babolatと申します。
今回の育成論では
- めざめるパワーを使いますので、各理想個体採用を前提にしています。
- ダメージ計算はダメージ計算機 JS-4BW for ポケモン ブラック2/ホワイト2 4.22を使用させて頂きます。
- HABCDSといった略称を使うことがあります。
- 挨拶
現在(2012年8月27日)はとても暑く、ポケモン対戦にはクーラーがまだ消せない日々が続きます。
さっそくですが、ここ最近のレートの環境についてですが、
BW2発売して二か月以上が経ちまして、環境がやや安定してきたように思えます。
ハッサム(珠、オッカ)
カイリュー(フルアタ鉢巻、竜舞ラム、ジュエル)
武神(状態異常玉、オボン)
バンギ(襷、悪ジュエル追い打ち)
ガブリアス(夢特性襷、鉢巻、通常特性みがわり剣舞)
サザンドラ(眼鏡、スカーフ、ジュエル)
ラティオス(眼鏡トリック、置き土産、壁サポ型)
キノガッサ(夢アタッカー、胞子、ポイヒ耐久型)
スイクン(ねむカゴ瞑想、零度、熱湯)
ウルガモス(蝶舞)
etc....
上記の様なポケモンをレートでは多く見かけますね。
夢や教え技解禁によりさまざまな脚光を浴びたポケモンもなかにはいますね。
分かりきっていることですが、これら全てのポケモンに一匹で対応するのは不可能です。
そのため、ポケモン一匹一匹に役割を持たせて、相手のパーティに対して選出していくというのがポケモンので一般的なプレイングかと思われます。
今回のランクルスはその上記の数匹に対して役割を考えて、考察していこうと思います。
そのポケモンとは
バンギラス、サザンドラ、ハッサム、ローブシン
ローブシン以外は主に倒す又は流すためにわざわざ相手から後だしして頂くポケモンたちです。
ではどのようにするのか立ち回るのか。
その前に・・・
型の考察をします。
- ランクルスとは
特性がマジックガードという希少かつ強力
故に独特の立ち回りが出来るポケモン
今回の型ではさいせいりょくも一考の余地あり
- 持ち物
今回は後攻の尻尾確定
後攻の尻尾とは?
このアイテムを持つことで、優先度は変わりませんがS実値が0になると考えてください。同じ優先度でしたら持ってる方が後攻になります。
例、
後攻の尻尾持ちハッサム:バレパン選択VSマニューラ:辻斬り選択
ハッサム先攻
後攻の尻尾持ちカイリュー:逆鱗選択VSランクルス:めざ氷選択
ランクルス先攻
採用理由は後述
努力値・性格は
控え目BC252振り
私自身調整は素早さ以外あまり意味を成さないと考えているので、タイプ的に格闘受けがしやすいので、サブ物理に厚くするためにB全振りで
又命の珠も持てず、仮想敵の確定数が変わるのでC特化という形で採用。
この振り方により、安定して
根性から来る高威力のマッパ、三色P、ビルドレ、エッジの広範囲ATとして猛威を振る
ローブシンに後だしが可能。エッジでも確三
ゴウカザルは型が豊富でなかなかの確率でとんぼ返りが採用されているので、後だしは難しい。
珠テラキオンも一応インファイト33.5%〜40%→ストーンエッジ56.7%〜67.5を高確率で耐えるので出来ないこともない。
反面特殊にはめっぽう柔らかくなります。(それでも控え目極振りサザンドラの悪のはどうを乱数耐え)
この超火力環境のなかH全振りすると役割が持てずに後だしで予想を超えるダメージにより、「こいつ使えん。」になるので、B全振りかD全振りをお勧めします。
次は攻撃面
C全振りということで、確定数が変わってくる相手が次のポケモン達
- 気合い球
C無振り補正無 64.8%〜76.9%
C極振り補正有 86.8%〜102.1%
nex様(bw/582)バンギラス
C無振り補正無 67.9%〜81.5%
C極振り補正有 91.2%〜108.7%
珠が欲しい・・・・
しっかり乱数に持ち込んでくれるので、ステロでも撒いて貰うか、火力UPアイテムを頂くかで、しっかり確一に持ちこめます。
実際使用していて、
相手:自分
- 相手ローブシン:ローブシンに後だし
- バンギラスに交換:トリック→眼鏡GET
- 悪の波動or追い打ち選択:先制して気合い球で確一
といった感じでうまーとなる場面は多々ありました。
- このまま技の考察に移ります。
- トリック
後攻の尻尾持ちのなので確定
電磁波の方が痺れあるしよくない?と思う方もいるでしょうが、やはりランクルスの電磁波は読まれやすく、地面タイプを呼んでしまいます。またラムで1ターン無駄にすることも多々あり,電気吸収特性がいたらうちずらいこともあります
*そこで、この汎用性の高いトリックです。
ローブシン等に後だしして、トリックを選択すれば、サイキネ読みできたポケモンにうまーく刺さります。火炎球なら物理を停止出来ますが、特殊型が来た場合うまみがあまりない。どちらでも抜き性能を完全停止する後攻に尻尾を押しつければ、役割破壊の成功です
- サイコキネシス
ランクルスの最高火力の出る技です。
ローブシン、テラキオン等格闘タイプへの遂行技です。
交換されちゃうので、あまり使う事はないのですが、無いと厳しいので確定。
- 気合い球
悪、鋼に対する役割破壊技です。
今回の型ではこの技を多様します。
命中に難あり。
しかし考えようによっては
気合い球が外れる確立=一撃技が当たる確率です。
なかなか外れないですね(いやみ)
- めざめるパワー
ランクルスでは補助技が優秀なので、あまり採用されませんが、今回の型では重要なポジションにいます。是非採用したいですね。
狙うは炎-氷-岩かですね。
優先度は紹介する順に高いです。
- 炎はほぼハッサムピンポイント。
副産物として、半減の実の危険があるが、トリックならそれを没収しつつ後攻の尻尾を押しつけるので、半減の実の危険性はありません。
- 氷も似たような形で、耐久無振りガブなら確一。HP205の耐久調整型でも乱数50%で落ちます。最悪でも身代わることを許しません。
- A特化ガブリアスでも逆鱗でこの程度のダメージです。
(鉢巻は没収出来なくても、B振りなら確定で耐えます。)
- 岩の場合
ランクルスがこちらのPTにいた時点で、ウルガモスの選出確率が上がるのでこれまた、あって損はないです。
しかし交換読みトリックを決めれば、
*S上昇を含む積みAT(竜舞カイリュー等)には致命的な欠陥を押しつけることが出来ます。
めざ岩があると自力突破可能かどうかという問題です。
交換して、エッジでも当てるのが無難ですが。
ちなみに無振りウルガモスで確一です。少しでも耐久に振られていたら、乱数になります。
- 自己再生
あったら便利。範囲が狭まるがこれで再利用が可能
- 立ち回り
トリックして一撃でどーん!!
トリックルームと違って相手の持ち物(珠、拘り眼鏡、拘り鉢巻、襷)を奪えてこちらが利用することが出来る点と輝石持ちや持ち物に依存しているポケモンに強い。
→そのポケモンのダメージソースが主にどくどくやメットなので完封も出来る。
- 相性の良い味方。
今回のランクルスでは相手に後攻の尻尾を押しつけるので、そのアドバンテージを活かしきるために高速ATを呼ぶような味方が良いでしょう。例としてキノガッサが挙げられます。これは選出しなくても、ただいるだけで先発に遅いポケモンは出てきづらくなる。
又はランクルスで対応できないポケモン(メタグロス、キノガッサ等)を対処できるポケモンこちらも例として
熱風めざ飛行炎ジュエル控え目C全振りサンダーが挙げられます。
以上で考察を終わります。
随時編集予定なので、意見求む。