ポケモンパーティ構築(ダブル)

　トリル展開要因です．また，"ぶんまわす"でダダリンに持たせた"じゃくてんほけん"を起動させることもできます．"いのちのしずく"・"まもる"で補助や様子見をする構成です．"まもる"のところは”てだすけ”でもいいと思います．

　完全に役割がサポートな上，トリル＋αの動きをするため，複数ターン動けるように，努力値も耐久に振っています．ブリムオンに攻撃が集中したときに耐えるよう，"オボンのみ"を持たせています．

　ブリムオンのトリル展開をより確かにするための枠です．トリルをつぶすための"トリル返し"や”ふういん”を打たせないように”ちょうはつ”を覚えさせています．また"リフレクター"や"ひかりのかべ"でブリムオンが1ターン目で落ちないようにサポートします．"ソウルクラッシュ"の枠は自由です．自分は「サポート2体が同時に場に出るのは...」と思ったため，"ソウルクラッシュ"で殴れるようにしています．(C下降もうれしい)ほかの候補としては，初ターン1体の行動を封じるために"ねこだまし"などが考えられます．
　持ち物は"だっしゅつボタン"としています．1ターン目にいずれかの壁を貼り，オーロンゲが受けて"だっしゅつボタン"発動，"じゃくてんほけん"持ちダダリンが安全に着地する，というのが理想の立ち回りです．(詳しくは後述)
　バトル後半に，再度壁を貼るチャンスを作れることも魅力だと思います．

　もともとシングル用の個体を，そのままダブルに持ってきていました．こちらの育成論(育成論ソードシールド/52)を参考にさせて頂いております．

　本パーティのメインアタッカーです．ブリムオンの"ぶんまわす"で能動的に"じゃくてんほけん"を起動することができます．素早さ関係も，トリル下ではブリムオン→ダダリンの順に動くため噛み合っています．ダイマックスさせることで"ぶんまわす"のダメージを抑えることができます．
　そもそもダダリンを起用した理由としては，1.特性「はがねつかい」によりタイプ一致で打てる技の範囲が広いこと，2.4倍弱点がないこと，3.ドサイドンと一緒にパーティに入れることで"じゃくてんほけん"を悟られにくいことです．
　1.の理由により，「ゴーストダイブ」「パワーウィップ」「アイアンヘッド」が選ばれています．"アクアブレイク"の枠は自由です．自分は，炎技の威力を抑えるためにダイマ状態で水技を打ちたいということから"アクアブレイク"を採用しています．ほかにもダダリンの延命を図るために地面技の"じしん"で特防を上げることが考えられますが，「ダブルだと"じしん"を打ちづらい」「ダダリンは”ダイソウゲン”を打ってグラスフィールドにしてしまう」という懸念点があります．
　2.の理由に関しては，もとはドサイドンに"じゃくてんほけん"を持たせていましたが，水草に4倍弱点を突かれており，特性「ハードロック」といえども致命傷を受けて沈むことが多かったため，ダダリンにたどり着きました．
　3.に関しては，気持ちそうなればいいなという希望です．ただ，ダダリンとドサイドンの並びはタイプ相性的には結構いいのではと思っています．

　物理アタッカーですが，もともと高い物理耐久や"とつげきチョッキ"によって補強された特殊耐久を使い，不利対面での交換先にもなります．ダダリンがグラスフィールドを展開する可能性があるため，"じしん"ではなく"10まんばりき"を採用．トリル下では，ほぼほぼ上から動くことができるため"いわなだれ"・"アイアンヘッド"で怯ませる構成．トリルパでSダウンが気にならないため"アームハンマー"採用という感じです．ドサイドンにダイマを切れば岩・地面・鋼のダイマックス技でさらに耐久を上げられるうえ，"ダイナックル"でAも上げることができます．

　特殊アタッカー役です．特性「ひでり」で天候を上書きすることができ，晴れ状態からの"ふんか"，その威力を上げる"もくたん"を持たせています．ブリムオンと並べて"いのちのしずく"による回復で，"ふんか"を打つ機会を増やすことができます．ブリムオンが"てだすけ"を採用していれば，さらに威力を高めることができます．
　相手の選出にもよりますが，ブリムオンコータスを初手に出せば，晴れ下の"ふんか"をチラつかせることができ，ブリムオンに攻撃が集中しないようにもできます．(相手に2体同時攻撃技持ちがいると意味ないけど...)
　その他の技構成は，体力が削られてしまったときように"ねっぷう"，どうしても水タイプと相手しなければならない時用の"ソーラービーム"，特性「ひでり」で炎ポケを呼びやすいことから「だいちのちから」を採用しています．

　上5体の相性を補完する目的で採用しました．特殊アタッカーです．
　タイプ一致で打つことができる"うたかたのアリア"・"ムーンフォース"と草タイプを見なければならないときように"ふぶき"，トリルパで足が遅いため，先制技の"アクアジェット"を採用しました．水技は命中安定技を選びましたが，アシレーヌにダイマを切ることを考える場合は"ハイドロポンプ"・"ハイドロカノン"が候補に挙がってくると思います．