ポケモンパーティ構築(シングル)

水の火力で全てを押し流すオーガノラゴンエルフーン

2021/12/17 02:47

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ loadingいいね! 閲覧数:13893  いいね:66

投稿者：破滅(@hametu_shame)

剣盾 / シングル / シーズン24 / 最終50位

レンタルチーム有

初めて二桁到達した記念と、今期はこの構築を使わないという自らへの戒めを兼ねて、構築をまるっと公開いたします。
レンタルチームID：００００ ００００ ６２Ｈ７ ８４

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使用ポケモン

ダイマを切ればほぼ全てのポケモンに勝てる最強ポケモンにして、本構築の主軸。

調整は基本HCにぶっぱ。波乗りではなく熱湯なのは、襷を持っている相手に運勝ちしたかったから。かみなりの麻痺と合わせて上振れを狙える上に、採用している技全てが命中１００なので下振れにくいのも凄く偉かった。

ダブルで使っていた奴をそのまま流用したので追い風状態で最速黒バド抜きになっているけど特に活きたことはないので、麻痺状態の最速ザシアンとの同速を避けるための４振りで十分だったと思う。

９０族ミラーで上を取る機会は皆無に等しかったが、その分何度も圧倒的な耐久力を見せつけてくれたのでHぶっぱは正解だったと思う。

雨状態のスカーフエラ咬みを連打するのが最強なんじゃないかと思って採用したが、カイオーガが呼ぶ水無効勢に手も足も出ないので選出が難しかった。
一応、雨状態ならCSのDMサンダーやH振りザシアンをワンパン出来るが、そんな機会は殆どなかった。

でも、カイオーガを受けてくるラッキーに後投げすれば雨込みで後続にとんでもない負荷を掛けてくれたのでかなり強かった。
ねむるは、ラス一ドヒドイデにTODを仕掛けるために採用。
げきりんは安定した高火力のタイプ一致ドラゴン技で、けたぐりはダイナックルを打つためだけに採用。
ダイマックスは結構切ることが多いので、この技構成で完結していると思う。
ねごとが欲しいと思ったことはなかった。

前期とはちょっと調整を変えたゴツメサンダー。ナットレイやゴリランダーに対する引き先として採用した。

基本HBにしつつ、ナットレイへの遂行速度を早めたり、後続への負荷を加えるために性格は控えめにして、無補正時のＣ実数値を１０ｎに調整。Ｓは無振りサンダー抜き抜き。それが活きたことがあるのかは不明。
ザシアンに後投げしても全然麻痺らせてくれなかったので、微妙だった。

前期と同じ調整のアンコールエルフーン。
DMありルールなので、龍舞や剣舞に無理やり後出しして切り返す動きは出来なくなったが、カイオーガ対策に出てくるトリトドン・ラッキーのような低火力受けや、壁からの要塞積など不快なギミックへの対策として採用。
アンコール込みで、偶に当たるジガルデ軸を一匹で完封できるのも凄く偉かった。

ダイマに効かないので一見微妙に思えるアンコールだが、縛り解除の為に切られたダイマックスはいたずらごころ身代わりで枯らせて、一方的にこちらのダイマを通せるので、実はダイマなしの時よりも有用性が高いんじゃないかと思った。

HDを特化珠サンダーのぼうふうダイジェット耐えに調整して、残りをHBに振った。
ステロによってカイオーガの雨潮吹き耐え調整を崩したり、受けに出てくるヌケニンの選出を抑制出来たりするので採用した。
砂で雨ターンをリセットしつつ襷つぶしまで出来るのも非常に偉かった。

出てくるカイオーガ対策枠を強引に削ったり落としたりするための枠として、対面性能が非常に高い襷エースバーンを採用した。
最速にするメリットが思い浮かばなかったので性格は火力の出る意地っ張り。

呼びやすいゴリランダーやナットレイ、地味に重い水妖勢に強く出られ、数が多いザシアン軸への勝率を高めてくれたり、ゼルネアスにまくられるのをダストシュートで阻止出来たりと性能自体は素晴らしく、おまけに苦手とするカバルドンやランドロスなどの地面タイプはカイオーガとウオノラゴンの選出圧力で来ないので鬼の先発性能を誇った。

ただ、命中不安ばかりで下振れが大きく、そのくせ急所以外の上振れが殆ど期待できないのが凄く嫌だった。
でも、技が当たれば凄く強かった。

戦術と解説

この構築を考案したきっかけが、とりあえず環境に多い伝説の３TOPであるザシアンとカイオーガとネクロズマに有利を取りたいと思っての事である。
そして実際、対カイオーガはチョッキカイオーガ以外には強く出られたし、ザシアンとネクロズマは選出のコツさえ掴めば結構有利に立ち回れた。

主な選出パターンはエルフーンの宿り木＋みがわりや、サンダーのゴツメなどをくるくる回したり、カバルドンのあくびステロなどの定数ダメージで相手のポケモン三匹をカイオーガの技圏内に削ってから、カイオーガで一掃するか、
カイオーガのダイマックスで相手のポケモンを１．５匹以上持って行った後に、ウオノラゴンや襷エースバーンで残りをスイープするのが主な流れだった。

選出は、基本的にカイオーガが絶対選出で残りは相手のパーティを見て選ぶ。

こう言う軸にはこういう選出をする――みたいなパターンはなく、カイオーガ以外は基本的にカイオーガを止めてきそうなポケモンを倒す為に選出する。
サブロムと合わせて５００戦以上このパーティで対戦し、そこで培った経験則のようなもので選出を決めていたので、どう選出していたとかの言語化が出来ない。

例えば対ザシアン軸だったらカイオーガ＋残り５匹のうちの２匹。ザシアン以外の５枠次第でどの選出パターンもあった。

きつかった構築。

ゼクロム軸。
エースバーン＋エルフーン＋カイオーガと選出していた。ゼクロムにダブルウィングがあったら初手ダイジェットでほぼ負け。
なのでダブルウィングない前提でエースバーンからエルフーンに交代。
ゼクロムの行動はみがわりか龍舞かドラゴン技なので、アンコールで縛ってからみがわりでダブルウィングがなければ嵌められる。

イベループ
ラッキーがカイオーガを止めてくるので下手にダイマを切れないけど、悪タイプにエルフーンのいたずらごころが無効でムンフォでも確二とれないので凄く厄介。
最終日は、立て続けに２回ほどこのイベループと当たったけど、１サイクル目でイベルタルをエルフーンのムーンフォースで削った後、カイオーガに引いてイベルタルを流しつつ、出てきたラッキーやドヒドイデにエルフーンを再び合わせて、宿り木やみがわりで様子を見ながらイベルタル交代読みダイフェアリーを決めて勝利した。

ムゲンダイナ軸
カイオーガがダイナより遅いせいで、マジカルフレイムがあると簡単に受けられてしまう。じこさいせいにエルフーンを後投げしてアンコールからやどみがループにはめてTODするか、マジフレ以外読みでカイオーガのダイアイスで倒すかの方法でしか勝ち目がない。

初手ダイマホウオウ軸
この構築相手に初手に出てくるホウオウはほぼ確実に初手ダイマだが、初手ダイマじゃない構築の方が多かったので、そっちを意識した選出をしたら見事にボコボコにされた。
タイプ的に有利に思えるホウオウだが、ダイマを切れば威力１５０の雨ダイストリームを普通に耐えてくるし、そこからの弱点保険ダイジェットで全抜きされるし、
初手ダイマホウオウ読みでサンダーで殴り合ってみても、殴り負けるし、
耐久振りホウオウなのでウオノラゴンで見れると思いきや、この手のホウオウ軸に入っているヌオーが貯水なので結構ボコボコにされた。
一応、ホウオウのダイマを上手く流し切れれば後はカイオーガで押し流せる。

S２４の最終日に当たった相手はネクロズマが多く、この構築は特に対ネクロズマ戦において９０％近く勝てるくらいに有利を取れるので、マッチングがかなり上振れだったと思う。
そのおかげで最終５０位とれたので、凄くラッキーだった。

構築としてはかなり強いと思うので、是非、試しに使ってみて欲しい。

レンタルチームID:００００ ００００ ６２Ｈ７ ８４

投稿日時 : 2021/12/17 02:47

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コメント(3件)

1スパボ9ですが何か？
カイオーガ入り構築探してたら見つけました。
エルフーンのアンコールとか無警戒なので(は？)勉強になりました。
耐久振りホウオウはガブとか居れば見れるのかな、前のパテはタスキガブで見てました
カバさんって岩石覚えましたっけ？覚えるなら入れて見てほしいです。
21/12/28 16:10
2破滅(@hametu_shame)
＞＞スパボ9ですが何か？さん
無振りホウオウに対する無振りカバの岩石が七割程度のダメージなので火力が足りず、おすすめできません。
また、耐久振りの初手ダイマを考えないのであれば、ウオノラゴンやカイオーガの水の圧力でホウオウは選出すらされないケースが多いです。
その場合（ホウオウ入りで地面や岩を対策していない構築はないため）岩石封じカバルドンが腐る可能性が高く、また、汎用性を考えるとじしんあくびステロ吹き飛ばしのどれもあまり斬りたくありません。

どうしてもカバでホウオウを殺したいなら、怠けるを採用してあくびなどで流しつつ裏のポケモンにカイオーガを合わせて、受けられない対面を作ってカイオーガで数的有利を取った後、TODで殺す方が汎用性も高く強いと思います。
21/12/29 21:27
3suomi@games(@kdmsuomi1)
とても使いやすいです。ありがとうございます🙏
22/01/06 05:00

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