ガブリアス- ポケモン育成論ソードシールド

初手ステルスロック+がんせきふうじ要員

2020/12/22 23:16 / 更新:2023/12/30 01:19

ガブリアス

HP:HP 108

攻撃:攻撃 130

防御:防御 95

特攻:特攻 80

特防:特防 85

素早:素早 102

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ガブリアス  ドラゴン じめん  【 ポケモン図鑑 】

性格
ようき(素早 特攻)
特性
さめはだ
努力値配分(努力値とは?)
HP:12 / 攻撃:148 / 防御:92 / 特防:4 / 素早:252
個体値:31-31-31-31-31-31
実数値:185-169-127-90-106-169 (素早さ比較)
覚えさせる技
ステルスロック / がんせきふうじ / じしん / スケイルショット
持ち物
きあいのタスキ

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
物理サポート / ダイマックスしない
登録タグ

考察

採用理由・強み

  • ステルスロック撒き

 ステルスロックとは、場に出た相手に体力の1/8(×タイプ倍率)ダメージを与える岩を設置する技である。
 撒くことで、後続のエースの確定数向上、きあいのタスキ・耐久調整潰し、交代戦の抑制、ひこうタイプの牽制が可能となる。初手で撒き後続を通することを目的に採用する。

  • S調整・起点回避

 がんせきふうじにより、後続のSサポートが可能である。相手に削りを入れつつも、裏のDMATの起点を作りやすい。

  • S102

 S102により、多くの中速ポケモンを抜ける為、自身の行動回数の確保・ダイジェットの起点回避がしやすい。ひこう技の使用率が高い中ガブリアスガブリアスのSを上回るのは、エースバーンエースバーンカミツルギカミツルギラティオスラティオスボルトロス(化身)ボルトロス(化身)くらいで起点にされにくい。

  • 対面性能・削り性能

A130:ウオノラゴンウオノラゴン程度の中耐久を高乱数2にする火力
ドラゴン・じめんの範囲:両方タイプを半減にできるのは現在の50位以内ではテッカグヤテッカグヤエルフーンエルフーンのみで等倍を取りやすい。ただし、フェアリーやひこうに技を透かされやすい点は注意
S102とがんせきふうじ:きあいのタスキを潰しつつ、行動回数を稼ぎやすい。
さめはだ:先制技・接触技相手に対する削り性能
きあいのタスキ:ガブリアスガブリアスには直接関係ないが、これと高S種族値により先制技持ち以外確実な二回行動が保証される。すなあらしで潰れない。

 以上を併せ持ち役割遂行後(ステルスロック+S操作)の制圧力、1:1交換性能が高い。

  • ボルトチェンジ無効枠

 きあいのタスキを潰されつつ、不利なサイクルを回されにくい。ジバコイルジバコイルレジエレキレジエレキ等を選出時点で牽制できる。

  • スケイルショット(選択肢)

 新規習得技、がんせきふうじ+ステルスロックまで使うと使う暇は多くないが、体力が温存できた場合自身にSバフをかけられる。有利・不利関係の逆転、目先のポケモンを突破した後の削り、体力が温存できた場合のフィニッシャーなど使用用途は広い。

総括・差別化・短所

 安定したAS種族値とがんせきふうじ、ステルスロックにより初手での場作り・対面性能が高い、エースバーンエースバーンサンダーサンダー等のエースを軸とした対面構築の初手要員として採用できる。

 比較対象となるのが、ガブリアスガブリアスより高いSを持ちつつ、ステルスロックとがんせきふうじを両立するテラキオンテラキオンコバルオンコバルオンルガルガン(まひる)ルガルガン(まひる)(2種)ダグトリオダグトリオ(2種)となる。
 これらとは、ボルトチェンジ無効によるレジエレキレジエレキジバコイルジバコイル等のけん制、きあいのタスキの潰されにくさ、この中で随一のA種族値と(環境内で多いポケモンの中では)テッカグヤテッカグヤエルフーンエルフーン以外半減されない一致技の範囲、はがね・ドラゴン・でんきへの圧力、さめはだによる接触技相手への削り性能で差別化できているものとする。

 一方それらと比較した際、つららばり+トリプルアクセル・ダイアイス耐性(コバルオンコバルオンテラキオンテラキオン)、S、技の透かされやすさ(ダグトリオダグトリオコバルオンコバルオンテラキオンテラキオンの格闘技以外無効はされない)等で劣る。

構成

努力値:H12 B92 A148 S252(S↑CorD↓)※1
実数値:185-169-127-90or100-106-154
特性:さめはだ
持ち物:きあいのタスキ※2
技構成:ステルスロック/がんせきふうじ/じしん/スケイルショット(優先)orだいもんじ※3

※1.ボーマンダボーマンダウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)ミミッキュミミッキュランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)、その他相手のガブリアスガブリアス意識でS補正+S252振りを確定とする。
 性格補正は基本的にCを下げるが、だいもんじ採用時のみはやどりぎのタネを含めたナットレイナットレイの確定数変動の為、Dを落とす。
 本論は確実な行動保障を得る為に、ドラパルトドラパルトのようきドラゴンアロー、A特化ミミッキュミミッキュのじゃれつく+かげうち耐え調整を施す。不要だと思うならAS252で構わないが252振りでもカプ・レヒレカプ・レヒレが6.2%の乱数2など、固い相手への確定数の向上の例はほぼない。
※2.耐久こそ高いものの、フェアリー技、こおり技、ドラゴン技が抜群な為種族値より脆いケースがある。積まれるリスク、スケイルショットによる耐久低下、スカーフウオノラゴンウオノラゴン等を意識するときあいのタスキ優先となる。
 それらを鑑みないなら、いのちのたまミミッキュミミッキュ相手に確実に2回動けるロゼルのみ、ダイアイス耐性をつけるヤチェのみが候補となる、ただし後者を採用する際はガブリアスガブリアスが受ける氷技がトリプルアクセルやつららばりが多数である(=最初の一回のみしか発動せずやられやすい)のは意識したい。
※3.コンセプト上必須のステルスロック、がんせきふうじ、竜技と比べ安定した火力・命中の一致技ででんきの遂行につながるじしんは確定。範囲が広く、ドラパルトドラパルトスカーフウオノラゴンウオノラゴン等に刺さり、自身の行動できる幅を広げられるスケイルショットの優先度が高いが、DMカミツルギカミツルギが重い、ナットレイナットレイエルフーンエルフーンのやどりぎのタネを断ち切りたいのであればだいもんじも候補入り。

運用

初手出しが基本。相手のS種族値や型に合わせステロと岩石の順番を工夫しつつ、削りを入れる事で裏の圏内まで入れるのが理想。定石をパターン分けする。

  • 1.自分より遅い場合

 ステルスロック→じしんorスケイルショット→退場の流れが理想

 スカーフウオノラゴンウオノラゴンのようにダイジェットのケアが必要ない、単独突破が可能な場合はスケイルショット、裏で仕留める必要がある、SUPのケアをしたい場合はがんせきふうじを打つ。

 裏に明確にストッパーとなりうるポケモンがいない限りがんせきふうじが安定となる。ダイジェットを連打された場合、ステルスロックを巻けず退場となるが、非DMでDMターンを枯らしつつ、最低限の削りを行えるため、撒けなくてもディスアドバンテージとなりにくい。

不利対面

 また、ステルスロック+起点回避の役割果たせるが、いかく持ち+フェアリーや物理受けなどがいる並びだと受け出し安定となり、ガブリアスガブリアスで相手に与えるダメージが減ってしまう。
 これらを選出時点で抑制できる、または起点にできるエースと組ませたい。

相方一例

 ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)等とはタイプ・種族値被りの観点から相性が悪い。

  • バシャーモバシャーモ:こおりタイプ・(つるぎのまい)物理受けにある程度強く、Sサポートで初速を補える。

ダメージ計算(()内は火力・耐久指数)

  • がんせきふうじ(10140)

無振りサンダーサンダー:44.8~53.3%(26.1%)
いかく込みH4ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣):14.5~17.5%
無振りヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマ(ガラル):56.6~67.7%

  • じしん(25350)

H252カプ・レヒレカプ・レヒレ:40.6~48.0%
H4ミミッキュミミッキュ:73,2~87.0%
無振りウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき):45.1~53.7%

  • スケイルショット(6337×α(2~5))

H4いかく込みランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣):19.3~57.3%
無振りウオノラゴンウオノラゴン:50.9~151.1%
B84ウツロイドウツロイド:33.6~100.5%

  • だいもんじ(11000)

無振りカミツルギカミツルギ:238.8~283.5%
HD特化ナットレイナットレイ:50.8~61.8%

  • 耐久(23495/19610or17575)

A特化ミミッキュミミッキュのじゃれつく+かげうち:68.1~81.0%+15.1~18.3%
A252ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)のあんこくきょうだ+ふいうち:52,4~62.1%+31.3~37.2%
A252ドラパルトドラパルトのドラゴンアロー:84,3~99.4%
A特化ハッサムハッサムのこだわりハチマキバレットパンチ:43.7~51.8%
無振りウォッシュロトムウォッシュロトムのハイドロポンプ:40.5~47.5%/44.3~52.4%

 以上です。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2023/12/30 01:19

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コメント (12件)

  • ページ:
  • 1
20/12/22 23:26
1大天使 (@justice2057a)
すみません、誤作動でダメ計と推敲が終わってないのに、間違って投稿してしまいました。
とはいえ、一度消すと数時間投稿できず、この2つだけなら30分かかりません。少々お待ちください。
20/12/22 23:48
2大天使 (@justice2057a)
>>1
正式に終わりました、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
20/12/23 08:28
3蒼天飇
 投稿お疲れ様です。

 古来より生息するタスキステロガブリアスガブリアスですね。丁寧な調整が施されていて,とても扱いやすそうです。ポケ徹の育成論はなぜか大量のダメ計がされていることが多いですが,それも無くてとても見やすかったです。先発なら挑発とか・・・って思ったけど,覚えないのですね。
20/12/23 14:41
4うしにく (@ushi_poke)
55555
調整等の利点はよくわかりましたが1点だけ気になるところがあります。
不利対面の箇所のマンムーですが、つららばりは非接触なのでフェローチェと違いタスキも潰せないので今のままの記述だとまずいのではないでしょうか?
20/12/23 18:15
5大天使 (@justice2057a)
>>3
コメントありがとうございます、恐縮です。
今はともかく、5.6世代もし挑発覚えたら数値受けや起点要員が死滅しかねないので仕方ないと思います。

ダメ計に関して、コメ返から逸脱する話になりますが、個人的な見解を述べます。よく、「多ければいい」「不要」みたいなスタンツで議論されがちですが、私はどちらも賛同しかねます。

ダメ計の主要な目的は育成論に書かれてある役割が遂行できるかとか、性能に関しての表現が適当な物を数値で具現化する根拠だと考えてます。

以前までの育成論でもそうですが、役割対象が明確で筋道を立てる必要があったり、複数回の受け出しが求められたりする場合はダメ計多め、逆に今回のガブのように使い捨て、役割対象を定めず不特定多数の相手に補助技を使用する構成、耐久が襷任せなのは最低限の数値感覚と先制技耐性を示せるものだけでいいと少なめにしてます。

私個人の考えですが、ダメ計の多寡の問題はこのような機能的な観点で考えると良いと思ってます。

>>4
コメント、評価ありがとうございます。
誤記入誠に申し訳ありません、前者は、と修正させていただきます。(後主要なつららばりの相手としてブリザポス入れ忘れたので、そこも記します)。
20/12/24 18:24
6さんサンSAN
 相手のAを下げれるワイドブレイカーも良さそうですね。使う暇ないけど
20/12/24 22:57
7大天使 (@justice2057a)
>>6
コメントありがとうございます。
火力が逆鱗の2分の1で強みに書いた対面性能が落ちる難点ですが、起点に特化するなら低速に打ちやすい点含め有り得そうですね。
盲点でした、追記するかはともかく考察してみます
20/12/26 18:53
8シリリ
自分は結構好きな、挑発+がんふう+ステロも使える夜ルガルガンをよく使ってるんですけど、ガブリアスの方がsも高いし、型も読まれにくいのでいいなと思いました。けど夜ルガルガンは挑発も覚え、先発で出てくるゴリランダーのグラススライダーや、挑発で剣舞封じからのランドの地震をカウンターで抜くことも出来るので、どっち使おうか迷います笑
20/12/26 19:28
9がんちゃん (@ganchan_0906)
構成に吠えるは候補外とありますが、今作ではガブリアス吠える没収されてます……。(揚げ足取りなコメントしかできず申し訳)
20/12/29 19:54
10大天使 (@justice2057a)
>>8
コメントありがとうございます。
ルガルガンも良さそうですね、挑発とカウンターでやる事は読まれやすいながら先発展開阻止と物理狩りを同時にこなせるのはいいですよね。
ボルチェン対策枠の有無、Sの差による重いポケモンの違いなどで検討するといいと思います。

>>9
コメントありがとうございます、申し訳ございません、修正致します。
22/07/03 14:31
11カルム
対戦の知識が浅はかなので言っていることがおかしいかもしれませんがそこはよろしくおねがいします
ガブリアスの技はがんせきふうじではなくストーンエッジではだめなのでしょうか
命中率が不安ならダイマ切ってダイロックでもいいと思うのですが
それなら通常特性のすながくれも活かせますし
22/07/03 15:20
12あの
>>11育成論は読まれましたか?
抜粋:がんせきふうじにより、後続のSサポートが可能である。相手に削りを入れつつも、裏のDMATの起点を作りやすい
  • ページ:
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