いい対策が浮かんだので投稿しようと思います。
(今後すべてのシャンデラは影踏みであるとします。)
その時にシャンデラより速いポケモンで“じこあんじ”や
特性てんねん持ちなどの対策が思い浮かんだのですが、
汎用性に欠けるということで採用はできませんでした。
(ただし天然ヌオーはニトロチャージ持ちシャンデラに対してはアリかと。)
そこで思いついたのが“くろいきり”を使ってシャンデラが積んだ能力上昇を元に
戻そうという今回の型になります。
また、起点に出来るポケモンを縛ってレパルダスのように時間切れを狙って
判定勝ちに持っていく型も存在すると思われますが、この育成論ではその型の対策は
出来ないので選出を3体ともシャンデラを倒せるポケモンにする必要があると思われます。
では育成論のほうへ。
- はじめに
・この育成論では体力、攻撃、防御、特攻・・・ をそれぞれH,A,B,C,D,Sと表記します。
・ダメージ計算はトレーナー天国さんのツールを使用しています。
・個体値は基本的に全て31とします。
- 影踏みシャンデラとは
いずれ解禁されるであろう夢特性のシャンデラ。
影踏みで自分にとって有利な相手を縛り、起点にした上で
瞑想や小さくなるを積んだり、身代わりをする。
小さくなる+身代わり、瞑想+小さくなる全積みは強力。
シャンデラに通らない技を拘りトリックで縛ってからの死に出し、
最近解禁された怠けアイアント@脱出ボタン等で
着実に起点が作りやすくなりつつあり、かなり危険なポケモン。
今回は上記のような影踏みで相手を縛ったあとに積み技を積み切って全抜きするのを防ぐ育成論になります。
- ドククラゲとは
種族値 H80 A70 B65 C80 D120 S100
初代からいる水・毒タイプのポケモンですが種族値を見ての通り、
DとSが高いですね。
あとはBが低め、それ以外は平均並かと。
今回はこのS100という数値を生かした最速特殊ATとしてシャンデラ対策とします。
最速にすることにより以下のS無振りドククラゲでは抜かせないポケモンと
戦うことが出来ます。
まもみがヒードラン、ウインディ、ルカリオ、ウルガモス、グライオンなど。
- 努力値振り
性格 臆病
努力値 28-0-0-228-0-252
実数値 159-*-85-129-140-167
H 16n-1調整
C 余り
S 最速
- 特性
ヘドロえき と クリアボディ、そして夢特性のあめうけざら。
どれも一長一短なので使い手の好みで選択で。
・シャドボやさざめき等でのDダウンを嫌うならクリアボディ
・ナットレイなどの草ポケ全般の持つドレイン技が厳しいならヘドロえき
・対雨性能を上げたいならあめうけざら
各特性の長所はこんな感じです。
- 持ち物
個人的にはシャンデラやウルガモス、ヒードランを1発で沈められるジュエル推奨。
他にも神秘の雫や帯などの火力補完アイテムもアリ。
回復技がないので黒いヘドロまたはオボンの実でもよい。
黒いヘドロやオボンの実の場合は努力値をHに16、Cから振り分けてください。
本育成論のドククラゲ(C129)から繰り出されるジュエルドロポンの威力は指数にして34830。控え目グドラ(C161)の流星群(33810)より少し高いレベルの火力を出せる。
- 技構成
- 水技択
ハイドロポンプ
ドククラゲが最高打点を出せる技。
C実数値129でも一致120の威力は馬鹿にできない。
ジュエル込の場合、確定数が変わる。
(66.7%以上のダメージから確定1発、乱数2発の相手は2発目のハイポンで確定。)
H252シャンデラ(167-110)
割合: 94.6%〜112.5% (乱数1発:75%)
H252D4ローブシン(212-86)
割合: 48.1%〜57% (乱数2発:90.2%)
H4ウルガモス(161-125)
割合: 86.9%〜104.3% (乱数1発:25%)
bw/2672のヒードラン(193-131)
割合: 69.4%〜81.8%(確定2発)
H252D4バンギラス(207-181) ※砂込み実数値
割合: 47.3%〜56% (乱数2発:73.8%)
なみのり ←New!
命中安定&PP切れが怖い人に。あまり火力に期待はできない。
(ダメ計は上記のポケモンで行ったので詳細は省略)
シャンデラ
割合: 76.6%〜91% (確定2発)
ローブシン
割合: 38.2%〜45.2% (確定3発)
ウルガモス
割合: 70.8%〜83.2% (確定2発)
ヒードラン
割合: 55.9%〜66.3% (確定2発)
バンギラス
割合: 37.6%〜44.4% (確定3発)
ねっとう ←New!
無しではない。が、今回の型は臆病CSベースなため採用理由はかなり薄め。
くろいきり
この型の肝。シャンデラ対策だけでなく、
ガモスやズキン等の積みポケが怖い場合にも使うタイミングはある。
お互いの能力変化を±0にする。身代わり貫通が何気にポイント。
【選択技】
れいとうビーム
こごえるかぜと選択で。
【れいとうビーム】
H4サザンドラ(168-110)
割合: 51.1%〜60.7% (確定2発)
H4ボーマンダ(171-100)
割合: 107.6%〜128.6% (確定1発)
H4カイリュー(167-120) ※非マルスケ
割合: 93.4%〜110.1% (乱数1発:56.3%)
【こごえるかぜ】
サザンドラ
割合: 29.7%〜35.7% (乱数3発:27.1%)
ボーマンダ
割合: 65.4%〜77.1% (確定2発)
カイリュー
割合: 55%〜67% (確定2発)
ギガドレイン ←New!
水タイプとしては珍しい草技。
対水用に使える。
H252ニョロトノ(197-120)
割合: 31.4%〜37.5% (乱数3発:80.5%)
HD特化トリトドン(218-147)
割合: 45.8%〜55% (乱数2発:52%)
アシッドボム
D2段階ダウン。
どうしようもない時や打点が望めない時に。
H252ユキノオー(197-105)
割合: 28.4%〜34.5%
回数: 乱数3発 (3.3%)
めざめるパワー
ナットレイ用に炎あたり。
炎の場合は
個体値 31-30-31-30-31-30
努力値 28-0-4-224-4-248
最速でなくなるため、最速100族に抜かれる点に注意。
特殊耐久特化ナットレイ(181-184)
割合: 41.9%〜50.8% (乱数2発:0.39%)
H252ユキノオー(197-105)
割合: 67%〜79.1% (確定2発)
H4ハッサム(146-100)
割合: 93.1%〜112.3% (乱数1発:62.5%)
ミラーコート ←New!
トドンや洗濯機なんかへの唯一に近い打点になる。なんだかんだで特殊方面は結構耐えるので使う機会は少なくない。
- 被ダメ計算
無補正C252シャンデラ(197)
シャドーボール
割合: 40.2%〜47.7% (確定3発)
無補正C252サザンドラ@メガネ(177*1.5)
りゅうせいぐん
割合: 94.3%〜111.3% (乱数1発:68.8%)
悪の波動
割合: 36.4%〜43.3% (確定3発)
補正有A252ローブシン(211)
ストーンエッジ
割合: 59.1%〜69.8% (確定2発)
からげんき(状態異常+根性発動時)
割合: 123.2%〜145.2% (確定1発)
無補正C252ウルガモス(187)
だいもんじ
割合: 28.3%〜33.9% (乱数3発:0.63%)
サイコキネシス
割合: 56.6%〜67.9% (確定2発)
無補正C4トリトドン(113)
だいちのちから
割合: 52.8%〜61.6% (ダメージ:84〜98 確定2発)
C特化FCロトム(172)
10まんボルト
割合: 84.2%〜99.3% (確定2発)
- 最後に
正直、シャンデラ対策としては死に出しに限定されるので1匹はポケモンを犠牲に
しなければならないことなど不利であることに変わりはありません。
相手に極力起点を作らせないPT、立ち回りなどが最低限必要だと思っています。
しかしこの育成論で“くろいきり”、“じこあんじ”、天然が影踏みシャンデラ対策になるということを知っていただけたなら幸いです。
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