ヌオー - ポケモン育成論BW

【汎用性なんて】ストッパー用天然ヌオー【無かった】

2013/04/08 18:27:26

ヌオー

HP:HP 95

攻撃:攻撃 85

防御:防御 85

特攻:特攻 65

特防:特防 65

素早:素早 35

ブックマーク1.711.711.711.711.711.711.711.711.711.71登録:0件評価:1.71(6人)

ヌオー    みず じめん  【 ポケモン図鑑BW 】

とくせい
てんねん
せいかく
のんき(防御↑ 素早↓)
努力値配分(努力値とは?)
HP:252 / 防御:100 / 特防:156
覚えさせる技
カウンター / ストーンエッジ / アンコール / きあいだま
持ち物
オボンのみ

スポンサーリンク


目的
対人戦
ルール
フラットルール
対戦形式
シングルバトル
このポケモンの役割
物理 / 受け
ミラクルシューター
指定しない
登録タグ

考察

はじめまして、沼王と申します。
育成論の投稿はこれが初めてです。至らない点もあるでしょうが、よろしくお願いします。

この育成論ではHABCDSの略称を使用し、特に記述が無い限り自分・仮想敵ともに理想個体とします。



今回投稿するのはヌオーです。愛らしい容姿に加え、優秀な耐性により、金銀の時代から(俺の中で)人気が高かったポケモンです。
3世代以降はそれぞれの世代で同タイプのライバルが登場。種族値において有利なラグラージ、呼び水の強化で出世したトリトドンは差別化が必要でした。
とはいえ第5世代で新しく天然という特性を入手し、他の水地との差別化は特に意識しなくても大丈夫です。

ヌオーの育成論は他の方が投稿したものもありますが、カウンターをメインに採用した型はなかったため、投稿させていただきます。


今回のヌオーの仕事は「暴れだした積みエースを止める」になります。チート特性・天然により、殻を破るをガン積みされようが蝶の舞をガン積みされようが、お構いなしに耐えることができます。



では本題に入りましょう。

先に言ってしまえば

のんきH252 B100 D156
ストーンエッジ/カウンター/アンコール/気合い玉

となります。
要は「繰り出しから2回耐えて、2発目をカウンターで返して倒そう」というスタイルです。

この型ではカウンターを採用しているため、Hに252振りましたが、ただ単に耐えることを意識して調整する場合「H*2=B+D」とするのが定石です。従って必ずしもHに252振る必要はありません。今回はボーマンダの逆鱗とウルガモスのさざめきを耐えることが目的なので、H:B:Dの順に7:4:3となるように振るのが理想と言えます。
しかし、ヌオーは種族値の関係上7:4:3にはできませんので、結果的に意味は同じです。


ヌオーの種族値は、HABCDS順に 95 85 85 65 65 35 となっています。合計種族値は430しかありませんが、配分にムダがないのでステータス以上の働きが期待できます。
とはいえ、耐久力は受けポケとしては並以下です。そこで今回は、耐久型としてではなく、全抜きストッパーとしての運用になります。従って汎用性が高いとは言いにくいです…。


性格はBに上昇補正、努力値の振り方はH252、B100までは確定です。物理耐久に厚く振ることで、環境で暴れている格闘(特にローブシン)や物理型ドラゴン(特にカイリュー)に対して有利に動けます。

被ダメは以下のとおり。

A特化ローブシンのアームハンマー47.5〜56.4%
A特化パルシェンの5hit氷柱針44.5〜54%
A特化テラキオンのインファイト51.9%〜61.3%
A特化バシャーモの飛び膝蹴り53.4〜62.8%
A特化ボーマンダの逆鱗53.4〜62.8%

ほとんどの攻撃を62.5%以下、つまりオボン込みで2回耐えることができます。
繰り出しからカウンターで跳ね返すことで致命傷を負わせることが可能です。カウンターはマルチスケイルを無視した固定ダメージなので、カイリューも一撃で倒すことができます。

役割外になりますが…
252エルレイドのリーフブレード93〜110.8%
草技でも、不一致物理なら耐える可能性もあります。後続でカバーできない相手なら、相討ちを覚悟してカウンターを選択するのもアリかと。
てか不一致物理草技って誰が使うんだよ…w

対パルシェンに関して
カウンターで返せるのは複数ヒットのうち1発分のダメージのみなので、カウンターは有効打になりません。
そこでパルシェンに対しては気合い玉を撃ちます。無振り気合い玉で無振りパルシェンが確1なので、繰り出しから倒すことができます。タスキは知らん。命中も知らん。
死に出しで仮定するなら、気合い玉の代わりに大地の力でも運用できます。同じ条件で確2なので、命中安定かつタスキも突破できますが、パルシェンと対面した味方は見捨てることになります。

ただし、物理型でも倒せない例外はいます。オノノクスです。
オノノクスは型破りにより、天然を無力化します。積まれたら押し負けてしまいます。B特化すれば2段階アップ逆鱗を乱数に抑えることができますが、そうすると特殊耐久が薄くなります。
従って今回はオノノクスは役割外です。後続のハッサムなどで対処してください。



以上のように、物理面に関しては多くの敵に役割を持てますが、特殊面における仮想敵はウルガモスのみです。なぜならヌオーはミラーコートを覚えないからです…。

Dに108振ることで、ウルガモスに対して最低限の役割を持てます。
C特化ウルガモスの虫のさざめき52.4〜62.3%
カウンターは使えませんが、ストーンエッジで落とすことができます。
ウルガモスがHに全振りだとしても、97.9〜116.6%の高乱数で沈めることができます。


さて、46の努力値が余りましたが他に振りたいステータスは特にありません。Bに振るかDに振るかはお好みでどうぞ。
投稿者はDに振っているため、テンプレではD156になっています。



運用については既に述べたとおり「物理型orウルガモスに対して繰り出して倒す」という仕事がメインになります。
しかし、ウルガモス以外の特殊型の相手に対しては有効打がありません。特にラティオスなどの特殊ドラゴンは強力で、環境でもよく見かけます。

では、ラティオスが出てきたら諦めるしかないのか?
答えはNOです。

確かにヌオー単体ではどうすることもできません(無振りラティオスに対してストーンエッジで確4)が、後続でカバーすることは可能です。
例えば相手がラティオスだった場合、サイコキネシスだろうが流星群だろうが1発は耐えることができます。そこでアンコールを使えば、後続のハッサムなどが有利に立ち回れます。

特にハッサムはヌオーとのタイプ相性が良く、組み合わせとしてオススメです。

また、逆鱗などが固定されているケースを除き、カウンター読みで逃げられることもあります。
その場合、こちらも無償降臨のチャンスになります。スカーフ持ちなどタイマン性の高いポケモンや、強力な積み技を搭載したポケモンを出すことができます。

オススメなのはボーマンダで、スカーフ型でも撃ち逃げ型でも竜舞型でも、無償降臨のチャンスは大きなアドバンテージです。

ハッサム・ボーマンダの組み合わせにヌオーを入れれば、それぞれの弱点をカバーしながら、2匹では相手しにくいローブシンなどにヌオーをぶつけることができるので、投稿者はこのチームで運用することが多いです。



総括
・ほとんどの物理型アタッカーに対して有利
・ウルガモスにも後出しが利く
・カウンター、アンコール、交代など読みが必要

まぁヌオーを使うような粋狂なプレイヤーなら、読みの技術くらい標準装備ですよねw



育成論はこれで以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。少しでもヌオーの考察に役立てれば幸いです。

ダメージ計算は要望があれば適宜更新します。
育成論についてだけではなく、文章の書き方なども問題があれば指摘してください。

最終更新日時 : 2013/04/08 18:27:26

このポケモンの他の育成論を探す (7件) >>

スポンサーリンク

コメント (10件)

  • ページ:
  • 1
13/02/16 14:31
1
ガモスはギガドレもあるので厳しいかと
13/02/16 15:06
2通りすがり
そもそもギガドレガモスは耐久水の対策で入ってるのでその指摘はおかしいかと

でも注意書きぐらいはしておいたほうが良いですね
13/02/16 15:08
3ななし
乱2の相手には繰り出し時オボン発動せず、次の攻撃で落とされることもあるかと思います。
13/02/16 16:14
4
アームハンマー採用のローブシンは大抵鉢巻き+鉄の拳が多いのではないでしょうか。
ガブを確定ですし
あとパルシェンに繰り出す際は殻を破っていると思いますが、めざ電ではいけませんか?
計算してないので一発で持っていけなかったら論外ですが、もし持っていけるのなら命中不安定な気合玉よりいいと思うのですが…
13/02/16 18:59
5メガフレア
無振りヌオーのめざ電気→やんちゃ無振りパルシェンにたいして
64%〜75%ぐらいなんできあいだまに良いと思います。
13/02/16 20:28
6ないない
地震は候補に入らないのでしょうか?
地面技+岩技でほとんどの敵に等倍ダメージ入りますし、カウンターとアンコの両方搭載してるせいで交代読みの負担が大きくないかな、と思いました。
13/02/16 20:53
7はさん
特防↓かつ殻破り後ならめざ抜群で68.8%の乱数1ですね
ステロ等を考慮して候補入りしても良さそうな気がします。
13/02/16 21:53
8ん?
>7
天然なのだからランク補正は効かないですよ
13/02/17 12:05
9
>ヌオーの種族値はHが高いにも関わらず、Hに252振ったのはカウンターのダメージを増やすためです。

配分効率的にどのみちH252振りから入らなければならないのでこの文は省略すべきだとおもいます。
13/04/08 18:22
10沼王
この育成論を投稿した者です。まずは、個人的な都合でコメントに返信できなかったことをお詫びします。

>1、>2
ウルガモスのギガドレインor目覚めるパワー電気は、通りすがりさんのおっしゃる通り「耐久型の水タイプに対する手段」として採用されています。めざ電ならともかく、ギガドレを搭載している型と当たった場合はヌオーでは止められません。

>3
オボンが発動せずに次の攻撃で倒される、というシチュエーションは考慮していません。オボンを持たせるポケモンすべてに言えることですが、あくまで乱数と割り切ってください。

>4
鉢巻ローブシンは考えていませんでした。残りの46をBに振っても乱数で沈むので、後続のボーマンダの積みの起点にでもしてください()

>4、>5、>7、>8
コメント内で完結しているので詳しくは触れません。とりあえず「天然はプラス補正もマイナス補正も無視する」と覚えていてください。流星群も実質ノーリスクで連打されるので注意してください・・・。

>6
汎用性を求めるなら地震は十分に採用できます。むしろタイプ一致なのでメイン技です。
しかし、この型は相手のエースを止めることに特化したストッパー型です。カウンターを含む攻撃技はそれぞれの仮想敵を倒すのに必要ですし、アンコールもヌオーだけでは止められないポケモンを後続で処理するのに必要になります。従って今回は技スペースがありません。もうちょっと種族値があればエッジの代わりにタイプ一致アクアテールでもウルガモスを落とせるのですが・・・orz

>9
この型に限らず、ただ単に耐えることを意識して調整する場合「H*2=B+D」とするのが定石です。従って必ずしもHに252振る必要はありません。今回はボーマンダの逆鱗とウルガモスのさざめきを耐えることが目的なので、H:B:Dの順に7:4:3となるように振るのが理想と言えます。
この型ではカウンターを採用しているため、Hに252振りましたが、ヌオーは種族値の関係上7:4:3にはできませんので、結果的に意味は同じです。誤解を与えるような表現だったことはお詫びします。後で修正しておきます。
  • ページ:
  • 1

削除キー:


コメントを投稿

投稿者のアカウントが削除され、最終更新日から30日以上経過した育成論にはコメントできません。


この育成論のフォークを投稿する >>

修正・削除

この育成論を修正あるいは削除する場合は、管理用パスワードを入力して「修正・削除」ボタンをクリックしてください。