252振りをベースとし、そこから耐久を調整していくという形をとってます
防御は珠ゴウカザルの「インファイト」耐え
特防は臆病メガネパルキアの「りゅうせいぐん」を耐えるようにしました
残りを特攻に振ったという配分です
最遅にするため素早さに努力値を振る必要がないので耐久に多く振れます
個人的にディアルガは火力より耐久、安定性が欲しいポケモンだと思うので特攻にはあんまり振ってません
C150もあり性格補正もかかってれば無振りでもかなり高い実数値なのがディアルガの強さですね
- 技構成
確定技
・りゅうのはどう
これといった特徴もない安定技
第四世代の技マシンを使う必要があり第五世代だと覚えられないので気をつけてください
・トリックルーム
素早さを逆転させる強力技
このディアルガの軸と言える
選択肢
・りゅうせいぐん
ドラゴン御用達の超強力技
使うと居座りづらくなりますが一撃の火力を求めるならこちら
・かえんほうしゃ
草、鋼のポケモンを殴るのに便利
特にユキノオー一撃は評価できます
今作はナットレイという超だるいポケモンも増えましたからね
「だいもんじ」とどっちを採用するかは好みに分かれます
・かみなり
カイオーガ、ホウオウ等に有効
特防の高いこの2匹は、この技がないと突破が厳しい
雨が降ってるとすごく便利ですがそれ以外の天候だと命中率70%とあまりアテにできない
「トリックルーム」発動中にマヒされると面倒なのは意識したいですね
・だいちのちから
炎技とはまた違った攻撃範囲を持つ鋼対策技
特にバンギラス、ディアルガをはじめとして雨でもメタグロスに安定してダメージを入れられます
他にもドクロッグ、ゴウカザル等がいますね
草は殴れないのが痛い
・ふぶき
トリパにユキノオーは組み込みやすいので採用価値あり
霰依存なのは仕方ないですが不一致でも霰ふぶきは強力
ディアルガの攻撃範囲拡張にはあまりつながらない気がします
・まもる
ダブルの基本技
他の攻撃技を採用したければ切ってみるのもあり
- 相方候補
いくつか候補を考えたので参考程度に
・モロバレル
「いかりのこな」でディアルガの大嫌いな「けたぐり」を吸えます
格闘技に耐性がある上に「ほうし」の発動まで狙っていける
時空が歪んだあとはS30という信頼の遅さからの「キノコのほうし」で相手を黙らせる極悪キノコ
最遅鉄球カイオーガやグラードンより余裕で遅いのも評価点
ドーブルが鉄球持ったってコイツの遅さにはかないません
さすがに最遅鉄球バンギラスよりは速いようです
ついでに言うと最遅鉄球90族が最遅モロバレルより遅くなるためにはLv68まで下げる必要があります
「サイコブレイク」と「ふぶき」は無理なのは言うまでもない
・ウルガモス
モロバレル同様「いかりのこな」で「けたぐり」が吸える
こちらは「ほのおのからだ」で火傷が狙え、「ふぶき」にも強い
S100はトリパに向きませんがモロバレルと違い初手の「ねこだまし」を吸いやすい
また火力も高く臆病スカーフの「むしのさざめき」でミュウツーを62.5%の確率で先制の一撃で落としてくれます
虫、炎の攻撃範囲は意外と優秀でユキノオー、ルンパッパ、クレセリア、メタグロス等有効な相手は多いです
晴れてればグラードンに強力な一撃を叩きこめる
ちなみに「ぼうふう」を覚えられます
HP振りと「イトケのみ」でカイオーガの雨ダブル補正「しおふき」くらいは耐えられますが基本的に受けられないので注意
あと「サイコブレイク」も無理ですし「いわなだれ」はどうしようもない
・カポエラー
技候補の多さに悩まされるポケモン
「いかく」と「ねこだまし」でディアルガをサポート
今回は「ワイドガード」で「じしん」や「ふぶき」からディアルガを守れるようにもなりました
「フェイント」の強化も結構うれしい
「サイコブレイク」は無理なので諦めましょう
・ドーブル
第四世代でも有名だった組み合わせ
「ダークホール」がめちゃくちゃ強力
カポエラー同様「ワイドガード」を入れるのもあり
技候補が多いポケモンですが今回は「いたずらごころ」の連中が厄介
Lv1ドーブルなんてのもいましたね
・トゲキッス
トリル発動サポートの王道「このゆびとまれ」が印象的なポケモン
今作では「ねこだまし」の優先度が上がったせいで「こだわりスカーフ」を持たせて吸い寄せる選択肢もあるみたいです
他にも「トリック」でスカーフ押しつけてトリル発動させればもうけもの
「エアスラッシュ」の6割ひるみも当然強い
- ディアルガの耐久力
しつこくて嫌われそうですがLv100での計算なので注意しよう
vsミュウツー
・ふぶき(おくびょう、ダブルダメ補正)⇒24.5% 〜 28.96%
・珠ふぶき(〃)⇒31.93% 〜 37.62%
・メガネふぶき(〃)⇒36.88% 〜 43.56%
・珠はどうだん(おくびょう)⇒64.36% 〜 75.99%
・珠だいもんじ(〃)⇒42.82% 〜 50.5%
・ジュエルサイコブレイク(ひかえめ)⇒29.21% 〜 34.41%
vsホウオウ、グラードン
★せいなるほのお(いじっぱり)⇒34.41% 〜 40.84%
★せいなるほのお(いじっぱり、晴れ天候)⇒51.98% 〜 61.14%
☆じしん(いじっぱり、ダブルダメ補正)⇒62.87% 〜 74.75%
☆てだすけじしん(〃)⇒94.06% 〜 111.39%(68.75%で一発)
vsカイオーガ
・しおふき(ひかえめ、ダブルダメ補正、雨天候)⇒37.13% 〜 43.81%
・ジュエルしおふき(おくびょう、〃)⇒50.99% 〜 60.15%
半減でも雨とジュエルの力があればここまでの火力を叩き出します
vsパルキア
・だいちのちから(おくびょう)⇒48.51% 〜 57.43%
・あくうせつだん(〃)⇒40.35% 〜 47.77%
・ジュエルりゅうせいぐん(ひかえめ)⇒92.82% 〜 109.41%(56.25%で一発)
vsレシラム
・あおいほのお(おくびょう)⇒52.23% 〜 61.88%
・珠あおいほのお(〃)⇒67.82% 〜 80.45%
・珠あおいほのお(〃、晴れ補正)⇒102.23% 〜 120.54%
レシラムも「あおいほのお」の火力をここまで上げると耐久に振っててもディアルガを一撃で落とします
イッシュ龍の火力は恐ろしいですね
vsキュレム
・ふぶき(おくびょう、ダブルダメ補正)⇒32.67% 〜 38.61%
・珠ふぶき(〃)⇒42.57% 〜 50.25%
・メガネふぶき(〃)⇒49.01% 〜 57.92%
vsバンギラス、テラキオン
★けたぐり(いじっぱり)⇒56.44% 〜 66.83%
☆インファイト(ようき)⇒74.75% 〜 88.12%
この2体はディアルガで相手するのはきついですね
両方弱点6個もあるのに・・・・・・
vsゴウカザル、ドクロッグ
◆インファイト(ようき)⇒64.36% 〜 76.24%
◇けたぐり(いじっぱり)⇒71.78% 〜 85.15%
◇珠けたぐり(〃)⇒93.32% 〜 110.64%(62.5%の確率で落ちます)
「かくとうジュエル」からの「けたぐり」での事故死が非常にこわいのは今世代のディアルガの宿命なのかもしれません
- ディアルガの火力
・りゅうのはどう
・ゴウカザル(むじゃき、耐久無振り)⇒78.16% 〜 92.15%
・ミュウツー(耐久無振り)⇒47.88% 〜 56.94%
・カイオーガ(〃)⇒34.31% 〜 40.47%
・ディアルガ(HP252振り)⇒38.61% 〜 45.54%
・パルキア(耐久無振り)⇒73.29% 〜 87.58%
・ギラティナ(〃、はっきんだま補正)⇒62.44% 〜 73.76%
・キュレム(耐久無振り)⇒86.45% 〜 102.81%(18.75%で一発)
「あくうせつだん」より威力が落ちるせいで結局パルキアに火力で負けます
実は臆病レックウザを37.5%の確率で落とせない
・かえんほうしゃ
・メタグロス(HP252、D188振り)⇒53.85% 〜 63.74%
・エルフーン(おだやか、HD252振り)⇒58.64% 〜 69.14%
・モロバレル(〃)⇒42.13% 〜 50%
・ナットレイ(〃)⇒80.68% 〜 95.45%
・だいもんじ
・メタグロス(HP252、D188振り)⇒68.13% 〜 80.22%
・エルフーン(おだやか、HD252振り)⇒73.46% 〜 87.04%
・モロバレル(〃)⇒53.24% 〜 62.96%
・ナットレイ(〃)⇒102.27% 〜 120.45%
今回は最初から「かえんほうしゃ」と「だいもんじ」のダメージ計算を載せました
命中を取るか威力を取るかは意見が分かれるところ
・かみなり
・トゲキッス(HP252振り)⇒58.29% 〜 68.98%
・ホウオウ(〃)⇒45.67% 〜 53.85%
・カイオーガ(耐久無振り)⇒60.41% 〜 71.55%
「かみなり」があるとないとでは対カイオーガ性能が全然違いますね
隣にモロバレルを置く予定なら「くさむすび」してもらってもいいでしょう
・だいちのちから
・バンギラス(HP252振り、砂天候)⇒34.16% 〜 40.59%
・ゴウカザル(むじゃき、耐久無振り)⇒104.44% 〜 122.87%
・ドクロッグ(耐久無振り)⇒79.46% 〜 94.05%
・ディアルガ(HP252振り)⇒51.49% 〜 60.89%
これらのダメージ計算やパーティとの相性も考えて採用技を決めていきましょう
トリル用の最遅ディアルガは第四世代で非常によく見受けられ、その対策として『S84ドクロッグ』なんてのも存在したくらいです
いくら最遅とはいえ90族なのでそこまで遅いわけでもありません
そのため「トリックルーム」を発動させても結構先制されます
ぜひ味方で補いたいところ
伝説戦でのトリックルーム発動要因として一番人気だったディアルガ
発動要因でありながら特攻の高さと多彩な技でそのままアタッカーもこなせるのがディアルガの強さであり人気の理由とも言えます
今作でもトリパが強力なのは伝説戦をやらない人でも分かるはず
ぜひトリパの強さを見せつけてやりましょう!