ノクタス - ポケモン育成論DS

こんばんはsnowmanです。このサイトに登録してから、そろそろ3カ月が経とうとしています。いつも通り、マイナーなポケモン、今回はノクタスの育成論を考えていきます。

• 前置き

ノクタスと言えば、アニメではハーリーさんが使っていたのが、印象に残っています。ハリーさん自体が非常に印象の強い人でしたから…　進化前のサボネアはコジロウの手持ちでしたね。既に手放して久しいですが…　マイナーポケとはいえ、アニメでは案外出てるポケですね。まあ、悪役の手持ちとしてですが…
さて、アニメ中心の前置きは置いといて、早速育成論の内容に移りたいと思います。

ノクタスとは・・・
ノクタスは草・悪タイプという数少ないタイプの組み合わせとその見た目からポケモン界のなかでもだいぶん異色キャラです。ハーリーさんも異色キャラです。ポケモン図鑑には人を襲うような内容の記述があったので、もしかすると人を…　ポケモンは怖いですね。
草・悪という組み合わせではありますが、特性砂がくれのおかげで、砂嵐によるダメージを受けない特殊なポケです。異色です。砂パでは、他のポケとタイプが重なりにくいので、砂パでの活躍が多いです。
それではノクタスの戦闘力分析に入りたいと思います。(何　まずは弱点。ノクタスの弱点は闘・毒・飛・虫・炎・氷の6つです。お世辞にも少ないとは言えないほどの多さ… そして抵抗は地・霊・水・電・草・悪、超を無効といった感じです。抵抗だけを見るなら、なかなかと多いです。メジャーな炎・氷を弱点とする点が痛いですが、抵抗も多く、うまく相手の技を読んで繰り出していきたいところですね。種族値は攻撃面の高さが目立ちますが、紙耐久の鈍足という扱いにくい種族値です。よってノクタスは二刀仕様が合っていると思います。鈍足なので、トリパでの使用もおススメできますね。
今回は砂パでの使用も可能ですが、普通のPT(=パーティ)にも組み込める型を投稿したいと思います。がんばってノクタスの基本形を目指したいと思います。


性格と努力値

• さみしがりorやんちゃ　A252　C252　S6　振り

攻撃を意識した振り方です。不意打ちをメインウェポンとしますので、基本的なこの振り方で問題ないと思います。素早さに関しましては、十分調整の余地がありますので、お好みで調整してください。その場合は特攻から努力値を割いてあげましょう。ただ、素早さを意識するのであれば、下の振り方をおススメします。

• さみしがりorやんちゃ　A252　C6　S252　振り

　ノクタスはある程度の火力は保持する必要がありますので、せっかちやむじゃきを採用して、最速振りにするメリットは少ないと思います。理由は技のところを見てもらえればわかると思うのですが、技の威力が不足しがちだからです。性格補正無しで、素早さに全振りしますと(つまりこの振り方)、6振り85族まで抜くことができます。6振りミロ(=ミロカロス)を抜かす調整(6振り81族を抜かす調整)をするのなら、いっそ全振りの方がいいでしょう。6振りミロ抜きは鈍足AT(=アタッカー)ではひとつの指標ですので、6振りミロ抜き抜きが比較的安定しますが、さらにその振り方を意識して…という風になりますので、無難に全振りをおススメします。

めざパ(=めざめるパワー)を採用する場合はU(=30)箇所の努力値配分を少し変える必要がありますので、その点にはご注意ください。m(_ _)m

特性

• すながくれ

砂嵐のときに回避率が上がる特性です。この特性の恩恵は回避率云々よりも、砂嵐によってダメージを受けないところにあると思います。襷を潰されないところが利点です。他の特性がないので、これしかないですけど…

持ち物

• いのちのたま(=珠)

火力を上げる素晴らしい道具です。その反面攻撃後に最大HPの1/10のダメージを受けます。競争率が高いところが難点です。

• きあいのタスキ(=襷)

紙耐久のこの子にとって、あると非常に便利です。特性のおかげで、砂嵐によって潰される心配がないです。カウンターを覚えさせると、その利便性は上がりますが、カウンター意識というより、どちらかというと、遅い+紙耐久というマイナーの宿命的な種族値をカバーするという意味合いで持たせてあげてください。

どちらの持ち物にもそれぞれ良さがありますので、PTによって選択してください。S6振りの場合は襷を、S252振りの場合は珠をおススメします。

技構成
<　ふいうち　/　草技　/　技候補　/　技候補　>
の構成がベストかと思われます。それでは技の説明に入ります。

• ふいうち< 悪 / 80 / 100 / 5 >

タイプ一致のメインウェポンです。メインが威力80の技なのが悲しい…
ノクタスの欠点である遅さをカバーしつつ、超(=エスパー)・霊(=ゴースト)を狩れるようになります。威力の高い先制技なので、ノクタスとの相性がばっちりなのですが、相手が攻撃技を選択した時のみの発動です。相手に読まれると、無償降臨されたり、身代わりをつくられたりと、欠点もある技です。使う時は相手に読まれないようにしましょう。

草技

• くさむすび< 草 / ? / 100 / 20 >★★★★★

相手の体重によって威力が変わる技です。岩・地・水に撃ちます。特に岩・地には重いポケが多いので、決定打になります。不意打ちだけで戦うわけにはいかないので、弱点を突かずに撃つ必要がでてきます。威力の変動がありますので、安定か?と問われるとそうでもない技です。草結びは主に特殊ATのサブに起用されるケースが多いですが、それは撃つ相手が重いポケばかりだからであって、ノクタスの場合はメインになりますので、使い方が大きく違います。

• エナジーボール(=エナボ)< 草 / 80 /100 / 20 >★★★★☆

草結びが嫌な方はこちらを採用してください。威力の変動がない分安定しますが、威力が80しかないところが欠点です。どちらを採用するかは、完全に好みの問題です。どちらも技マシンで覚えられる技なので、採用してところ、使い勝手が悪いと感じたら、もう片方を選択するような感じで選んでください。テキトーな感じで申し訳ないですm(_ _)m

技候補

• きあいパンチ(=気合P)< 闘 / 150 /100 / 20 >★★★★★

　素早い超や霊を狩るのが本来のノクタスの役割なのですが、実際のところ、相手はにげちゃいます。その逃げ(流し)を逆手にとったのが気合Pです(普通ですけどね)。威力は申し分ない150。一致の不意打ちよりも威力があります。鋼をさそいがちなので、等倍とはいえ高威力で刺さる気合Pは優秀かと思います。正直、メインウェポンのような気もするような技です。

• ばかぢから< 闘 / 120 /100 / 5 >★★★★☆

　タイマンではさすがに気合Pは撃てません。その他気合Pの使い難さが気になるのであれば、こちらが候補に挙がります。二刀なので、攻撃1段階downの影響を受けにくいのが特徴です。

• めざめるパワー炎(=めざパ炎)< 炎 / ? /100 / 15 >★★★★★

　厳選難易度を上げることで有名な技です。僕は粘るのは好きですけどね(笑)。威力は30~70の間の数値をとりますが、妥協ラインが65以上、採用ラインが68以上です。特攻と素早さをU(=30)にする必要がりますので、おススメの振り方を例にしますと、A252　C248　S10　の振り方に変える必要があります。ノクタスはヘラ(=ヘラクロス)やハッサムを誘ってしまいます。その2匹への牽制です。気合Pと同じく、確定クラスの技です。ヘラ意識のめざパ飛はハッサムには等倍ですので、候補入りをは見送りました。

• めざめるパワー氷(=めざパ氷)< 氷 / ? /100 / 15 >★★★☆☆

　使いたいめざパpart 2です。ノクタスは龍も呼びます。ノクタスって人気者ですね。ホント..(泣)。マンダ(=ボーマンダ)は特に危険で、草結び・気合P・めざパ炎を半減以下とまさに天敵です。龍舞を積まれて無双体制に入るなんてケースは少ないとは思いますが、とりあえず牽制用にこの技は有効性が高いです。マンダ等の氷4倍龍はこの子で対策するよりはもっと速いポケにめざパ氷なりを覚えさせたりすればいいので、必要性は薄いかと…

• みちづれ< 霊 / - / - / 5 >★★★★☆

　新しく習得した技です。ノクタスは遅いので、玄(=ゲンガー)のような使い勝手があるわけではありませんが、チラチラ見せることで、相手のペースを崩します。砂嵐との相性が良さそうな技ですよね。相手を倒すというよりは、相手に攻撃を躊躇させ、気合Pを撃ったり、交換したりと玄とは使い方が全然違います。ノクタスは遅いので、襷を持たせるか、交代読みでしたりすると、嫌がられます。
　ちなみ道連れは相手を瀕死にする、いわゆる一つの状態異常技のようなものですので、襷を貫通します。地割れのような一撃必殺技は相手に瀕死にするほどの大ダメージを与える技ですので、襷で耐えられてしまいます。ポケモン豆知識でした〜(蹴

• つるぎのまい(=剣舞)< 普 / - / - / 30 >★★★★★

決定力を増強し、抜き性能を高めます。考えてみてください。交代読みで積まれると、ものすごい威力の不意打ちが飛んでくるんですよ。龍意識なら、めざパ氷よりこっちの方がいい感じです。先制技との相性がよく、相手への心理的な圧力が大きい技と言えるでしょう。ちなみに悪だくみを新しく習得しましたが、威力を上げるのは特殊の方で、遅いノクタスとは相性が合わないので、候補からは外しました。

• くさぶえ< 草 / - / 55 / 15 >★★☆☆☆

　催眠技です。命中率があれですが、決まれば強いです。BT(=バトルタワー)ではよく当てられるんですけど…

• フラフラダンス< 普 / - / 100 / 20 >★★★☆☆

　いわゆる踊る案山子ってやつです。(何それ　ダブルではほぼ確定クラスのいやらしい補助技です。シングルでは怪しい光と同じ効果です。これまた砂嵐との相性がとてもいいのですよ。今回はあまり必要性を感じないので、候補止まりが関の山です。

• カウンター< 闘 / - / 100 / 20 >★★★☆☆

いわゆる襷カウンターです。この技を選ぶときはちゃんと襷を持たせてあげてくださいね。この技により、ノクタスのいやらしさはグンと増します。ばれると、ただのお荷物に…

• やどりぎのタネ< 草 / - / 90 / 10 >★★★★☆

草タイプお得意のじわじわ戦術で有名な宿り木です。対人戦ではそんなには見かけないかな…　この技はどうしても突破できない受けポケモンに対しての交代読みで撃ちます。上のダメージ計算を見てもらうとわかるとおり、ドータクンが結構きついです。ダメージを与える技というよりは後続サポート感覚で使ってもらうといいです。ノクタスの受けにくさが少しは上がるのかな…

• みがわり< 普 / - / - / 10 >★★★★☆　(えぴたふさんご提供)

なぜか忘れてました...　気合Pとの相性がいい技です。交代読みで張って、気合Pや剣舞につなげるという役目があります。素早い相手の状態異常技を防いだりすることができます。

基本戦術
　さてノクタスの実戦での使い方を説明したいと思います。僕自身は実戦経験ないですよ。
　見ての通りの紙耐久ぶりですので、多くの抵抗意味がもはや…　超のピンポ読みで繰り出す他ありません。他には、一般的な死に出しとか、後攻蜻蛉・バトンがありますけど普通すぎますし…　サイキネ読みで☆やラティ兄なんかに無償降臨できたらいいですね。
　さて場にでたら、ウェポンで攻撃に移りましょう。相手のポケによって技を選ぶのはもちろん、読みあいの世界に入りますので、うまく相手の行動を読むことが大切です。困ったら、リスクの小さい草技を撃ちましょう。不意打ちと気合Pを採用することが多いと思いますので、読みの力はノクタスを使う上で必須です。繰り出し性能に欠けますので、居座るような形で戦うことになると思います。いかに多くのポケを捌けるかにトレーナーの力量が問われることになるでしょう。

誤字脱字があれば、ご指摘願います。
載せるべき、載せてほしいダメージ計算がありましたら、気軽にコメをください。
評価の際はコメをいただけるとうれしいです。

育成論は以上です。以下は気分で始めてみた、BT(=バトルタワー)の攻略情報的なものです。まあ、おまけですね。見づらいようでしたら、即刻消去しますので、コメにてお願いします。


豆知識　~BT攻略~
　BT。そうそれは、ポケモン道におけるいわばひとつの入り口といったところです。BTの連勝記録を伸ばすこと(BT攻略)をきっかけにポケモンの道の奥深さを知る人も多いと思います。俗に言う「極める」ですね。僕もBTをきっかけにポケモンにのめりこみました。しかし、意外とBT攻略のサイトがなかったり、攻略情報なるものがあっても欲しい情報がないというケースが結構ありました。自分の調べ不足かもしれませんが…
　まあそんなわけで、BT攻略における、基礎知識的なものでも書こうかなと…　あくまでも基礎知識ですので、実戦の方がはるかに多くのことを学べますから、参考程度に…ということです。今回はPT編成編です。あくまで初心者向けの内容ですので、その点にはご注意を…


PT編成編
BTでは、ストーリーでのPT編成とも、対人戦のPT編成とも違ったPTを組む必要があります。BTでは3on3という独特のPTを編成します。3体で、弱点がなるべくかぶらず、かつ仲間の欠点をカバーするPTを組む必要があります。また、COM戦ですので、厨ポケといわれるような対人戦ではあまり使いたくないようなポケを、遠慮なくPTに入れることができます。
PTはATを2匹もしくは3匹、受を1匹もしくは無という構成がベストです。個人的には受は1匹いるとありがたいです。では、なぜこうなるのか。3on3という形である以上、幅広いポケをそろえるのは無理です。ということは、なるべく幅広い敵を捌くことのできるポケをそろえることになります。では受はなぜ少ない方がいいのでしょうか。それは、受に交代すること自体にリスクを伴うことも挙げられますが、そもそも受では非常に突破しがたいストッパーといわれるポケの存在が大きいと思います。このストッパーとは、私たちの連勝記録にピリオドをうつべく待ち構えている、フロンティアブレーンが赤子に見えるくらいのワルです。具体的には影分身型と一撃必殺型の2つの型が存在します。受はこのストッパーを突破するのが非常に難しいです。そもそもATでさえ、捨て身の覚悟で挑む必要がありますしね。
ただ、受の存在は必要だと感じる時がわりとありますので、1体は必要だと思います。


BT攻略　PT編成編でした〜。一応次は技編でも書こうかなと…
最後まで読んでいただきありがとうございました。m(_ _)m
実はこの育成論、元はハーリーさん風に書いてしまったんですよね。どんな内容だったかはご想像におまかせします。