今回が二回目の投稿となります。
まだまだ拙いところが多々あると思いますが、宜しくお願いします。
では、育成論のほうに入っていきたいと思います。
今回紹介させていただくのは『グラエナ』です。
★努力値は、個体値がすべて31であることを前提に設定しています。ケースに応じて調整してください。
★ルールは見せ合い6→3を想定しています。
★この育成論ではHP攻撃防御特攻特防素早さをそれぞれHABCDSと表記しております。
- グラエナ概要
種族値合計値420と低めで一つ一つの能力の種族値を見ても平均的で使いづらさが顕著に現れています。
しかし、一方で威嚇や自信過剰などの優秀な特性を持っているという美点もあります。
ですがやはりそれだけではマイナーを脱却することはできず、レーティングはおろかフリーですらその姿を見るのは稀です。
今回は、そのグラエナの活用法を考察していきたいと思います。
- 努力値振り
色々計算した結果A244振りでもほとんど確定数や乱数率が変わらないことが発覚したためA244振りにします。
よって残り256で耐久調整することになります。
まず耐久調整を行う上で重点を置いたのが、不一致物理格闘つまりはA252いじっぱカイリューの馬鹿力を耐えることを目安にしました。
まず鉢巻、珠カイリューの馬鹿力ですが、これはどうやっても耐えられません。
よって考えるべきは、持ち物補正なしカイリューに対してになります。 これは、H124 B4振りで確定耐えになります。
その他、珠や鉢巻持ちなどのアタッカーについてですが、これは格闘タイプを除いてカイリューの馬鹿力以上のをだせるポケモンはほとんどみません。
考えられるのは、マリルリとギャロップぐらいです。
またSの調整ですが、安定した行動をしたかったので、70族S20振り抜き抜き以上の調整にしました。
それらの条件をまとめて考えついた努力値の振り方は、
パターンA 212 252 4 4 36(ひかえめ水ロト、ドロポン確定耐え)
パターンB 164 252 4 4 84 (珠サンダース、十万確定耐え)
の2つでした。
ちなみにこの二匹を目安にしたのは、それ以上の特殊アタッカーは逃げ安定か、不意打ち確1しかいないためです。
で、この二つの型の比較ですが、ロトムはボルチェンばかりでドロポンを撃ってこないため、Aの耐久が腐りやすい印象を受けました。
ですので、パターンBを使用することにしました。一応この場合でもロトムのドロポンを乱数1(18.8%)とかなりの確立で耐えてくれます。
そこで、さらにパターンBを耐久だけでなく、全体的な性能を含めて考察してみました。
そのときSが80族4振りと同速であるということ気付きました。そこでたまにみる耐久調整カイリュー
その分の努力値は、Hから持ってきてH156A252B4D4S92振りにしました。
今回A244でも然程変わらないことが発覚したため
H164 A244 B4 D4 S92 に変更します。
もちろんパターンAでも十分使えます。
好みでパターンAorBを選択してください。
- 特性
自信過剰の場合、この型の場合かなりのポケモンに確1でもっていかれてしまうので今回はなしです。
- 技構成
確定枠
いかりのまえば
火力が乏しいグラエナにもってこいの定数ダメ技です。
これがないと色々とはじまりませんので、確定です。
ふいうち
このグラエナが最大火力を出す技です。
高火力と先制が魅力の確定技です。
難点は、読まれやすいこと。
グラエナ如きのふいうちぐらい耐えるという強ポケの甘い考えを打ち砕きます。
ちょうはつ
不意打ち読み補助技読みなどで用います。
他にも耐久型のポケモンに圧力をかけることができるなどとても使い勝手が良い便利な技です。
選択技
あくび ★★★★☆
優秀な流し技です。
グラエナが役割を持ちにくいポケモンに対して使います。
炎の牙 ★★★★☆
苦手な鋼タイプ相手に打ちます。
ナットレイやハッサムなどのグラエナを狩りにきたポケモンを返り討ちにできます。
ハッサムのSの振り方によっては、逆にこっちが狩られますが……。
毒々 ★★☆☆☆
耐久型を切り崩す技になります。
ただ、ただでさえ苦手な鋼タイプに対し、役割をさらにもてなくなるのが難点。
氷の牙 ★☆☆☆☆
4倍弱点を取りやすいですが、火力が足りず確1にはできないため、いかりのまえば+ふいうちで十分でしょう。
その他、こんな技はどうだろうか。
というご意見がございましたらコメント欄にお願いします。
- 差別化
★アブソル
威嚇をいれることで不一致格闘を耐えられるようになるという点で差別化できます。
タスキを使えばアブソルも耐えますが、グラエナの場合タスキを他のポケモンに回すことができるというメリットもあります。
★ヘルガー
特殊/物理アタッカー、タスキカウンター、両刀と型の範囲の広い同じ悪犬ですね。
これらの型と差別化は、やはり特性の威嚇による耐久とヘルガーが苦手な水タイプや岩技持ちの相手でもを闘えることでしょう。
★ラッタ
技の範囲が広く、今回入れている技のほとんどをカバーできます。
しかしグラエナと比べて、耐久面が脆いため差別化は可能。
もっともこの子を活かすならもっと別の良い型がありますが……。
- ダメージ計算
★不意打ち(ジュエル込み)
ガブリアス(H4 性格補正なし)
50.5%〜59.2% 確定2発
カイリュー(H252 性格補正なし)
46.9%〜55% 乱数2発 (67.2%)
クレセリア(H252B252 ずぶとい)
50.2%〜59% 確定2発
水ロトム(H252 性格補正なし)
53.5%〜63% 確定2発
ラティオス(H4 性格補正なし)
134.6%〜158.9% 確定1発
パルシェン(H4 性格補正無し)
41.2%〜50% 乱数2発 (0.39%)
★不意打ち(ジュエルなし)
シャンデラ(H4 性格補正なし)
94.1%〜111.7% 乱数1発 (62.5%)
ムウマ(H252B168 性格補正なし 輝石)
57.4%〜68.2% 確定2発
★炎の牙
ハッサム(H252 性格補正なし)
72.3%〜85.8% 確定2発
ナットレイ(H252 性格補正なし)
57.4%〜68.5% 確定2発
エアームド(H252B252 わんぱく)
22%〜26.7% 乱数4発
キノガッサ(H4 性格補正なし)
51.4%〜61.7% 確定2発
- 耐久計算
注)特に記述のない場合、威嚇込みのダメージになります。
パターンBの努力値振りに対しての耐久計算となっています
ハッサム(A252 いじっぱり 命の珠)
むしくい 117.4%〜137.9% 確定1発(テクニ込み)
とんぼがえり 90.9%〜109.6% 乱数1発 (56.3%)
バレットパンチ 39.7%〜46.9% 確定3発(テクニ込み)
バレットパンチ 59.6%〜70.4% 確定2発(テクニ込み 威嚇なし)
カイリュー(A252 いじっぱり)
げきりん 61.4%〜72.2% 確定2発
ばかぢから 81.9%〜96.3% 確定2発
しんそく 27.1%〜32.5% 確定4発
しんそく 40.9%〜48.1% 確定3発(威嚇なし)
パルシェン(A252 いじっぱり)
つららばり 9.6%〜12.6% 乱数8発
こおりのつぶて 16.2%〜19.8% 乱数5発
つららばり 15.0%〜18.6% 乱数6発(威嚇なし)
こおりのつぶて 25.3%〜29.5% 確定4発(威嚇なし)
キノガッサ(A252 性格補正無し 命の珠)
マッハパンチ 72.2%〜86.1% 確定2発(テクニ込み)
マッハパンチ 104.8%〜127.1% 確定1発(テクニ込み 威嚇なし)
ニョロトノ(C252 ひかえめ 雨)
なみのり 93.9%〜110.8% 乱数1発 (62.5%)
水ロトム(C252 ひかえめ)
ハイドロポンプ 86.7%〜103% 乱数1発 (18.8%)
ボルトチェンジ 50.6%〜60.2% 確定2発
クレセリア(C4 性格補正なし)
冷凍ビーム 25.9%〜30.7% 確定4発
サザンドラ(C252 性格補正なし)
りゅうせいぐん 103.6%〜122.8% 確定1発
その他、この計算も入れておいたほうがいいんじゃないか?
というご意見があればコメント欄にお願いします
- 立ち回り
先発、死に出し安定となります。
特に先発でだすと安定します。
敵によって、ちょうはつなどをはさみますが、前歯→不意打ちで敵を落としていきます。
また不意打ち読みの相手の行動を読むことで、相手にさらに負担を与えることができます。
例をあげるなら
不意打ち読み補助技←ちょうはつ
不意打ち読み交換←怒りの前歯
などです。
ただ自分でフリーに潜っている経験上では、グラエナの火力をなめきっているのか、突っ張ってくることが多いですが……。
ただ格闘タイプの相手やまた格闘技持ちの特殊アタッカーには滅法弱いので、後続に格闘に強いポケモンを入れておくとさらに安定します。
具体的には、シャンデラなどの霊や同じ威嚇持ちのギャラなどがあげられます。
立ち回り方によっては多くのメジャポケを狩ることができます。
立ち回りなどの参考になれば幸いです。
50-16767-82088
プレイングについては、言及しないでいただけると助かります;;
以上で考察を終了しますが、最後に……
評価1を付けられた方は、今後の参考にさせていただきますので1を付けた理由を書いていただけると助かります。
誤字、間違い等ありましたら、コメントでお知らせください。