ポケモン知恵袋

岩雪崩、エッジ、ロックブラストはどれが強いのか?

投稿者 : サザンガルド

対人戦において、岩技の代表格3種、「いわなだれ」「ストーンエッジ」「ロックブラスト」は、どれが一番優秀な技だと思いますか?

・いわなだれ
威力75 命中90 3割でひるませる

・ストーンエッジ
威力100 命中80 急所ランク+1

・ロックブラスト
威力25〜125 命中90 連続攻撃
(4割弱でいわなだれ以下、2割強でいわなだれ以上の威力になる)


もちろん色々な条件にもよると思いますが、あなたの好みで結構ですので、ここぞという時に一番信頼している(採用している)技を教えてください。(一応条件は、シングル対戦、技を使用するポケモンはS60-90程度の中速アタッカーとします)

投稿日時 : 2022/09/01 14:09:01

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ベストアンサーに選ばれた回答

22/09/01 15:59
1  ノーザン
この3種それぞれの特徴をしっかり理解すれば、「目的に合わせて使い分ける」という結論に至ることができます。ここぞという時には既に技変更はできませんから、構築段階でしっかりと準備・考察することが重要です。

まずは威力や命中率等を考慮して平均的に与えるダメージである”期待値”をそれぞれ計算してみます。

岩雪崩
威力75×命中0.9×急所(23/24+1.5×1/24)=68.9

ストーンエッジ
威力100×命中0.8×急所(7/8+1.5×1/8)=85

ロックブラスト
平均攻撃回数 (2+3)×0.35+(4+5)×0.15=3.1回
威力25×平均回数3.1×命中0.9×急所(23/24+1.5×1/24)=71.2

このように、1ターンに相手に与えるダメージが一番大きいのは断トツでエッジとなります。

またこの中で一番期待値の低い岩雪崩ですが、相手より先に動いた場合は3割の確率で怯み効果により実質2回動けることになり、実質威力が2倍になります。これを含めて期待値を計算すると
68.9×(2/3+2×1/3)=91.9
となり、エッジよりも期待値が高くなります。連続怯みまで考慮するとさらに少しづつ期待値が伸びていきますね。

よって、単に「与えるダメージ量を伸ばしたい」という目的があった場合、そのポケモンのSが環境の中で高いなら岩雪崩、低いならエッジが採用されます。質問文の”強い”や”優秀”の定義は不明ですが、それがダメージ量のことを指している場合、S60-90ならエッジ採用の範囲かと個人的には思います。例えば私が以前使っていたHAグラードンは「Sが高くなく」「広い対面で負荷をかけたい」という目的でエッジ採用でした。

もちろん、しっかりと仮想敵を定めてダメ計を打った結果、岩雪崩の威力でも仮想敵を倒し切れるという場合には、命中の高い岩雪崩を採用することで遂行能力を上げることができます。

一方ロクブラ採用は他2つとはベクトルが異なり、威力重視ではなく、身代わり持ちの型や襷型が多い相手を仮想敵とするポケモンに採用されます。具体例としては一時期急増した身代わりサンダーに対するバンギのロクブラが挙げられます。

上記2パターンは「特定の相手への遂行能力を最大にしたい」という目的になりますね。

質問した人からのコメント

たいへんよくわかりました。ありがとうございます。

解決日時 : 2022-09-01 17:06:10

回答 (2件)

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22/09/01 15:59
1  ノーザン
この3種それぞれの特徴をしっかり理解すれば、「目的に合わせて使い分ける」という結論に至ることができます。ここぞという時には既に技変更はできませんから、構築段階でしっかりと準備・考察することが重要です。

まずは威力や命中率等を考慮して平均的に与えるダメージである”期待値”をそれぞれ計算してみます。

岩雪崩
威力75×命中0.9×急所(23/24+1.5×1/24)=68.9

ストーンエッジ
威力100×命中0.8×急所(7/8+1.5×1/8)=85

ロックブラスト
平均攻撃回数 (2+3)×0.35+(4+5)×0.15=3.1回
威力25×平均回数3.1×命中0.9×急所(23/24+1.5×1/24)=71.2

このように、1ターンに相手に与えるダメージが一番大きいのは断トツでエッジとなります。

またこの中で一番期待値の低い岩雪崩ですが、相手より先に動いた場合は3割の確率で怯み効果により実質2回動けることになり、実質威力が2倍になります。これを含めて期待値を計算すると
68.9×(2/3+2×1/3)=91.9
となり、エッジよりも期待値が高くなります。連続怯みまで考慮するとさらに少しづつ期待値が伸びていきますね。

よって、単に「与えるダメージ量を伸ばしたい」という目的があった場合、そのポケモンのSが環境の中で高いなら岩雪崩、低いならエッジが採用されます。質問文の”強い”や”優秀”の定義は不明ですが、それがダメージ量のことを指している場合、S60-90ならエッジ採用の範囲かと個人的には思います。例えば私が以前使っていたHAグラードンは「Sが高くなく」「広い対面で負荷をかけたい」という目的でエッジ採用でした。

もちろん、しっかりと仮想敵を定めてダメ計を打った結果、岩雪崩の威力でも仮想敵を倒し切れるという場合には、命中の高い岩雪崩を採用することで遂行能力を上げることができます。

一方ロクブラ採用は他2つとはベクトルが異なり、威力重視ではなく、身代わり持ちの型や襷型が多い相手を仮想敵とするポケモンに採用されます。具体例としては一時期急増した身代わりサンダーに対するバンギのロクブラが挙げられます。

上記2パターンは「特定の相手への遂行能力を最大にしたい」という目的になりますね。
22/09/01 17:05
2  サザンガルド
回答ありがとうございます。
なるほど、数字にするとわかりやすいですね。

中低速だとエッジがよいというのは納得です。Sが上回っている場合だと、岩雪崩が安定感と期待値を兼ね備えているということですね。

しかし、ダイマックスで相手の耐久上昇+ひるみ無効を加味した場合、やはりエッジがもっとも「信頼のおける(勝ち筋に繋がりやすい)」岩技ということになりそうですね。上振れがもっとも大きいというか。
それに話は違いますが、もしドリュウズがエッジを覚えたらほとんどの人がエッジを採用しそうでもあります。

よくわかりました。ありがとうございます。

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