ポケモンパーティ構築(シングル)

オーソドックな努力値配分と技構成です。
環境に多いトリック持ちポケモン(主にFCロトム)対策、状態異常対策としてみがわりを入れています。
みがわりは上から打てれば相手がどんな技を持っているか、またある程度の技構成が分かるので雑に強いですね。HGSSで育成をしている時でも愛用していました。
みがわりでトリックや状態異常技を防いだ後、剣の舞をしてから1体以上持っていくことが役割です。
BDSPの対戦環境ではアタッカーにみがわりが採用されていることはほとんどないので、意表を突く意味でもかなり重宝します。
持ち物はつるぎのまいが間に合わない相手に対して少しでも火力を出すためにいのちのたまを採用しています。
BDSPはサイクル戦が主流なので、高火力で受けを崩す役割もあります。攻撃技はじしん確定、げきりんは高火力なのでオススメです。というよりも他に高火力のタイプ一致技が無いので選択肢がないです。(ドラゴンクローは威力が低いのでつるぎのまいをしないと火力不足になります。)

環境に多い水ロトム対策として採用しました。
また、後述するヌオーが不利対面を作った時の受けとしてもある程度は機能すると思います。なので、選出する場合は2番手以降が多い印象です。
努力値は火力を上げるためにC252振り、SはFCロトム(最速86族)＋1調整、あまりは特に調整先もないのでHです。
環境に多い水ロトムの基本持ち物はこだわりメガネ、こだわりスカーフがほとんどで、たまにねむカゴ型やオボンのみ持ちがいたりしますが、どの型にも勝てると思います。
BDSPはSラインが低めで90族あたりに強いポケモンが多い印象ですが、こだわりスカーフを持つことで同様にスカーフを持つ火力を重視した型の準速90族に上から高火力の技を打つことができます。(準速90族はトゲキッスが多い印象です。上からヘドロばくだんで抜群とれますね。相手が無振りでもギリギリ確1取れてませんが。しかも特化キッスのエアスラで50%の乱数で落ちます。もしかしたらCを少し落として耐久調整した方がいいかも？でも色んな相手の確定数が変わってくるので悩みどころ。なおスカーフラティオスは無理。)
技はヘドロ爆弾はタイプ一致で強いのでまず確定、対面でスカーフ持ち以外のラティオス対策としてシャドーボール(確定2発なのでラティオスが後投げで出てくる場合や、マンムーのこおりのつぶて＋ロズレイドのシャドーボールで倒せたりします)、まもって加速して上から殴る事しか脳のないバシャーモや、微妙なSラインのゴウカザル、同タイプのフシギバナに対して意表をつけるようにじんつうりきを採用しました。
はなびらのまいの枠はリーフストームと悩みましたが、命中90で外す確率が少しでもあることと、仮想敵としての水ロトムはHD252振りでも75%で乱数1発なので、はなびらのまいを採用しました。
特性は通常特性のどくのトゲとしぜんかいふく、夢特性のテクニシャンがありますが、テクニシャンは今回の技構成では適応される技がないので不採用、どくのトゲとしぜんかいふくとの選択になります。どちらも一長一短で、どくのトゲは触れた相手を30%で相手を毒に出来るので、サイクル戦や持久戦で有利を取れたり、相手の耐久調整を崩すことができたりしますが、逆に触れられなければ相手を毒にすることが出来ない、しぜんかいふくは状態異常をくらった状態で手持ちに戻せば状態異常が治るのでサイクル戦をしやすいですが、逆に状態異常にされなければ完全な死に特性になってしまいます。
私自身の結論としては、しぜんかいふくで治る状態異常の内、ねむりは自身の草タイプのおかげでキノコのほうしやねむりごなが無効で、催眠術やうたうなどの命中が極端に低い技でしかねむり状態にならないこと、おにびを食らってもダメージに影響がないこと、どくのトゲは確率こそ低いですが、触れた相手を毒にする可能性があると言うだけで勝ち筋が拾えることもあるのかな、程度に考えた結果、どくのトゲを採用しました。が、正直どちらでもいいです。しぜんかいふくであればもし麻痺をくらった時にスカーフが死んでしまうので、メリットも大きいと思います。
スカーフを持たせる都合上、フルアタ型にしないと弱いので技範囲を広げていますが、これ以上有用と思える技を覚えないのが残念です。

パーティ全体としてテクニシャンハッサムがバリ重なのでガンメタとして採用しました。ぶっちゃけほのおタイプならなんでもいいんですが、ウインディは技範囲が狭いしバシャーモはいのちのたま型or襷型が主流で持ち物が被る、ゴウカザルは正直強みが分かんない、と言った感じで消去法でヒートロトムになりました。
とは言ってもサイクル戦をしやすいボルチェン、耐久型に対して強いトリックを覚えるのでかなり器用に立ち回れる印象のポケモンです。
ただ、ヒートロトムだけに限った話では無いですが、BDSPは水タイプが大分強く、またトリトドンに対しては何も出来ないので、そこだけは注意です。対戦をたまにやっている方なら、まず相手に火、水ロトムが居れば対策用のポケモンが出てくることが多い印象も受けます。(かく言う私もロトム対策でみがわり持ちのガブリアス採用してますしね)
技はオーバーヒート確定、ボルトチェンジはサイクル戦最強技なので確定、こだわりメガネを持つ都合上、トリックは耐久型や物理型のポケモンに対して強いので確定、最後のほうでんは10万ボルトとの選択ですが、麻痺30%は上振れると強いので放電にしました。威力が10低くて困ったことはあまりないです。
このパーティーに限っては対面で強い型のヒートロトムなのでCS252振りですが、他のパーティでメガネ持ちとして採用するならHS252振りもオススメです。耐久も高く、サイクル戦をしやすいです。

BDSPでは、ドラゴン対策として最強のポケモンです。
パーティにこいつがいればドラゴン入りパーティの相手に対してかなり圧力がかけれると思います。
対戦をしていて先発に出すことがかなり多かったです。(先制技持ちは雑に使っても強い)
ただ、最初の対面でハッサムと当たると最悪なので、その場合はヒートロトム引き安定です。
また、先制技で抜群を突いてくるルカリオ入りのパーティはあまり当たったことはないですが、もし選出段階でルカリオが入ればマンムーは選出しない方が身のためです。
襷持ちなのでじしんかつららおとしである程度ダメージを与えられれば上々、HP1でもこおりのつぶてがあるので1度引いてから死に出しで相手を先制で落とす、なんて使い方もできるのでどんなパーティでも採用しやすいポケモンだと思います。
努力値はAS252、あまりHです。BかDに4振ってもいいですが、あられやすなあらしでスリップダメージを受けませんし、奇数HPで得したことは無いので何となくHに振りました。(でも大体のポケモンは耐久調整して育成することが多いので奇数振りにすることがほとんどです)
技はじしんとこおりのつぶては確定、つららおとしはつららばりとの選択ですが、つららばりは火力が安定しないのと、2回だけ当たった時の虚しさがストレスの原因になるのでつららおとしにしました。(つららおとしを外した時の方がストレスはヤバいです)
また最後のがんせきふうじですが、自分より速い相手に打ってからじしんやつららおとしで倒す、ということが出来るので採用しました。最初はストーンエッジを覚えさせていましたが、これも外した時にSwitchを投げ捨てそうになるのでやめました。
フリーズドライを採用する型もありますが、4倍弱点をつけるギャラドスはフリーズドライ＋こおりのつぶてで倒すことも出来ますし、水地面タイプのポケモンに対しても有効ですが、逆に言えばそれ以外に対しては弱いので採用はしませんでした。(ギャラドスはヌオーで、水地面タイプはロズレイドが居れば圧力になるのであまり気にする必要もないです。)

起点型最強格のポケモンです。
BDSPで最強のハッサムのA特化シザークロスでも確定2発なの、普通にぶっ壊れてます。
努力値は物理受け特化、あまりDです。Hは奇数調整の為244振りです。H252振ってもいいですが、耐久型は定数ダメージを受ける機会が多いので、奇数調整がオススメです。
物理型にするメリットは何かと言われれば明確なものはありませんが、BDSPは物理型の強ポケが多いことと、Dに努力値を割かなくてもゲンガーのC特化シャドーボールも確定2発なので、物理型の方が強いと思います。
技は最強技のあくび、タスキやがんじょう対策でステルスロック、あくび後にタスキ削りをするためにとんぼがえり、退場技としておきみやげを採用しました。他にも壁型もありだと思います。
耐久ポケモンの後攻とんぼがえりがかなり強いので性格はのんきにしましたが、間違ってきんのおうかんを使用してしまってせっかくS個体値0の個体を31にしてしまいました。と言ってもSが相手より高くても先制おきみやげが出来るのでこれはこれでいいかなとも思います。
あくびステロができるポケモンは他にもいますが、タイプ相性の関係でユクシーを採用しました。
持ち物はたべのこしや回復木の実も考えましたが、起点作成型の天敵であるちょうはつが痛すぎるので、メンタルハーブを採用しました。あくびステロループに入れることができる場合にはたべのこしも強いですが、今の環境だとハッサムやバシャーモなどにとんぼがえり、FCロトムやでんきタイプのポケモンにボルトチェンジを覚えさせることが多いので、あくびステロループは出来ないものと割り切って、初手で効果抜群の技を喰らわなそうな対面であれば初手あくびからのステロorステロからのあくび、HPの減り具合を見ておきみやげで退場したり、とんぼがえりで対面操作をしたり、その場で最良の手を取りましょう。初手に交代技を持ってそうなポケモンが来たら初手ステロ撒いてそのあとはとんぼがえりやおきみやげをしましょう。

物理型の積みアタッカー対策として最強のポケモンです。剣盾でもザシアン対策として採用されるぐらい、物理型相手の受け性能がぶっ壊れてます。
努力値はユクシーと同じ配分です。Dに252振れば特殊受けとしても機能しますが、特殊受けヌオーを育成して使用したところ、エスパータイプのポケモンからたまに飛んでくるくさむすびでワンパンされることがあったので普通に物理受けの方が強いです。
持ち物はかたべのこしとの選択ですが、対面での受けを重視するならたべのこし、受け出しが基本になる場合はオボンのみの方がいいと思います。
唯一後投げ出来ないのは、こだわりハチマキ持ちのカイリューやガブリアス、ボーマンダのげきりんです。あいつらの火力は馬鹿なのでヌオーじゃ普通に倒されます。やつらと対面したらハチマキ持ちじゃないことを祈ってたくわえるを押しましょう。と言いつつも、対戦していてこだわりハチマキを持った600族ドラゴンに会った事がないので、9割方大丈夫だと思います。
技はじこさいせい確定、あとはあくびやねっとうなどとの選択になりますが、ねっとうで相手を火傷させるのとたくわえるを積むのとあまり大差ないと思ったのと、あくびで相手を流すことよりも相手の耐久型のポケモンと対面した時にどくどくを打てば大体勝てること、攻撃技として1番威力の高いじしんを採用しています。
ただこのヌオー、はねやすめ持ちハッサムさんとポイヒグライオンさんにはTOD以外勝ち筋が無いので、その時は時間節約のためにも降参しましょう。負けるのが嫌であればTODしてもいいと思いますが、レートもクソもないBDSPでTODしても何も面白くないです。