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特攻
)今回投稿するのは、愛らしい容姿から大人気！しかし、マイナーとして働かざるを得ない種族値と技の乏しさで、対戦ではあまりお目にかかれないマラカッチです。
しかも、ようりょくそではなくちょすい型なのです。
この育成論では、HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さを、H、A、B、C、D、Sで表します。
個体値は全て31を想定しています。
- マラカッチってなんぞや？
マラカッチとは上記にある通り、愛らしい容姿から大人気！のポケモンです。
はい、マイナーです。以上。
- この型の狙い
まず初めに、実はこれ、ニコ動であげられているとある対戦動画で使われていたマラカッチを補足説明したような育成論になります。
その動画では、ヤチェ、ウドハン、ふいうちのみを見ることができました。
それらを自分なりに考え直して調整したのがこのマラカッチです。努力値の振り方はHPの時点でおそらく違います。
タイトルの通り不意打ちを覚えていますが、それより重要なのがもちもの！ヤチェのみです。
なぜヤチェのみなのかと言うと、例えば相手がスターミーを出している状況でこちらは炎タイプ等水を弱点とするエースを繰り出したとしましょう
相手は確実にハイドロポンプ等の水技を打ってきます。
そこでこの子が登場するわけです。
とくせいちょすいで水技を受けます。マラカッチの無償降臨ができました。
そして、相手は冷凍ビームを打つか交代するかを考えます。ほとんどの場合冷凍ビームを打ってくるかと思います。特に襷スターミーなら何の心配もいらないとか思うからです。
しかし、こちらはヤチェのみで半減しHPを半分程度残します。そしてウッドハンマーが華麗に決まると、あとは相手も読めない不意打ちでとどめを刺してしまえるのです。襷でなければウドハンで確定1ですよ。
つまりまとめると、水タイプのアタッカーを中心に見事に不意をついて狩ることができるというわけです。
仮想敵としては、スターミー、オーダイル、シャワーズ、ニョロトノです。こいつらより種族値が低い水タイプは、ほとんどがカモと思って構わないと思います。
それでは考察に入りたいと思います。
- 努力値
H177(16n+1) A147 B87 C＊ D97 S80
説明は必要になり次第つけていきます。
- 特性
夢特性のよびみずがあれば、ギガドレインを確定技にしさらなる強化ができるのですが、今はこれが限界でしょう。
- 被ダメ
Dにあまりの76を振っていますが、これで持ち物補正なしおくびょうラティオスの流星群を確定で耐えることができ、ラティオスを不意打ち2回で確定で落とすことができます。
しかし相手に後続がいれば、おそらく一回目の不意打ちを見て逃げるでしょう。
おくびょうラティオスの流星群(持ち物補正なし) → 83.6~98.8%
次に仮想敵を中心に見ていきます。
以下全てヤチェのみ込みです。確定数は記述しないことにします。
A252オーダイル(補正あり)の冷凍パンチ → 31.6~37.8%
ひかえめC252ニョロトノの冷凍ビーム → 32.7~38.9%
おくびょうC252スターミーの冷凍ビーム(珠込み) → 41.2~49.1%
C252(補正あり)ミロカロスの冷凍ビーム → 35~41.2%
C252(補正あり)シャワーズの冷凍ビーム → 37.2~44%
C252(補正あり)ジュゴンの冷凍ビーム → 42.3~49.7%
全くと言っていいほど見かけないですけど一応。
H252だけならウッドハンマーで確定1なので怖くないです。
もし耐えられたらつぶてで絶えますｗ
C252(補正あり)スイクンの冷凍ビーム → 32.7~38.9%
ウッドハンマーの反動で2回目を耐えられないうえ、スイクンを確定で落とすのは難しいです(下記のダメ計を参照)。
球持ちC252ルンパッパ(補正あり)の冷凍ビーム → 42.3~50.8%
同じく珠無しの場合 → 32.7~38.9% 低乱数ですが、つばめ返しで攻めるなら3回目も耐える可能性はあります。
C無振りブルンゲル(補正なし)の冷凍ビーム → 22~26.5%
ウッドハンマーの反動で、2回目は耐えません。不意打ちでの読み合いになります。相手が不意打ち読んでるかは知りませんがｗｗ
ここまで見ていただいて気付いた方もおられると思いますが、水タイプで良く見かけるダイケンキからの被ダメを載せていません。
それは、現環境を考えるとダイケンキは冷凍ビームより威力の高いメガホーンを優先すると考えられるからです。
メガホーンを食らうと、たとえ耐えたとしても(帯もちでなければ大抵は耐えます)ウッドハンマーの反動で落ちてしまいます。
よって、ダイケンキについては倒せないと思った方が良いです。それでも、致命傷を負わせることは不可能ではないです。
- 技構成
ふいうち 威力80 命中100
マイナー屈指の差別化要素。
草タイプではめずらしい技なので、ノクタス以外とはほぼ差別化が可能。
ウッドハンマー 威力120 命中100
ドダイトス、ユキノオーから遺伝できる。反動が痛いメインウエポン。
反動はヤチェで耐えた分で十分もちます。
HPの高い耐久型の相手には注意ですが。。。アタッカー相手なら問題なし！
与ダメ
H252オーダイル → 87.5~103.1% (乱数1 25%)
不意打ち込みで確定1です。
H252ニョロトノ → 106.5~125.8% (確定1)
耐久無振りスターミー → 139.2~165.9% (確定1)
襷でも不意打ちで落とせます。
HB特化ブルンゲル → 72.4~85% (確定2)
不意打ち込みで確定1です。上記の通り読み合い(？)が発動します。一応同速なので、AかDを削ってSに振って読み合いを避けても構いません。
H252シャワーズ → 106.3~124.8% (確定1)
シャワーズについては防御特化が多いと思われるのでそちらも考慮してみると・・・
ずぶといH252B100までが不意打ち込みで確定1でした。
H252スイクン → 72.4~85% (確定2)
不意打ち込みで低乱数1ですが、現環境では物理受けスイクンが多く乱数にすら入りそうにないです。
☆選択欄
つばめがえし 威力60 必中技
ヘラクロス交換読みに。
草タイプ同士での打ちあいも可能になるので、入れる価値は高いと思います。
他の草タイプとの差別化要素としても。
交代読みで当てるならとびはねる(なぜ覚えた？ｗ)も面白いが、ウドハンとの両立が無理なのでなしで。
与ダメ
耐久無振りヘラクロス → 90.3~108.3% (乱数1 50%)
不意打ち込みで確定1なので、読めればおいしいです。
耐久無振りウルガモス → 48.7~58.7% (乱数2 98%)
乱数2とはいえ一発ぶち込んだら交代するしかないですね。
襷つぶし程度の考えで・・・。ほのおのからだ注意ですねｗ
耐久無振りペンドラー → 45.9~54.8% (乱数2 49.6%)
むしのしらせが発動しない程度に削ってくれます。
どくのとげだったら痛いｗ
H252ルンパッパ → 40.6~48.1% (確定3)
被ダメ計算にもありましたが、珠もちでなければ打ち合い可能かもしれません。まぁ、その場合耐久型でしょうからこちらは不利ですが・・・。
みがわり
Hを16ｎ+1調整つまり4n+1調整しているので、交代読みのリスクを減らす意味でも有効な技。
ヤチェで耐えた分で作れますが、ウドハンで絶えます。
やどりぎのたね
うまく狩れないギャラドス、エンペルト、マンタイン、シャワーズ、スイクン辺りにあてればおいしいかもしれないです。交代読みでは、呼ぶ敵のだいたいに刺さります。まもると組むのも良いかもしれません。つばめが欲しい方は打ち逃げ用で。
ちなみにこれもドダイトス、ユキノオーからの遺伝です。
わたほうし
交代読みで、相手のエースを速さの面から崩します。
ほぼ打ち逃げ確定の技ですね。後続としてこちらのエースを投入してやりましょう。
差別化要素にもなるかな？
どくどく
やどりぎは草タイプ、草食には無効なので、こちらも面白いかもしれません。
エンペと毒もちに刺せないですねｗ
相手の手持ち次第ですが、やどりぎ推奨です。
- 立ち回り
この子の役目は、スターミー、オーダイルなどの水タイプのアタッカーを倒すことです。水技読みでの無償降臨を基本とし、マイナーゆえにヤチェ持ちであることを読まれることがあまりないため、氷技で攻めてきたところをウッドハンマー＋不意打ちで返り討ちにできます。
それ以外の立ち回りとしては、候補技にある通り、つばめがえしを使った交代読みでの攻め(おそらくつばめ返しを覚えていることを読まれない)・やどりぎのたねで負担をかける・わたほうしを使っての後続補助です。というかこれ以外思いつきません。
コットンガードを覚えますが、使っている暇はないです。
相手の手持ちに合わせてマイナーならではの読み合いを楽しみましょう。
Lewis@sub様のご提案
努力値を H212 A252 D44 とし、A極振りをしました。
実数値は H177 A151 B87 C＊ D93 S80 となります。
その場合のダメ計を載せたいと思います。
- 被ダメ
オーダイルは同じ
ひかえめニョロトノの冷凍ビーム → 34.4~40.6%
おくびょうスターミーの冷凍ビーム → 43.5~51.4%
C252(補正あり)ミロカロスの冷凍ビーム → 36.7~43.5%
C252(補正あり)シャワーズの冷凍ビーム → 38.9~46.3%
C252(補正あり)ジュゴンの冷凍ビーム → 44~52.5%
C252(補正あり)スイクンの冷凍ビーム → 34.4~40.6%
C無振り(補正なし)の場合 → 24.2~28.8%
珠持ちC252(補正あり)ルンパッパの冷凍ビーム → 44.6~53.1%
珠無しの場合 → 34.4~40.6%
C無振り(補正なし)ブルンゲルの冷凍ビーム → 23.1~27.6%
- ウドハンの与ダメ
確定1だったポケモンについては省略
H252オーダイル → 88.5~106.2% (乱数1 37.5%)
HB特化ブルンゲル → 73.4~87.9% (確定2)
また、シャワーズについてはずぶといH252B132までが不意打ち込み確定1となります。
H252スイクン → 73.4~87.9% (確定2)
不意打ち込みでもやはり低乱数です。物理受けではやはり乱数に入りません。
- つばめがえしの与ダメ
耐久無振りウルガモス → 50~60% (確定2)
ちなみに不意打ちは 33.7~40% 乱数の覇者なら倒せますｗ
耐久無振りペンドラー → 47.4~56.2% (乱数2 75.4%)
H252ルンパッパ → 41.7~49.1% (確定3)
乱数に持ち込めないか・・・。
ラティオスを気にしない方、
ちなみにD無振りでもラティ(同上)の流星群は乱数1(62.5%)なので、Sに振ることも可能なこちらもオススメです。
以上で育成論を終わります。マラカッチは本当に扱いの難しいマイナーポケモンでした。良い評価は期待できそうにないですねｗ
考察が足りないと思われる部分等ありましたら、ご指摘お願いします。
夢特性が欲しい・・・。この子、夢特性があれば本当に強いんです。
本当ですよっ！！ｗｗｗ
それでは、ありがとうございました。
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