ポケモンパーティ構築(シングル)
再起の祈り対面構築(ランクバトルS1仕様 最高197位)
2022/12/19 10:26
投稿者:削除済
ポケモンSV / シングル / シーズン1
就職活動のため新年度までランクマに潜れず、復帰する頃にはこの構築も型落ちが考えられるため、シーズン1の真っ最中ですが、自己最高順位を大幅更新(それでも100位台ですが…)できた構築をここで紹介させていただきます。
先日投稿した「再起の祈り対面構築(パーティ構築/2839)」のS1仕様です。
使用ポケモン
構築の要、再起の祈り要員兼襷アタッカーです。
サザンドラやガブリアスなどより速いSから、一貫性のある高威力の電気、格闘打点で抜いていくのが主な仕事であり、再起の祈りはパーモット自身よりも後述の切り込み隊長や、時にヘイラッシャが刺さりそうな時に切る選択肢です。
上位帯では必ずしも再起の祈りが決まるとは限らないため、それよりもパーモットの一貫を作ることを意識して動くと良い感じでした。
テラスタイプは電気です。でんこうそうげきをノーリスクで連発する動きは強いです。
パーモットよりも素早く、技も通りにくく、襷を貫通してくることもあるドラパルトが苦手です。
再起の祈りで蘇生する切り込み隊長枠その1です。
この枠には当初、スカーフイーユイを採用する予定でしたが、ご存じの通りS1のレギュレーションではイーユイが使えないため、最初はスカーフグレンアルマを使用していました。しかし、グレンアルマはイーユイではありませんでした。
パーモット共々ドラパルトが重くなってしまうことから、ドラパルトを先制で叩けて、なおかつこだわりトリックで起点作りポケモンの機能も停止できるマスカーニャに白羽の矢を立てたところ、うまくはまってくれました。
ガチガチに対面を意識していたのでとんぼ返りは採用せず、ドラゴンや同族に刺さるじゃれつくを採用しています。
スカーフ持ち(サザンドラ等)のスカーフを叩き落とし、パーモットが上から動ける状況を作るのが強かったです。
再起の祈りで蘇生する切り込み隊長枠その2です。
当初は玉パオジアンを採用する予定でしたが、イーユイと同じ理由で別のポケモンに差し替えました。
セグレイブは案の定パオジアンではなかったのですが、こちらは良い意味でパオジアンと違っていました。というのも、耐久がそこそこ高いおかげでそこそこ長く動ける点や、キノガッサ等をつらら針で処理できる点が偉すぎました。
ミラー意識で最速運用していましたが、マスカーニャが礫でギリギリ落ちない点を考慮すると、意地っ張りでもよかったかもしれません。
セグレイブは地面テラスタルで弱点を消しつつ地震の火力を上げて竜舞を積み無双する型がメジャーですが、このセグレイブはあくまで礫を打つのが仕事なのでテラスタイプは礫やつらら針の火力が上がる氷です。
切り込み隊長が倒れ、パーモットに繋ぐまでに暴れる対面性能の高いアタッカー枠です。
当初は飛行テラスタルで運用していましたが、ドラゴン相手の弱点を突けない点が少し辛かったので、神速の火力を上乗せでき、なおかつフェアリー弱点も消せるノーマルテラスタルにしました。
選出は決して多くなかったものの、神速の安心感は大きかったです。
前回の投稿で一番迷走していた枠でしたが、結果的にこの構成がとてもはまりました。カイリューと同じく、中継ぎ枠です。
サーフゴーミラーや準速ミミッキュなどの上を取れるよう最速にしましたが、結論を言うとこれが正解でした。
有利対面で身代わりが残りやすく、ノーマルテラスタルも絡めて弱点を消しつつ粘り強く戦える点や、物理アタッカーの苦手なキョジオーンを完全に起点にできる点が強かったです。
パーティーで唯一の特殊アタッカーになってしまったこともあり、選出機会は多かったです。
カイリュー、サーフゴーと同じく中継ぎ枠です。
不利対面での引き先やクッションなどとしても強く、物理アタッカーに対しては詰め筋にもなれる、頼りになる大将でした。
特殊方面にもう少し振ってもよかったかもしれませんし、テラスタイプも弱点を消せる草やドラゴンにしてもよかったかもしれません。
圧倒的な物理耐久力が物理環境に刺さりますし、天然と地割れと眠るのおかげで積みエースにも耐久型にも状態異常にも強いので安心感が抜群でした。
火力に振っていないので、ゴツメも重要なダメージソースです。
戦術と解説
このパーティーの基本選出は、前回投稿と同じく
1.マスカーニャorセグレイブ
2.カイリューorヘイラッシャorサーフゴー
3.パーモット
で、基本的な立ち回りは
1.マスカーニャまたはセグレイブが倒れるまで相手を殴り続ける
2.カイリュー、サーフゴー、ヘイラッシャで暴れる
3.相手の残りを見て、パーモットまたは蘇生マスカーニャorセグレイブでスイープ
といった流れになります。(立回りの2と3は適宜入れ替わります)
ただし、上位帯では再起の祈りに固執するよりも、むしろパーモットの一貫を作ることを意識して動き、再起の祈りはパーモットが刺さっていないときの選択肢の一つとして割りきったほうがよかったです。
蘇生対象として想定しているのはマスカーニャとセグレイブでしたが、サーフゴーやヘイラッシャを蘇生したマッチングもありました。相手に刺さっているポケモンを蘇生したいところです。
テラスタルは主にパーモットに残しますが、カイリュー、サーフゴーで詰めきれそうなときはそちらに切ります。マスカーニャ、セグレイブのテラスタルはそこまで重視しません。(ヘイラッシャは草テラスタルやドラゴンテラスタルに変えてもよかったかも)
素早いゴーストポケモンやスカーフ持ちとの対面ではパーモットがむしろ不利になりがちですが、そこをマスカーニャやサーフゴーやカイリューで叩きやすかったので、それを意識するとパーモットの一貫を作れます。A種族値115からタイプ一致威力120技を連発できるのはかなり強いです。
パラドックスが解禁されたらハバタクカミが相当重くなってしまうので、今の編成が通用するのは残り半分のシーズン1環境のみになってしまうと思いますが、将来的にはイーユイ、パオジアンの他にもお墓参りイダイトウ等の有力な蘇生候補が登場するので、パーモットの再起の祈りはこれからも環境の片隅で楽しく動けるのではないかと思います。
※テラスタイプ等、いろいろ甘えているのでレンタルチーム公開はしません。
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