ポケモンパーティ構築(シングル)

【レート1800到達】S16シングル カイオーガwithおいかぜラティアス

2021/03/12 02:34 / 更新:2021/03/17 21:25

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投稿者:ミクハチ(@mikuhati398)

剣盾 / シングル / シーズン16

レンタルチーム有

〜3月17日追記〜
カイオーガのダメージ計算と戦い方の例を追記しました。
前シーズンでミュウツーミュウツーからカイオーガカイオーガに浮気してランクマに潜ったところ、なかなかいい感じだったのでカイオーガカイオーガを軸としたパーティを考えました。その結果、3月12日時点でランク3桁とレート1800を達成することができました。

このパーティは戦い方が分かりやすいのに、相手視点では警戒されにくい動きをしていきます。
初心者の方にも扱いやすく勝ちやすいパーティになっていると思います。最後にレンタルも出しますので、実際に使ってみていただければ幸いです。

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使用ポケモン

この構築の絶対的エース。ほとんどの試合で、この子が相手3体を倒して勝利しました。
努力値はCS振り切り、DM時の火力を上げるためにいのちのたまを持たせています。

  • 技構成

しおふき
言わずと知れたカイオーガの代名詞。耐久が高くない相手であれば、DM状態でも1発で倒せることも多いです。HPが削れると威力が下がりますが、ダイストリームにするといつでも最高火力の技として使えます。

なみのり
命中安定の水技。「こんげんのはどう」でもいいのですが、命中不安なことと、「なみのり」でもそれほど威力不足を感じなかったのでこちらにしています。

れいとうビーム
ダイアイスとして打ちます。主にトリトドントリトドンに打っていました。

かみなり
カイオーガカイオーガミラーやラプラスラプラス対策として。
珠ダイサンダーで、CSカイオーガもHCラプラスも確定1発です。

カイオーガの相棒。
ドーブルドーブルを除き、唯一「おいかぜ」と「いやしのねがい」を両立できるポケモンです。
努力値はCSの最速。どんな状況でも「おいかぜ」から「いやしのねがい」を決めるため、きあいのタスキを持たせています。

  • 技構成

マジカルフレイム
ナットレイナットレイ対策ですが、雨下だと威力が足りません。特殊ポケモンにCダウンを目的に打つことが多かったです。

エナジーボール
トリトドントリトドンなどの水無効のポケモン相手に。

おいかぜ
カイオーガカイオーガに繋ぐ技その1。
4ターンの間、素早さが2倍になります。

いやしのねがい
カイオーガカイオーガに繋ぐ技その2。
自身は瀕死になる代わりに、後続のポケモンのPP以外を状態異常も含めて全回復させます。

この構築の縁の下の力持ち。
努力値は物理も特殊も耐えられるように調整。具体的にはザシアンとサンダーを意識しています。

HB:A+0ザシアンザシアンのキョジュウザンを高乱数で2耐え
HD:CS珠サンダーサンダーのダイジェットを94%で耐え

この調整により、 DM状態のサンダーサンダーにがんせきふうじを当て、 Sを上げさせない動きが取れるようになりました。

  • 技構成

じしん
タイプ一致の削り技。無振りでもそこそこのダメージです。

がんせきふうじ
ダイジェットで Sを上げさせないための技。

じわれ
耐久型のムゲンダイナムゲンダイナを突破できる唯一の技です。

ステルスロック
カイオーガカイオーガを通すために打ちます。

特殊メインの積みアタッカー対策。主にゼルネアスゼルネアスラティアスラティアス対策としてタラプの実をもたせています。

  • 技構成

ムーンフォース
タイプ一致メイン技。

ステルスロック
カイオーガカイオーガで全抜きするために。

つきのひかり&めいそう
相手が特殊技のみの場合、受けて勝つことができます。

ごまかし枠その1
選出画面にこの子とピクシーが並んでいると、相手がいろいろ考えてくれるかなと期待して入れています。

  • 技構成

ソウルクラッシュ
Cダウン目的の技です。

トリック
どうしようもない相手にこうこうのしっぽを押し付けることで、なんとか勝機を探すための技。

リフレクター&ひかりのかべ
実戦では使用しませんでした。でんじはの方が良かったかもしれません。

ごまかし枠その2
みがわり持ちのバドレックス(こくば)バドレックス(こくば)がどうしようもなかったので、対策してる雰囲気を出すために入れています。努力値は最速のAS。余ったスカーフを持たせています。
2試合しか選出していないので、使用感があまりないです。

  • 技構成

あんこくきょうだ
確定急所というハイスペックな専用技。

インファイト
ナットレイナットレイ対策として。

どくづき
フェアリー対策として。

ふいうち
この枠はとんぼがえりでもいいのですが、とんぼがえりを使う場面がないのでふいうちにしています。

戦術と解説

選出について

カイオーガカイオーガラティアスラティアス選出確定です。
残りの1枠はクッション役です。基本的にはランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)を出しますが、相手のパーティによって変えます。
サンダーサンダーサンダー入りにはランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)
ゼルネアスゼルネアスゼルネアス入りにはピクシーピクシー
バドレックス(こくば)バドレックス(こくば)バドレックス(黒馬)入りにはウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)
どうしても尻尾トリックをしたい時だけオーロンゲオーロンゲ

戦い方

1 カイオーガカイオーガで初手ダイマックスをして目の前の相手を倒します。
2 次に出てきたポケモンを倒せそうならそのままカイオーガカイオーガで戦い、カイオーガカイオーガが倒されてしまいそうな時はクッション役のポケモンに交代します。
3 クッション役のポケモンが倒れたら、ラティアスラティアスを出します。
4 ラティアスラティアスでおいかぜといやしのねがいを決めて、カイオーガカイオーガを再降臨させます。
5 おいかぜ状態のカイオーガカイオーガで残りの相手を倒します。

大事なのは、カイオーガカイオーガ倒されてしまわないこと、タスキ持ちがいそうならステロを撒くこと、おいかぜ状態のカイオーガカイオーガ上を取らせないようにすることです。

  • カイオーガの非ダメージ計算

私が実戦でよくしていたダメージ計算をメモとして記します。「この対面、カイオーガは耐えられるのかな?」と心配になったときにご覧ください。
※こちらは非DM状態でのダメージなので、DM時はダメージ割合が半分になると考えてください。ただし「キョジュウザン」のダメージ割合は変わりません。

A252ザシアンザシアン(A1段階上昇時)
キョジュウザン:48.0~57.1%
じゃれつく:87.4~102.8%
ワイルドボルト:116.5~137.1%
C252珠イベルタルイベルタル
ダイアーク:83.4~98.8%
C252ゼルネアスゼルネアス(C2段階上昇時)
ダイフェアリー:127.4~150.8%
C252珠バドレックス(こくば)バドレックス(こくば)
アストラルビット:69.1~81.1%
ダイホロウ:80.0~94.2%
C252珠サンダーサンダー
ダイサンダー(威力140):130.8~156.0%
ダイジェット(威力140):65.1~78.2%
A252珠エースバーンエースバーン
とびひざげり:82.2~98.2%
(ダイジェットも同ダメージ)
A252ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)
あんこくきょうだ:42.8~50.2%
ハチマキあんこくきょうだ:63.4~75.4%
A補正252こだわりハチマキゴリランダーゴリランダー
グラススライダー:154.2~181.7%
A無振りナットレイナットレイ
ダイソウゲン(威力140):121.1~144.0%
C補正252こだわりメガネレジエレキレジエレキ
10万ボルト:124.5~147.4%
ボルトチェンジ:96.0~114.2%

タイプ一致で弱点をつかれても、DM状態なら1発は耐えられます。ただし、前のポケモンに削られていると落ちてしまうことがあるので、ある程度のダメージ感覚をもっていると安心です。

  • 戦い方の例

こちらカイオーガカイオーガラティアスラティアス ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)/相手サンダーサンダーザシアンザシアンラプラスラプラス
〜1ターン目〜 カイオーガカイオーガダイサンダー/サンダーサンダーボルトチェンジ→ラプラスラプラス
耐久無振りのサンダーはDM状態でも珠しおふきを耐えられないので、裏にラプラスがいると交代してくることが多いです。そこを読んでダイサンダーを打ちます。カイオーガにボルトチェンジのダメージが100くらい入りますが、裏から出てきたラプラスを1発で倒すことができました。
〜2ターン目〜 カイオーガカイオーガ交代→ ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)/サンダーサンダーダイサンダー
ダイサンダーでカイオーガが倒せるようになったのでサンダーが再び登場。そこで、ランドロスに交代します。今回は素直に電気技の選択なので、無償降臨に成功しました。
〜3ターン目〜 ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)がんせきふうじ/サンダーサンダーダイジェット
ここで最悪なのが、サンダーの Sが2段階上昇してしまうことです。カイオーガがおいかぜ下でサンダーを抜けるように、がんせきふうじを選択しました。ダイジェットをギリギリで耐え、がんせきふうじにより Sの上昇を防ぐことができました。
〜4ターン目〜 ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)がんせきふうじ/サンダーサンダーダイジェット
ダイジェットによりランドロスが突破されてしまいました。サンダーのDMが終わります。
〜5ターン目〜 ラティアスラティアスおいかぜ/サンダーサンダーぼうふう
雨下のため、必中のぼうふうでラティアスが削られます。今回は混乱することなく、おいかぜをすることができました。ここで雨が終わります。
〜6ターン目〜 ラティアスラティアスいやしのねがい/サンダーサンダーはねやすめ
ラティアスはいやしのねがいによって倒れます。サンダーはおいかぜターンを凌ぐために、はねやすめで回復してきました。
〜7ターン目〜 カイオーガカイオーガしおふき/サンダーサンダー10万ボルト
先制のしおふきが決まり、サンダーを1発で倒せました。
〜8ターン目〜 カイオーガカイオーガしおふき/ザシアンザシアンワイルドボルト
ここでも先制しおふきによりザシアンを1発で倒し、勝利することができました。

こちらに都合良くいった部分も多くありますが、実戦でこのように進んだ試合もいくつかありました。
カイオーガカイオーガ雨下しおふきを交代から耐えられるポケモンは限られているので、相手パーティの誰が選出されているか、強気に読んでいくことができます。

  • カイオーガに受け出し可能なポケモン

ラプラスラプラスガマゲロゲガマゲロゲトリトドントリトドンヌオーヌオー
特性により水技を無効にできるポケモンです。
ウオノラゴンウオノラゴンナットレイナットレイ
タイプにより水技を半減以下にできるポケモンです。チョッキ持ちであればゴリランダーゴリランダーでも出すことは可能です。

こんなときどうするの?

→ダイマすればグラスラも耐えるので、ダイアイスで倒します。ただし、天候があられに変わってしまうので、タスキ持ちのラティアスラティアス 2回行動できるかを考えてから打つ必要があります。

→こちらが不利になることが多いですが、ダイストリームで削ります。稀に勝てます。

→どちらもタスキ持ちが多いので、ダイアイスを打ちます。

→裏にラプラスラプラスがいそうな時は、ダイサンダーを押します。ほとんどの場合ボルトチェンジで逃げていくので、交代で出てきたラプラスラプラスを落として水技の通りが良くなります。

→初手のザシアンザシアンはしおふき耐え調整が多いですが、珠ダイストリームで確定1発です。相手のワイルドボルトもダイマすれば確定耐えです。

重い相手

ゼルネアスゼルネアス、耐久型ムゲンダイナムゲンダイナラティアスラティアス
カイオーガカイオーガが受け切られてしまいます。
相手が積む前に対面できれば勝機もありますが、積まれていると厳しいです。
また、壁展開の相手もやはりカイオーガカイオーガが受けられてしまいます。クッション役のポケモンとラティアスラティアスで、いかに時間を稼ぐかがポイントになります。

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
おいかぜいやしのねがいコンボが癖になるくらい気持ちがいいので、ぜひこのパーティを使ってみてください。もし使っていただけたら、感想やアドバイス等をいただけると大変嬉しいです🐳

投稿日時 : 2021/03/12 02:34

最終更新日時 : 2021/03/17 21:25

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コメント(6件)

1炭酸ミルクティー
投稿お疲れ様です。
一つ思ったのが立ち回りで
初手ランド次にラティアス最後にカイオーガがいいかなと思います。
21/03/25 21:08
2ミクハチ(@mikuhati398)
炭酸ミルクティー様

閲覧&コメントありがとうございます!
今回の私のパーティコンセプトとしては、「カイオーガで暴れ回ること」であり、そのために初手カイオーガとしてきました。「いやしのねがい」で回復できることは、カイオーガのHPが減ることや状態異常になることを恐れず戦うことができ、カイオーガのポテンシャルを存分に発揮できるのかなと考えました。
(昔の例えでアレですが、初手で暴れたメガガルーラをクレセリアの「みかづきのまい」で復活させる動きをイメージしています。)

選出順についてですが、炭酸ミルクティー様のおっしゃる通りランドロス先発、最後にカイオーガというのもありだと思います。というのも、最近のランクマッチでは前期以上にカイオーガ入りの構築が増え、その分初手にカイオーガ対策のポケモンを呼びやすいからです。
ただ、カイオーガを最後の抜きエースとするならばより良い構成がありそうです。例えばラティアスの「いやしのねがい」を別の技に変えたり、カイオーガにスカーフを持たせて「おいかぜ」を必要としない形にしたりすることも考えられます。ランドロスやラティアスはできることの多いポケモン達なので、単なるサポート・クッション役以外の動きがあるとより使いやすいパーティになりそうですね。
21/03/25 21:43
3えだたす(@hianiakiusio)
構築記事の投稿お疲れ様です。
質問があるのですが、なぜラティアスの枠をクレセリアにしなかったのでしょうか。クレセリアは電磁波も覚え、追い風より使いやすいと思いました。また、耐久もあり最悪TODにも持って行けます。
21/04/02 18:00
4ミクハチ(@mikuhati398)
えだたす様

閲覧&コメントありがとうございます!
ラティアスの採用理由ですが、「おいかぜ」と「いやしのねがい」を両立できる唯一のポケモンであることにあります。
クレセリアも「みかづきのまい」によりカイオーガを回復でき、電磁波によるS操作可能と見ると同じような動きが可能です。
両ポケモンの違いを一言で述べると、カイオーガで何体倒せるかが変わるということです。
*ラティアスの場合
先発カイオーガで1体倒し、2体目を削ったあとクッション役のポケモンを出します。その後死に出しでラティアスを出し、「おいかぜいやしのねがいコンボ」を決めます。おいかぜの2ターンを使い、カイオーガの先制しおふきで残りの2体を倒します。
つまり、カイオーガで3体全てを倒すことが可能です。

*クレセリアの場合
カイオーガで一体倒した後、クレセリアを受け出しします。その後「でんじは」から「みかづきのまい」を決め、復活したカイオーガで2体目を倒します。3体目はカイオーガと残りの1体のポケモンで倒すことになります。
つまり、カイオーガで2体半を倒すことが目標となります。

「でんじは」の場合対面の1体にしかS操作を行えないのに対し、「おいかぜ」は後続2体に効果が及ぶところが利点と言えます。
クレセリアをパーティに入れるとしたら、3体目としてタイマンに強いタスキ持ちのエースバーンやウーラオスなどを採用したり、クレセリアにアッキの実を持たせたり「めいそう」を採用して”積んで詰ませる"動きをしたりすることが考えられます。

長くなりましたが、耐久面においてラティアスを上回るクレセリアの採用はとても有力だといえます。
ラティアスを採用する本構築は、ラティアスの110族の高いSと広い技範囲、「おいかぜ」をフルに生かせる立ち回りを意識することが大切だと改めて考えました。
21/04/02 20:55
5えだたす(@hianiakiusio)
確かに、クレセリアより速く、追い風が使えるラティアスの方が使いやすそうですね!このパーティレンタルさせて頂きます!
21/04/03 21:29
6ミクハチ(@mikuhati398)
えだたすさん

パーティレンタルありがとうございます!
伝説が使えるのも今シーズンまでなので、ぜひ楽しんでくださいね!
21/04/03 23:29

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