初めまして!ミヤビと申します!以前はUSUMの時に別の名前で2本ほど育成論を書かせていただきました。
私は普段草統一でレートに潜っており、新ポケモンであるタルップルを何とか使えないかと思い、試行錯誤しました!
上で述べた通り、草統一で潜っているので出てきやすい相手なども普通にランクマに潜っている人とは違います。そのため使用感は一般のそれとは異なっていることもありますので気になることがあればコメントをいただければと思います。
とはいえ、草統一の人は少ないと思いますので普通のパーティーにいれてもある程度活躍できるように考察していますのでご安心を!
ですが、今回の育成論はガチパ仕様(草統一の中ではガチ仕様ですが…)よりかは採用理由は愛としてお読みいただければと思います。
追記
1/1 努力値振りの項目を追記しました
- お互いに理想個体を前提にしてます。
- 一度名前が出たポケモンは次からアイコン画像のみとします。
- ダメージ計算はアプリの「ダメージ計算SS」を元に計算しています。
- 不要という声が多ければ削除いたします。
- 攻撃→A、防御→Bなどの略称を用います。
採用理由
私は草統一のため、特性込みで炎技半減が魅力なので採用しているが一般的なパーティーに組み込むとしたら、環境に多いロトムヒートロトムウォッシュロトムに強いことが挙げられる。
タルップルタルップルとは
剣盾からの新ポケモン。草・ドラゴンという独特のタイプであり弱点は多いため弱保とは相性がいい。
- 種族値
H110 A85 B80 C100 D80 S30
鈍足で体力と特攻は高め。素早さ種族値はカビゴンと同じ。体力が高めなお陰でダイマックスをすればほぼ1撃で落とされることはなく、これまた弱保と相性がいい。
- 特性
カジッチュ系専用特性の"じゅくせい"や"くいしんぼう"、夢特性の"あついしぼう"があるが今回は耐性面を考えて"あついしぼう"を選択。
これにより草タイプにも関わらず、炎技を半減することができる。
努力値振り
AとDにぶっぱ。
元々はACぶっぱで使っていたが弱保発動が前提であり、その場合C方面は振っても振らなくても仮想的相手ではそこまで確定数が変わらない。
むしろC特化モスノウモスノウの冷凍ビームを確定耐え、リザードンリザードンのC特化サンパワーダイジェット確定耐えまでDに振った方が恩恵が大きいと感じた。
〜追記〜
H252振りの方がいいのではないかと意見をいただきましたが、後述する物理被ダメージの確定数が確2から変わらなかったこと、H252振りだと一部の特殊攻撃の乱数が大きく変わる事(例.上記のリザードンが確定耐え→37.5%の乱数1発)から上記努力値に至った。
もっといい調整がありましたらコメントお願いいたします。
技構成
- 技説明の次に与ダメを載せておくが、基本的にこちらはダイマックス時で弱保発動前の状態かつ相手は非ダイマックスで計算する。
理由としては相手がダイマックス時でこちらが弱保発動時はほとんどダメージ計算が変わらないからである。
相手がダイマックス時は載せているダメージの約半分、弱保発動時は載せているダメージの約2倍のダメージで計算してほしい。
- りゅうせいぐん
威力130 ドラゴンタイプ特殊最強技。
うったあとはCが2段階落ちるが、ダイマックス時はそのデメリットがなくなり、威力140で相手の攻撃を1段階下げる。
〜与ダメ〜
H252 ドラパルトドラパルト
104.6〜123.0 確1
H252 サザンドラサザンドラ
87.4〜103.5 乱1(18.7%)
H252 ヒートロトム
48.4〜57.3% 乱2(92.1%)
無振りギャラドスギャラドス
47.6〜56.4 乱2(80.8%)
無振りリザードン
29.7〜35.2% 乱3(16.7%)
※C特化サンパワーダイジェットは耐えるのでステロを撒けていれば弱保込みで返り討ち可能
- じしん
威力100 地面タイプ物理技。
主に鋼や炎タイプ相手に。ダイマックス時は自身のDを1段階あげるため、比較的耐久が高めなタルップルと相性がいい。
〜与ダメ〜
HB特化 ドヒドイデドヒドイデ
43.3〜50.9% 乱2(1.9%)
無振りドリュウズドリュウズ
99.4〜117.8% 乱1(93.7%)
H252 バンギラスバンギラス
55.0〜65.7% 確2
- ふいうち
威力70 悪タイプ物理技。
相手が攻撃を選んでいる場合、先制できる便利な技。タルップルのふいうちはとにかく読まれない。ダイマックス時は相手のDを1段階下げるため、"りゅうせいぐん"との相性がいい。
〜与ダメ〜
H252 ドラパルト
43.0〜51.2% 乱2(5%)
- ジャイロボール
相手より素早さが低いほど威力が高くなる。Sが低いタルップルと相性がいい。鋼タイプ物理技。
ダイマックス技では威力130で自身のBを1段階上げる。
※ここの計算はこちらが非ダイマックスとダイマックスの両方で計算
〜与ダメ〜(こちらはSが最遅前提)
耐久無振り準速 ミミッキュミミッキュ
威力120 103.8〜123.6% 確1
H4振り 準速 トゲキッストゲキッス
威力107 65.8〜78.2% 確2
→ダイスチル 79.5〜94.4% 確2
※ステロ込みで確1
H252最遅 ブリムオンブリムオン
威力25 15.8〜19.5% 乱6
→ダイスチル 78.0〜92.6% 確2
H252S無振り ニンフィアニンフィア
威力65 43.5〜51.4% 乱2(6.2%)
→ダイスチル 85.1〜100.9% 乱1(6.2%)
耐久無振り準速 モスノウ
威力95 93.7〜110.3% 乱1(56.2%)
※蝶の舞を積んできたら確1
→ダイスチル 126.8〜150.3% 確1
H4振り準速 ヒヒダルマヒヒダルマ(ガラル)
威力119 99.4〜117.1% 乱1(93.7%)
→ダイスチル 108.2〜128.1% 確1
以上を確定にしているが、その他候補としては専用技で相手のDを1段階下げる"りんごさん"や"ばかぢから"なども覚えるため、自分のパーティーと相談をして技を組み換えても良い。
差別化
今回広い技範囲を活かした構成になっている。
同じ技範囲の構成ができるのはタルップル以外だとサザンドラとフライゴンフライゴン、オノノクスオノノクス、ヌメルゴンヌメルゴンなどがいるが、タルップルの方が強い点としては以下の通りである。
これだけで十分な差別化ができていると考える。
逆にタルップルの方が弱い点としては、
- 飛行タイプが弱点(今のランクマはダイジェット持ちであふれている)
- そもそもの火力が低い
以上が挙げられる。
立ち回り
ステルスロックが撒いてあるとタルップル出てきやすい飛行タイプに対し、微妙に足りない火力を補うことができる。
低い素早さを活かしてのトリルパか電気、水、草技読みで繰り出していき、広い技範囲から交換読みの技を打ち、後続に負担をかけていく。
また基本的にダイマックスすれば一致弱点でも1発は耐えるだけの耐久はあるので、耐えて返り討ちにすることを狙う。
〜被ダメ〜
- こちらはダイマックスで計算
【特殊方面】
C特化トゲキッスのダイジェット(エアスラ)
56.7〜67.0% 確2
C特化リザードンのサンパワーダイジェット(エアスラ)
79.4〜94.0% 確2
C特化ニンフィアのダイフェアリー(ハイボ)
54.0〜63.7% 確2
C特化ヒートロトムの眼鏡オーバーヒート
29.1〜34.3%
こちら非ダイマックスの場合
58.3〜68.6%
※次のオバヒはC2↓のため高乱数で耐える
C特化サザンドラの眼鏡りゅうせいぐん
87.5〜103.7% 乱1(25%)
【物理方面】
A特化ヒヒダルマ(ガラル)のごりむちゅうつららおとし
82.1〜98.3% 確2
A特化ギャラドスのダイジェット(飛び跳ねる)
76.7〜90.8% 確2
A特化ミミッキュの珠ダイフェアリー(じゃれつく)
80.8〜95.6% 確2
A特化パルシェンパルシェンのつららばり
64.8〜81.0%
- お互い非ダイマックス
C特化モスノウの冷凍ビーム
84.3〜99.4%
もし追加でダメ計が必要な場合はコメントをお願いします!
苦手な相手
- 高耐久ポケモン全般
元々の火力が低いため、ドヒドイデやアーマーガアアーマーガア、サニーゴサニーゴ(ガラル)などは突破が難しい。
相性のいい味方
普通のパーティーに組み込む場合、タルップルは電気、水、草の耐性が高いのでギャラドスやアーマーガアはタイプ相性的にいいだろう。特にアーマーガアはタルップルの弱点を氷以外半減以下で受け切ることができる。逆にアーマーガアの弱点はタルップルが半減以下に抑えることができる。
最後に
ここまで読んでいただいてありがとうございました!これを読んでタルップルのことを少しでも知っていただければと思います。冒頭でも述べましたがご意見がありましたらぜひコメントをお願いいたします!