固定シンボルで出現するという事で、手に入りやすくなったと思います。
そこで今回は、その3体を含むポケモンに加速をバトンするテッカニンについて考察していきます。
故意ではありませんが以前の配分は、どこかのブログに全く同じものが書いてあったらしく指摘を受けましたので再投稿します。
テッカニン
HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早
テッカニン 61 90 45 50 50 160
特出した素早さを持っていますが、その他は平均以下で、特に先制技に弱いです。無振りだと、命の珠をもったA200ハッサムのバレットパンチが確定です。
素早さ種族値160と数値だけ見てもピンと来ない方も多いと思いますので具体的に説明しますと、無補正、無振りで112族と同率の素早さ、最速化身ボルトロスの実数値が179なのですが、それより1だけ早い180になります。
つまり何もしなくてもラティオスやボルトロスより速い。という事です。
特性:加速に加え、この素早さから繰り出されるバトンは驚異的で、対策をしていないと一方的に負ける。といっても過言ではありません。
今から、その理由と、育成について記述していきたいと思います。
努力値振りについて
性格:意地っ張り
固体値:31-31-31-*-31-31
努力値:20-252-44-0-4-188
実数値:139-156-71-*-71-204
まずテッカニンに何をさせたいか。
これで大体の努力値振りは見えてきますが、今回は、加速をバトンさせるのが目的です。
しかし、ただ加速をバトンさせるだけであれば、性格:腕白などにして先制技を確実に耐えてからバトンさせるべきだと思いますが、はっきり言って汎用性に掛けてレート環境だと使いにくいです。
今回は、出すべき場所で出して、確実に仕事をさせるためにアタッカー兼サポート要因で考えます。
まず仮想敵なのですが、タイプ上も、素早さも有利なラティオス
特性:加速同士な為、対面からほぼ勝てるバシャーモ
後で記述しますが、組ませるクレセリア、キノガッサをみて出てくるウルガモス
大きくこの3匹が仮想敵となります。
この3匹に打点のある技は、蜻蛉返り、燕返しとなります。
命の珠を持たせた燕返しで、B4振りバシャーモを確定にするためには補正有り252振りでも努力値が足らないために252振り確定。
155-91バシャーモ 割合: 97.4%〜117.4% 回数: 乱数1発 (93.8%)
次に素早さですが、最低限スカーフニョロトノ、キノガッサには先手を取りたいために172振り以上。
今回は1加速で、準速ウルガモスの2舞いを抜くことの出来る188振りにしたいと思います。
準速ウルガモス152 1舞228 2舞304
テッカニン204 1加速306
残りの努力値をHに振り10n-1にして、余りをBとDに振り分けたら完成です。
B振りにしているのは陽気鉢巻カイリューの神速を高乱数(94%)耐えにするためです。
ダウンロードが気になる場合は余りの4をDにふらず他に振って下さい。
素早さ調整は目安ですので、カイリューの先制技がきになる場合は削ってBに回してもいいと思いますが、対面したらクレセリアに交換すればいい気もします。
追い討ちは、バトンには効果が及ばないため、気にする必要はありません。
持ち物
今回は命の珠で確定
候補外の持ち物
飛行のジュエル
ジュエルも持たせる事によって1度だけ燕返しの威力を1.5倍に
することが出来ます。
191-85ウルガモス 割合: 97.3%〜116.2% 回数: 乱数1発 (87.5%)
命の珠と違って191ウルガモスをほぼ倒すことが出来るようになるため、こちらもオススメです。
ただ、問題点としてウルガモスがテッカニンと対面して逃げないか、です。
ウルガモスに引かれてしまった場合は、後続にジュエルを消費をしてしまうために読みが発生してしまう場合があります。
ジュエルを採用する場合はBからHに廻して16n-1にするなどカスタマイズして下さい。
確定技
燕返し
バシャーモ、ウルガモスへの打点。
ヘラクロス、ビリジオン、キノガッサなどは確定。
155-91バシャーモ 割合: 97.4%〜117.4% 回数: 乱数1発 (93.8%)
161-85ウルガモス 割合: 101.8%〜121.1% 回数: 確定1発
191-85ウルガモス 割合: 85.8%〜102% 回数: 乱数1発 (6.3%)
183-143ローブシン 割合: 52.4%〜63.9% 回数: 確定2発
蜻蛉返り
ラティオスに対する打点。
対面したらどちらにせよアドバンテージが取れる優秀な技。
ラティオス155-101 割合: 102.5%〜122.5% 回数: 確定1発
ラティアス175-110 割合: 84.5%〜99.4% 回数: 確定2発
バトンタッチ
このテッカニンの肝です。
引き継がれる効果などは一番下に記載してあります。
候補技
守る
1加速で130族スカーフさえも抜けるために、確実に加速をしてバトン出来ます。
舞ったウルガモスとも読みあいに持ち込める重要な技。
身代わり
ラティオスやキノガッサと対面した場合に有効で、身代わりから相手の後だししてきたポケモンを見て無償で後続にバトンが出来ます。
リスクは高くなりますが、ここまでSに振るとスカーフ以外には抜かれないために守るとの選択です。
テッカニン入り構築
基本的な立ち回りは、守るや身代わりから加速を発動させてのバトンです。
勿論、仮想敵が出てきた場合は攻撃してください。
テッカニンは相手の構築にもよりますが、基本は次鋒だと考えてください。
勿論本当は、先発で出てさっさと加速してバトンしたいのですが、基本、挑発持ちやカイリューが出てきます。
ですので先発はクレセリアなどがいいと思います。
テッカニンは基本死に出しですが、例外もあります。
バシャーモの守る読みで繰り出す。
次のターンの加速で最速バシャーモを抜かせます。
ウルガモスのさざめき読みや蝶の舞読みで繰り出す。
格闘技読みで繰り出すです。
いくら紙だからと言っても半減に繰り出せる耐久はありますので状況に応じて判断
してください。
加速を引き継がせる候補ポケモンを紹介したいと思います。
キノガッサ
陽気最速の場合で1加速後の素早さは実数値にして201、最速130族よりも素早くなります。
その素早さから繰り出されるキノコの胞子は対策なしでは積んでしまう場合もあります。
ポイズンヒールでの催眠ループが最有力候補ですが、襷テクニシャンで胞子→岩技or格闘技or種マシンガンで素早く3縦する事も可能になりました。
クレセリア
カイリューやガブリアス、ローブシンなどをキャッチして狩る仕事。
テッカニン、キノガッサが低耐久な為、高耐久なポケモンは1匹は欲しいです。
このクレセリアには基本、ゴツゴツメットを持たせて下さい。
調整目安は、カイリューの神速読みで繰り出して、返しの冷凍ビームで1発や、1加速で最速102族抜きや110族抜き。
技構成は、瞑想、月の光、冷凍ビーム。サイコショックorめざ炎 がお勧めです。
ヒードラン
上記で苦手なウルガモスやハッサムのストッパー。
1加速後の毒守るヒードランは対策していないと嵌められてしまうこともあります。
風船を持たせた、エッジ持ちのヒードランの場合はめざ氷と併用させるといいと思います。
マンムー
加速をバトンする事で先手で竜に攻撃することが可能になります。
その場合は鉢巻を採用したり、しない場合は意地っ張り252振りで氷柱落としなどを採用するのがいいと思います。
他にも、スカーフを持たせたガブリアスや、鉢巻カイリューなど可能性は無限にあります。キュウコンなどを採用させて、晴れ+テッカバトンなども実用的でいいと思います。
素早さ130族以上のキノガッサからの胞子ループや、ヒードランの毒守る身代わり。魅力が伝わったら幸いです。
耐久面
基本受けないこと前提ですが、一応乗せておきます。
キノガッサA200珠テクニマッパ 割合: 22.3%〜25.8% 回数: 乱数4発
カイリューA204珠神速 割合: 81.2%〜96.4% 回数: 確定2発
カイリューA186鉢巻神速 割合: 85.6%〜100.7%回数: 乱数1発 (6.3%)
カイリューA204鉢巻神速 割合: 93.5%〜110% 回数: 乱数1発 (62.5%)
ハッサムA200珠バレパン 割合: 89.9%〜106.4%回数: 乱数1発 (37.5%)
ウルガモスC205虫のさざめき割合: 52.5%〜62.5% 回数: 確定2発
メタグロスA184バレパン 割合: 41.7%〜50.3% 回数: 乱数2発 (2%)
マンムーA182氷の礫 割合: 83.4%〜100.7% 回数: 乱数1発 (6.3%)
マンムーA200氷の礫 割合: 92%〜109.3% 回数: 乱数1発 (50%)
バトンで引き継がれる効果
引き継ぐもの
ステータスランク こんらん みがわり はりきっている ねをはる かいふくふうじ
やどりぎのタネ ほろびのうた のろい(ゴーストタイプ) 、クモのす、とおせんぼう(使った側、及び使われた側) こころのめ、ロックオン(使われた側)
いえき アクアリング さしおさえ でんじふゆう パワートリック どろあそび、みずあそび、小さくなる
引き継がれないもの
状態異常 メロメロ かなしばり 特性の効果(かるわざ、もらいび等) へんしん
たくわえる(能力変化は引き継がれる) じゅうでん(能力変化は引き継がれる)
ふういん しめつける、まきつく、ほのおのうず、からではさむ、すなじごく、
マグマストーム、うずしお(使われた側) あくむ いちゃもん あくび
みやぶる、かぎわける、ミラクルアイ まるくなる アンコール、黒い眼差し
最後に
誤字、脱字があった場合はコメントにてお願い致します。
ここまで読んで頂きありがとうございます。