ポケモンパーティ構築(シングル)

S8シングル クマクマクレセ構築 レート1856 

2023/08/02 21:54

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投稿者:やきたこ(@xqGhLW1NIQbq3lj)

ポケモンSV / シングル / シーズン8 / 最終1579位

S8で自己最高レートを更新出来たので勢いで書いてみました。
初めてこういった文章を書くので恐らくロクな文章になっていませんが、生暖かい目で見てくれると幸いです。

構築経緯

6月にホームが解禁してからずっとガチグマを使いたかったので採用。しかしガチグマは足が早くないのでせっかく根性の高火力でも一匹倒すのが限界なのがもったいないと感じたためトリックルーム持ちのクレセリアを採用。トリル+みかづきのまいの仕様(みかづきのまいを打った後に出したポケモンが無傷の場合、そのさらに次のポケモンに効果が引き継がれる仕様がある。)を活用するために襷持ちを採用。後述する諸々の理由で悪ウーラオスに決定して軸が完成した。
モロバレルやキョジオーンなどの対策として隠密マントサーフゴーを採用。
クレセリアを選出しないとき、Sが高くほぼ全てのポケモンに殴り勝てる可能性のある水テラスハバタクカミを採用。
ガチグマは火傷の定数ダメージが多いのでこれ以上体力を減らさないためにゴツメを持つことの多いサンダー、ヘイラッシャへの圧力として霊獣ボルトロスを採用。

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使用ポケモン

襷枠として採用。
他の候補として水ウーラオスとパオジアンがいたが実際に使ってみると、水ウーラオスはカイリューに隙を見せやすく、ゴツメや初手水テラスなどのウーラオス対策がよりしんどくなり、パオジアンにするとヒードランを呼んでしまい挑発等でクレセリアが仕事出来なくなってしまうということでこうなった。実際は妖テラスに完封されたりなど欠点もあったので水ウーラオスと選択だとは思うが、ガチグマの一致技が無効化される霊、飛行(特にカイリュー)とある程度補完が取れることや世間一般のウーラオス対策が主に水を意識していることを考えると悪の方がいいと思う。逆張りの精神ともいいます。
技構成は一致技のインファイト暗黒強打、先制技の不意打ちまでは確定で、初手パオジアンの妖テラバーストや初手カイリューのハチマキなどに抗えるようにカウンター。特に妖テラスパオジアンは多かったので良く刺さった。
アイアンヘッドにするかも悩んだし欲しい盤面はあったが、ダメージ計算するとHBハバタクカミレベルでないと暗黒強打+不意打ちで(耐久に振られると乱数になるが)倒しきれるので仕方なく切った。
性格は、みかづきのまいで復活した後は大体トリルが切れているのでラスト1の勝負で少しでも上を取りたい気持ちがあったので陽気にしていたが、陽気暗黒強打をギリギリで耐えてくる初手ハバタクカミが大量発生したため意地っ張りに変更した。
テラスタルはゴースト。テラスをあまり切るポケモンではないので「困ったら霊テラス」の考えに基づいて採用した。カイリューの神速やお相手のインファイトを透かして勝った試合もいくつかあったので間違った選択ではないと思う。
とにかくキャラパワーが高く、お相手のテラスタルを誘発できるポケモンだったのでガチグマを使うための読みの量が減って助かった。
あと命中安定技のみで構成されているので非常にメンタル面に優しかったです。

トリックルーム要因として採用。悪ラオスの引き先になるため高耐久であることが求められることからミミッキュではいけない。
HBはA特化水ウーラオスのパンチグローブ水流連打を確定3発、C特化テツノツツミのハイドロポンプを確定3発にまでできる。本当にナーフしてコレ?
技構成はコンセプト的にトリックルームみかづきのまいは確定、トリルターン管理のために月の光、攻撃技としてムーンフォースを採用。他に10万ボルトや冷凍ビームなどがあるが、10万でお相手を下手に麻痺させたらトリル下でガチグマが抜かれる可能性がある、冷凍ビームだとテツノツツミの身代わりが割れないためムンフォにした。無効タイプもないし。
性格は耐久増しのために図太い。トリル下で確実にヒードランを抜くためにS下降補正の方がいいかもしれない。
持ち物はお相手のパオジアンがかみ砕くを撃ってきた時に襷を削るためにゴツメ。襷パオジアンにガチグマは勝つことができないため一択まである。
テラスタルはゴースト。悪ウーラオスと同じ理由ではあるが、それに加え特性が浮遊のため、よく後投げされる相手のガチグマを完封できたりするのでオススメ。ガチグマ入りに対してまさかの勝率100%を記録した。
とにかく高耐久だったので、起点にされることに気をつけた立ち回りを意識すれば最高のクッションだった。

・ガチグマ
破壊神。トリルアタッカーとして二タテ三タテを量産してくれた。
Aは火力増強のために極振り。Sは実数値81に振ることで無振り60族まで抜ける。
あえてトリルを張らずに大体の同族を抜けたりヒスイヌメルゴンやジバコイルに手痛い一撃を打てる。特にヒスイヌメルゴンの処理はガチグマの根性ぶちかましを直撃させないといけないが、クレセリアに後投げで出てきたヌメルゴンに対してクレセリアのトリル→みかづきのまいのルートでいくと、根性を発動させて殴るまでに3ターンはかかる。それに対しガチグマを直接投げると交代したターンに根性が発動するためヌメルゴンに鉄壁を積む暇を与えにくくなる。さらに交代を読むならお相手に積む隙をあたえさせない。
ASにしても悪くないがS無振りカイリューと同速になってしまうこと、陽気パオジアンの氷柱が12.5%の乱数1発になってしまう(火傷のダメージも込みで考えると確定1発)ので個人的にはこれが結論だと思う。
敢えてSに振ることでトリルに依存しすぎないトリルアタッカーとして大活躍してくれた。
技構成は一致技の空元気ぶちかます、選択でじゃれつくドレインパンチを採用した。
じゃれつくはお相手のハバタクカミカイリューなどの並びに対して一貫する技選択ができるため、ドレインパンチはA+1カイリューのノーマルテラス神速(乱数2発 : 60.15%)を確定3発圏内まで回復するために採用した。じゃれつくは確実に当たるものとします。
テラスタイプはフェアリー。じゃれつくの威力上昇と優秀な耐性を両立できるため採用した。
一致技がカイリューハバタクカカミなどのメジャーポケモンに一貫を切られてしまうことが多く、読みが必要なポケモンなので脳死では使えないが、脳を使えば脳死で勝てる(矛盾)のでもすごく好きなポケモンだった。

キョジオーンモロバレルなどのネチネチ系キノコポケモン対策として採用。
基本的にこの二匹がお相手のパーティにいるときに選出する。
「キノコ共はガチグマでなんとかなるのでは?」という意見もあるかもしれないがガチグマはキノコの胞子の対策になる(それでも交代際に当てられたら無力)だけでモロバレルにはリフストで弱点を突かれ、キノガッサもタネマシンガンの命中次第でえらいことになるためガチグマ一匹だけでは対策とはならない。
選出しないときでもお相手のミミッキュの型がみんな珠アタッカーだったりしたので変化技主体のポケモンの抑制には繋がっていたと思う。
技構成は一致高火力のゴールドラッシュ、ハバタクカミなどの高特防に打ててモロバレルに弱点を突けるサイコショック、キョジオーンに勝つために悪巧み自己再生を採用した。
テラスタイプは飛行。しおづけが弱点になるのは少し痛いがそれ以上に地割れを回避できる事実の方が大事なので仕方が無い。

環境でゴツメを持つことの多いサンダー、ヘイラッシャ、アーマーガアへの圧力として採用。
選出した試合ではあまり活躍することができなかったので型を考え直す必要はあるが、上三匹も出てこなかったのでこの枠はこのポケモン以外いないと思う。
技構成は多分極めて一般的な10万ボルチェン草結びテラバ。
テラスタイプはパーティ全体で重めなイーユイに抜群をつけてパオジアンの礫を半減できる水にした。

元々ヒードラン対策として採用していたが、HBヒードランを残飯込みで確定2発を取ることができない、草テラスを切られると勝てなくなるなどの欠点が目立ちヒードラン対策としては不十分だった。が、甘える+水テラスで環境のほぼ多くのポケモンに勝てる可能性があるのでガチグマクレセが選出できない時に選出しやすく助かった。
技構成はタイプ一致技のムンフォ、非テラス時のヒードランに撃つためのテラバースト、物理ポケモンに有利を取るために甘える痛み分けを採用した。
テラスタイプは水。地面テラスにしたいところだがパオジアンに抜群をつかれてしまうのが非常に辛かったため変更した。

戦術と解説

・基本選出
悪ウーラオス+クレセリア+ガチグマ
9割くらいはこの選出。構築経緯の項でも述べたようにできるだけ悪ウーラオスを残しておくのが基本的な立ち回りだがゴツメ+フェアリーテラバーストなどでやられてしまった場合はサブプランとして先にガチグマで暴れた後にクレセ引き→みかづきのまいで復活のパターンもある。
・霊獣ボルトロス、ハバタクカミ、悪ウーラオスから二匹+サーフゴー
ガチグマクレセ選出ができないときやキョジオーン入りに対して選出する。
中盤ごろに流行ったHAオボンオオニューラに対してはハバタクカミの素テラバースト+霊獣ボルトロスの10万でオボンを発動させずに落とせたりする。
・重いポケモン
アマガドオー
どちらか一方だけなら大丈夫だが、どちらも選出されるとアマガの羽休めに対して根性ガチグマのぶちかましを決めるしかなくなる。
・初手テラスゴツメヒードラン
挑発持ちが多いため悪ウーラオスがやられた上にクレセのトリルで切り返すこともできない。クレセ出し→挑発読みガチグマバックでムリヤリ対応する。

反省点

悪ウーラオス、クレセリア、ガチグマで環境のほぼ全員と互角に戦うことができてしまったため下三匹の努力値、型について深く考えることができなかった。
取り巻きについてはもっといい並びがあると思います。

投稿日時 : 2023/08/02 21:54

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