ポケモンパーティ構築(シングル)

選出率１位であり、要なので少し詳しめに書きます。

役割
ステロorどくびし撒き要因兼意表をついて一匹持っていく要員。

技構成について
意表をつくために岩技は逆に抜いてます。こいつを見てウルガモス出してくる人間はほぼいないのと、他の技範囲がなかなか広いので、案外岩技が欲しい場面がないです。

テラス草にしてるのはキョジオーン、カバルドン、ヘイラッシャを狩るためです。このパーティだとそれらが重く、それなりに飛んでくるのでそいつらを見たら思考停止でテラス草を撃って分からせましょう。ひかえめにしないと倒せるか倒せないかが変わります。

エナボの与ダメ
H252キョジオーン：乱数1発（37.5%）
HD特化キョジオーン：確定２発
H252カバルドン：確定１発（補正なしだと乱数）
HD特化カバルドン：確定２発

だいちのちからは鋼への解答として役立ちます。このポケモンのタイプ上鋼で止めようとしてくるので、そいつらを逆に倒せます。

また、フェアリーの解答兼ドラゴンに大体それなりのダメージが入るヘドロ爆弾も採用しています。ヘドロウェーブと選択にはなりますが、案外どくげしょうが発動することは少なく、どくになる確率を考えて、ヘドロ爆弾を選びました。

振り方
Cぶっぱ、Sは最速ガッサ抜きです。余りは耐久です。同族やロトム（同速）、サーフゴーとの対決を意識して、正直準速にしてもいいと思います。ただ火力が妥協できないので、最速はこの技構成だとしないほうがいいかもしれません。あと準速にしてもロトムはSに降ってるならボルチェンで逃げられますし、案外意味ある場面が少ないです。

ハッサムと同率の選出率３位

やけどしないため、ラウドボーンに強く、火に弱いハッサムとの補完として良かったです。

技とテラスタイプ
テラス地面にすることで軒並み弱点を変えられつつ、通りのよい地面を打てるのが強いです。等倍は耐えるので、弱点をつくために出てきたポケモンに対してテラスタルをして逆に反撃することもできます。

礫はドラパガッサにやることがなくなるので、採用しましょう。じゃくてんほけんによって、不意に弱点を突かれてもつぶてで最低限仕事をします。耐久に振っているので、ある程度耐えつつ、龍舞を積んでおくことで明確な積みを発生させられるのも強みです。

龍舞は有利対面を作った際にとりあえず打てるのが強いです。チョッキ型じゃなく逆転保険を採用した理由でもあります。

タイプ一致技はきょけんとつげきを採用しています。飛行やふゆうに対して火力が安定して出せます。つららばりは安定しないのと、案外打つ相手がいないです。

振り方
S調整をして、Aぶっぱ、余りをH

s調整について
龍舞１回：イッカネズミ（１1１族抜き）
龍舞２回：最速ドラパルト抜き

選出率２位

個人的に最も今回のパーティで完成度が高かったポケモン。振り方も技もテラスもすべてこのまま使用するのが、最も使い勝手が良かったです。

HD特化ゴーストテラスキョジオーンです。上記の振り方+まもる+てっぺき+じこさいせいによって、簡単に落とされることはなくクッション性能も高いです。パーティでゴースト（ドラパ、ミミッキュ）を呼びやすいの、こいつにほぼ一任しています。

しおづけワンウェポンですが、それで十分です。どくびしをキラフロルが撒いてくれるおかげでしおづけ＋まもる＋じこさい連打で大体勝てます。

まもるを入れることで受からないはずのポケモンが突然受けられるようになります。また、受けポケなので補助技を撃たれることが多いのですが、それを守って様子を見ることが出来るのはとても強いです。

てっぺきを採用する理由として、剣舞ミミッキュや後出しで出てくることが多かったドラバに強く出られる点です。Ｂに振っていないので、案外物理でごり押されるとキョジオーンのわりに辛いのですが、てっぺき一つですべて解決します。のろいはゴーストテラスと合わせるコンボが面白いですが、ゴーストテラスタルを使いつつＢを素直にあげたいときに困るのと、積み合戦による火力インフレに追いつけません。

セグレイブと同率の選出率３位

普通のHA鉢巻きハッサム、交代読み以外はほぼバレパンを撃つマシンです。テラスはほぼしないのですが、バレパンの火力を少し足せば全抜きできるという状況があるので、テラスは鋼推奨です。

相手の選出を強烈に縛れるのと、サイクル戦で相手にかける負担がとても大きいです。また、どくびしやキョジオーンによる削りが入ると、すぐに無双し始めます。

鉢巻きハッサムはとても強いのですが、それを活かすためには、交代で攻撃を受け止められる耐久を持ったポケモンとやけどやねむりなどの状態異常や炎技に対する対策が必要です。それらを満たすセグレイブとキョジオーンは控えとしてとても優秀で、キラフロルを選ばないときは、ハッサム＋その２体のどちらかを選出することが多いです。

とんぼ、インファ、どろぼうは交代読みで打ちます。とんぼは様子見としても火力としても十分なので、それなりに打ちます。どろぼうはサーフゴーピンボで、インファはロトムに対して撃ちます。

追記）このパーティを公開した後にHを20減らして、Sを20振ればS4振りラウドボーン抜きになることに気がつきました。HB特化に対して確定２発（一発で体力の57.9 ~ 68.3%削れる)なので、交代読みで打つと苦手なはずのラウドボーンが倒せるようになります。

強烈な選出縛りをする火力おばけです。ゴーストや鋼を選ばないと負けるというのを相手に刷り込ませます。ノーマルの通りが良ければ出しましょう。ただ、ドラパ、ミミッキュ、サーフゴー、ラウドボーン、コノヨザル等のゴーストが１体以下のパーティがなかなかいないため、選出機会は少ないです。sがイッカネズミ以下でノーマルを半減に出来ないポケモンは軒並みネズミざんで倒せます。

また、アンコールで補助技をしばると相手は引かざるをえないので、そこにネズミざんを合わせると一体持っていけます。相手がｓを上げない積み技をしてくる状況にものすごく強いです。龍舞を積んでくるポケモンはねずみざんの通りがよく、そもそもイッカネズミのほうがｓが積む前は高いので初手ねずみざんで上からボコボコにできます。

かみつくはゴーストに対するけん制になります。特にサーフゴーのふうせんやみがわり、ミミッキュのばけのかわを剥ぐのに有効です。火力としては期待できないので、ノーマルが無効じゃないならねずみざんを撃つのと、火力が足りないのでタネマシンガンは不採用です。

みがわりは補助技を避けるのと様子見として優秀です。みがわりアンコールによるロックも存在するので、なかなか凶悪です。ただ、おかたづけも正直捨てがたいです。

振り方について
Ｈ無振りだと実数値が149で4n+1なのでみがわり効率が良いです。Bに振る理由はようき252キノガッサのマッパを確定で一発耐えるからです。マッパを耐えて、ねずみざんで殴り返すとタスキだろうが倒せるのと、ガッサのマッパは耐えないという先入観があるので、逆に狩ることができます。

相性補完枠

サイクルに参加しやすいようにH振りかつ後発に負担をかけるための眼鏡で採用しています。

パーティに地面を透かせるポケモンがいないのと、でんき+ほのおの技範囲で優秀なので採用しています。テラスは氷にしていて、よく出てくるドラゴンや地面を倒すことができます。ただ、実際には、ほとんどボルチェンを撃つことしかしていませんでした。この枠については検討が必要そうです。（スカーフ型のほうが役割持てそうです）