ポケモンパーティ構築(シングル)

ビヨンドフォースノウハウ【ちょうちょ統一パ】

2024/05/18 20:49 / 更新:2024/05/25 18:17

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投稿者:エーミール(@INFERNAPElove)

ポケモンSV / シングル / シーズン18

レンタルチーム有

禁伝環境で統一パーティは通用しない?何を言っているんだい?私はちょうちょ統一パでマスターボール級まで到達したぞ?
キミもちょうちょパを使ってみるといい。地獄を見るぞ。

私は普段から統一パを使うことが多い。統一パを使うメリットは主に2つ、『動きを読まれにくい』『メンタルに優しい』というものだと思っている。ピンポイントメタを貼りひたすら意表を突く戦法は、ハマれば普通のパーティより楽しいし、負けても「まあネタパだしな〜」で済む。ガチパで勝率が伸び悩んでいる人は、統一パや縛りプレイを試してみてはどうだろうか。今回は、私が特に気に入っている統一パーティを紹介しようと思う。

※構築記事を書くのは初めてなので、至らない箇所がありましたらご指摘いただけると助かります。

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使用ポケモン

選出率9割超えの苦労人。主に先発で繰り出して追い風や凍える風で素早さ操作をする。ミラーコートはミライドンや黒バド、ハバタクカミやアカツキガチグマなどのパーティ全体でキツい相手にぶっぱなす。
『きりばらいって何だよwにわか乙』とか思われるかもしれないが、実はちょうちょパの生命線の1つと言っても過言ではない。ステロの刺さりが異常なこのパーティにおいて唯一のステロ対策になるうえ、相手の回避率を下げてビビヨンやチヲハウハネのサポートが出来る。割と真面目にこの技が無ければ負けてた試合も多々ある。ランクマどころか旅パですら採用されることの無い技だが、ちょうちょパには凄まじいまでのシナジーを発揮する神技である。
特性は耐久が上がる隠れ特性ではなく、通常特性の方を採用している。タスキ持ちなのでどうせ1発は耐えるし、中途半端に耐えてミラコの反射ダメージや追い風の残りターン数が微妙になったことがあるためだ。

ビビヨンと言えばコレ。見たまんまの無限ビビヨン。
眠らせて身代わりして蝶舞して殴る。以上。テラスタイプは黒バド対策。
基本的にはモスノウの追い風サポートを受けて登場する。ちなみに最速スカーフ黒バドレックスには追い風があってもギリ勝てないので、テラスを切ることになる。役割対象は黒バド、カイオーガ、ハバタクカミなど。また、鈍足ポケモンが多いパーティにも刺さるので、受けループを破壊するのにも使う。
あと間違ってもキョジオーンとかサーフゴーとかミライドンとかラウドボーンに対して出してはいけない。先制技や連続技を持ってる相手にも無力なので、意外と出せる場面は少ないかも。

選出率9割超えの苦労人その2。
特性で素早さが上がるように調整してる。積み技に乏しいポケモンなので、暇さえあれば炎の舞を使って特攻アップを狙いたい。
テラスタイプは地面。これは炎や岩、あとミライドンに対しての数少ない打点になる。
チョッキ持ちミライドンに対しての地面テラバーストは、HP無振りであれば乱数2発になるが、HPに140以上振られていると確定で2発まで耐えられてしまう。氷テラスとかされたらどうしようもない。あとアカツキガチグマに対してのエナジーボールも、チョッキ持ちだとそこそこの乱数で2発耐えられてしまう。出来るだけ前のポケモンで削っておくか、事前に炎の舞で火力を上げておきたいところ。

見ての通りの物理受けだが、実は攻撃個体値がゼロの個体を採用している。こうすることで、こだいかっせいで防御が上がるのでコライドン対面が安定する。以前はコライドンが炎テラスしないことを祈りながら鬼火が当たることを祈る…みたいな綱渡りをしていたが、この型ならテラス&ビルドアップでしっかり受け切れるようになる。参考までに、もちもの無しAぶっぱいじっぱりコライドンの炎テラスフレドラ+逆鱗が共に最高乱数でも確定で耐えて回復が間に合う。なお逆鱗が急所に当たると死ぬ。とはいえ、オボン持ちなので火力アップアイテム込みでも急所さえ当たらなければだいたい耐える。
ちなみに個体値MAXで性格をずぶといにしてもほぼ同じような数値になるので、自分の個体を育成したいならそっちの方がオススメ。
あとウーラオスとかカイリューとかオーガポンも役割対象。ちょうはつ?アンコール?剣の舞?知らん。

選出率が2割弱しかないので、ほぼ後方応援部隊。
こらえてイバン食ってがむしゃらする。
『相手オーガポンいるな〜、けどチヲハウハネは出せなさそうだな〜』って時に、相手が電光石火してこないことを祈りながら選出する。スキルスワップはグライオンとかキョジオーンの対策になるので、受けループに対して繰り出してもいいかも。
以前は特性をミラクルスキンにしていたが、キョジオーンにスキルスワップした時に、せっかく清めの塩を奪ったのにビビヨンの眠り粉でハメにくくなってしまうので、りんぷんにしている。
過去作では追い風とかきりばらいを覚えられたので、没収されてなければモスノウに代わる苦労人ポジになってたと思う。

ビギナー級〜モンボ級の時に3回くらい選出した気がする。モルフォンすら上回る圧倒的な選出率の低さを誇る真の後方応援部隊。
モスノウが連続技に無力なので、『連続技使って来そうだな〜、けどビビヨン出したいな〜、あとカイリュー対策にチヲハウハネも出したいな〜』って時に出す…いや出してないんだけど。
追い風じゃなく怖い顔を採用しているのはカイリュー対策。アンコ持ちだとチヲハウハネで対応出来なくなるので、素早さ操作をしておきたいのだが、追い風だとターン制限があるし、凍える風だと弱点保険が怖い。そこで怖い顔でデバフを与えておくことで、ハネで安定して受けられる。ちなみに交代されると全てが崩壊するので、アンコ持ちじゃないことを祈りながらチヲハウハネを素で投げる方が強い(気がする)。
さらに言うと、モスノウは連続技に無力だが、ビビヨンも連続技に無力なので、『ビビヨンは出したいけどモスノウは出せないから、仕方なくアメモースを出す』という状況はあんまり無かったりする。
以前は水テラスで炎や岩を狩る型にしていたが、いかくでAが1段階下がったソウブレイズに正面から殴り負けるという体たらくだったので話にならず、結局サポート型になった。

戦術と解説

レンタルチームID:8JW4XM

キツい相手
・コライドン
・ミライドン
・黒バドレックス
・ザシアン
・カイオーガ
・炎オーガポン
・カイリュー
・ガチグマ
・アカツキガチグマ
・水ウーラオス
・グライオン
・ドオー
・ディンルー
・キョジオーン
・ミミッキュ
・ハバタクカミ
・テラパゴス

欠 陥 構 築 が 過 ぎ る
まずタイプや能力値のバランスが悪すぎて基本的に受け出しという概念が存在しない。後ろに負担をかけないために、死に出しが主な交代手段となる。
ちょうちょパで勝つためには、ビビヨンでハメるか、チヲハウハネでハメるか、テツノドクガで押し切るかしかない。最悪TODに持ち込むことも覚悟しておこう。そのためにこのレンタルチームはわざわざ全員を色違いで統一している。
基本選出は、先発にモスノウを置き、控えにドクガと、ビビヨンorハネといった感じ。タスキモスノウで場を整え、控えの誰かで無双するというコンセプトだ。ただし、相手にコライドンやウーラオスがいる場合はハネを先発に置こう。また鈍足ポケモンが多いパーティになら先発でビビヨンを出してもいいかもしれない。ドクガは雑に先発で出すとろくな事にならない。様々な相手に対応するため、基本的には控えに置いておき大切に扱いたい。
テラスタルを切るタイミングは普通のパーティよりも慎重に選ぼう。苦手なポケモンの対策をテラスタルに依存していることが多いためだ。
ステロに関してだが、実は撒かれてもあんまり痛くない。モスノウはきりばらいで払えるし、ビビヨンはハメ型の食べ残し持ちだし、ドクガはやられる前にやれタイプだし、ハネは等倍だし、モルフォンはこらえるが使えるし、アメモースは選出しない。なので、まあ撒かれちゃってもいいやぐらいの気持ちで臨もう。ただし、ディンルーやカバルドンはふきとばしを併用してくることが多いので、積みの起点にしづらい点には注意しよう。
勝率に関してだが、私はビギナー級から始めてマスボ級に到達するまで96戦、48勝48敗だった。ちなみにマスボ級でも4戦だけやったが、2勝2敗だった。初見殺し戦法が多いこともあって、使い方さえ間違えなければまあ半分くらいは勝てる。こんなパーティを使う酔狂な人間はいないだろうが、もしいたら頑張って欲しい。

構築名の『ビヨンドフォースノウハウ』は、もちろん各メンバーの名前を組み合わせているのだが、ビヨンドは英語で「乗り越える」、フォースは「強制する」、ノウハウは「知識、技術」という意味があるらしい。意訳するなら『越えねばならない力』となるだろうか。圧倒的な力を持つ禁止伝説に対抗するこのパーティにふさわしい名前と言えるだろう。

投稿日時 : 2024/05/18 20:49

最終更新日時 : 2024/05/25 18:17

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