ポケモンパーティ構築(ダブル)

投稿は３回目になります。
シーズン34 (2022/9月)。俗称 全解禁ダブルで、レート、順位共に自己ベストを更新した記念の投稿です。9月環境の話で、すこし環境が古いのですが、大好きなマギアナで戦った考察と記録の意味を込めた構築記事を書きました。

拙い文章ですが、読んでいただいてよかったと思えたら「いいね」ボタンをよろしくお願いします。

コンセプト

マギアナに強いポケモンを先発に誘って、それらに強いポケモンで勝つ
というコンセプトです。
マギアナ軸を突き詰めた結果、こうなりました。

以下、経緯を解説します。

構築の経緯

約1年前(2021年9月)。ポケモンHOME の図鑑埋めのなかで マギアナ を交換でゲットしました。サン/ムーン未所持なのでありがたかったです。
それからずっとカジュアルでマギアナを遊んでました。そうこうしていたら、ランクマッチで使える日がやってきました。これはもうマギアナと一緒に戦うしかない！それがマギアナ軸構築を作るきっかけになりました。

マギアナというポケモンについて

もうご存知でしょうが、マギアナの性能を軽く紹介します。

• 特性: ソウルハート。

場のポケモンが瀕死になるたびにCが上昇する。瀕死になる理由は不問。自身の技で相手を倒した時だけでなく、天候ダメージ、じばく技で倒されたときも含まれる。

• タイプ: はがね・フェアリー 複合。つまり、タイプ耐性は ザシアン
• 種族値: 80-95-115-130-115-65

Sはブラッキーと同足。
B,Dの種族値はザシアンと同じ。Hがザシアンよりちょっと低い。
ただ、ダイマックス可能のため、耐久はザシアンを上回ることができます。

S34のはじめのうちはこれらマギアナというポケモンの性能、特にソウルハートの恐ろしさがあまり理解されていませんでした。ザシアン以上の耐久で毎ターン能力上昇していくため、マギアナで4タテすることもしばしば。様々な動画でマギアナが紹介されていきます。

マギアナ+ビクティニのいのちがけコンボ
リオル+マギアナのまねっこトリル+じゃくてんほけんコンボ
マギアナ+バドレックス(こくば) のトリル
など。

ただ、このように、マギアナの性能が理解されていくと、マスタボールクラスでマギアナを通すことが難しくなっていきました。マスボクラスでは、やってくることが分かっていると対策されて勝てなくなってきます。

残念ながら、マギアナは、タイプ通りのスペックであり、タイプ相性を覆すことほどの性能ではないです。マギアナと共に１年以上、9月は300戦も戦いましたが、これがマギアナの弱点です
何が言いたいかというと、タイプの弱点である、炎タイプと地面タイプに弱いのです。

炎タイプはカイオーガ+ザシアンのような構築にするなど、雨パーティ選出を裏選出に置いておくことで対策できますが、特にとつげきチョッキグラードンは天敵です。
素早さ負けの状態でダイアースで抜群ダメージを受けながら、グラードン側のD上昇がかかり倒せなくなっていくため、めちゃくちゃキツイです。
加えて、抜群をとれない特殊受け可能な水タイプ、 カイオーガもきついです。打ち合いで負けます。

また、一般的な特殊アタッカー対策に簡単に引っ掛かります。
ひかりのかべ+バークアウトや、かいでんぱによってダイマックスターンを枯らされる展開もキツイです。物理技の選択肢がないため、イベルタルやレジエレキのような型の読み間違えによるディスアドバンテージがないというのが、対マギアナの特徴です。

ソウルハートを対策するためには、マギアナから倒せばよい、という対策もマギアナ視点では逆風になりました。加えてタイプがザシアンと同じということは、ザシアン対策がマギアナにもなりえるということを意味しています。

環境上位のポケモンとして グラードンもカイオーガもいるような状況もあり、S34開幕１週間過ぎたころには、マギアナ先発では勝てない状況になっていました。

マギアナ軸がとるべき方向性

なので、考え方を変えました。マギアナ先発は、相手が対策してくる可能性が高い。つまり、グラードンやカイオーガ を誘いやすいということから、先発をグラードンカイオーガに一点読みして勝てるパーティにしようということで練り直しました。

グラードンに対してはイベルタルが有効なので、GSルールで使っていた個体を採用。
サポートにはコーチングとエレキネットで器用なサポートができるゼラオラ。

カイオーガに対してはグラードンで対抗することにしました。
はがねタイプのマギアナが晴れで戦うことになるのはアンチシナジーと思うかもしれませんが、グラードン+ザシアン(RinyaSunなど) がGSルールで大暴れしていたのを考えると、別に悪いことはないのだと思いました。

加えて、マギアナ軸でも戦える方向性も捨てずにいくことも考えました。
参考にしたのは仲間大会で優勝されたルナアーラ+マギアナ構築です。

ここまでで、
マギアナイベルタルゼラオラグラードンルナアーラ が確定。
あと１つは自由枠として構築が完成しました。

最終的には自由枠には、流行っていたザシアン+バドレックス(こくば)対策として物理レシラムを採用しました。

基本選出

イベルタル+ゼラオラ
グラードン+@1

マギアナ対策の先発が来ると、半ばお祈りしてイベルタルを通します。
イベルタルにコーチングしながら、ダイジェット連打でおいかぜ展開して、グラードンのだんがいのつるぎで相当するプランです。

この選出は、相手のエルフーンを、ねこだまし+ダイジェットで許さない選出となるので、全解禁ダブルの環境としては強い選出でした。

VS白馬トリル

バドレックス(はくば) 系のトリックルームパーティには、ダイスチルでBを上げて優位がとれるマギアナの出番となります。
ほんとに、白馬系以外のパーティにはあまり勝てなかったです。

レンタルID

0000 0008 FV9F X7