ポケモンパーティ構築(ダブル)
【剣盾GSダブル最終565位(レート1708)】ニンフィアを活躍させたい物理イベルタル+スカーフ黒バド構築
投稿は2回目になります。
INCも終わり、PJCS予選も終わって、5月を機会に一区切り付けたいと思い、使用していた構築を投稿します。
拙い文章ですが、読んでいただいて、よかったと思えたら、いいねボタンをよろしくお願いします。
投稿末尾には、レンタルパーティを公開しています。
ザシアン環境のGSダブルでニンフィアをメインで採用!?正気か!?と思われるかもしれませんが、最後まで、よろしくお願いします。
構築の経緯
コンセプト
ダブルバトルにのめりこんだきっかけがブイズ統一(イーブイとその進化系8匹のみで構築する縛りパーティ)だったのですが、GSルールでもなんとかブイズを使いたいと思ったのが、この構築のコンセプトです。
構築を組むのに参考にしたのが、いわゆるカンムリルールで猛威を奮っていたファイヤー(ガラル)+キュワワー。
GSルールでは、ファイヤー(ガラル)よりも強いイベルタルが使えるため、イベルタル+ニンフィアが強いのではないかと考えました。
ただ、よくいる特殊型のイベルタルは、メタの対象になっているポケモンでもあり、また、実際に使ってみたところ、いまいち感触がよくなく勝ちきれなかったため、物理型のイベルタルを使うことにしました。
二匹目禁止伝説
二匹目禁止伝説はかなり試行錯誤しました。
最初は単純な物理火力底上げのサポートができ、GSルールで活躍が期待されていたザマゼンタを採用。
しかし、いまいちしっくりこず。
なんどか対戦してみると、イベルタルが倒されたあとの詰め筋が必要になると感じました。
そこでザシアンを採用。しかし、ザシアンが個人的にきらいなポケモンでもあったことと、何より対策されまくっているため、使いこなせず解雇。
ムゲンダイナで耐久して詰める方法も考えましたが、これも勝率が安定せず。
というところで、喰い断チャンネルをみていたら、投稿されていたのが、↓
【ゆっくり実況】世界には『物理イベルタル』とかいうヤバ過ぎる『究極生命体』を考案した奴がいるらしいな? これ、公式大会”直前”に公開して良かったんですかねえ……???【ポケモン剣盾/GSダブル】
この構築では二匹目禁止伝説としてカイオーガが採用されていて、完成度の高いパーティになっています。
こちらのパーティを参考にさせていただき、二匹目禁止伝説には特殊アタッカーで、高いすばやさととくこうを持ち、イベルタルとタイプ相性がよいバドレックス(こくば)にこだわりスカーフを持たせて採用。すると、すごく感触がよく勝率もあがりました。
スカーフバドレックス(こくば)については個別解説で詳しく書きます。
一般枠
物理イベルタルはガオガエンがツライため、ガオガエン対策としてミロカロスを採用。
あと、ニンフィアやバドレックス(こくば)への攻撃の受けだしとしてガオガエンが安定すると考えたためガオガエンを採用。。
ここまででニンフィアイベルタルバドレックス(こくば)ミロカロスガオガエンが確定しました。
最後の1枠は自由枠として当初はレジエレキを採用してました。
これでも強かったですが、グラードンやトリトドンなどの地面タイプがどうしても気になったのと、S30終盤は、ボルトロス(化身)+ザシアン+バドレックス(こくば)+ガオガエン がむちゃくちゃ流行っていたために、最終的にはカンムリルールのシングルバトルで最強との評価もあるサンダーを採用としました。
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使用ポケモン
- ニンフィア@きあいのタスキ(ひかえめ)フェアリースキン
- HP:100 / 防御:180 / 特攻:172 / 特防:4 / 素早:52
- 実数値:183-x-108-167-151-87 / 個体値:31-x-31-31-31-31
- ハイパーボイスてだすけでんこうせっかみきり
役割
本構築のメイン。
基本的に先発して、イベルタル、バドレックス(こくば)のサポートをします。
でんこうせっかでイベルタルのじゃくてんほけんを起動したり、
てだすけ+バドレックス(こくば)のアストラルビットでお相手のパーティを半壊させたりと、かなりの活躍をみせました。
代名詞のハイパーボイスの火力を忘れているトレーナーがいるためか、パルキアなどのドラコンを倒してました。
また、先発で対面しやすいオーロンゲをひかりのかべがあったとしても確定2発で処理できるため、オーロンゲ構築には先発しやすかったです。
ザシアンにワンパンされてしまう運命を背負った可哀想で、かわいいポケモンです。
ですが、ザシアン目線ではニンフィアは脅威ではないため、かなり放置されました。さすがにみきり押したあとには斬られます。かわいそうです。ザシアン許せない。
調整意図
Sライン 4振り65族抜きの実数値87に設定。ブラッキーにバークアウトされてるだけで辛かったため。本来有利な相手に勝てるようにするための調整。
C(火力) 実数167に設定。ひかえめ4振りイベルタルくらいの火力があればいいんじゃないだろうかというライン。
あまりを耐久に振り、実数値はH183,B108,D151としました。
(6/3 努力値の値が間違っていたので修正しました。)
Aライン
でんこうせっか採用のため諸説。
味方を殴るため、低いほうがよいと考えるか、相手を削るためにVにすべきかを悩みました。レンタルパーティでは味方を殴るほうに重きをおいて低いほうで採用しています。
もちもの
先発で行動保証を得たいため、きあいのたすき。
自由枠がきあいのたすきを持つ場合は、ワンちゃんの行動保証のために、ひかりのこなを採用していました。
技構成
ブイズでいうと、種族値S130のサンダース、S110のエーフィですら先制不可能な超高速環境であるため、先制技を優先的に採用。
てだすけ(優先度+5)
でんこうせっか(優先度+1)
みきり(優先度+5)
てだすけは、ねこだましより優先度が高い技のため、ねこだまし読みに対する対策として安定します。
- イベルタル@じゃくてんほけん(いじっぱり)ダークオーラ
- HP:172 / 攻撃:100 / 素早:236
- 実数値:223-180-115-135-118-149 / 個体値:31-31-31-31-31-31
- ふいうちダブルウイングねっぷうまもる
役割
じゃくてんほけんダイマックスアタッカー。
環境のイベルタルは、ほぼ特殊アタッカーばかりなため、型が読まれません。
400戦近く戦って、おにびを食らったことはゼロ。
逆にかいでんぱをよく打たれます。それは、手得になるのが、物理型のよいところです。
また、物理型では、特性ダークオーラが生きるふいうちの火力が、特殊型よりもえげつないです。
ゴリランダーのグラススライダーに先制してゴリランダーを倒すこともありました。
このふいうちの火力は、お相手のダメージ感覚の裏をかけるため、強かったです。
もちもの
火力底上げのため、持ち物はじゃくてんほけん。いのちのたまより、状況によっては効率がよいと考えたため。
ちなみに、イベルタル のじゃくてんほけんの採用率はマイナーであるため、読まれにくく、お相手から起動してもらいやすいです。
調整意図
Sライン S+1で、バドレックス(こくば)抜きの実数値149に設定
A(火力) ようきでぶっぱすると実数値183になるため、だいたいそのあたりでいいだろうということから実数値180に設定
あまりを耐久振り。
ちなみに、A+2てだすけダイアーク(ふいうち)でH252振りのザシアンが乱数一発(37.5%)という凄まじい火力になります。半減されていてもこの火力がでるため、Aを若干削っていますが火力不足を感じませんでした。
技構成
タイプ一致技ふたつ+まもる+自由枠。
ふいうちとダブルウィングで技範囲は取れるため、あと1枠は自由です。
最初はバークアウトを採用していましたが、あまりにも環境にザシアンが多すぎるため、ねっぷうを採用。
Cの下降補正があったとしても、じゃくてんほけん起動後のC+2のねっぷうベースダイバーンでザシアンが確定1発です。
- バドレックス(こくば)@こだわりスカーフ(おくびょう)じんばいったい
- HP:4 / 防御:116 / 特攻:220 / 特防:4 / 素早:156
- 実数値:176-x-115-213-121-209 / 個体値:31-x-31-31-31-31
- アストラルビットワイドフォーストリックリーフストーム
役割
スイーパー。基本的に後発。
選出画面でいのちのたまレジエレキが先発すると読めるときは先発します。
もちもの
おいかぜ、すいすい、ダイジェットが飛び交い、レジエレキもいる環境のため、バドレックス(こくば)といえど先制することが難しいため、こだわりスカーフで採用。
S30環境のバドレックス(こくば)でこだわりスカーフの採用率は2%未満であるため、まず警戒されないところも強みでした。
このバドレックス(こくば) に先制できるのは、おなじくこだわりスカーフを持ったレジエレキ、フェローチェなため、お相手のこだわりスカーフ判定にも有効でした。
調整意図
Sライン おいかぜ下のカイオーガ抜き
耐久ライン
ザシアン のきょじゅうざんを乱数50%で耐えるためのB振り。H振りではダメージ計算すると耐えなかったです。
Cを削って耐久振りで戦っていると撃ち漏らしが多かったためC振りに調整。それでもザシアンに耐えられたあとにワンパンされては元も子もないので耐久もほしいとなり、晴れ下暴風と同じ確率ならばと割り切りました。
ギリギリの調整です。
無振りレジエレキがアストラルビットで高乱数1発(93.8%)。
技構成
アストラルビットは確定
環境にイエッサンがいるため、サイコキネシスやサイコショックではなく、ワイドフォース。
こだわりアイテム持ちの嗜みのトリック
リーフストームは、すいすいガマゲロゲ対策。こだわりスカーフで抜いているため、先制してワンパンできます。
しかし、リーフストーム外れると負けなため、この枠は諸説。
- ガオガエン@オボンのみ(わんぱく)いかく
- HP:244 / 攻撃:4 / 防御:84 / 特防:172 / 素早:4
- 実数値:201-136-133-90-132-81 / 個体値:31-31-31-31-31-31
- すてゼリフフレアドライブバークアウトねこだまし
- ミロカロス@たべのこし(ずぶとい)かちき
- HP:244 / 防御:132 / 素早:100
- 実数値:201-x-127-120-145-114 / 個体値:31-x-31-31-31-31
- ねっとうれいとうビームまもるひかりのかべ
役割
相手パーティのいかく持ち(ガオガエン牽制役)
かつ、ガオガエン のいかくで、物理耐久を確保、ミロカロスのひかりのかべで特殊耐久を確保して後続のイベルタルのほけんダイマを支援する狙いです。
持ち物
耐久するためたべのこし
調整意図
Sライン
GSルールの禁止伝説には90族が多く、たとえばグラードンは実数値113に調整することが多いです。
113はS+1で100族(リザードン)抜き、S+2でバドレックス(こくば)の調整です。
特にグラードンに上かられいとうビームを当てて倒す可能性を残すため、114に設定。
技構成
ねっとうは確定
れいとうビームはグラードンにワンちゃん残すため。こごえるかぜと選択ですが。
たべのこしと相性がよいまもる
ひかりのかべは、主にホワイトキュレム、特殊イベルタル、カイオーガ対策。
- サンダー@ゴツゴツメット(ひかえめ)せいでんき
- HP:156 / 防御:44 / 特攻:244 / 特防:4 / 素早:60
- 実数値:185-x-111-193-111-128 / 個体値:31-x-31-31-31-31
- ライジングボルトぼうふうでんじははねやすめ
役割
S30 終盤に大流行した、ボルトロス(化身)+ザシアン+バドレックス(こくば)と殴り合うために採用
もちもの
最初はいのちのたまで採用してましたが、ラスト1でザシアンと対面したときに勝ち切れないため、ゴツゴツメットで耐久して勝てる可能性を追いました。
調整意図
ボルトロス(化身)構築に選出するため、Sに振っても最速のボルトロス(化身)だったら意味がないため、Sは最低限にして耐久振り。
Sラインは、準速ウオノラゴン抜きの実数値128に設定。
アストラルビット+ダイサンダーで、チョッキ以外のダイマックスボルトロス(化身)を倒すために、控えめでほぼぶっぱ
あまりを耐久振り。
技構成
ライジングボルト ダイマックスで打ち合うための火力重視
ぼうふう ダイジェットで打ち合うため
はねやすめ ダイマックス後に耐久するため
でんじは 麻痺バグ狙い。
戦術と解説
- 得意な相手
・晴れパーティ グラードン+リザードン+ガオガエン+ザシアン等
・初手ダイマいのちのたまレジエレキ
・白馬パルキア パルキア+イエッサン♂+バドレックス(はくば)
- 苦手な相手
・特殊いのちのたまイベルタル+ザシアン
・先発オーロンゲ+ザシアンに後発ダイマックスカイオーガ
- 絶対ムリ
・鹿ゼルネアス
基本選出
先発 ニンフィア イベルタル
後発 ガオガエン バドレックス(こくば)
選出画面で迷ったらこれです。
イベルタルでダイマックスして、ニンフィアのでんこうせっかでじゃくてんほけんを始動。
ダイジェットして有利を取ります。
ニンフィアのじゃくてんほけん起動がねこだましで妨害されそうなときは、でんこうせっかの代わりにてだすけします。
2ターン目はダイアーク+ハイパーボイスのコンボをねらいます。
イベルタル または ニンフィア が倒れたらバドレックス(こくば)を出して盤面制圧です。
バドレックス(こくば)がこだわりスカーフであるため、相手が初ターンでダイジェットしていたとしても、バドレックス(こくば)が先制する可能性が高いです
晴れパーティと、白馬パルキアにはだいたいこの選出と立ち回りで、ほぼ勝てました
VS イエッサン♂+ホワイトキュレム
先発のどちらかを犠牲にしてホワイトキュレムに対する特殊耐久を確保するようにします。
初手の行動はバークアウト+ひかりのかべです。
イエッサン♂がこの指とまれするか、てだすけするかは相手依存なため、捨て台詞はこの指とまれされたときにホワイトキュレムにデバフが入らず、後続に続かないため駄目です。
倒れたほうに、イベルタルを出して、ダイアイスによりじゃくてんほけんを起動してもらって逆襲します。
ここでお相手としてはダイドラグーンが正解なのですが、環境には特殊イベルタルばかりであるため、裏目が酷く、ダイドラグーンを打ちずらいです。
実際、すべての試合でダイアイスでしたので、これが立ち回りとして正解だと思っています。
VS おいかぜカイオーガ
先発 ニンフィア イベルタル
後発 ガオガエン バドレックス(こくば)
開幕時のアナウンスがとても重要です。
ダークオーラと雨降らしの発動順序でお相手のカイオーガの型を想定します。
ダークオーラが先ならば耐久振りが濃厚なため、イベルタルはダイマックス。ここでもイベルタルが物理であるため、比較的優位にカイオーガに立ち向かっていけます
雨降らしが先ならばスカーフが濃厚なため、てだすけ+ふいうちです。カイオーガに8割程度のダメージが入るため、しおふきが残念な火力になり、優位がとれます。しかし、ここでカイオーガがダイマックスする場合はカイオーガが耐えてダイストリームでイベルタルが倒されてしまうため、敗色濃厚となってしまいます。。。
VS いのちのたまレジエレキ
先発 ニンフィアバドレックス(こくば)
後発 イベルタルガオガエン
こちらの構築には選出画面ではレジエレキが刺さっているようにみえます。
なのでレジエレキはほぼ出てきます。
これに対しては、てだすけ+アストラルビットがこちらの安定択になります。
レジエレキがダイマックスしない場合は、でんこうせっか+アストラルビットでレジエレキがきあいのたすきを持っていたとしても先制して倒せます。
しかし、レジエレキがダイマックスした場合は耐えてしまいます。
そのため、でんこうせっかよりも火力を出せるてだすけ+アストラルビットがこちらの安定択になります。
ダイマックスレジエレキがバドレックス(こくば)をダイサンダーで倒した場合は、後続のイベルタルのふいうち圏内に入っているため、お相手のダイマックスアタッカーと禁止伝説の交換となり、こちらのダイマックスアタッカー(イベルタル)が残るため、互角といえます。
特殊イベルタルのふいうちでは、ダイマックスしたレジエレキは耐えるかも読みで行動する相手が多いため、ふいうちは通りやすかったです。
ここでもイベルタルが物理であることの利点がありました。
VS ボルトロス(化身)+ザシアン+バドレックス(こくば)+ガオガエン
先発 サンダーバドレックス(こくば)
後発 イベルタルガオガエン
これに対してはサンダー+バドレックス(こくば)で出します。
初手の盤面では アストラルビット+ダイサンダーで ザシアンを倒せる盤面です。
ここでお相手がそれをわかっているかどうかが相手依存になっていて、むずかしいです。
ザシアンがまもるをした場合は不利となります。
ただ、ボルトロス(化身)がとつげきチョッキではなかった場合は、ボルトロス(化身)を倒せる盤面でもあるため、こちらの手としては、チョッキでないことをお祈りして、ボルトロス(化身)にダイサンダーを押すのが安定行動になります。
VS ゼルネアス
先発 バドレックス(こくば)ミロカロス
後発 ガオガエンイベルタル
環境のザシアンがゼルネアスを放逐してくれているので、稀にしかあたりません。
いちおう、スカーフトリックとガオガエンのバークアウト+ミロカロスのひかりのかべで抗うことはできますが、基本的には無理です。
400戦で6回なので、対策を切りました。
レンタルチームID
0000 0005 57JT 65
投稿日時 : 2022/06/02 00:48
最終更新日時 : 2022/06/03 20:48
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