ポケモンパーティ構築(シングル)

(シリーズ7) ランドミトムでぐるぐるしてUBで抜いていく

2020/10/30 01:05 / 更新:2020/10/30 04:30

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投稿者:たたも(@__tatamo__)

剣盾 / シングル

レンタルチーム有

冠の雪原配信後の新環境に合わせたパーティです。
タイトルの通り、ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)ウォッシュロトムウォッシュロトムでとんぼがえりとボルトチェンジを利用したサイクルによって相手を消耗させ、対面操作技によって着地させたフェローチェフェローチェウツロイドウツロイドで全抜きを狙う構築です。

試作段階のパーティではありますが、レンタルパーティも公開しています。
シーズン開幕直後にマスターボール級に上がるぐらいには使えると思います。

  • 本パーティ構築ではHABCDS等の一般的な略称・用語を用います。

2020/10/30: フェローチェのインファイト習得を見落としていたので変更しました。

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使用ポケモン

S: 最速テッカグヤテッカグヤテッカグヤ+3, S-1(またはこちらがS+1)インテレオンインテレオンインテレオン抜き

特性いかくや無効化されない対面操作技を持ち、サイクル戦の軸となるポケモンです。
ウォッシュロトムウォッシュロトム水ロトムと組んでサイクルを回し、相手のポケモンにダメージを蓄積させていきます。
物理方面はいかくによって補えるため、特殊方面に対して強く出られるようにとつげきチョッキを持たせています。
S調整の余りは相手に対する負荷を高めるためにAに振っていますが、ウォッシュロトムウォッシュロトム水ロトム含めパーティが全体的に物理に対して厚いため、特殊に対する繰り出し回数を確保できるようにDに振るのも良いと思います。

ステルスロックを持たせたいところですが、とつげきチョッキを持たせているので使えないためそらをとぶを覚えさせています。
がんせきふうじによるS操作でエースバーンエースバーンエースバーンが抜ける調整がダイジェットを使用する際にも活きるようになっており、隙を見てダイマックスを切ることで相手を崩してそのまま抜いていくこともできます。

このパーティの優秀な補完枠です。
この構築の軸となるポケモンに対して通りが良いエスパータイプ、および強烈に突き刺さっているフェローチェフェローチェフェローチェに対して有利で、またゴーストタイプを持つことによってアグノムアグノムアグノムのだいばくはつを無効化することができます。
みがわり搭載のたべのこし型を採用しており、HP回復によるサイクル性能の向上や流し際のみがわりによるアドバンテージ確保など、サイクルに参加させる際に役割対象以外に対しても優秀な性能を発揮できるのも利点です。

単純に刺さりが良い場合や、ラティオスラティオスアグノムアグノムユクシーユクシーフェローチェフェローチェなどが出てきそうな場合に選出します。

B<D (H実数値が偶数ですが、このポケモンの耐久では多少調整したところで相手の攻撃を耐えないためダウンロード対策を優先しています)

このパーティの抜きエースです。
サイクルで疲弊した相手に対して繰り出し、ビーストブーストを発動させることで一気に全抜きを狙います。

持ち物はこだわりスカーフを採用しており、並のポケモンであればスカーフを持たれていようと1舞されようと上から殴り倒すことができます。
冠の雪原で新たに登場した ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)ガブリアスガブリアスボーマンダボーマンダカイリューカイリューといった氷4倍勢に対して、(当てさえすれば)Sを上げられた状態からでもマルチスケイルを貫通して致命傷を与えられる点からストッパーとしても期待できます。
タイプ一致のとんぼがえりを使用できるため、序盤から繰り出していくこともできます。

性格はいじっぱりを採用しており、ビーストブーストではAが上がるようになっています。
ダイマックスアタッカーとして運用する場合、通りの悪い虫技や威力の下がってしまう格闘技よりも一貫性の高いダイジェットを選択する機会が多く、この場合は技の追加効果によってSが上がるためビーストブーストで2段階上げる必要が薄い点や、相手が死に出しからのダイマックスで迎撃してきた場合にAを上げていくことでより突破が容易になる点、不一致ダイジェットの打点も補える点など、Aに補正をかけることでダイマックス抜きエースとしてのフェローチェフェローチェフェローチェの運用上大きなメリットが得られます。
これによるデメリットとして、最速ドラパルトドラパルトドラパルトに上を取られてしまう点には注意が必要です。

カプ・コケコカプ・コケコカプ・テテフカプ・テテフカプ・レヒレカプ・レヒレカプ・ブルルカプ・ブルルに対して抜群がとれるどくづきも検討対象に入りますが、サブウェポン2つが非常に優秀な点、威力が低くダイマックス化しても弱いためカプ・ブルルカプ・ブルル以外に勝てるようになるか怪しい点から不採用です。

ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)ランドロスと組ませるサイクルパーツ兼物理流しです。
耐性が優秀であり、相手の物理エースの攻撃を耐えて鬼火を入れたり、わるだくみを持たせることで相手の低火力ポケモンを崩していくこともできて便利です。
耐久型のテッカグヤテッカグヤテッカグヤはこのポケモンで見ます。
せっかくわるだくみを積んでもボルトチェンジで撤退してしまうと台無しなので、技外しを気にせずハイドロポンプを連打していくことも稀によくあります。

C:実数値がS実数値-1
H:あまり

パーティの裏の抜きエースです。飛タイプや妖タイプに対して有利で、フェローチェフェローチェフェローチェの通りが悪い相手に対して選出していきます。
ビーストブーストでSが上がるようになっており、ダイアシッドでCを上げつつ相手を突破していくことができます。

アーゴヨンアーゴヨンアーゴヨンでも似たようなことができますが、ほとんどCSに振っているにもかかわらず特殊耐久は非常に高く、相手の特殊ダイマックスエースとの打ち合いや特殊流しとしてのサイクル参加が可能な点からこのパーティにはウツロイドウツロイドウツロイドのほうが相性が良いと感じています。

この特殊耐久の高さを活かしていく運用に対してきあいのタスキを持たせることは一見ミスマッチですが、物理に対しても一発耐えてビーストブーストの発動を狙うことができ、ダイマックスの迎撃のために後ろから出てきた地面タイプに四倍弱点を突かれて一撃で落とされてしまうことも避けることができます。
このパーティを見るとフェローチェフェローチェフェローチェがきあいのタスキを持っているように見えるので、タスキが読まれづらい(ような気がする)のも利点です。

ダイマックス技はCを上昇させるダイアシッド、天候を操作して相手のタスキ潰しと自身の特殊耐久向上が可能なダイロック、脆い物理耐久を突かれて先制技で落とされることを防止できるダイサイコと、相性の良い技が揃っています。
4つ目の技はあまり補完が優秀なものがないので、きあいのタスキとの相性の良いステルスロックを持たせています。
10まんボルトを持たせてもよいですが、テッカグヤテッカグヤアーマーガアアーマーガアエアームドエアームドなどの鋼飛行複合に対するピンポイント打点になりがちの印象です。

フェローチェフェローチェフェローチェほど尖った種族値はしていないため、場に出たターンの初速は控えめです。
そのため周りのポケモンでしっかり態勢を整えてからダイマックスを切るようにしましょう。

とくに採用理由はないですが既存の個体を適当に入れました。
強いて言うなら、フェローチェフェローチェフェローチェが選出できない場合に足りなくなる氷の打点を持つことができる点や、氷に加えて電気の技範囲とトリックルームを持っているためダイジェット使い全般に強く、また単体での性能が高いため一定の戦果が期待できる点などがパーティに組み込むメリットとして挙げられます。

特性ダウンロード発動時の高火力により対面でもサイクルでも強く、トリックルームで縛り関係を逆転してサイクル不利を切り返していったり、ダイマックスして殴っていくこともできます。
ポケモンを変える場合は真っ先に検討する枠です。

戦術と解説

選出・立ち回り

基本の選出です。コンセプト通りにとんぼがえりやボルトチェンジを活用して負荷をかけつつ、裏のフェローチェフェローチェウツロイドウツロイドの確定圏内に入れていきます。
相手が十分に削れたらエースを着地させ、ダイマックスを切って抜いていきます。

先発はランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)ランドロスが安定することが多いですが、相手に応じて刺さりの良いポケモンを先発に置いていきます。
フェローチェフェローチェフェローチェもスカーフとんぼがえりが可能で、ウツロイドウツロイドウツロイドも特殊技を受けつつのステロ撒きが可能なので先発で出すことも十分に可能ですが、バトルの早い段階からこちらの手持ち3体を明かしてしまう点や、不意にエースを落とされてしまうと一気に不利になってしまう点から慎重に立ち回ったほうがよいです。

相手によっては刺さりの悪いポケモンのかわりにポリゴン2ポリゴン2ギルガルドギルガルドを選出していきます。
その場合でも対面操作技を活用してサイクル戦を展開していくのが基本です。
フェローチェフェローチェウツロイドウツロイドのどちらも選出しなかった場合はダイマックスポケモンの抜き性能が下がってしまいがちですが、ダイジェットを積んだランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)ランドロスやわるだくみを積んだウォッシュロトムウォッシュロトム水ロトム、ダウンロードでCが上がったポリゴン2ポリゴン2ポリゴン2などはダイマックスを切っても非常に強力なので、防御的な立ち回りをしつつ隙を見て通りの良いポケモンでダイマックスしていくことができます。

UBの2体選出です。
スカーフフェローチェフェローチェフェローチェとタスキウツロイドウツロイドウツロイドがどちらも高い対面性能を持っており、加えて1体倒すごとに能力が上昇していくため、交代戦を捨てて目の前の相手を倒していくだけで相手に強い負荷をかけることができます。
この選出の場合、初手ダイマックスを含めて目の前の相手を倒せそうなタイミングがあればダイマックスは積極的に切っていってよいです。

投稿時点ではまだカジュアルでしか回せていないため、11月からのランクマッチ環境で戦っていけるパーティかはわかりません。特に試運転時に受けループとは一度も当たらなかったため、受けループに対しての対策を施したほうがいいような気もしています。
アドバイス等ありましたらよろしくお願いします。

チームID: 0000 0006 0CB3 8W

投稿日時 : 2020/10/30 01:05

最終更新日時 : 2020/10/30 04:30

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コメント(6件)

1
フェローチェさんは技範囲が広いのできあいのたすきはウツロイドではなく、フェローチェに持たせた方がいいと思うのですが、スカーフがの意図を教えてください
20/10/31 23:36
2
個人的に非常に使いやすいです。
ロトムでおにび入れたり、積んでダイマするのが意表つけてて楽しいです。
20/11/02 00:58
3たたも(@__tatamo__)
コメントありがとうございます。

>>1
フェローチェはとんぼがえりを使って他のポケモンとサイクルを回せるポケモンですので、上を取れるようになる範囲が増えるこだわりスカーフとの相性は良いと思います。
技の撃ち分けに関しては、バトル序盤ではとんぼがえりで様子見し、裏のポケモンが判明したサイクル2周目以降に通りの良い技を撃っていったり、相手を崩せる状況になったらダイマックスを切ってこだわりを解除していくこともできます。(撤退してサイクルを回すのではなく別の技を撃ちたい状況というのはたいてい相手を崩せる状況ということなので、ダイジェットやダイナックルで積んでいくのは自然な動きだと思います)

相手のポケモンがフェローチェよりも速かった場合、タスキを持たせている場合でも一発耐えて返り討ちにすることはできますが、HPが1になってしまうため、半減の先制技や天候ダメージでフェローチェが倒れてしまうので、ダイマックスを切りづらくなります。
スカーフを持たせることで、種族値で勝っている相手なら先制して攻撃できるので、相手のスカーフ持ちにフェローチェが奇襲を受けてしまうことを防ぎつつ、安心してとんぼがえりを押せるようになります。
また、りゅうのまいなどを積んですばやさが上がったポケモンを相手にする場合も、タスキの場合は 一発受ける→タスキで耐えて反撃 となりますが、スカーフを持つことで抜けている範囲であれば上から相手を倒し、HPを多く残した状態でビーストブーストを発動させることができます。

もちろんダイジェットを2回積んだような相手はタスキでなければ止められませんし、相手が裏から出してきたポケモンに攻撃を耐えられ、弱点を突かれて一撃で落とされてしまう場合もあるので、きあいのタスキを持たせるメリットも大きいと思います。

この構築では、ランドロスやフェローチェを見た相手がステルスロックを撒いてくることが多い点や、フェローチェ自身が使用するダイアイスでタスキが潰れてしまう点、一度HP1になるとダイマックスエースとしては役割放棄になってしまう点から、こだわりスカーフのほうが相性が良いと考えました。

>> 2
使っていただいてありがとうございます。
HBウォッシュロトムはランドロスとサイクルを回しやすい上に鬼火撒きやエース運用もできるので、相手に合わせて柔軟に動きを変えられてとても便利だと思います。
20/11/02 21:15
4
スカーフフェローチェ凄く良いと思います。
技構成ですが、とびはねるよりもどくづきのほうがいいと思います。
とびはねるにもダイマを枯らせるメリットがありますが、やはりフェアリーに強く出れるように毒タイプの技は欲しいと感じました。
20/11/07 22:29
5たたも(@__tatamo__)
>>3
コメントありがとうございます。
どくづきですが、フェローチェの説明欄に記載されているように、ダイマックスすることを考えるといまのところとびはねるのほうがよいのかなあと思っています。
以下に理由を書いてみます。
環境にいるフェアリーはカプ系とミミッキュミミッキュで、採用率30位以下50位以上にオーロンゲオーロンゲキュウコン(アローラ)キュウコン(アローラ)トゲキッストゲキッスがいます。
このうちミミッキュミミッキュは毒等倍なのでトリプルアクセルを使えばよく、オーロンゲオーロンゲキュウコン(アローラ)キュウコン(アローラ)に対するダメージはインファイトのほうが高く、トゲキッストゲキッスに対してもトリプルアクセルが抜群で入ります。
ですので主な仮想敵はカプ・レヒレカプ・レヒレカプ・コケコカプ・コケコカプ・テテフカプ・テテフとなるかと思います。

カプ・コケコカプ・コケコについてはどくづきで確2止まりになり、インファイトやトリプルアクセルでも半分からそれ以上入ります。
そうなると、無傷のカプ・コケコカプ・コケコに死に出しからダイマックスを切られるとどくづきの採用有無にかかわらず必ず負けることになります。
相手がコケコにダイマックスを切らない場合、受け出しは効かず、死に出しならAが上がっているのでダイアイスでも確1がとれます。

カプ・テテフカプ・テテフについてもどくづきは44%程度の乱数で、とんぼがえりで6割以上削れ、ダイマックスした場合はダイワームとダイアシッドの与えるダメージがほぼ同等になります。
カプ・テテフカプ・テテフはむしろとびはねるを採用していたほうが勝率が上がると思っています。
というのも、こちらがダイマックスを切るとこだわりスカーフの効果が解除され、スカーフカプ・テテフカプ・テテフが上からダイマックスフェローチェフェローチェを一撃で倒せてしまうためです。
とびはねる採用であれば、あらかじめダイジェットを積んでおくことでダイマックス状態でも上から動くことができるようになります。

なので、どくづきを採用する場合は実質的にカプ・レヒレカプ・レヒレへのピンポイント打点になると考えた方がいいかと思います。
とはいえ相手がダイマックスを切らなくてもA+1ダイアシッドが確1にならず、非ダイマックスのムーンフォースで返り討ちにあってしまいます。
交代を読んでどくづきを直撃させればカプ・レヒレカプ・レヒレが突破できるようになるのはメリットですが、それ以外の状況では基本的に不利なままと思った方がよさそうです。

フェローチェをサイクルパーツとして見る場合、不利な相手からはすぐに撤退するのが最もよい動きになりますし、フェアリーが出てきそうな場合にはとんぼがえりでテンポを維持しつつ等倍のダイマックス技で落とせるところまで他の味方に削ってもらうのがよさそうです。

カプ・レヒレカプ・レヒレは採用率が高く、ギルガルドギルガルドウォッシュロトムウォッシュロトムウツロイドウツロイドポリゴン2ポリゴン2なら撃ち合いになんとか勝つことはできますが一定の負担は避けられず、明確に有利なポケモンが少ない点は課題だと思っています。
20/11/08 12:40
6アーマーガア
ミトム、ランドロスのサイクル強そうです。使わせてもらいます。また個人的にサイクルは初手ダイマに弱いと思っていますがどうやって対処しているか教えていただきたいです。
20/11/25 01:21

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