ポケモンパーティ構築(シングル)

S26 ザマゼンタ日記その1 壁張りアタッカー両立型

2022/01/11 18:45 / 更新:2022/02/21 20:31

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投稿者:座間善太(@zamazenta315)

剣盾 / シングル / シーズン26

  1. ザマゼンタ研究会 壁張り+アタッカー両立型です。投稿時マスター500位くらい。常時アドバイス募集中です。

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使用ポケモン

オーソドックスな壁張り+アタッカー型です。壁を貼るか、きょじゅうだん・インファイトで削りを入れるか相手と裏によって検討します。上から壁を貼るためSを最速アーゴヨン+1(エスバ+2)とし、HBポリゴン2をインファイト二発で落とせる分Aに振って残りをHに振っています。

最遅です。壁から安全に着地して対面操作+ステロあくび展開をします。相手に明確なラグ対策がない場合は初手から展開することもあります。

高速?積みアタッカーです。ドラパルトと選択ですが、圧倒的なAとマルスケで無理矢理積むことができる点を評価しました。Sは+1で最速エスバ抜き、+2で+1 100族抜きまで振っています。今回使用中に耐久が足りず困ったことはありませんでしたが、+1で最速ガブかウツロ抜きに留めて耐久に振る方が無難かもしれません。

ザシアン・黒バド・ドラゴン勢に対して選出します。また、ランドロスに繰り出す、身代わりのないカグヤをコピーして宿木を入れて誤魔化すなど仕事は多岐に渡ります。壁と相性がいいのもポイントが高いです。性格とH以外の努力値に理由はありません(怠慢です)。

カイオーガ、黒バド、サンダーなどを意識して採用。カゴのみ・わるだくみ型の方が構築にマッチしていそうですが、黒バドに対してあくのはどうがあった方が選出しやすく、積まなくてもDMが切りやすいようにチョッキで採用しました。しかし、こちらも諸説ありです。Sは準速テッカグヤ抜きです。

黒バド・ネクロズマ・カイオーガなどを意識して採用。対面性能が高く選出しても腐りにくいですが、元々が対面構築のコンセプトでもないため意外と選出が難しいです。ネクロズマ対策を考えて鉢巻にするのも手かもしれません。性格はHBサンダーへの乱数を考えて意地にしています。

戦術と解説

※ ザマゼンタ研究会についてはyoutuberのインゲンさんの動画やtwitterをご覧ください。インゲンさん、知り合いでもないのに勝手にご紹介してしまいすみません。。
※ 投稿者が社会人のため、いただいたコメントにすぐ返信できない場合があります。申し訳ありません。
※ HABCDSや、よく使われるポケモンの略語などを注釈なく用いる場合があります。
※ ダメージ計算については単体考察ではないこともあり、非常に重要な場合のみ記載します。すみません。

S25までで竜王戦環境を楽しめたためS26に大きなモチベーションがなかったのですが、ザマゼンタ研究会なるとても面白そうな企画を見つけ色々と考えまた折角なので記録として残してみることにしました。少しでもザマゼンタとプレーヤーの皆様の助けになれましたら幸いです。

<ザマゼンタの強みと弱み>
(笑)がつき、いつも姉のザシアンと比較されるザマゼンタ君ですが、さすが禁止伝説、使ってみると普通に強いです。が、環境的に致命的な弱みもありますので初めにそちらを紹介します。

強み
・高い種族値:くちたたてありでA130B145D145のB1段階上昇で、弱いわけがありません。
・豊富な耐性:氷と岩の一貫が切れるのが強く、氷4倍勢とサイクルを回すことができます。ザシアンも同様ですが、耐久が高い分繰り出し回数を稼ぐことが可能です。
・補助とアタッカーの両立:A,Sも一般ポケモンと比べれば一級の水準をしているため、努力値や技構成を変えることで複数の役割を担うことができます

弱み
・サンダーが突破できない:最大最凶の欠点です。アタッカーサンダーはともかく(それでもきついですが)、HBサンダーはステルスロックを撒いた上でAぶっぱでこおりのきばを交代読みで当てて、静電気に触れずにもう1回上から当てない限り突破できません。つまり、実質サンダーをザマゼンタ単体で突破するのは不可能です。このため、サンダーの処理経路を意識的に複数用意する必要があります。また、逆に言えばサンダーを釣り交換しやすいということでもあり、プレイングでそこを意識することも有用です。

・攻め・受けどちらも中途半端:種族値が高いにも関わらず、技範囲や積み技の乏しさからエースとしての運用には工夫が必要で、当然崩しは無理です。受けに使うには高速回復技が「ねむる」しかないためHP管理がシビアです。

・アイテムが固定されやすい(型がわかりやすい):盾フォルムではもちろん、盾を持たない場合は鉢巻を持ったアタッカーか、脱出パックやこうこうのしっぽを持ったギミック型と型が特定されやすいという欠点があります。

<ザマゼンタの型>
上記強み弱みを踏まえ、現状確認される型は以下の4つです。
・アタッカー・壁貼り型(くちたたて持ち)
・対面特化型(盾あり・技範囲広め or 襷持ち・メタルバーストetc)
・ギミック型(脱出パック・こうこうのしっぽetc)
・受け型(耐久振り・ねむる)

<今回のパーティ>
今回はこれまで最も結果を残している「アタッカー・壁貼り型」を試しました。
基本選出と、対戦した伝説についての選出を記載します。

・基本選出
ザマゼンタ+ラグラージ+カイリュー
⇒ザマゼンタ初手で壁 or 相手を削るかを考えながら、ラグラージを着地、壁下で対面操作・あくびステロしながらカイリューを通します。

・ザシアン
ラグラージ+メタモン@1
ラグラージ+ロトム@1
⇒明らかなメタモン対策があり、ロトムが刺さりそうな場合は後者で選出します。
前者の場合ザマゼンタは選出しにくく、後者の場合は逆にザマゼンタを出すことが多い印象です。5分から微有利

・イベルタル
基本選出、たまにロトム
⇒ザマゼンタがイベルタルのダイマックスを弱く使わせる鍵のため、体力管理と壁ターンの管理が重要です。有利。

・カイオーガ
ロトム+カイリュー@1
⇒ナットレイが重いため、@1はザマゼンタかウーラオスが多いです。各駒の対面処理を試みるか、壁下でカイリューで全抜きします。5分から微不利。エスバオーガの場合はカイリューを初手で出さないと完全に破壊されますので注意を。(1敗)

・バドレックス
ロトム+ザマゼンタorウーラオス@1
⇒メタモンでバドレックスをコピーしたいところですが、大体一緒にいるポリゴン2が邪魔をします。メタモン対策にバンギラスを連れている場合はメタモンの選出も考えられますし、有利なのですが、バド+ポリ+サンダーと選出されるとロトムが役割集中されることもあり非常にきつい戦いになります。微不利〜不利。

・ムゲンダイナ
カイリュー@2
⇒アタッカーはともかく、受けは無理よりの無理です。これは構築の完全な欠陥なのですが、序盤のため受けを軽視した形で作成した結果でもあります。ステロを撒いてカイリューを通す以外に勝ち筋がありません。微不利〜不利。

・ゼルネアス
ザマゼンタ+メタモン@1
⇒大体ゼルネアスがザマゼンタを舐めてかかってくるためにタイプ相性でわからせることができます。ただ、強い人だと当然相方のランドロスやウルガモスがエースとして出てきますので、ザマゼンタが起点にされて全抜きされないように注意が必要です。切り返しのためのメタモン、相手のサブエースに強いロトムの選出が多くなります。微有利。

・ネクロズマ
ウーラオス+ロトム@1
⇒ロトムがチョッキのためネクロズマの処理方法が難しいです。ラグラージを展開したいですが、大体お供のレヒレが邪魔をするためうまくいきません。@1はザマゼンタか、カイリューか。微不利〜不利。

・ジガルデ
カイリュー@2
⇒多分無理よりですが1回当たった時はカイリューを通して勝つことができました。不利。

その他伝説はまだ当たっていないこともあり、未記載です。

<戦績>
2日間ほど、12戦で8勝4敗でマスター1000〜500位をうろつくくらいでした。
4敗は黒バド・オーガ・ネクロ・イベル
いずれも伝説の処理が難しいか、上から高火力で殴られて破壊されました。
記事にしてみると不利な伝説がまだ多く、受けループの対策をしていない欠陥構築ですが、使い心地は思ったよりいいように思います。
ぜひ様々にご意見をいただけましたら幸いです。
レンタル公開終了しました(2022/2/21)

投稿日時 : 2022/01/11 18:45

最終更新日時 : 2022/02/21 20:31

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コメント(4件)

1くまひろ(@kumaexe4869)
投稿お疲れ様です。
ザマゼンタ研究会、面白い企画だと思いました。
質問なんですが、ザマゼンタの努力値振りについて、意識したことを教えて頂けると嬉しいです。
22/01/12 07:10
2座間善太
@くまひろさん
ご質問ありがとうございます。
確かに一番肝心な調整意図を書いていませんでした…
上から壁を貼れることが優先されるため、最速アーゴヨン抜き(エスバ抜きでいいのですが抜き抜き的な意味で)
最低限のAとしてHBポリ2をインファイトで確定二発のラインまで振り,残りは耐久最大に高めるためHに振っています。記事にも追加しておきます!
22/01/12 07:40
3ざしあん
ラグラージラグラージですが、Dにもう少し振った方がいいと思います。今のままだと球サンダーサンダーの暴風+ダイジェットで落ちてしまうためです。よくあるラインだと呑気68振り実数値119や生意気188振り実数値147とかになるでしょうか。
カイリューカイリューはなんらかの明確な耐久ラインがないなら意地ASでいいのではないでしょうか。今の調整だと化石ドラゴンに抜かれますし、準速ならマンムーマンムーらへんの天敵とも最低限同速勝負できると思います。
また、全体的にイベルタルイベルタルが重そうです。特殊なら行けそうですが、物理だと少し厳しそうです。ウォッシュロトムウォッシュロトムを抜いてしまってチョッキや耐久振りのファイヤー(ガラル)ファイヤー(ガラル)などに変えた方がいいかもしれません。
s24のザマゼンタの構築に似たような記事があったと思うので良ければ見てみるといいかもしれません!
22/01/12 19:08
4座間善太(@zamazenta315)
@ざしあんさん
ありがとうございます!姉上からコメントをいただけ感謝感激です(違

ラグラージの調整、具体的な数値までご紹介いただきありがとうございます。
基本的には壁から展開するか初手で出す球サンダー側がダイジェット耐えの調整をこちらがしていることを嫌がってダイマしてこないことがほとんどのため物理特化で運用していましたが、直接受け出すことや、特殊イベルタルに対する選出幅の広がりを考えてもDに振る選択肢はよさそうです。

カイリューのSも確かに126-132の間に明確に下からダイジェットしたい相手がいないこと、もう少し振れば環境のザシアンを+1で抜けそうなことから、ここまで振るならSに振り切ったほうが選出の幅が広がりそうですね!

物理イベルタルについては回してみると意外と重くなく、ザマゼンタとラグラージが物理方面に硬いので壁とあくびで流す展開に持ち込めます。ガラルファイヤーは確かに広い範囲をカバーできてよさそうです。構築記事も参考にさせていただきます。
22/01/13 08:16

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