ポケモンパーティ構築(シングル)

【使用率圏外統一】シーズン16使用率150位圏外統一

2024/04/21 06:22 / 更新:2024/04/21 06:24

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投稿者:カカト(@echi_e_miruyo)

ポケモンSV / シングル / シーズン17

このパーティーはシーズン16(2023.3.1〜2023.4.1)において使用率圏外(ポケモンHOME集計において使用率150位未満)となったポケモンのみで構築を組んだコンセプトパーティーとなります。

本記事ではHABCDS等の略称及び、努力値・個体値・種族値等の非公式用語を使用して解説を行います。

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使用ポケモン

構築の軸です。
圏外統一を組むにあたってエースとなるポケモンを考えていたところ、種族値の低さを積み技で誤魔化せるような所謂"詰ませ"ポケモンが適当だと考えました。
(例:レジスチルレジスチルオニゴーリオニゴーリなど)

そんな詰ませポケモンの中でも攻撃技が1ウェポンで完結しており、特定の対策を用意していない構築相手に無双できるポケモンとしてビビヨンを選択しました。
1ウェポンで済むことに拘った理由として、身代わりの存在が挙げられます。
使用率圏外の積みポケモンにはレジスチルレジスチルオニゴーリオニゴーリマホイップマホイップなどがおり、特にカイリューやアシレーヌなどのアンコールを無効化できるマホイップは非常に強力なのですが、マホイップは眠り粉などの相手を拘束する手段を持たない分、溶ける・瞑想の両採用が前提となり、身代わりを入れる技スペースを捻出できないことから構築の軸にするには難しいと考えました。
その点、ビビヨンの利点として

  • かなり速いSからの先制眠り粉による拘束
  • 素のSで劣る相手にも蝶の舞でSを上げて返しに眠り粉を入れられる
  • 暴風混乱による運要素の押し付け
  • 身代わりを貫通できるガチグマ(アカツキ)やアシレーヌにも蝶舞を先に積んでおけば隙を見せにくい

などといった点が挙げられます。
実際のところ、この構築を用いてスーパーボール級〜マスターボール級に上がるまでの試合の中でビビヨンで詰ませた試合は数多く存在し、マスターボール級に上がってからも活躍してくれました。
唯一の懸念としては吠える・吹き飛ばしには無力なところが少し残念です。ジャラランガジャラランガがいればいいのですが、彼は150位圏内なので……

注意点としては基礎ステータスが本当に貧弱なので、蝶舞を積んでも眼鏡持ちのポケモンであれば簡単に押し負けてしまう点です。過信せずにしっかり眠らせてから殴りに行きましょう。

調整意図:HD特化(メガネハバタクカミのシャドーボールをオボン込み2耐え)

エースであるビビヨンに繋ぐための起点作りです。
当初はキノコの胞子・背水の陣・バトンタッチ・絶対零度を搭載させたドーブルドーブルを使用していたのですが、あまりにも数値が低すぎてウーラオスやカイリューの連続技であっさり落ちてしまうことから、ある程度の耐久を持った起点作りを使おうということでミミズズに白羽の矢が立つことになりました。

基本的には尻尾切りから積みポケモンに繋ぐ動きがメインとなります。
下から尻尾切りをしたいことが多いのでSを落としたい場面も多いのですが、岩石封じで炎オーガポンを抜いて対面で処理できたりとSが役に立つこともあるので迂闊に落とせないのが悩みでした。

この構築のもう一体のエースポケモンです。
ビビヨンでは相手をするのが厳しい炎オーガポンの選出抑制をしつつ、カイリューやパオジアンなどにも一致で弱点をつける優秀なポケモンです。正直圏外にいるポケモンでは無いと思います。
基本はビビヨンと同様にミミズズの尻尾切りから展開して剣の舞をしていくことになりますが、ビビヨンがオーガポンを強烈に誘うので稀に同時選出することもあります。テラスタイプが草なのはそういった兼ね合いもあってのことです。(水オーガポンとの殴り合いのため)

採用技としてはパワフルエッジ・剣舞・地震まではほぼ確定で、あと1枠を格闘技かエスパー技かで迷ってウーラオスを流れるエスパー技に決めました。

かなり数値も高くて強いポケモンなのですが、いかんせん元のタイプが弱いのは事実なのでテラスタル前提なのは否めなかったです。

積み構築は構築全体として素早さが遅くなりがちなので、スイープ役が欲しいと思い採用しました。
ビビヨンがオーガポンを誘う関係でドラゴンタイプのポケモンを採用したかったというところもあります。

使用率圏外で使用できるドラゴンタイプのメンツとしてはオンバーンオンバーンフライゴンフライゴンキングドラキングドラドラミドロドラミドロヌメルゴンヌメルゴンこのあたりになるのですが、これらのポケモンと比較した際に突出した能力があり、かつ数値での誤魔化しを受けにくいという点を重視して採用しました。逆に言えば他のドラゴンはステータスが半端なので採用しなかったということでもあります。

Hが無駄に高いので等倍技であれば1発耐えることもでき、スイーパーとして十分な役割は果たしてくれたと思います。ドラゴンの一貫がある構築に対しては無類の強さを誇ってくれましたが、今のご時世でテラスタルを含めてドラゴンの一貫がある構築なんてなかなか無いので取り回しの悪さは目立ちました。圏外界の鉢巻逆鱗カイリューです。

起点作りその?です。
ミミズズと違って組む相手は専らテツノイワオテツノイワオであり、電磁波を入れて足を奪うことでレジドラゴレジドラゴが動きやすい場を整える意味でも採用しました。
ミミズズとの相性補完も悪く無いのでミミズズボルトイワオと選出することもありました。

役割としては積み構築ミラーになった際に挑発で止めに行ったり、ウーラオスにゴツメを触らせるのがメインです。
とはいえ最近流行りの積み構築はイエッサン・テツノカシラ・オオニューラなどの悪戯心対策をしていることも多いので、通りにくさは目立ちました。
テラスタイプはテラバーストを採用していた名残で氷になっていますが、どうせテラスタルはイワオに切るのでなんでもいいです。

調整意図:S4振りブリジュラス抜き
この構築の最後のピースです。
ビビヨンが誘うオーガポン・サーフゴーへの圧力として炎タイプは置いておきたく、かつガチグマ(アカツキ)やパオジアンを殴るために格闘タイプが欲しいということでそれら二つの要件を満たすエンブオーが抜擢されました。

圏外統一で使用できる格闘タイプとしてはローブシンローブシンハリテヤマハリテヤマゴウカザルゴウカザルビリジオンビリジオンなどがいるのですが、どれもフェアリーを受けられない・耐久がペラい・技が一貫しないなどの悩みがあり、最終的にこれらのポケモンを足して割ったような立ち位置としてエンブオーを採用することになりました。

耐久ラインも火力ラインも全く信用できるものではないですが、最低限のものは持ち合わせているので役割を絞って選出すればそれなりに仕事はしてくれました。

戦術と解説

基本選出

ミミズズミミズズ+ビビヨンビビヨン+レジドラゴレジドラゴ
ほぼこの3体を選出して戦っていました。相手にオーガポンがいたりする場合はレジドラゴを初手に置いたりと工夫することはありましたが、基本的にはこの3体がメインになります。

ボルトロス(化身)ボルトロス(化身)+ミミズズミミズズ+テツノイワオテツノイワオ
イワオの通りがいい構築に投げる選出です。オーガポンとサーフゴーが同居していたりでビビヨンの通りが悪い場合にもこのような投げ方をする場合があります。
サブプランとして、イワオの枠をドラゴに変えることもあります。ドラゴの通りがいい構築相手にはボルトをクッションにしながらドラゴンエナジーを押し付けていきます

苦手なポケモン・要注意ポケモン

型が多すぎて全対応が無理です。幸いなことにビビヨンのSが勝っているのでスケショはなんとかなる……と思ったら鉢巻神速で吹き飛ばされる、なんてこともあります。
ガチポケ使っても対策に苦労するのでマイナーで全対応なんて無理です。相手のカイリューが好きなことをする前にこっちの動きを押し付けて逃げ切ります

この記事でも度々言及していますが、ビビヨンをエースとしている関係上かなりきついです。とりわけ炎は挑発を持っていることも多いのでマイナー泣かせです

特に水がキツイです。
キツい相手には何かしら対応をすべきなのですが、使用率圏外でこいつの相手をできそうなのがヤドランヤドランくらいしか見つからず、相手のウーラオスはビビヨンが積んだ状態で相手をするという前提で戦うことで誤魔化すことにしました。
こいつを考えるとビビヨンは水テラスにするべきなのですが、どうしてもスケショカイリューを警戒せざるを得なく、渋々フェアリーテラスにしています。

タイプ・特性全てが無理です。こいつの存在があるからこそわざわざラストの枠を炎枠にしているということもあります。

眠り粉の一貫を切ってくるという点でかなり厳しいです。

  • 吠える・吹き飛ばし

諦めます

投稿日時 : 2024/04/21 06:22

最終更新日時 : 2024/04/21 06:24

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