ポケモンパーティ構築(ダブル)

ダブルバトルにおけるこのゆびとまれの機能とサイコフィールドのシナジーについては一般的なところなので割愛する

こだわりスカーフ&トリックを採用することで、このゆびとまれが不要または無効な場合に相手のサポート側を役割破壊できる

こだわりスカーフによりS90付近より遅いアタッカー(特にグラードンディアルガ)から先にいのちのたまや弱点保険などの火力アイテムを奪ったり、しんかのきせきやたべのこし持ちのストッパー(特にサマヨールポリゴン2)から耐久性能を下げつつ鈍足ポケモン全般からはトリル化でのS順位操作も狙える

トリック採用は環境に珍しくガオガエン{カプレヒレ}のちょうはつより行動が早いため大会中は狙えば必中だった
唯一困ったのはオーロンゲからこうこうのしっぽをもらったとき

フィールド争いでゴリランダー{カプレヒレ}に負ける点には注意

HB特化にしてザシアン(王)きょじゅうざん確定耐えにするかは悩んだが、きょじゅうざん引き寄せただけで役割はこなしたことになるため攻撃的な配分で落ち着いた

マジカルフレイムは仮に生き残った展開でザシアン(王)ナットレイなどに打点が持てるほか、特殊アタッカーの火力を削ぐことができる点が優秀で使用頻度もそれなりに高かった

新規採用のトリル展開役
ばけのかわで確実に攻撃をしのいでくれるため高火力環境でも適応力が高く、サイコフィールドがなくてもねこだまし無効な点が優秀
特性を無視するソルガレオネクロズマ(日食)などの攻撃には要注意だが、基本的に相方のイエッサン♀が引き寄せるのでトリル展開できる

ばけのかわ+グラードン特化だんがい+キョダイゴクエン定数ダメを確定耐え
いのちのたまグラードンは無理なので前述イエッサン♀のサポートが必要

トリル展開後のモロバレルが重いため、初手で対面した場合には先にしんぴのまもりを展開する
裏にモロバレルがいそうな場合はトリル展開後にしんぴのまもりを展開する

かげうちはバドレックス(はくば)の弱点保険発動用だが、生き残っていた場合はトリル終了後にS関係が戻るタイミングでサイコフィールドも切れるので詰めにも使える

持ち物によりバドレックス(はくば)よりも遅い鈍足ダイマエース兼サポーター
基本的にはディアルガでダイマを切り、雑に耐久を上げながら相方バドレックス(はくば)のいななき圏内まで削るのが役割

トリル展開は基本的に相手の壁展開を許すので、その後処理としてかわらわりを採用
ダイマ時にはダイナックルとして相方バドレックス(はくば)の火力をサポートする動きも可能で読まれにくい

トリルが切れた時点でほぼ盤面最遅が確定しているため２回目のトリル展開も役割のひとつ
バドレックス(はくば)や１度引いたミミッキュと並ぶと相方のほうがトリル展開役に見えるらしく、２回目のトリル展開を阻害されることはなかった

本構築のエース
ダイマを切らずともトリル期間内に上からブリザードランスを連打するだけで相手は半壊する

弱点保険の発動率は体感8割程度
相方のディアルガで耐久を補強することで多くの弱点技を耐えてくれるほか、盤面によっては前述ミミッキュのかげうちで能動的に発動することもある

相手が初手ダイマリザードンの場合はイエッサン♀が退場した後に出してミミッキュと並ばせてダイマを切りながら弱点保険を発動させダイアイスでダイマリザードンを落とす

あられはきあいのタスキヌケニンが流行していたために対策で採用した
サイドチェンジ揺さぶられずに仕留められるが、ぼうじんゴーグルだと倒せないし、そもそも大会中にはヌケニンとマッチングしなかったので要再考

タネばくだんはカイオーガトリトドンガマゲロゲヌオー、10まんばりきはザシアン(王)ガオガエンを意識

基本選出ではカイオーガレジエレキの全体攻撃コンボにミミッキュが破壊されるため、上記の並びを見たときに選出する
トリトドンディアルガであればカイオーガが強気にしおふきを撃ってきても確定耐えしてトリル展開できる

カイオーガが役割対象のためC特化しつつカイオーガ特化れいとうビームがたべのこし込みで２回耐えできるようH調整して残りはB振り

基本選出でトリル展開を阻害される他の戦術に初手ランドロス(霊獣)を絡めたいわなだれ怯みがある
相手に悪タイプが多い、サポート役がいないなどイエッサン♀の役割が弱い場合にはこのガオガエンねこだましでミミッキュのトリル展開をサポートする

ガオガエンの型自体は今の環境ではかなり一般的なものなので説明は割愛する