採用理由
- 麻痺撒き+αの起点作成
- 電気の一貫切り
電気玉投げつける
威力30で100%麻痺の追加効果が付いた攻撃技。電磁波/蛇睨み/ほっぺすりすり等の他の麻痺撒き手段と比べて
- 命中100
- 地面タイプも麻痺にできる
- 襷/頑丈/化けの皮を潰せる
- 挑発を受けても使える
- 麻痺撒き要員だと想定されにくい
等のメリットと
- 一度しか使えない
- 持ち物が固定される (襷を持てない)
等のデメリットがある。
ガブリアスでやる意義
- ある程度硬い
耐久数値が高く弱点も比較的少ない。大抵の攻撃を1発は耐えることができ、襷なしでも行動保証を得られる。
- ある程度速い
中速帯から抜けたSを持つことも行動保証に繋がる。上から麻痺にすることで痺れチャンスが増える。
- エースが起点にしやすい対面の形成
ガブリアスはそのアタッカーとしての性能から、ウツロイドバンギラスヒードランジバコイル等を場から退けつつランドロス(霊獣)ポリゴン2テッカグヤブリザポス等を呼び込む。後続エース次第にはなるが、うまく活用すればエースの動きやすい盤面を作ることができる。
- 型が豊富かつ麻痺撒きだとバレにくい
襷/チョッキ/ラム剣舞など多様な型が環境に存在し、また電磁波等のわかりやすい麻痺技を覚えないため、麻痺撒きを警戒した選出や立ち回りを比較的取られにくい。なお、電気玉ガブリアス自体は有名な型なので過信はしないこと。
- 電気タイプに強い
麻痺にならない電気タイプを呼びにくく、むしろある程度の流し性能がある。タイプ一致で弱点を突けるほか、浮いている電気サンダーウォッシュロトムも基本的に対面有利寄り。構築の見た目においても、地面枠(=電気の一貫切り)として機能する。
構成
コンセプトの電気玉+投げつける、無効化されないS操作手段の岩石封じ、電気タイプへの打点になる地震、まで確定。残りの技は後続エースの性質に合わせて、ステルスロックと砂掛けから選択。
- ステルスロック:火力や素早さをあげて全抜きを図るエースのお膳立て
- 砂掛け:耐久系の積み技や身代わりを絡めたエースのお膳立て
特性は発動機会に恵まれる鮫肌を推奨。
- 調整案1:213ガブリアス
性 格:陽気
努力値:H236 A4 B60 D36 S172
実数値:213-151-123-×-110-158
B:A156ウオノラゴンの頑丈顎先制エラ噛みを乱数上から2つ切って耐える
D:C147カプ・レヒレの冷凍ビームを最高乱数以外耐える
S:最速ランドロス(霊獣)抜き
高火力な弱点技以外を耐える耐久を確保。Sは中速地面ランドロス(霊獣)ドリュウズマンムーに対し上から投げつけることができる程度まで。
物理耐久:指数26,199
A156ウオノラゴン 頑丈顎先制エラ噛み 85.9%~101.4%
A200ウーラオス(れんげき) 冷凍パンチ 86.3%~103.2%
A182ガブリアス スケイルショット (20.6%~25.3%)*(2~5)
A189ドラパルト ドラゴンアロー (40.3%~48.8%)*2
A142ミミッキュ 珠じゃれつく+影討ち 70.8%~85.4% + 16.4%~20.1%
A156ミミッキュ DMじゃれつく 87.3%~104.2%
A184エースバーン 珠リベロDMギガインパクト 77.4%~91.5%
A200マンムー 氷の礫 69.4%~84.5%
A197ランドロス(霊獣) 地震 42.7%~50.7%
特殊耐久:指数23,430
C147カプ・レヒレ 冷凍ビーム 84.5%~101.4%
C194サンダー 珠DM暴風 84.9%~100.4%
C147カプ・コケコ 眼鏡マジカルシャイン 85.4%~101.4%
C182カプ・テテフ ムーンフォース 84.5%~99.5%
C169ウツロイド +1メテオビーム++1DM草結び 36.6%~43.1% + 53.0%~62.4%
C200ジバコイル ラスターカノン 39.4%~46.4%
- 調整案2:200ガブリアス
性 格:陽気
努力値:H132 A4 B124 D4 S244
実数値:200-151-131-×-106-168
B:A156ウオノラゴンの頑丈顎先制エラ噛みを最高乱数以外耐える
D:C177サンダーの珠DM暴風を最高乱数以外耐える
S:最速サンダー抜き
Sを優先して特殊耐久を落とした配分。最速サンダーウーラオス(いちげき)ミミッキュ等の上から岩封や投げつけるが撃てる。
相性のよいエースの例
ステロ採用
砂掛け採用
仕事がしにくい相手
上から一撃で倒される:フェローチェキュウコン(アローラ)ヒヒダルマ(ガラル)アーゴヨン(ドラパルトガブリアス)
下から一撃(+先制技)で倒される:マンムーブリザポスラプラスパルシェンニンフィアマリルリ(アシレーヌポリゴン2)
ミストメイカー:カプ・レヒレ
ステロ+欠伸:カバルドンラグラージユクシー
これらの相手と初手で対面すると、このガブリアスでは十分な仕事ができない可能性が高い。したがって、これらと対峙しても仕事ができる起点作成要員をもう1体採用する、あるいは引き先となれるクッションと同時選出する、といった対処法が必要になる。
A182ガブリアス 逆鱗 95.7%~112.6%
A112マリルリ 力持ちじゃれつく+アクアジェット 87.3%~104.2% + 19.7%~23.9%
A207フェローチェ トリプルアクセル 24.4%~30.0% + 48.8%~58.2% + 73.2%~86.3%
A200マンムー 氷柱針 (45.0%~52.5%)*(2~5)
A197ヒヒダルマ(ガラル) 五里霧中氷柱落とし 210.3%~249.7%
C133キュウコン(アローラ) フリーズドライ 92.0%~108.9%
C178ニンフィア フェアリースキンハイパーボイス 92.9%~109.8%
C126ポリゴン2 アナライズ冷凍ビーム 95.7%~112.6%
C152ドラパルト 竜星群 95.7%~113.6%
C189フェローチェ 冷凍ビーム 110.7%~131.4%
また以上のダメ計から分かるとおり、このガブリアスが耐えない攻撃は連続技/先制技/霰ダメ(ダイアイス含む)が絡むことが多く、行動保証の面では襷と大差ないと言えることは付記しておきたい。
砂掛けの有用性
- 相手が命中100の攻撃技を連打した場合に身代わりを残せる確率
麻痺のみ
1ターン目:25%
2ターン目:44.8%
3ターン目:58.8%
4ターン目:68.4%
5ターン目:76.3%
麻痺+砂掛け1回
1ターン目:44.8%
2ターン目:68.4%
3ターン目:82.2%
4ターン目:90.0%
5ターン目:94.7%
麻痺した相手を場に残したいときに雑に打てる点、麻痺した相手に引かれても最低限の起点を作れる点もメリット。
以上です
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