前回はゴルダックの育成論を投稿させていただきました。
さて、今回はフリージオの育成論を投稿させていただきます。
少しばかり至らない点もありますが、宜しくお願いしますね^^
個体値は6Vとして考察します。(めざパで少し変わる場合もございますが)
- フリージオについて
第五世代の単氷タイプ。
特攻95と、素早さ105。典型的な特殊アタッカーに起用できますね。
特防も135と屈指の高さを誇りますが、HPもぱっとせず、なにより防御がルージュラ以下。珠無振りゴウカザルのマッハパンチでさえ無振りだと確定1です。
タイプ、素早さ種族値、地面無効のおかげで竜にはタイマンで押し勝てる事が多いのが利点です。
同じドラゴンキラーとされるマニューラよりも良い所は、
・技の関係で、フリージオのれいとうビーム>マニューラのれいとうパンチ
・特防が高い
・ふゆうで地面無効
・ぜったいれいどで受けにプレッシャーをかけられる
といったところだと思います。
勿論素早さと攻撃範囲がマニューラよりも低いというデメリットはありますが。弱点の数はどっこいどっこいですね。
先制技もあるので、タスキ相手でも大丈夫です。
今回は、竜+@狩り特殊アタッカーとして紹介していきたいと思います。
- 性格、努力値
性格はせっかちorおくびょう。どっちみち防御が紙なので、こおりのつぶての威力をほんの僅か上げられるせっかちで良いかも?
努力値はC248、S248、H10。
今回はめざめるパワー炎を使うつもりなので、同速勝負を捨てこのようにしました。
(どっちみち同速にはギャロップ、ゾロアーク、コジョンド等相性があまり良くない相手が多いので…)
素早さの実数値が171となり、最速エモンガを抜ける値になります。
スカーフor舞で無い限り、大抵の竜は抜けますね。
- 持ち物考察
きあいのタスキ
耐久の無いこいつにはほぼ確定です。スカーフの竜にも怖くない。
先制技、一撃技、だいばくはつを使えるこいつならより相性がいいと思います。
いのちのたま
火力の底上げ。
小回りは利きますが、とにかく耐久の低さが浮き彫りになるのは痛いか?
こだわりスカーフ
スカーフ竜をノーリスクで倒せます。ぜったいれいどで自分より速い相手への奇襲も。
こだわりメガネ
火力が大幅に上がり、れいとうビームでH振りマルチスケイルのカイリューも確定1です。
ただし、ぜったいれいど、こおりのつぶてが使いこなせなくなる…
- 技考察
れいとうビーム
メインウェポン。ほぼ確定技です。
この火力でも安定して竜を狩れるので、霰パでもない限りふぶきはあまり使わないと思います。
こおりのつぶて
自分より速い相手へのタスキ潰しにですね。
ただ自身も先制技に注意。
ぜったいれいど
耐久型への牽制。素早さも相まってなかなか脅威。
タスキだと2発撃てるのが魅力。最近流行りのきせきポリゴン2、ブルンゲルに有効かと思います。
こごえるかぜ
補助、交換読みで有効。
ラスターカノン
対氷・岩用。範囲は狭いので採用の余地は低め。
だいばくはつ
最後っ屁に使えます。
肝心の火力は無補正無振りだと無振りダグトリオすら低乱数1…
めざめるパワー
ナットレイ、ハッサムに刺さる炎が一番実用性が高いです。
格闘や地面でもそれなりにベターだが、シャンデラやメタグロス、バンギラスはやっぱり厳しいところ。
技のレパートリー自体はあまり少ないですが、優秀なものが多いですね。
壁やとける、あやしいひかり等も使えますが、今回は候補には入れませんでした。
- 立ち回り
竜相手に優位なのを生かして、そうした相手に積極的に出していくのが基本ですかね。ヤチェだろうがタスキだろうが安定して狩れます。
オノノクスやガブリアスのダブルチョップ、カイリューのしんそくは唯一注意するところです。
死に出し、はち合わせ、じしん読みなど色々な場面で使えます。
有利な相手とはち合った時、相手が交換してくると思ったらめざパ、ぜったいれいどでかなりの圧力をかけられます。
地面相手にもかなり有利ですが、バンギを絡めた砂パだとタスキが壊れるため、その場合あまり出さないほうが無難でしょう。
特殊アタッカーの多い草にもなかなか有利です。H振りエルフーンをれいとうビームで確定1。
相性補完としては岩や炎に有利なテラキオンや、格闘にめっぽう強いゴルーグ等が候補かと思います。
★狩れそうな相手リスト
ガブリアス・ボーマンダ・フライゴン
れいとうビームで余裕の確定1。ヤチェでは確定2だが無振りなら次のつぶてで結局死にます。
スカーフでもタスキなら大丈夫です。
フライゴンはでんこうせっか持ちなのでちょっとだけ注意。
※被ダメージ
・マンダの無邪気珠全振りりゅうせいぐんで確定2(74.1%〜87.7%)
・同条件だいもんじだと超低乱数1(85%〜100.6%)
・同条件フライゴンのだいもんじは確定2(68.7%〜81.6%)
物理技は基本タスキなしじゃ耐えられません;
カイリュー
れいとうビームでH振り確定1…と言いたいところですが、マルチスケイルという特性のおかげでれいとう→つぶてでも確定1にはなりません。
対する相手のしんそくは全振りで確定2。
体力が満タンじゃない状態でタイマンになったら勝てますが…
ちなみにメガネならマルチスケイルでもH振りを確定1できます。
※被ダメージ
・カイリューの全振り補正無ししんそく確定2(76.7%〜90.4%)
・全振りうっかりや珠りゅうせいぐん(75.3%〜91%)
サザンドラ・オノノクス
れいとうビームで→つぶてで普通に倒せます。
ただヤチェ持ちだと無振りでもれいとう→つぶてでは倒せないです。
幸い先制技は持っていないので、つぶて→れいとうビームにしてみるのも手。
オノノクスはタスキの場合が多いので普通に前者で良さそうですが
※被ダメージ
・サザンドラの無邪気珠全振りりゅうせいぐん確定2(80.2%〜95.2%)
・同条件だいもんじ・きあいだま中乱数1(91.8%〜109.5%)
・同条件あくのはどうは中乱数2(46.2%〜55.7%)
ラティオス
れいとうビーム→つぶてで高乱数1。
先制技もないのでヤチェで無ければ大して問題は無い。
余談ですが相手の補正無し全振り珠りゅうせいぐんも確定2に抑えられます。
一方ラティアスは耐久振りが多いため厳しい。相手が特化だとれいとうビームでは確定2にすらできません。
※被ダメージ
・ラティオスの臆病珠全振り流星群確定2(82.3%〜97.9%)
・同条件りゅうのはどう・サイコキネシスも確定2(53%〜63.9%)
ボルトロス・トルネロス・ランドロス
れいとうビームで無振りを確定1。
ボルトロス・トルネロスは素早さがフリージオより高いうえに、
前者だといたずらごころで先制電磁波が怖いですが、普通はタスキで倒せるはずです。
ランドロスは砂嵐状態で出てくることが前提なので、タイプ相性が良くてもあまり出番は無いか…?
※被ダメージ
・ボルトロスの補正無し全振り10まんボルト確定3(41.4%〜49.6%)
・同条件きあいだまは確定2(70.7%〜84.3%)
・トルネロスの同条件ぼうふうは確定2(53%〜63.2%)
グライオン
こいつも、輝石グライガーも余裕で確定1。ヤチェでもつぶてで問題無し。
こちらは砂パで出て来ない事も多いので十分狩れます。
しかし、スカーフとんぼがえりしてくる可能性は十分にあるので少し注意。
ドレディア・エルフーン
こいつに限らず、草タイプは特殊や嫌がらせがメインの戦い方をするポケモンが多く、あまり決定打は打たれないのが強みです。
自分より速く、先制技持ちのジュカインには注意です。
※被ダメージ
・ドレディアの補正あり全振りはなびらのまい確定2(53%〜63.2%)
・ちょうのまい一回積んでいても確定2(79.5%〜93.8%)
フォレトス
めざ炎でH振り確定1。ふいうちには注意。
ちなみに特化ナットレイ・H振りユキノオーは確定2、同条件ハッサムはつぶて込で中乱数1。
倒せない事も無いっぽいです。
他にも、草や地面を中心としたポケモンを狩れる事が多いです。
自分より速く、なおかつ先制技持ちだと分が悪いですが。
厳しい相手としては、ウェポンがあまり効かなくて尚且つ高火力なバンギラス、シャンデラ、メタグロス、テラキオン、ヒードラン、ゴウカザル、ウォッシュロトム辺り。
火力の低い耐久型(ハピナス、ブルンゲル、クレセリア等)ならぜったいれいど連発で強引に突破できます。ただし、がんじょう持ちはタイプ相性もあまりよくないものが多いので逃げたほうが無難です。
得意な相手も多いですが苦手なタイプも多いのが氷タイプの宿命(?)と言えるので、結局は相性補完が重要です。
- 最後に
第五世代でも相変わらずインフレを続けるドラゴンタイプ。
そういったドラゴンを退治できる、マニューラに近いポジションなのですが、それとは少し違った形で活躍できたらなぁ、と思い投稿しました。ぜったいれどでの差別化が一番大きいですね。
ちなみに次のWCSのルールは、第五世代のみのポケモンでのダブルバトルで行われるらしいですが、こいつもこの場で活躍してくれる事が期待できます。シングルとはまた違った技構成にはなりそうですがね;
誤字脱字、ご意見やアドバイスがあれば指摘をお願いします。
前回のゴルダック育成論→(bw/639)