今回はチラチーノの耐久調整について考えました。
リアルタスキチラチーノは
タスキチラチーノよりも安定した火力(火力強化をもたせた場合)と自由度を持ち
鉢巻等の強化チラチーノよりも安定した耐久を持つ
という利点を持った子です。
ゲンガーよりも耐久があるので、
黒いヘドロ持ちで耐久調整したゲンガー
(通称ヘドロゲンガー:dp/6739)
と同じ方針で考察した型です。
この調整の最大の魅力は「タスキがいらないこと」です。
Aにそこまで振らないので、強化アイテムを持たせて使います。
貴重な襷枠を圧迫しないため
他のパーティメンバに持ち物の自由を与えます
また、威力強化を持たせればA全振りよりも火力が出ます。
具体的な耐久調整は
陽気A252ガブリアスの逆鱗を1回耐え調整
で最速です。
ここまで耐えると
意地っ張りテラキオンのストーンエッジなども耐えるので
物理相手に安心して立ち回れます。
また、BとDの努力値を入れ替えると
特殊版のリアル襷チラチーノができます。
これは5V想定の努力値配分です
Aに振った努力値ですが、残りを振っただけなので
足りないVに対する調整として耐久優先で用いてください。
できればHABSは粘りたいところです。
攻撃を受けること前提なのでメロメロボディという選択肢もありますが、
攻撃技に連続技を用いる場合はテクニシャンで安定します。
(多分連続技を使用することはマストです。Lv1頑丈などにも対応できるため。)
技選択
- 攻撃技
主力となる連続技です。
タイプ一致でテクニシャンもあるため、1発の威力は56.25になります。
まぁ単純計算ではあるので若干結果は変わってきますが。
ゴツゴツメットに打ってしまわないように気をつけてください。
・ロックブラスト、タネマシンガン
上と同じように単純計算ではありますが1発の威力は37.5になります。
タネマシンガンは命中が100なので安定します。
・めざましビンタ
テクニシャンが適用され威力90の格闘技です。
技のタイプは、霊と鋼で止まってしまうことを気にしないのであれば
タイプ一致であるスイープビンタが安定ではあると思います。
しかし攻撃範囲ではロックブラストの方が安定しているので
一致にこだわらなければロックブラストのほうが使いやすいと思います。
- 補助技
S115なので安定して打つことができます。
相手の舞を見た後や、電磁波の後に縛るなど、使い方は多岐にわたります。
・電磁波
アンコールで縛った後の交換読み等に打ちます。
・毒々
同じく交換読みで相手の後続に負担をかけます。耐久対策などにも使います。
この2つはパーティとの相談で必要な方を選択してください。
・身代わり
交換読みや様子見で打つことになる技。
読まれにくいため状態異常にも対応できます。
・守る
コジョンドの飛び膝蹴りから守って自虐させたり
守るで動きを確認した後にアンコールを安定して打つなどに使えます
道具選択
- シルクのスカーフ
メインウェポンのスイープビンタをピンポイントで上げるので
補助技を入れやすくなります。
- ジュエル
ジュエルで威力強化できます。
- たつじんのおび、タイプ強化アイテム
帯を持たせる場合は上の技構成ではなく
スイープ/ロック/タネマ/補助技
などの構成の方が使いやすいと思います。
ロックブラストを用いれば、先発で出てきやすい
マニューラを確3hit、アーケオスを高乱3hitなので
その場合はプレートなどの威力強化もいいかもしれません。
- こだわりハチマキ
この場合技構成は
スイープ/ロック/タネマ/攻撃技
になると思います。
最後の一つには上のめざましビンタの他に
アクアテールや叩き落す等も候補に挙がってきます。
耐久調整先はヘドロゲンガーを参考にと言いましたが
ゲンガーと違って無効が1つなので立ち回りは変わってきます。
基本方針は同じですが撒く補助が違うため
ヘドロゲンガーを使っていた人でも
立ち回りは実際に使ってみないと感覚が掴めないかもしれません。
自分はアンコ/電磁波/身代わり/スイープ@食べ残しで使っていましたが
物理技なら大抵(攻撃実値180による一致120相当まで)は耐えてくれるので
かなり安定して使うことができています。
実際に計算結果を載せてみます
1hit単位で計算しています。
つまり
確4hit=4hitで確1
- 鉢巻ロックブラスト(全振りタスキ/全振り鉢巻)
無振りユキノオー:確3hit(乱4hit/確3hit)
無振りパルシェン:乱4hit(乱7hit/確5hit)
H252ウルガモス:確2hit(確2hit/確2hit)
- 帯・プレートロックブラスト(全振りタスキ/全振り帯)
無振りマニューラ:確3hit(確3hit/確3hit)
- 鉢巻タネマシンガン(全ぶりタスキ/全ぶり鉢巻)
H252トリトドン:確2hit(乱2hit/確2hit)
ここからも分かるとおり
攻撃回数の増える今回の努力値振りは
ASタスキよりも、持ち物の分火力があり
AS鉢巻よりも、耐久の分安定感がある
ということが言えます。
カイリューとパルシェンが無振りで計算しているのは
そもそもチラチーノのスペックでは
無振りでも確定で落とせない相手だからです
使ってみての感想や
この考察の至らぬ点などありましたら
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