以後、お見知りおきを。
僕が大好きなブースターの育成論です。
- 前提
・固体値は理想固体を想定しています。
・ダメージ計算はトレーナー天国様のツールを使用しています。
・H/A/B/C/D/S=HP/攻撃/防御/特攻/特防/素早さと表記致します。
・評価の際にはコメントを添えていただくと幸いです。
・荒れそうなコメントはこちらの判断で削除させて頂く場合があります
- 概要
ブースターの最高打点を叩き出す為に、特殊に絞り、非常に狭い範囲に役割を持てるようになりました
対象範囲は下記の通りです
対キノガッサ対催眠ポケモン- 鬼火持ち鈍足ゴースト
- 対晴れパ
対
鬼火持ちの鈍足ゴースト(ヤミラミ、デスカーン等)に等倍炎技を打ちこんで負荷を掛けます。
晴れパはこだわり大文字を連射する事でキュウコンクレセに対応します。
- 構成
性格:控えめ
持ち物:こだわり眼鏡
特性:もらい火
個体値:31-30-30-31-31-31
実数値:159(148)-135(0)-92(96)-154(196)-130(0)-94(68)
技: だいもんじ/シャドーボール/オーバーヒート/ねごと
Hは16n-1調整
Cは11n調整
Sさは70属でまぁまぁ振ってるポケモン意識で降っています。
Bは余りです。
ねごとはHGSSの技マシンですので、特性はもらい火一択になります。
ブースターは鈍足ですので、上から殴るというよりは、1発耐えてから高火力で落とすという考えで努力値を振っています。
めざ氷個体値で作ってしまったので実数値が上記の様になっていますが、HBCがVならば役割は十二分に遂行できると思います。
- 技考察
確定技
ねごと
この型の最大の特長とも言える技です。当然キノガッサを始めとする催眠使い相手に選びます。
コメント欄で指摘されていますように、キノガッサへの後出しは出来ません。
こちらの考慮不足でした。
主に、さいみんじゅつを使ってくるポケモンに眠らされてしまった場合に選びます。
具体的には、キノガッサ、フシギバナ、バタフリー、キュウコンなどです。
だいもんじ
メインウェポンです。命中率85%が気になりますが、連射したい時に選びます。
対晴れパで主に使う技でもあります。
Hに振った程度のキュウコンならば、低乱2で持っていきます。
受け出しでグライオンを出されたこともありましたが、晴れ状態ですと、Hに振った程度のグライオンでは受け切れない火力になります。
晴れ下では、H252クレセリアに69.1%〜81.9%のダメージが入りますので、クレセリアによる受け出しが効きません。
オーバーヒート
打ち逃げ用です。
火力はもらい火が発動していない状態でも、HPに252振ったローブシンを確一で持っていきます。
もらい火発動状態ですと、無振りオノノクスを確一で持っていく程の火力になります。
連射は出来ませんが、交換読みで受けだしされる半減ポケモンの体力を相当削れますので大変魅力的だと思います。
選択技
シャドーボール
優秀なサブウェポンです。炎技を半減以下に抑えるゴースト、エスパーに向かって打ちます。
具体的には、シャンデラとブルンゲルとヤドランです。
相手のパーティに上記3体がいる場合、交代読みで選択することになります。
HD振りでもしない限りどのポケモンも確二ですので、受け出しが不可です。
特に、ゴツメを持ってるヤドランに非接触で高負荷を掛けることができるという点が魅力です。
めざパ氷
シャドーボールとの選択になります。
めざ草同様、技の威力が低いため4倍弱点以外には打点が入らないのがきついです。
めざ氷4倍弱点でブースターより遅いポケモンは少ないので活用する機会は低いと思います。
めざパ草
シャドーボールとの選択になります。
技の威力が低いため4倍弱点以外には打点が入らないのがきついです。
かえんほうしゃ
大文字或いはシャドーボールとの選択になります。
命中安定で使うならばこちらでも良いかもしれません。
- 差別化
特性がもらいびのポケモンたちとの差別化は下記になります
- 種族値
- 技
- タイプ
炎単タイプ
キュウコン
→Cの実数値で差別化
ひかえめC252振りでも146。
しかし、冷静に考えて、キュウコンはこだわりひでり大文字で高火力が出ますので、無理にもらい火にする必要はありませんね。
ギャロップ
→Cの実数値で差別化
ひかえめC252振りでも145。
ギャロップはそもそも足が速いのでもっと別の型の方が強いでしょう。
ウインディ
→シャドーボールの有無で差別化
晴れ以外での対ヤドラン性能はブースターの方が高いです。
しかし、ウインディは素直に物理型を使い、ヤドランを相手にしないのが正しいと思います。
(Cの実数値は196振りで159になるので、特殊型の場合、ブースターより火力は上)
クイタラン
→シャドーボールの有無で差別化
晴れ以外での対ヤドラン、ブルンゲル性能はブースターが高いです。
クイタランはソーラービームを覚えるので、晴れ下ではブースターよりも優秀な特殊アタッカーになりますね。
あと、クイタランはねごとを覚えるので、似たような型を作れるかもしれません。
(Cの実数値は196振りで165になるので、特殊型の場合、ブースターより火力は上)
炎複合タイプ
ヘルガー
→差別化無し
Cの実数値は196振りで170になるので、ブースターより火力は上
シャドーボールは持っていませんが、悪の波動があるので、問題なし。
Sも速いので、ブースターよりずっと使いやすいと思います。
ヒードラン
→差別化無し
Cの実数値は196振りで192になるので、ブースターより火力は上
シャドーボールは持っていませんが、悪の波動があるので、問題なし。
Sも速いので、ブースターよりずっと使いやすいと思います。
格闘が弱点であるという点以外ブースターよりずっと優っていると思いますし、物理耐久もヒードランの方が高いので、純粋に眼鏡寝言ブースターはヒードランの劣化になります。
シャンデラ
→寝言の有無で差別化だが、然程優位では無い。
Cの実数値は196振りで209になるので、ブースターより火力は上
技の威力全てがブースターを上回りますので、攻撃面で見るならば、ブースターの上位互換。
さらに、ノーマル、格闘無効の為、ブースターより繰り出し性能は高い。
複合タイプとの差別化はとても難しいのが現状です。
- ダメージ計算
与ダメージ
だいもんじ
155-130 ラティオス: 38.7%〜45.8%
209-106 ガブリアス: 35.4%〜41.6%
202-105 ボーマンダ: 37.1%〜43.5%
157-110 ヤミラミ : 90.4%〜107%(乱一)
165-125 デスカーン: 76.3%〜89.6%(確ニ)
227-150 クレセリア: 46.2%〜54.6%(乱ニ)
180-120 キュウコン: 53.8%〜63.8%(天候晴れ)
212-85 ローブシン: 86.7%〜102.3%
160-125 ウルガモス: 78.7%〜92.5%
オーバーヒート
155-130 ラティオス: 45.1%〜53.5%
209-106 ガブリアス: 41.1%〜48.8%
227-150 クレセリア: 53.3%〜63.4%
212-85 ローブシン: 100.9%〜119.3%(確一)
160-125 ウルガモス: 90.6%〜107.5%
もらい火オーバーヒート
155-130 ラティオス: 67.7%〜79.3%
209-106 ガブリアス: 61.7%〜72.7%
202-105 ボーマンダ: 63.8%〜75.7%
201-100 ヤドラン : 67.6%〜80%
207-125 ブルンゲル: 52.6%〜62.3%
227-150 クレセリア: 80.6%〜95.1%
160-125 ウルガモス: 136.8%〜161.2%(確一)
シャドーボール
155-130 ラティオス: 69.6%〜82.5%
201-100 ヤドラン : 69.6%〜82.5%(確ニ)
207-125 ブルンゲル: 54.1%〜64.7%(確ニ)
227-150 クレセリア: 41.4%〜49.3%(確三)
155-93 キノガッサ: 48.3%〜57.4%
半減相手にもそこそこダメージが入りますので、等倍以下のポケモンですと大体確一を取ることが出来ます。
具体的には、H振りローブシンはオーバーヒートで確一です。
被ダメージ
物理
A200鉢巻ハッサムのでんこうせっか 42.7%〜50.3%
A200珠ハッサムの剣舞でんこうせっか 79.8%〜94.9%
A182ガブリアスの逆鱗 84.9%〜100%(最高乱数切り耐え)
A211根性ローブシンのドレインパンチ 91.1%〜108.1%
A211根性ローブシンのマッハパンチ 49%〜58.4%
特殊
C177ボルトロスの10万ボルト 45.9%〜54.7%
C182ラティオスのりゅうせいぐん 69.8%〜83%
C158ユキノオーのふぶき 26.4%〜30.8%(確三)
C105ブルンゲルのハイドロポンプ 69.1%〜83%(確ニ)
C105ブルンゲルのねっとう 46.5%〜56.6%(乱ニ)
C216シャンデラのシャドーボール 47.7%〜56.6%
C216眼鏡シャンデラのシャドーボール 70.4%〜83.6%
C205ウルガモスの1舞めざ地 77.9%〜93%
アイテム無し130族の威力120技はギリギリ耐えれる程度の耐久は持っています。
アイテムありの場合耐えられませんので、サイクル戦を行うのは少々難しいです。
- 改良点
今のSですと、無振りクレセリアよりも遅いので、もっとSを振って上から殴れるようにした方が対晴れパ性能は上がると思います。
- 立ち回り
主な立ち回りです。眼鏡+もらいびという特性を活かすことを念頭において立ち回ります。
そうしますと、下記のような使い方になります
- 先発起用(主に催眠ポケモンに対して)
- 鬼火読み後出し
- 炎技読み後出し
上記の通り、読みに依存する部分が大きいですが、炎4倍弱点やおにびが効く物理アタッカーと組ませると技を読むことは容易です。
例:ハッサム、ナットレイ、カイリュー、オノノクスetc
対キノガッサ
相手のパーティにキノガッサがいた場合、先発起用します。
(パーティ全体で先発キノガッサを呼び込みやすい構成にしても良いかもしれません)
具体的に、先発キノガッサが出てきた場合について考えてみたいと思います。
キノガッサ側の最安定行動は何でしょうか。
みがわりをする事でしょうか。
確かに、このブースターであるならば、身代りが安定行動かもしれません。
しかし、ニトロチャージ持ち根性ブースターだった場合、身代りを破壊されつつ根性発動を許してしまうので身代りは安定行動であるとは言えません。
そこで100%眠る技のキノコのほうしが安定した行動になります。
ですので、先発で対面した場合、キノガッサ側の行動はかなり高い確率でキノコのほうしになります。
炎技を引く確率は66.6%及び命中確率は低い方である85%を採用したとして、66.6*85=56.6%の確率でキノガッサを突破出来ます。
もちろん、コメント欄に指摘されていますように、後出しは効きませんので、それ以外のポケモンでもキノガッサ対策をする必要があります。
対晴れパ
基本的には大文字ゴリ押しが効きます。仮に、キュウコンにさいみんじゅつで眠らされたとしても寝言を選ぶことによって居座ることが可能です。
対耐久ゴースト
物理アタッカーに対して投げられる耐久ゴーストはおにびを撒いてくることが多いです。
それを読んでもらい火持ちであるブースターを投げます。
もらい火状態のオーバーヒートの火力は凄まじく、大抵のポケモンの受け出しが効かない状態に持っていけます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
- 変更履歴
2012.06.07 タイトル修正及び立ち回り追加