ポケモンパーティ構築(シングル)

草統一 ハロウィントリルダダリン構築

2022/06/12 15:49 / 更新:2022/06/12 21:11

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投稿者:マウ(@mau_grass)

剣盾 / シングル

 草統一でトリパ(トリックリーム)を組むとしたらどうするかを考え、以下の構築を組みました。
 現状、草タイプのトリル始動要員が、ザシアンに対面で勝ちにくいために、トリックルーム戦術以外の戦術と比べて、運用が大変難しいです。
 トリル下にトリルエースがどれだけ相手を落とせるか、トリルが切れた後に何とかして相手に一撃を加えられるか、それが草統一トリルの対戦の焦点になってくると考えます。

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使用ポケモン

 草統一のトリックルーム構築(以下トリル)の最大の障害は、でんこうせっか持ちのザシアンであると考えます。環境ポケモンの構築には、必ず入っているであろう、このザシアンに対して、トリル始動要員が2ターン目の行動保証を得ること。それが、トリル構築を通すための出発点となります。
 この障害の克服の方法としては、でんこうせっかが効かない、トリル要員を用意すれば良い、につきます。候補としては、オーロッド族とパンプジン族(各サイズ)になりますが、耐久を重視し、最終進化系、かつ鋼タイプにある程度、打点が得られることを重視し、特大パンプジンを選びました。
 性格・努力値はH252 B6 C+252 S-です。トリル後に相手にダメージが入るようにしています。
 特性はおみとおし。相手の持ち物と戦略を予想します。
 持ち物はきあいのタスキで確定。これにより高速高火力のアタッカー相手でも、トリルが成功しやすくなります。
 技構成は以下のとおりです。
・トリックルーム:本構築の中心となります。これが通らないと、まず戦況が厳しくなります。天敵はちょうはつを持つポケモンやこだわりトリックを使うポケモン。
・ハロウィン:後続のダダリンの一貫を作る技です。効果的なのは、相手の後ろに、ダイホロウが抜群を取れる相手が控えている局面で、この場合、相手は交代することができず、こちらは全抜き態勢に入ることができます。
・のろい:他の技の通りが悪いとき、又はパンプジンを自主退場させたいときに使用します。安定した技です。
・マジカルフレイム:特殊アタッカーの相手や、鋼タイプ、特にナットレイやカミツルギの相手に効果的です。
 運用としては、先発に出し、トリルを撃ち、2ターン目に速やかに退場することで、後続のトリルアタッカーに3ターン残すことにあります。

 草統一で随一のトリルアタッカーです。物理火力の高さ、そこそこの耐久性能、技範囲の広さ、どの点も優れた点です。また、特性はがねつかいは、攻撃面に限れば実質、草霊鋼3種複合と考えて運用が可能な、ダダリン特有の性質です。また物理アタッカーの警戒点である、タスキカウンターを無視できる点も良いです。
 性格・努力値はH252 A+252 D6 S-です。 純粋なトリル物理アタッカーとして使用します。
 特性ははがねつかい、大変重宝します。
 持ち物は、技範囲の広さからたつじんのおびを選択。
 技の構成は以下のとおりです。
ポルターガイスト:先発のパンプジンのハロウィンから、一貫作り、ダイホロウとして撃ちます、交代したとしてもダイホロウの効果によりBダウン狙い、トリル下で暴れることが可能です。
アンカーショット:ダイスチルとして撃ちます、特性はがねつかいでタイプ一致同等として使うことができ、トリルが切れた後の、物理アタッカー対面に備えます。また耐久型に対しアンカーショットを打ち込み、剣舞により突破をする道を残しています。
アクアブレイク:後続のルンパッパの特性すいすいの発動のため、ダイストリームとして撃ちます。ダダリンが覚える技の中でも知名度の低い技のため、相手炎タイプのポケモンが居座ってくれることもあるので、有用な技です。
つるぎのまい:トリルターンが限られている以上、積む機会が少ないので、中々使う機会がありませんが、相手の突破のために切れずにいる技です。
 運用としては、トリル下のダイマにより、暴れるものです。このポケモンが何体抜けるかで勝敗がおおよそ決まります。余裕があれば、ダイストリームを撃ち雨とし、後続のルンパッパにつなげます。

 特殊トリルアタッカーです。ダダリンより通りが良い場合に選出します。基本運用方法はトリル下に鳥禁準伝に対しての、初手メテオビーム撃ち。受け出しで出てきたザシアンを削り込んでの、2撃目のダイアース突破です。
 ダイアースとダイロックの択が発生するため、相手に賭けを強いる点は面白い1体だと思います。
 性格・種族値はH252 B6 C+252 S- の特殊アタッカー仕様。
 持ち物はメテオビームの使用のため、パワフルハーブです。
 技構成は以下のとおり。
・メテオビーム:初撃の技。外すと敗勢となります。ある意味、勝負の明暗を分ける技です。ダイロックで高火力となる点も良い点。
・だいちのちから:ダイマを切って、ザシアンと勝負します。他の炎物理アタッカーなどとも、面白い勝負になります。
・しおみず:後続のルンパッパの特性すいすいの発動のため、ダイストリームとして撃ちます。岩や地面技あるため、抜群をとるための技としての必要性は薄いため、余裕のある場合に撃ちます。
 運用としては、トリル下のダイマにより、暴れるものです。ダダリンとの違いは、環境において見ることのできる相手が、限られている点で、選出に注意が必要となります。

 ダイマを切らず相手を詰め切る、その1点、たった一撃にのみ主眼をおいたルンパッパです。トリルアタッカーが撃ち込んでくれた、ダイストリームを使い、ラスト1体に対してわずかな勝ちを拾いに行く。
 性格・種族値も、通常草統一で運用するルンパッパと異なり、H6 A- C+252 S252の、受けを捨てたダイジェッター対応の準速最大火力です。
 特性はすいすい確定。
 持ち物はこだわりメガネ確定です。
 技構成は以下の通り。
・ハイドロポンプ:命中不安ですが、最大火力
・れいとうビーム:4倍抜群が取れるときに使用
・リーフストーム:同上
・ウェザーボール:命中安定の、2番火力
 運用としては、ラスト1撃を加えるという、いたってシンプルなものです。

 コンセプトは上からベールを張る。あわよくば、2ターン目に殴る、そういった目的の1体です。後続のダイマアタッカーの支援ができればよい、そのための壁張り要員です。
 トリル下で天候変化の特性のポケモンと対面するように出せれば、ベールを張れる成功率が上がるので、その機会を狙っていきます。
 性格・努力値はH6 A252 C+252 S-の両刀型。
 特性はゆきふらし確定。
 持ち物はいのちのたまです。
 技構成は以下の通り。
・オーロラベール:天候変化特性に対しては動きに注意。トリル下で積極的にねらいます。
・ふぶき:必中最大火力
・こおりのつぶて:詰めに使用
・じしん:特殊耐久に対する安定技
 運用は、初手ベールから暴れるだけなので、動かしやすいです。反面、選出と投入のタイミングには注意が必要です。

 草ゴースト複合が呼ぶ、悪タイプとゴーストタイプを制するための1体。運用的には、ルンパッパ同じ使い方です。また単独で暴れられるのも、このポケモンの強みであり、先発でも終盤でもある程度暴れられる器用さがあります。
 性格・努力値はH6 A252 C- S+252の詰め役。
 特性のビーストブーストは頼りになります。
 持ち物はこだわりスカーフで確定です。
 技構成は以下の通り。
・スマートホーン:タイプ一致技
・つばめがえし:いざとなったときの、ダイジェット用
・せいなるつるぎ:悪対策
・つじぎり:ゴースト対策
 運用としては、ラスト対面で詰め切ることを想定しています。

戦術と解説

 作戦に必須なのはトリル始動役のパンプジン。また必須ではないものの、メインのトリルアタッカーであるダダリン。この2体中心にして組めば、比較的戦局は安定します。
 特に、パンプジンはハロウィンで強引に一貫を作っていける点で、ダダリンと相性が良いです。
 ダダリンよりユレイドルが通りが良いと判断した場合は、こちらをトリルアタッカーとして使うのも可能です。
 そしてこの2体の後ろに、ルンパッパやカミツルギをトリル切れ後の詰め役として控えさせておきます。
 カミツルギは器用なので、状況に応じて先発も可能。投入タイミングを合わせられれば、ユキノオーの両壁も面白いです。
以下、選出例です。

メイン軸
パンプジン - ダダリンorユレイドル(ダイマ) - ルンパッパorカミツルギorユキノオー(氷礫)

両壁中継軸
パンプジン - ユキノオー - ダダリンorユレイドル(ダイマ)(orルンパッパorカミツルギ)

先発強襲軸
カミツルギ(抜ければダイマ) - パンプジン - ダダリン or ユレイドル(カミツルギで切ってなければダイマ)

投稿日時 : 2022/06/12 15:49

最終更新日時 : 2022/06/12 21:11

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コメント(3件)

1ライフウ
努力値のあまりは6ではなく4ですよ
22/06/13 11:10
2サマヨ
>1
4も6も実質的には変わりませんが・・・
22/06/13 20:16
3ここ
できたらレンタル出してほしいです!
22/06/20 16:30

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