ポケモンパーティ構築(シングル)

　本構築のエースにして軸。ステロを撒かないワンちゃん。

　耐久調整をしたところで受けられるポケモンなどたかが知れているので、ASぶっぱ。微妙に足りない火力を補うために「いのちのたま」を持たせています。「すなかき」が発動していれば、エースバーンを上から倒せる優秀な子。
　役割対象はエースバーントゲキッスヒートロトムに加えて、リザードンウルガモスなどの岩四倍勢。

　基本的には死に出しか、交代読みで出しますが、トゲキッスのみ後投げができます。ただし交代際にダイフェアリーを打たれた場合のみ、そのまま撃沈します。それ以外は何をされようとも上から叩き潰し、何なら裏まで貫いてくれたことは数知れず。
　相手のダイマックスがなくなっていれば、環境上位のトゲキッスやエースバーンを上から「アクセルロック」で縛ることもできます。あまり見ない型ですが、環境に刺さっている強いポケモンだと思います。あと最高に可愛い

　「つるぎのまい」はほとんど使わなかったので、他の物理技に切り替えても良いかもしれません。

　ワンちゃんの相棒にして、ステロを撒くカバくん。

　努力値は陽気珠エースバーンの「キョダイカキュウ」を「アッキのみ」で確定3発。残りをDへ。何の変哲もないどこにでも居そうな子です。

　物理全般への受けとステロ撒きがお仕事。なまける連打でエースバーンを受けきれる都合上、先発に出すことは少なく、エースバーンやパッチラゴンに後投げすることが多いです。
　砂を予め撒くことで、ルガルガン(まひる)がヒートロトムへの後出しが可能になったり（いわタイプなので砂でD1.5倍）、エースバーンと対面で勝てるようになったり、最高のサポートでした。

　技や道具は一般的故に、完成されていると思います。

　影の功労者。この子がいなければこのパーティーは成り立たない。

　育成論ソードシールド/1363
　↑こちらの育成論のものを使用させて頂いています。

　カバルドンとルガルガン(まひる)を並べた時の最大の課題。それは水と草の一貫です。そしてこのフシギバナこそ、その両方への回答です。

　ゴリランダーなどの草タイプは当然、アシレーヌマリルリウーラオス(れんげき)ウォッシュロトムなどの環境に蔓延るほとんどの水タイプへ後出しができます。その性質上、過労死枠なので「どくどく」ではなく「やどりぎのタネ」で少しでも生き残るようにしています。
　ただしギャラドスや最近増えだした瞑想アシレーヌだけはどうにもできない。

　上記のフシギバナで厳しいギャラドスへの役割と、ついでにポリゴン2への対処のために購入された洗濯機。

　前シーズン１位だった方の調整を丸パクリ参考にさせていただきました。基本的に特殊受けが多いのでHDぶっぱ。

　ねむカゴ型です。ギャラドスの処理及び、ラプラスポリゴン2などのこちらをすぐには突破できないポケモンの前で「わるだくみ」を積み、「ねむる」で回復した後、一気に相手へ負担をかけていきます。
　「カゴのみ」持ちなのでカバルドンの処理能力も〇。

　「パワーウィップ」持ちのギャラドス？　諦めましょう。
　（実際、ほとんど見なくなったので事故と割り切っていましたが、8/10現在HOME情報だと採用率38.6%……。偶然、出会わなかっただけなのかもしれません）

　ドラパルト絶対に許さないクマさん。

　調整は特になし。最速でAぶっぱの普通のクマさん。スカーフですが少しでも同速勝負に勝つための最速です

　上記のメンバーで怪しかったドラパルトやイエッサン♂などの超火力エスパータイプを相手取ります。初手ドラパルトが予測できる時には積極的に先発に投げました。
　またウーラオス(いちげき)がいるとひどくトゲキッスを呼びます。少なくとも僕の対戦では今シーズン入ってから、相手の構築にいるトゲキッスは必ず選出されているはずです。
　そのトゲキッスはルガルガン(まひる)が起点にできるので、そう言った意味でもこのパーティーには必要不可欠な存在でした。

　我がパーティーのダークホース。物騒なこと言ってそうなエースストライカー。

　相手のエースバーンと身代わりを残して対面できたとき、必ず勝ちたいがために敢えての最速からS-1。身代わり３回で「チイラのみ」発動のためのH=4n調整。ダウンロード対策にD４振りをし、最後にAぶっぱしました。（ぴったり）

　身代わり激流ゲッコウガの系譜、と言えば伝わる人には伝わるかもしれません。まあ、僕は剣盾が初ポケモンなのでゲッコウガは見たことありませんが。
　基本的に奇襲枠です。「みがわり」でエースバーンを止めに来たウインディやレントラーを起点にします。変化技を透かし、身代わりが残せれば上々。「ビルドアップ」を積んでいきます、
　そうでなくとも「みがわり」連打で「もうか」と「チイラのみ」を発動させ、全抜きを狙っていきます。
　
　A1段階上昇＋「もうか」で放つ「キョダイカキュウ」は半減であるはずのH252アシレーヌでさえ、高乱数１発で消し炭にします。当然、等倍以上のポケモンで受けきれるものはほとんどいません。
　
　選出率はかなり低くあまり出番はありませんが、やはり使用率１位の貫禄はすさまじい。いるだけで相手に圧がかかりますし、採用率1％未満の「もうか」を想定する人などいません。選出した時にはそのほとんどで勝利の鍵になってくれました。
　
　ナットレイなどに後投げすると、とりあえず「まもる」で様子見してくるなど想定外から来る「みがわり」の強さに惚れそう。