ポケモンパーティ構築(シングル)

シングル 再起の祈り対面構築

2022/12/01 12:03

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投稿者:削除済

ポケモンSV / シングル

ポケモン対戦に革命をもたらすかもしれない新技「さいきのいのり」を使ってみたくて組んでみた構築のメモです。
カジュアルで30戦ほど試運転して、勝率は8割程と使用感は悪くありませんでした。
ブラッシュアップしていきたいので、有識者の方から助言をいただけますと幸いです。(特にサーフゴーの枠や構成は未だに悩んでいます)

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使用ポケモン

テラスタイプ 電気

高火力と先制技を持つ襷枠であり、構築の要である再起の祈りギミック要員でもあります。ゆえに選出率はほぼ100%でした。ただし、基本はアタッカー運用で、再起の祈りはパーモットで詰めきれないときに選択します。

カイリューを選出しない場合にはパーモットに電気テラスタルを切ることが多かったです。そうすることで、でんこうそうげきを連発できるようになります。

後出しの襷枠なので、ステロや毒菱で襷が潰れるのが嫌なのと、マッパが通らないうえに自分より素早いハバタクカミの相手も嫌でした。

特性はマッパの火力が少しでも高まるように鉄の拳にしましたが、蓄電や自然回復で採用してもそれぞれにメリットがあると思います。

テラスタイプ 悪or炎

再起の祈りを使用するうえで考えたのは、紙装甲のパーモットに1ターン使わせてでも蘇生させる価値のあるポケモンは何かということでした。

再起の祈りを使う局面は終盤である場合が多く、蘇生させるポケモンにはスイーパーとしての役割を求めたいです。体力が半分の状態で蘇生するという意味でも、高いSや先制技によって先制で攻撃できるポケモンであることが望ましいです。また、蘇生後にも安定した活躍を求めるには、消費されないアイテムを持っていることが望ましいです。

その結果、1体目の蘇生枠として、上から高火力をぶつけられるスカーフイーユイに目を付けました。序盤にはオーバーヒートを上からぶつけて場を荒らし、蘇生後は命中安定の火炎放射や悪の波動でスイープします。序盤から中盤にかけて相手を大きく削れるだけでも上等であり、いざとなれば蘇生させられるので、良い意味で「雑に使える」のが良かったです。

置き土産は不利対面で使用し、後続の起点に繋げることを考えて採用しましたが、特性のおかげでアタッカー相手なら半減でもそこそこごり押せるので、打つ機会は少なかったです。

テラスタイプ 悪or氷

イーユイを選出しない場合に選出する、第二の蘇生枠です。具体的にはイーユイの苦手なスカーフガブリアスやキノガッサの先発が予想されるとき、または相手に露骨な起点要員が居る場合に選出し、高火力の先制技で負担をかけたり、パーモットの襷やカイリューのマルスケが潰れないよう展開を阻止します。

イーユイは物理方面が紙装甲なので、A182キノガッサのテクニシャンマッハパンチで、かなり高い乱数で落とされます。スカガブ相手は言わずもがなです。そのような場合にパオジアンの礫が刺さり、キノガッサが襷持ちの場合でも後続のカイリューやパーモットの先制技で落とせます。

欲を言えばつららばりが欲しかったです。

テラスタイプ 飛行

イーユイやパオジアンが場を荒らした後、中盤に負担をかけていくアタッカーです。マルチスケイルと神速のおかげでなかなかの対面性能があります。

テラスタルは基本的にカイリューに切ります。フェアリーや格闘の一貫の軽減と、小回りのよさを考えて、テラスタイプは飛行にしました。

ラム、マルスケ、テラスタルを盾に竜舞を積むのが理想です。場合によってはイーユイの置き土産も活用します。

余談ですが、当初は意地っ張りで運用していました。ですが一舞でもドラパルトやハバタクカミを抜けないことに気づいたので最速に変更しました。

テラスタイプ 強いて採用するなら地面

対面構築のつもりで組んだパーティーではありますが、不利対面時の引き先や、終盤の詰め要員として準備しました。結果的にはかなり活躍してくれて、当初の中継ぎとして考えていたカイリューよりも出番が多くなりました。

圧倒的な物理耐久力が物理環境に刺さりますし、天然と地割れと眠るのおかげで積みエースにも耐久型にも状態異常にも強いので安心感が抜群でした。

火力に振っていないので、ゴツメも重要なダメージソースです。

テラスタイプ ゴースト

イーユイ、パオジアン、パーモットの並びにはフェアリーや格闘が一貫しすぎると考えたので、補完要員で採用したゴールデンボディくんです。(ただし彼を起用することで新たに地面の一貫も生まれましたが…)

引き先およびカイリューを選出しない場合の積みエース枠として考えており、有利な相手の上から身代わりを張り、悪巧みを積みます。

持ち物は残飯と風船とをそれぞれ持ち変えてますが、うまく使えていないのが現状なので助言をお願いしたいです。

テラスタイプはシャドボの火力アップと地面のダメージ軽減を意図してゴーストです。本当はコレクレーの時から弄ってないだけです。

戦術と解説

このパーティーの基本選出は

1.イーユイorパオジアン
2.カイリューorヘイラッシャorサーフゴー
3.パーモット

で、基本的な立ち回りは

1.イーユイまたはパオジアンが倒れるまで相手を殴り続ける
2.カイリュー、サーフゴー、ヘイラッシャで暴れる
3.相手の残りを見て、パーモットまたは蘇生イーユイorパオジアンでスイープ

といった流れになります。(立回りの2と3は適宜入れ替わります)

テラスタル優先度は

カイリュー>パーモット>イーユイ=パオジアン=サーフゴー>ヘイラッシャ

です。カイリューとパーモットはテラスタルで単飛行および単電気になることによりフェアリー弱点をケアできるメリットがあります。イーユイ、パオジアンは蘇生後の詰めの際にテラスタル権が残っていたら切る程度で。サーフゴーは複合タイプがむしろメリットだし、ヘイラッシャもテラスタルは消極的な選択になるかと思います。

環境に素早いゴーストポケモンが多く、パーモットが再起の祈りを打つだけで終わってしまうこともままあったり、ステロを撒かれるとパーモットやカイリューが動きにくくなったりしますが(キラフロルが特に厄介です。一応イーユイで悪波を当てれば毒化粧は発動させずに済みますがステロは撒かれることが多いです)、高火力の切り込み隊長を最終盤にスイーパーとして再利用できるのは強力でした。

瀕死の仲間を蘇生させる革命的な新技、再起の祈りはポケモン対戦に新たな風を吹かせる技だと思います。この構築メモをきっかけに、新たな戦法の開拓が進めば幸いです。

投稿日時 : 2022/12/01 12:03

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コメント(2件)

1あの
調整の意図があまりよく見えませんでした
サーフゴーは何意識で準速なのかお聞きしたいです
22/12/01 15:47
2海鼠男
言ってみれば環境最初期ゆえ明確な仮想敵を設けていないのと、対面相手に少しでも負荷がかかるよう攻撃性能を最大に引き出したいという意図でぶっぱしています。

とはいえヘイラッシャの特防は調整の余地があるだろうし、サーフゴーのSラインについても最速だと準速ミミッキュの上を取れるのですね。貴重なご意見ありがとうございました。
22/12/01 16:49

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