今回投稿させていただきます、むすたんぐです。
今回はチラチーノについて考察していきます。
- 始めに...
Lv50フラット、シングル63を想定
個体値は全て理想値
HABCDSなどの略称を使用します
ダメージ計算はトレーナー天国様のダメージ計算機を使用
- 概要
特性がスキルリンクのチラチーノに鉢巻を持たせた型です。
・CSラティやASカイリュー、襷マンムーなどを確実に一撃で沈められる
・ラティやボルトを上から叩くことができるS115族
以上の2点が鉢巻チラチーノ(スキルリンク)の利点(≒採用理由)であり、現在流行中の対面構築に相当刺さっていることが分かるかと思われます。
対面構築のテンプレ構成(カイリュー、ボルト、ガッサ、スイクン、マンムー、ハッサム)が相手であれば、ハッサム(&テクニガッサ)以外には有利対峙を取ることができるため、比較的優位に立ち回ることができます。
対面構築が相手でなくても、襷やみがわりを貫通する高火力の連続技をS115族という速さから押し付けることができるため、それだけでも採用理由に十分なり得るかと思われます。
下線部の記述(条件)を満たすためには「スキリン」と「鉢巻」が必須なため、テクニシャンや鉢巻以外の持ち物(王者の印など)は候補外となります。
- 構成
特性:スキルリンク
性格:陽気
個体値:31-31-31-×-31-31
努力値:0-252-4-0-0-252
実数値:150-147-81-×-80-183
持ち物:拘り鉢巻
技構成:スイビン/ロクブラ/種ガン/蜻蛉
・耐久のライン
ハッサム@鉢巻(A200)のバレパンを確定1耐え
・火力のライン(※5発命中した時の確定数)
ラティオス(H155-B101)をスイビンで確定1発
カイリュー(H167-B115)をロクブラで確定1発
(※初弾のみマルスケ込み)
テラキオン(H167-B110)を種ガンで確定1発
マンムー(H186-B100)を種ガンで確定1発
ASカイリューをロクブラで確殺するにはA252が必要なため、A252は確定。
ラティやボルトを抜けるS115を活かさない手はないため、S252振りも当然確定。
残り4の使い道ですが…
H:地球投げを確定3耐えにできる
B:鉢巻ハッサムのバレパンを確定1耐えにできる
D:ダウンロード対策ができる
どこに振っても有用に働くため、各々の判断にお任せいたします。
現環境では鉢巻ハッサムが非常に多いため、確定欄はB4振りとしました。
技構成はスイビン/ロクブラ/種ガン/蜻蛉でほぼ確定。
ラティやカイリュー、マンムーを仮想敵と定めているため、それぞれに刺さるスイビンやロクブラ、種ガンを外すことはできません。
チラチーノには役割破壊(≒鋼への有効打)が皆無に等しく、蜻蛉で後続に任せてしまうのが最も無難であるため、蜻蛉は搭載しておいたほうがいいでしょう。
- ダメージ計算
※全て鉢巻込みでダメ計算してあります。
※全て1発のダメージです。
・スイビン
ガブリアス(H184-B115) 15.2%〜18.4%
キノガッサ(H155-B100) 21.2%〜25.1%
グライオン(H179-B146) 12.2%〜15%
グライオン(H179-B177) 10%〜12.2%
ラッキー@輝石(H325-B57) 11.3%〜13.8%
ラティオス(H155-B101) 20%〜23.8%
・ロクブラ
エンテイ(H209-B119) 17.2%〜21%
カイリュー(マルスケ)(H167-B115) 11.3%〜13.7%
カイリュー(H167-B115) 22.7%〜27.5%
ギャラドス(威嚇)(H191-B100) 15.7%〜18.8%
トドゼルガ(H211-B116) 17%〜20.8%
トドゼルガ(H209-B144) 14.3%〜17.2%
ハッサム(H175-B120) 10.2%〜12.5%
パルシェン(H126-B200) 17.4%〜22.2%
ボーマンダ(威嚇)(H171-B100) 17.5%〜21%
ユキノオー(H166-B95) 26.5%〜32.5%
・種ガン
カバルドン(H215-B139) 14.8%〜17.6%
カバルドン(H215-B170) 12%〜14.8%
スイクン(H205-B136) 15.6%〜18.5%
テラキオン(H167-B110) 23.9%〜28.7%
ニョロトノ(H197-B95) 22.3%〜27.4%
ニョロトノ(H197-B139) 16.2%〜19.2%
バンギラス(H176-B130) 19.3%〜22.7%
バンギラス(H207-B130) 16.4%〜19.3%
マンムー(H186-B100) 23.6%〜27.9%
水ロトム(H157-B127) 21.6%〜26.7%
・蜻蛉
サザンドラ(H191-B111) 55.4%〜65.9%
ナットレイ(H181-B162) 19.8%〜23.7%
バンギラス(H207-B130) 43.4%〜52.1%
メタグロス(H187-B153) 20.8%〜24.5%
ラティオス(H155-B101) 74.8%〜89%
・耐久
カイリュー@鉢巻(A204)の神速 75.3%〜89.3%
カイリュー(A186)の神速 46%〜54.6%
ガブリアス(A182)の逆鱗 102%〜120%
ハッサム@鉢巻(A200)のバレパン 84%〜98.6%
バンギラス(A171)のエッジ 78.6%〜94%
マンムー(A182)の氷の礫 34%〜40.6%
ローブシン(A210)のマッパ 77.3%〜93.3%
ゴウカザル@珠(C156)の真空波 78%〜93.3%
スイクン(C111)の波乗り 50%〜58.6%
- 運用
繰り出し性能は皆無ですので、先発か死に出しからの運用が基本です。
繰り出すことができたら、あとはひたすら殴るだけです。
チラチーノの蜻蛉はほぼ先制蜻蛉(≒交代先に負担が掛かる)となるため、交代先には耐性や耐久が優れたポケモンを控えさせておくことがとても大切。
チラチーノの繰り出し性能は皆無ですので、蜻蛉で引っ込めてしまうと繰り出す機会が一気に減ってしまうため、安易な蜻蛉は避けるようにしましょう。
チラチーノは上からの圧力(スカーフや先制技)に弱いため、どのポケモンがスカーフを持っているかの判断、高火力先制技持ちのハッサムやカイリューなどの動き、そもそも選出されているかどうかの判断が重要となってきます。
後続には鋼ポケに強いドランやジバコなど、格闘ポケやガブに強いクレセやボルト、ギャラなどを後続に控えさせておくといいかもしれません。
- 終わりに…
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
- 更新履歴
9月19日
概要の記述を一部変更
9月20日
概要の記述を一部変更
ダメージ計算の内容を追加
運用の記述を一部変更