ポケモンパーティ構築(シングル)

★役割　

雨降らし要員　潤滑油　

★特性

雨パ採用なのでアメフラシ一択。優秀すぎる特性

★性格と個体値

のんきでs個体値は0（最遅）

Sを下げるメリットは2つ

一つ目は後攻トンボ返りを打つため、これが主な理由です

裏のすいすいアタッカーを無傷で場に出せ、あくびループを切りやすくもなります

もう一つは天候の取り合いを制しやすくするため。
sを落としていないカバルドン（s個体値31無振りカバルドンのs実数値は67）の下をとれるケースが結構多いです

最遅にまでする理由は、sを落とせば落とすほど上記の2つをより可能としやすくするためです

★努力値の調整意図

役割の欄にも記載した通り、このポケモンの役割は火力を出すことでもスイーパーでもなくあくまで「雨を降らすことができる潤滑油」なので耐久振りにしました

防御特化にまで耐久を振る理由は生存率を高めるためです

何を当たり前の事を言っているんだ？と感じるかもしれませが、しかしこのポケモンが生存できる=雨を再展開できるという事なので耐久力はあればあるだけいいです

雨パは1回目の雨だけで試合を終わらせることはあまりありません
なので雨の再展開のためにペリッパーに生きていてもらう事はとても大切です

また、きあいのタスキを持っていても防御特化まで振る必要はあると考えています

このポケモン防御が高いので基本的には物理技で落とされることはありませんが、特化まで振ることで、例えば特化ガブリアスのハチマキエッジが鮫肌込で56，3%まで抑えることができます

Aに余りの4を振る理由はねっとうを打つ機会が少ないのに対し、とんぼがえりはどんな試合でも100%打つためです

★もちもの

上でも少し触れましたが、きあいのタスキです

特殊ポケモン相手や、ハチマキバンギラスにも安定して後手とんぼがえりを打てるようになります

★技構成

・とんぼがえり...必須技でニョロトノとの差別化点でもあります。この技のおかげで雨を降らせながら裏の雨エースを無傷で場に出せます

・ねっとう...タイプ一致水技で雨下で威力が120にまで上昇します
なみのりやハイドロポンプに比べ火力は落ちますが、そもそも火力を出す役割でもありませんし、シンプルに追加効果が優秀で、HB振りのこの型とのシナジーもあります
ぼうふうではない理由はHDベースのハッサム意識、雨下の威力もねっとうの方が高いです

・でんこうせっか...意外と打つ機会が多い先制技で、足の遅いペリッパーとの相性がいい。

後ほど紹介するキングドラが両刀でSを落としているため、からをやぶる後でs最+2状態の最速パルシェンを抜けない点を危惧して採用しました。
からをやぶる後で耐久が下がったパルシェンを雨ねっとう+でんこうせっかで確定で倒せます。

またタスキつぶしやこらえる+イバンケアができる点も優秀です

・みがわり...ハッサム対面で安定する技です。

ハッサムはペリッパーと同じs65族で最遅にする場合が多く、後手とんぼ運ゲ勝負をしなくてはなりません
それを避けられるのがこの技で、こちらが先手後手どちらを取ろうと後ろの雨エースにとんぼがえりで繋ぎやすくなります。　　　

具体的には

こちらが先行の場合　　

ペリッパーのみがわり→ハッサムのとんぼがえり→みがわりが残り、次のターンにみがわりを盾に後手とんぼがえり
　
後攻の場合

ハッサムのとんぼがえり→ペリッパーのみがわり→みがわりを盾に後手とんぼがえり

以上のように、みがわりを残した状態で相手の交代先と対面できます。

仮に相手のハッサムが特化で、しかもハチマキの場合であっても、とんぼがえりがみがわりが25%でしか割ることができません

★その他候補の技

・はたきおとす...ペリッパーの場合威力こそでないが相手のもちものを落とせる優秀な技

・みずびたし...ルンパッパや、雨パに採用しがちな電気技持ちのシナジーを特に考えるなら。火力も削げるし意外と使い勝手がよかった

・ぼうふう...雨下一致水技で十分だが、水技は雨エースが打てるので飛行技が欲しい場合に。水半減の草タイプに刺さる

・はねやすめ...あまり使うことはなかったが、候補の中では一番ほしい技
HBのこの型との相性が非常によく、todも可能とする。

もしこの技を採用するならみがわりを外すべきでしょう（自分はみがわり信者なのでみがわりを高く評価しすぎかもしれません....）
それか裏の雨エースの素早さに自信があるならば、でんこうせっかを外すのも可

★注意すべきこと

このペリッパーを使う上で一つ意識してほしいのは、｢初手出しを読まれること」を恐れないということです。
初手ペリッパーとか普通に読まれやすいけど全然構いません。このポケモンはとにかく

・トンボでエースを無傷で出す
・雨を再展開する

最低限その2つができれば十分です

★役割

すいすいアタッカー　

★採用理由

まず他のすいすいアタッカーと比較してみたいと思います

・ルンパッパ

（強み）

水、草、氷、格闘....と技範囲が広く、本来すいすいアタッカーが苦手とする高耐久の水タイプ相手（スイクンやミロカロス）に強い

ペリッパーがよびがちなカットロトムウォッシュロトムヒートロトム全てに対して強い

やどりぎのたねやこうごうせい、カウンターなど優秀な技を多く覚える

（弱み）

特攻が低い。優秀な技範囲とこだわり眼鏡の相性が悪く、命の珠を持たせたC特化でも、環境トップであるラティオスの耐久無振りに対して107 ~ 127（69 ~ 81.9%）しか入らず、ステロ込みでも一撃で倒せない。
つまりアタッカー性能を技範囲で補っているに過ぎない

・オムスター

（強み）

すいすいアタッカーで一番特攻が高い。

（弱み）
sが低く、使いにくい。最速の雨下でも、スカーフ90族と同じ234しかない。

特殊耐久が低い

・キングドラ

AとCの種族値が同値なので、物理特殊どちらか読まれにくく、珍しく両刀可能なすいすいアタッカー
そのため受けルにも強く、ハピナスなど特殊受けに強い

りゅうのまいのおかげで雨がなくても戦える

基本的に味方の後攻交代技から安全に着地させ、有利盤面をつくり、上から高火力を撃ち逃げするスタイルなのでこだわり眼鏡と相性がいい。

素早さも十分で耐久も低くない

（弱み）

今作のキングドラはまともな物理技がたきのぼりとげきりん2つしかない。そのため普通の物理型は弱い

以上より、どれも一長一短ではありますが、ルンパッパ以上の火力と、オムスターにない使いやすさを両立可能な点から安定した強さを感じたためエースとして採用しました。

また先程、ルンパッパはスイクンに強いと書きましたが、この型のキングドラも受け出してきたスイクンを
倒す事が可能です

★特性

雨パでの採用なのですいすい一択

★もちもの

命の珠です。
物理、特殊両方の火力を上昇させられますし、りゅうのまいを採用する以上こだわり系を持てず、他の火力アップアイテムでは役割対象へのダメージが不足してしまいます

★性格と努力値の調整意図

・性格...やんちゃ

命の珠で生命が削られていく以上、先制技で可能な限り縛られたくないので、B下降のさみしがりではなく、D下降のやんちゃでの採用。あと単純に役割対象への想定した動きを可能とする数値がやんちゃ以外で実現できないため

・努力値
A212 c124 s172

調整意図が複雑すぎるため、↓に記載する立ち回りが実現できる調整のうち、攻撃が一番高くなる組み合わせとだけ

sの調整意図は雨下で最速スカーフガブリアス抜き

★技構成

・たきのぼり...bdspでキングドラが唯一覚える物理の一致水技。すいすいやりゅうのまいで上から殴れるので怯みも期待可能です

・げきりん...キングドラが唯一覚え婦物理の一致ドラゴン技、技固定がイタい....

・りゅうせいぐん...高火力一致水技

・りゅうのまい...キングドラが覚える数少ない積み技（他は気合だめのみ}
たきのぼりとシナジーがありますし、この技のおかげでキングドラが本来苦手とする高耐久の水タイプや特殊受けを倒す事ができます。

れいとうビームは必要ありません。何故なられいとうビームを打ちたい相手は他の技で突破可能だからです。
そもそも外す技がありませんし、カイリューやガブリアスなど4倍弱点相手に打つにしても

2倍りゅうせいぐんの威力=130（技威力）×1.5（タイプ一致補正）×2（抜群補正）=390

4倍れいとうビームの威力=90（技威力）×4（抜群補正）=360

なので必要ない場面が多いです

★立ち回り例

基本的にペリッパーの後攻とんぼがえりで着地させ、上から攻撃し、相手の交代先に負荷をかけます。

普通の特殊型ならこれで終わりですが、今回のキングドラは交代してでてきた受けを両刀強みを押し付けて突破、またはりゅうのまいで強引に突破します

有利対面を作り、受けポケモンの前で舞い、突破し、そのまま雨がやんでも裏のポケモンも突破していく。

または雨を再展開し、キングドラ受けがいなくなった相手の他2匹を次サイクル以降で安全に突破する。

そもそもキングドラ受けがいないということはキングドラの一貫かあるということで有利

両刀なのでcダウンしても起点にもなりません

↓に例として、キングドラのりゅうせいぐんに対して受け出ししてきたポケモンへの立ち回りやダメージ計算を記載します

vsバンギラス

雨を止めるためによく選出されます。

H252の砂下バンギラスに対し　

・りゅうせいぐん

70 ~ 83（33.8 ~ 40%）確定3発

・たきのぼり

143 ~ 172（69 ~ 83%）確定2発

となり、102.8%〜入るので突破可能。

普通の特殊型の場合、仮にC特化であってもりゅうせいぐん+C2段階下降ハイドロポンプで落とす事はできません

食べ残しが見えたら耐久に厚くしている分火力を削いでいる特殊受けと判断できるので、割とりゅうのまいを積む余裕があります（しかも食べ残し回復と砂ダメージ稼ぎのために守るをしてくる事が多い）

ちなみに攻撃無振りバンギラスの噛み砕くが
61 ~ 73（40.3 ~ 48.3%）確定3発です

特殊型がメジャーなキングドラのりゅうのまいはあまり読まれないので、対面りゅうのまいを積むと相手がしばらく固まる事が多いので多分驚きのあまり泡吹いて倒れてると思う

vsスイクン

H252 B252 D4　のねむカゴ型と想定した場合

・りゅうせいぐん
94 ~ 110（45.4 ~ 53.1%）乱数2発（31.3%）

・げきりん
75 ~ 91（36.2 ~ 43.9%）確定3発

・A+1げきりん
113 ~ 134（54.5 ~ 64.7%）確定2発

となり、りゅうせいぐんと+1げきりんで丁度207〜（100%）入ります

動きの例としては

スイクンの受け出し
↓
キングドラのりゅうせいぐん
↓
キングドラのりゅうのまい
↓
スイクンのねむるorねむる以外の他の技

ねむる以外の他の技を選択した場合、それが攻撃技なら絶対零度以外の技は確定で耐え、ほえるの場合ペリッパーのとんぼがえりや後述するハッサムのとんぼがえり、カットロトムのボルトチェンジで再度安全にキングドラを着地させます。bdspのキングドラは物理技をあまり警戒されないのでめいそうを積んでくる事が多いですが、げきりんが物理技なので無意味

ねむるの場合

スイクン眠ってカゴのみで起きる
↓
キングドラのげきりんが確定2発なので2回打って突破

ねむカゴ型でない場合、例えば食べ残し型であってもキングドラのりゅうせいぐん+りゅうのまいげきりん×2回orりゅうのまい×2回げきりんで突破可能

HB特化でさえ突破できるので、耐久を欠いた型は無論問題なく突破できますし、HD特化スイクンであった場合も同じくりゅうせいぐん+りゅうのまいげきりんで突破可能
また食べ残しとねむる両方もつ型相手であっても問題ありません

vsハピナス（H4 B252 D252の図太い個体の場合）

・りゅうせいぐん
68 ~ 82（20.5 ~ 24.7%）

・雨たきのぼり（≒げきりん）
203 ~ 239（61.3 ~ 72.2%）確定2発

・+1雨たきのぼり（≒+1げきりん）
304 ~ 359（91.8 ~ 108.4%）乱数1発（50%）

りゅうせいぐん+りゅうのまい後の雨たきのぼりorげきりん、または雨たきのぼり2回で突破可能なので受けを許しません

vsユキノオー（H252 B4 D252の穏やか食べ残し型）

りゅうせいぐん
83 ~ 99（42.1 ~ 50.2%）乱数2発（0.4%）

げきりん
142 ~ 169（72 ~ 85.7%）確定2発

りゅうせいぐん+げきりんの最低ダメージが225〜なので仮に守るを持っていて食べ残し2回発動できても確定で倒せます

★苦手なポケモン

・ラプラス

耐久が非常に高く、仮に無振りであっても

りゅうせいぐん
109 ~ 130（53.1 ~ 63.4%）確定2発

げきりん
138 ~ 164（67.3 ~ 80%）確定2発

+1げきりん
207 ~ 243（100.9 ~ 118.5%）確定1発

しか入らず、ちょすいで水技無効、返しのフリーズドライが仮に特攻に振ってなくても

168 ~ 196（112 ~ 130.6%）確定1発
となります

・ミロカロス（H252 B252 D4のかえんだま&不思議なウロコ型の場合）

ダメージ計算

・りゅうせいぐん
87 ~ 103（43 ~ 50.9%）乱数2発（3.1%）

・げきりん
66 ~ 78（32.6 ~ 38.6%）乱数3発（98%）

・+1げきりん
97 ~ 114（48 ~ 56.4%）乱数2発（87.5%）

元からりゅうのまいを1回積んでいれば、+1げきりんが確定2発なので受けを許しません
しかしそうでない場合基本的には受けられてしまいます。

相手がりゅうせいぐんを受けても回復しないなんて甘えを見せた場合は↓のように突破は可能です

ミロカロス受け出し
↓
キングドラのりゅうせいぐん
↓
ミロカロスかえんだま発動
↓
キングドラのりゅうのまい
↓
ミロカロスの行動+かえんだまダメージ

ここでミロカロスがじこさいせい以外の技で甘えてきた場合はげきりんを選択

キングドラのりゅうせいぐん+1段階上昇げきりんの最低ダメージが184〜
かえんだまダメージ12を1回受けてHP190になっているミロカロスを91.4%〜で落とせます
元からかえんだまを発動している場合はかえんだまダメージを2回食らっているのでhp178となり確定で突破可能

しかし基本的には勝てないものと考えてください。

★その他ダメージ計算

・D4振りキノガッサ

りゅうせいぐん
153 ~ 183（113.3 ~ 135.5%）確定1発

げきりん
138 ~ 164（102.2 ~ 121.4%）確定1発（B4振りでも100.7%〜）

たきのぼり
45 ~ 55（33.3 ~ 40.7%）確定3発

雨たきのぼり
69 ~ 82（51.1 ~ 60.7%）確定2発

・H実数値155のポイズンヒールキノガッサ

りゅうせいぐん
156 ~ 185（100.6 ~ 119.3%）確定1発

げきりん
138 ~ 164（89 ~ 105.8%）乱数1発（31.3%）

ちなみにげきりんの場合攻撃特化にしても56.3%でしか落とせません

たきのぼり
45 ~ 55（29 ~ 35.4%）乱数3発（11.7%）

雨たきのぼり
69 ~ 82（44.5 ~ 52.9%）乱数2発（20.7%）

・ウォッシュロトム（H252振りのみ）

りゅうせいぐん
99 ~ 118（63 ~ 75.1%）確定2発

げきりん
109 ~ 129（69.4 ~ 82.1%）確定2発

+1げきりん
164 ~ 192（104.4 ~ 122.2%）確定1発

雨たきのぼり
55 ~ 65（35 ~ 41.4%）確定3発

・ラティオス（B4振りのみ）

りゅうせいぐん
195 ~ 229（125.8 ~ 147.7%）確定1発

げきりん
273 ~ 322（176.1 ~ 207.7%）確定1発

・ハッサム（H236 B252 のB補正個体）

りゅうせいぐん
62 ~ 74（35.4 ~ 42.2%）確定3発

げきりん
42 ~ 49（24 ~ 28%）乱数4発（88.3%）

たきのぼり
55 ~ 66（31.4 ~ 37.7%）乱数3発（79.2%）

雨たきのぼり
83 ~ 99（47.4 ~ 56.5%）乱数2発（79.7%）

A+1雨下たきのぼり
125 ~ 148（71.4 ~ 84.5%）確定2発

★役割　

キングドラが苦手な高耐久の水に強いすいすいアタッカー

★性格

控えめ。使っていて素早さがあまり必要ないと感じたのと、単純に火力不足感が否めないポケモンなので

★努力値振り

H28 B4 C252　D4 S220

H16n-1（HP実数値159）Cは特化　Sは雨下でスカーフ最速90族を抜ける早さ
もともと命の珠を持たせていた個体で、HPが10n-1でもあるので珠を持たせたい場合でもこの調整で大丈夫だと思います
4n-1でもあるので、みがわりのHPを少し抑えることができます

Sは雨下でスカーフ最速90族を抜きたいからこの調整にした...という訳ではなく、単に余った努力値を耐久と素早さにいい感じになるように振った結果です、最低限スカーフ最速ロトムが抜ける程度（S188振りで実数値114，雨下で228)あれば十分と感じています

★もちもの

たつじんのおびです

本当ならば命の珠を持たせたいところではあるのですがキングドラに譲りました
マイナーな持ち物ですが、技範囲が広く、抜群を取りやすいルンパッパと相性のいいもちものです
1.2倍補正がかかると、H252振りバンギラスが砂下でも確定2発で飛びます

★技

・なみのり...タイプ一致水技は基本的にこれ一択と考えています。命中安定で火力も90と悪くありません

・ギガドレイン...水技を半減にしてくる水タイプに打つ。みがわりで消費したHPを回復できるので相性もいい

・れいとうビーム...なみのりとギガドレインを両方半減にしてくるカットロトムやキノガッサなどの草タイプに抜群をとれたり、環境トップのラティオスを始めとするドラゴンタイプに抜群をとれる技

・みがわり...めちゃくちゃ強い
この技はこだわり持ちが拘る技の確認など相手の様子見や、雨ターン管理や交換読みで技を選択したくない際に使います
とても使い勝手がよく、技範囲の広いルンパッパと非常に相性がいい技です

すいすいが同じPT内で2体？と思うかもしれませんが、全然ありだと考えています、なんなら両選出も強いです
キングドラとルンパッパどちらかを雑に扱うことが可能となりますし、どちらかが倒され場合、雨エースがいなくなったと思って油断してくれる事が多いです

★役割

ルンパッパとキングドラが手も足も出ない草食マリルリ対策、受けル対策、キノガッサ入り相手へのクッション

★性格

ひかえめです

★努力値

H252 B44 C204 D4 S4

物理耐久は
H156（実数値155）S252　余り100をAに振ったポイズンヒールキノガッサのマッハパンチ+気合パンチ両方が最高ダメージ以外確定耐え（99.61%耐え）

Cは可能な限り高く

sは無振りウォッシュロトム抜き
キノガッサのみがわりに対して下からボルトチェンジで破壊するためあまり高くしたくありません

Dは余りです

★もちもの

こだわりめがね

受けルに強くするためにこだわり系アイテム+トリックがしたいのでめがねです

スカーフだと上にも少し記した通り、キノガッサのみがわりを下から破壊できないので

★技

・リーフストーム....タイプ一致草技。雨パが選出されがちな水タイプに打つ

・ボルトチェンジ...普通に優秀な技でありながら、ポイズンヒールキノガッサメタ兼受けルメタ

・シャドーボール...草、電気の技範囲だけだとドラゴンや草タイプに半減なので採用。
環境トップのラティオスに抜群がとれます。
同じく抜群がとれるあくのはどうではない理由はキノガッサに半減されてしまうため

・トリック...こだわりめがねと相性が良い。受けル対策

基本的にこのカットロトムと両刀キングドラ両方選出すれば、受けループには負けません。

それと控えめで厳選するのではなく、無補正のロトムに控えめミントを使ってください。

この型に限らずこだわりトリックをするポケモンは相手の1/3回復実を奪って混乱することを避けるために、元の性格はどんな味でも混乱しない無補正が必須です
（ミントが変えるのは「性格」ではなくあくまで「性格補正」。1/3回復きのみの混乱は元の性格依存）

★役割

雨と相性のいい潤滑油　スイーパー　バンギラスやガブリアスに対してのクッション

★せいかく

のんきです

★努力値と個体値

HPが16n-1（252振りすると実数値177なので、16落として上げるだけで実数値175となり、定数ダメージが少なくなる結果逆に実質的な耐久力は上がると考えています。食べ残しを持たせるなら252振り推奨）

物理耐久は特化ハチマキバンギラスのストーンエッジがオボン込みで最高ダメージ2回以外確定耐え、スイーパー性能を高めるために余りはAに振りました。

個体値は後攻とんぼがえりをするために最遅。
バレットパンチが先制技なので、素早さを落としても問題ありません

★もちもの

オボンのみです。雨パに出されやすいバンギラスの特化ハチマキストーンエッジを意識した結果

★特性

テクニシャン一択。スイーパー性能を高める

★技

・バレットパンチ....必須。スイーパーとしての役割を持たせられる

・とんぼがえり...これも必須。雨エースを再度場に出したりして積極的に有利対面を作り出していく

・つるぎのまい...スイーパーとしての性能を上げる技。耐久力が高い型なので積みやすく、相性がいい

・ねごと...本来ははねやすめがほしいところですが、キノガッサ入りに対してカットロトムの選出を強制させられるのは弱いと感じたため。
カットロトムと同じく後攻とんぼがえりでポイズンヒールキノガッサのみがわりを破壊しながら雨エースを場に出す

★役割　

雨パ（主にキングドラ）対策枠　アタッカー　起点作成要員

こちらのキングドラが両刀なため、素早さを落としており、相手のキングドラに基本的に上を取られるのがキツイ
なのでその対策として採用しました

★せいかくと努力値振り

おくびょうのH212 C92 S204です

S実数値138を実現するにはおくびょうな性格と努力値204振りが必須です。
この138という数値は控えめS252振りキングドラの素早さ137を1だけ上回る数値です

耐久はキングドラの雨下特化珠ハイドロポンプを最高ダメージ以外確定耐え（144 ~ 172（84.7 ~ 101.1%）乱数1発（6.3%）、命中率80%を考慮すると5.04%）

CはH4振りキングドラへムーンフォースが
150 ~ 176（99.3 ~ 116.5%）乱数1発（87.5%）と最低ダメージ以外確定1発ライン

★特性

トレースです。他の特性ではダメで、トレースだからこそのサーナイト採用です

雨下キングドラを抜くためにこちらもすいすいをトレース
します

★もちもの　

カムラの実です

特性の欄に書いたとおりすいすいをコピーして抜けるならカムラの実は過剰では？と思うかもしれませんが、キングドラはS85族で、最速の場合80族のサーナイトでは抜けません。
それをケアしてのカムラの実

元の素早さ実数値が138あるので、カムラの実が発動すればすいすいでなくともスカーフ持ち最速85族まで抜けます

カムラの実を持たせるなら素早さ振りが過剰と思われるかもしれませんが、こらえるをすれば能力上昇実を警戒されますし、雨ターンも消費してしまう。
またSを落してしまうと、すいすいコピー時以外のアタッカーとしての性能を削いでしまい、結果汎用性に欠けてしまうと考えています

このポケモンは起点作成特化ではなく、起点作成ができるアタッカーとしての採用です。

★技

・ムーンフォース....タイプ一致フェアリー技。
ブラッキーや、環境に多いドラゴンタイプ相手に刺さる

・きあいだま...よぶ鋼にささる
しかし一番環境に多い鋼であるハッサムに対しては等倍なため他の技との選択
その中で、今回きあいだまを選んだ理由はPTで格闘打点をもつポケモンがいないため、雨パが思いラプラスとユキノオーに抜群をつくため

・こらえる...カムラの実を確実に発動させる

キングドラの水技全てにカムラの実が自然に発動するならば採用する必要のなかった技

キングドラの雨下水技が

特化めがねハイドロポンプ
168 ~ 198（98.8 ~ 116.4%）乱数1発（87.5%）

おくびょうC252振りめがねハイドロポンプ
153 ~ 180（90 ~ 105.8%）乱数1発（37.5%）

特化命の珠ハイドロポンプ
144 ~ 172（84.7 ~ 101.1%）乱数1発（6.3%）

特化めがねなみのり
136 ~ 162（80 ~ 95.2%）確定2発

おくびょうC252振り命の珠ハイドロポンプ
133 ~ 157（78.2 ~ 92.3%）確定2発

おくびょうC252振りめがねなみのり
126 ~ 148（74.1 ~ 87%）確定2発

特化命の珠なみのり
121 ~ 142（71.1 ~ 83.5%）確定2発

おくびょうC252振り命の珠なみのり
109 ~ 130（64.1 ~ 76.4%）確定2発

であり、おくびょうC252振りめがねなみのり以下のダメージではこらえるをせずにカムラのみが発動するのは運任せです。

上2つの特化めがねハイドロポンプとおくびょうC252振りめがねハイドロポンプはあくまで「こだわりめがね」あってこその火力。
ハイドロポンプで拘った場合、仮に乱数でサーナイトが落とされた場合はこちらのキングドラが安全にりゅうのまいを積めるので問題ありません。

しかもそれは対面での話です

相手のキングドラとこちらのキングドラが対面したとき、裏にこのサーナイトが控えていた場合はどうでしょうか？こだわっていた場合、相手は水技を打てるでしょうか？
どちらでも構いません
ドラゴン技読みサーナイト引き読みで水技で拘っても乱数で耐えますし、落ちてもこちらのキングドラの起点となり、りゅうのまいのおかげで、sを落としているこちらのキングドラが相手のキングドラの上を取れるようになる

ドラゴン技を打ったならば普通に有利対面ができます

（ちなみに耐久を最低限に抑えているのは上に記載したキングドラの水技で、できるだけ自然にカムラの実を使いたいためなのも理由です、火力も素早さもこれ以上削れませんし....）

・おきみやげ...キングドラのりゅうのまいを積むための起点作成技です。積み構築っぽい動きが可能となります
退場技なので無駄に居座って雨を止ませてしまうことも避けられます