ポケモンパーティ構築(シングル)

【SV トリックマジック】ランクバトル流用個体パーティ(最終323位/R1705)

2023/11/08 02:39 / 更新:2023/11/08 03:38

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投稿者:サンカク(@poke_x_triangle)

ポケモンSV / シングル / トリックマジック / 最終323位

はじめに

サンカクと申します。
公式大会のトリックマジックで、目標としていた「対戦数40以上かつレート1700以上」を達成することができたため、使用した構築を公開します。
ポケモン対戦はSVから始めた新参者ですので、至らない点が多々あると思いますが、本記事を参考にしていただければ幸いです。

  • 本構築記事では、HABCDS等非公式の略称、用語を使用しています。
  • ダメージ計算はポケソル様(ダメージ計算ツールSV byポケソル)を使用しています。

戦績

30勝14敗(順位:332位/レート:1705)

個体

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使用ポケモン

選出画面にいるだけで相手の立ち回りを牽制することができる唯一無二の性能を持っているため
⇒『ゾロアーク(ヒスイ)ゾロアーク(ヒスイ)』採用。

調整(ランクバトル流用個体)

・A:252振り
・S:最速
・H:余り4

もちもの:きあいのタスキ

ドラパルトドラパルト対面以外で行動保証を持たせるためにきあいのタスキを採用。

テラスタイプ:あくタイプ

弱点であるあくタイプを半減にできるため採用。
但し、テラスタルを使用せずにゴースト技の一貫を切る事ができるため、テラスタルは他のポケモンに使用する。

技構成

シャドークローゴーストタイプ
ゴーストタイプへの最高打点だが、ゾロアーク(ヒスイ)ゾロアーク(ヒスイ)ノーマルタイプテラスタルを警戒する必要があるため、あまり選択できない。
はたきおとすあくタイプ
ブーストエナジーハバタクカミハバタクカミ以外と対面した際に選択。レッドカードアッキのみを無力化する点が特に有用。
かげうちゴーストタイプ
テラス択と隣り合わせではあるが、貴重な先制技として採用。ノーマルタイプテラスタルが切られる可能性が低い、きあいのタスキゲンガーゲンガーなどに対しては躊躇せずに選択できた(どくびしを2回撒かせない)。
のろい ゴーストタイプ
サーフゴーサーフゴー以外の積みポケモン対策。はたきおとすが有効ではない場合に使用する。上から動ける相手に対して、テラス択を避けることができる。特にラウドボーンラウドボーン対面で有効で、フレアソングを無効化して自主退場ができる。

苦手なポケモン

ノーマルタイプテラスタルを切られると有効な打点がなくなり、めいそうなどの起点にされてしまう恐れがあるため、可能な限りブーストエナジーハバタクカミとの対面を作らないようにした。対面してしまった場合は、安易にゴーストタイプ技を選択して無効化されることを嫌って、のろいを選択していた。

テラスタル、カシブのみきあいのタスキのいずれも使用せずに行動保証が持てるポケモンとして
⇒『ミミッキュミミッキュ』を採用。

調整

・A:特化
・S:準速イダイトウ♂イダイトウ♂イダイトウ♀イダイトウ♀抜き
・HBD:残り
※HB:A特化(実数値180)かたやぶりイダイトウ♂イダイトウ♂ウェーブタックル確定耐え

もちもの:レッドカード

主に積み対策として採用。また、ゾロアーク(ヒスイ)ゾロアーク(ヒスイ)抜き構築に対しては、レッドカードで飛ばした先にシャドークローを撃つことで、裏のポケモン1匹に致命傷を負わせることも可能。

テラスタイプ:ノーマルタイプ

ゴーストタイプ技無効化のために採用。テラスタルは可能な限り使用しない。

技構成

じゃれつくフェアリータイプ
メインウェポンその1。命中率は本当に90%?
シャドークローゴーストタイプ
メインウェポンその2。対ゴーストタイプへの最高打点。
かげうちゴーストタイプ
テラス択と隣り合わせではあるが、貴重な先制技として採用。
のろい ゴーストタイプ
サーフゴーサーフゴー以外の積みポケモン対策。本構築ではてんねんラウドボーンラウドボーンを採用していないため、バトン構築などの積み展開の対策を行う意図で採用。おにびをいれられた後でも、ラウドボーン相手に仕事をこなせる点は非常に偉かった。

苦手なポケモン

パーティ単位で重たいポケモンであるが、レッドカード消費後に対面すると、わるだくみの起点となってしまう。

ミラー以外は基本的に先手を取ることができる点、もちもの被りが発生しない点、テラスタルを使用しなくても最低限の強さが保証されている点を理由に
⇒『ブーストエナジー』を持たせた『ハバタクカミハバタクカミ』を採用。

調整(ランクバトル流用個体)

・HB:A特化ウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)すいりゅうれんだ最高乱数以外耐え
   A特化ミミッキュミミッキュシャドークロー確定耐え
・HD:臆病ハバタクカミハバタクカミこだわりメガネフェアリータイプテラスムーンフォース確定耐え
・C:こだいかっせいでSが上昇するなかで最大
・S:臆病努力値4振り(ガブリアスガブリアス抜き+1)

もちもの:ブーストエナジー

もちものを妥協せずに強い型として採用できる、ブーストエナジー確定。

テラスタイプ:ノーマルタイプ

ゴーストタイプ技(主にかげうち)無効化のために採用。

技構成

ムーンフォースフェアリータイプ
メインウェポンその1。
シャドーボールゴーストタイプ
メインウェポンその2。でんじはを前提とせずに威力を出すためにたたりめではなくシャドーボールを採用。
でんじはでんきタイプ
S操作技。後述のいたみわけと併せて使用する。
いたみわけノーマルタイプ
回復ソース。テラス択を避けながら、自身の行動回数を増やすこともできる非常に有用だった技。

苦手なポケモン

でんじはいたみわけによるゾンビ戦法が使用できないため。

いたずらごころヤミラミヤミラミゲンガーゲンガーどくびしなどの搦め手対策として
⇒『サーフゴーサーフゴー』を採用。

調整(ランクバトル流用個体)

・H:奇数最大
・C:11n
・S:最速ドラパルトドラパルト(まひ状態)抜き+1
・B、D:余り
※HB:陽気イダイトウ♂イダイトウ♂@いのちのたまてきおうりょく)のウェーブタックル確定耐え

もちもの:アッキのみ

パーティ全体で物理耐久に不安があるポケモンが多いため、じこさいせいとあわせて要塞化できるアッキのみを採用。

テラスタイプ:みずタイプ

ほのおタイプ技(主にむねんのつるぎフレアソング想定)およびみずタイプ技(主にウェーブタックル想定)半減のために採用。

技構成

ゴールドラッシュはがねタイプ
メインウェポンその1。
たたりめゴーストタイプ
メインウェポンその2。
でんじはでんきタイプ
S操作技。でんじは前提の構成であるため、この技を当てないと始まらない。ロトムロトムスナバァスナバァシロデスナシロデスナでんきタイプテラス以外に有効。
じこさいせいノーマルタイプ
回復ソース。

苦手なポケモン

パーティ単位で重たいポケモン。でんじはが通らないため、相手のテラスタルによっては完封されてしまう。

相手にテラスタルを消化させてしまえば、ミミッキュミミッキュ以外では受けることが難しい
⇒『イダイトウ♂イダイトウ♂』(てきおうりょく)を採用。

調整

・A:特化
・S:遅いサーフゴーサーフゴーソウブレイズソウブレイズを抜く調整。
・HBD:余り

もちもの:カシブのみ

テラスタルを使用せずに行動保証を持たせるために採用。

テラスタイプ:ノーマルタイプ

カシブのみによるゴーストタイプ技半減後、どうしても延命したい場合に使用するテラスタル。
(タイプ一致テラスタルを使用しても「2.0倍」から「2.25倍」しか変わらないため、みずタイプテラスタルは不採用。)
※テラスタル後はてきおうりょくによる火力が失われるため注意。
テラスタルによって失ったタイプの技に対してはてきおうりょくの補正は乗らない。
テラスタル前はみずタイプゴーストタイプ技に対して2.0倍の補正が乗るが、ノーマルタイプテラスタル使用後はみずタイプゴーストタイプ技に対する補正が通常のタイプ一致技補正の1.5倍に下がることになる。

技構成

ウェーブタックルみずタイプ
メインウェポンその1。
おはかまいりゴーストタイプ
メインウェポンその2。
たきのぼりみずタイプ
ウェーブタックルを使用しなくても倒せる場合に使用(反動ダメージを受けないため)。アクアブレイクでなくたきのぼりなのは、20%の怯みに賭けるため。
アクアジェットみずタイプ
ノーマルタイプテラスタルに無効化されない貴重な先制技。

苦手なポケモン

かたやぶり採用ではないため、ばけのかわが残った状態で対面してしまうと、自慢の火力が無駄となってしまう。

ラウドボーンラウドボーンフレアソングによる積み展開対策ができ、最低限の耐久力がある
⇒『ソウブレイズソウブレイズ』(もらいび)を採用。

調整(ランクバトル流用個体)

H:奇数最大
A:11n最大
S:Sランク+1で最速ミミッキュミミッキュ抜き
BD:余り
※HB:A特化ミミッキュミミッキュ@いのちのたまシャドークロー最高乱数以外耐え
※HD:C特化ハバタクカミハバタクカミシャドーボール最高乱数以外耐え

もちもの:じゃくてんほけん

そこそこの耐久があり、むねんのつるぎによる回復と先制技のリーチを伸ばすことができるため採用。

テラスタイプ:くさタイプ

ラウドボーンラウドボーンだいちのちからみずタイプ技への耐性を意識したテラスタイプを採用。
(トリックマジック用にノーマルタイプに変え忘れたのは内緒)

技構成

むねんのつるぎほのおタイプ
メインウェポンその1。
シャドークローゴーストタイプ
メインウェポンその2。
ニトロチャージほのおタイプ
S操作技。
かげうちゴーストタイプ
先制技。

苦手なポケモン

別のポケモンで対処することを前提としていたため、相手がテラスタルを消化していない状態では可能な限り対面させないように立ち回った。

戦術と解説

重かった構築・展開

ひかりのかべリフレクターアッキのみタラプのみで耐久を、わるだくみで火力を上げる展開。
壁エースがサーフゴーサーフゴー以外の場合、でんじはじこさいせいorいたみわけで壁ターンを消化したり、エースポケモンに対して交代際にまひを入れて対処も可能。
一切の搦め手が無効化されてしまうため、要塞化したサーフゴーサーフゴーにボコボコにされた。
(立ち回り等で拒否できないのは、仲間大会に出たり、構築を考えたりする時間がなかったのがモロに影響した形ではあった。)

有利構築・展開

《選出》
先発:ゾロアーク(ヒスイ)ゾロアーク(ヒスイ)(化け先はサーフゴーサーフゴー) / 後発:サーフゴーサーフゴー、@1
《戦評》
記憶では一度も負けなかった。相手のゲンガーゲンガーどくびしを1回撒いただけで退場し、きあいのタスキが残ったゾロアーク(ヒスイ)ゾロアーク(ヒスイ)+2体で残り2体を相手にしていた。

《選出》
先発:ゾロアーク(ヒスイ)ゾロアーク(ヒスイ)orミミッキュミミッキュ / 後発:相手の構築に合わせて2体(※ミミッキュミミッキュは確定で選出)
《戦評》
記憶では一度も負けなかった。のろいレッドカードでメタをはっており、バトン先がサーフゴーサーフゴーでも対応できていた。

おわりに

個人的には運要素を拒否できる構築を組めなかったことが一番の反省点です。

先発でゾロアーク(ヒスイ)ゾロアーク(ヒスイ)同士が対面した場合、3/4以上で同速運ゲーを行うこととなった。
同速勝負に勝った方が、相手の裏のポケモンにはたきおとすもしくはかげうちをいれて、有利展開をとることができた。
ゾロアーク(ヒスイ)ゾロアーク(ヒスイ)を先発させる場合は、同側勝負に負けた時のためにハバタクカミハバタクカミ@ブーストエナジー(テラスタイプ:ノーマルタイプ)を後発に選出することでしか対処する手段を用意できていなかった。)

命中率90%が嘘のように外しまくった。。。
命中率90%技を多く選択しなければいけないポケモン・構築であったため、運要素の下振れは許容しなければいけない部分ではあった。

投稿日時 : 2023/11/08 02:39

最終更新日時 : 2023/11/08 03:38

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