- ダメージ計算は全てトレーナー天国様の物を利用させていただいております。
- HP攻撃防御特攻特防素早さをHABCDSと省略させていただきます。
- 上昇補正を↑、下降補正を↓とそれぞれ省略させていただきます。
- その他略称なども使用させていただく場合がありますが、文脈上理解できない部分が有りましたらコメお願いします。
- 低評価を付けた方はコメントをくださると幸いです。
- 荒し、暴言等はお控えください。
- 他の方の育成論を無断でリンクさせていただいております。問題があればお申し付けください。
- 計算等は全て理想個体を前提としております。
〜はじめに〜
ハッサムは合計種族値は低いながらもとても優秀なタイプ、無駄のない種族値配分、特性、優秀な技などで使用率は高いですね。
今回はSを敢えて最遅に落としたハッサムを紹介します。
これによってカバルドンの欠伸ループを断ち切ることができます。S無振りカバルドンのSは67。最遅ハッサムのSは63。これによって後発蜻蛉で欠伸ループを断ち切ることができます。ただ、実際は最近のカバは最遅ハッサムに合わせてSの個体値を下げていることも多いので注意。
ただ先程も述べたとおり最近では最遅ハッサムを意識した調整はザラにいるのでミラーに対してアドを取っていくという意味も強いです。
これによって大抵の欠伸持ちより遅いので安定してサイクルを回すことができます。
反面文字持ちバンギや火炎ローブとの打ち合い性能が落ちてしまうので注意。
Sを下げるという面以外は特に普通の役割遂行型のハッサムと仕事は変わらないので説明することはあまりないのですがオボンを持たせる理由について。
カバを見ていくことにおいて相手の基本的選出はカバドリュラティになります。カバドリュラティに入るラティオスには雷を搭載することが多いです(雨をある程度見るため)。ハッサムではオボンを持たせない限り雷で2発で落とされてしまいます。実際には外しなどもありますが1発目が当たるだけで大きな圧力を受けることになります。これをオボンを持たせることで高乱数で耐えることができます。
ハッサムがオボンを持たせることで1耐えから2耐えにもってける竜は多く、必要なアイテムであると考えています。
また最近では納豆の減少などの理由がありめざ炎が減少していることを見てみても発動回数の少ないオッカよりもオボンの方が安定すると自分は考えています。
強いて言うなら未だにいるめざ炎ノオーに対して厳しい戦いを強いられることになるのがデメリットですね。
〜配分〜
勇敢
236-20-0-X-252-0
175-168-120-X-132-63
A182ガブの地震で高乱数(約96%)オボン発動
眼鏡C182ラティオスの雷をオボン込超高乱数2耐え
205ガブの身代わりを最高乱数以外バレパンで破壊
205スイクンの身代わりを蜻蛉で最高乱数以外破壊
ハッサムの耐久で意識すべきはガブラティなのでそこを指標にしました。
Aは蜻蛉バレットでH4ラティオスやバンギを捉えます。HDバンギは中乱数
Aに補正を掛けることで安易な身代わり起点gを展開されにくくしています。
〜技〜
バレットパンチ
終盤の抜きに使用します。また、蜻蛉→バレットで持っていける範囲が多いのもポイント。
蜻蛉返り
後発蜻蛉。抜いたら遅くした意味がありません。
はねやすめ
場持ちをよくするためにも確定。4世代の技マシンなので注意。
剣の舞
終盤の抜きに使用。1度積むだけでもかなり相手に圧力が掛かります。
この4個で基本確定です。どれも外す理由がないですね。
うしても外すなら剣の舞と考えています。
〜与ダメージ計算〜
バレットパンチ
205-116(H172B4)ガブ乱数4発 24.8%〜29.2%
H4ユキノオー確定2発72.2%〜86.7%
H4テラキオン確定2発62.2%〜75.4%
H4ラティオス確定3発37.1%〜44.2%
H4B252輝石ラッキー確定3発37.8%〜44.8%
H252B4バンギラス乱数2発(0.39%) 41.5%〜50.2%
蜻蛉返り
H4ラティオス乱数1発(12.5%) 85.8%〜101.2%
H252B4バンギラス乱数2発(98%) 49.2%〜58.9%
H4ユキノオー乱数1発(6.3%) 84.3%〜101.2%
H252ローブシン乱数7発13.6%〜16%
H4ロトム確定4発 26.9%〜32.5%
205-136(H236B4)スイクン乱数4発24.8%〜29.2%
〜立ち回り〜
ハッサムは個人的には構築に最も自然に入ってきやすい鋼タイプと考えています。
蜻蛉返りによる補助で軸となるポケモンだけでなくそれ以外のポケモンともシナジーが出来やすく、選出しても腐りにくいポケモンだからです。その代わりナットレイやヒードランのような選出時から相手に強力なプレッシャーを与えられるポケモンではありません。ハッサムを補助と割り切って運用していきましょう(終盤に場合によっては剣舞バレパンで抜いていきます)。
有名な組み合わせが幾つかあります。
ラティハッサム「ラティオス+ハッサム」
知らない人は居ないというほど有名な組み合わせ。おたがいの相性補完がほぼ完璧で眼鏡ラティの縛りを交代でリセットしつつ後発蜻蛉で相手の交代を見ながらラティオスを無償降臨させられます。ウルガが非常に重くなってくるのでパーティで補完が必要。そこまでみてラティハッサムテラキやラティハッサムドランという組み合わせも有名ですね。
ガブハッサム「ガブリアス+ハッサム」
どちらかというとラティハッサムガブ構築の選出の一部という考えも強いです。
相性補完がそこそこ取れています。ガブがうち負ける竜に対してハッサムを安定して繰り出せます。複合炎タイプが重くなってくるので注意(ゴウカザル、バシャーモ等)
ハッサムロトム「ハッサム+ウォッシュロトム」
俗に言う蜻蛉ルチェン。蜻蛉返りとボルトチェンジでサイクルを回していく構築。お互い耐性がとても優秀で使いやすいですね。ただ、耐久がそこまで高いわけではないので高火力で上から殴られると崩壊しやすいです。
有名な組み合わせを幾つかあげました。ハッサムはピン刺しではなく他のポケモンとのシナジーあって初めて光るポケモンですのでうまく構築してあげてください。
運用の面では序盤〜中盤は後発蜻蛉で積極的にエースのサポートを行なってください。基本蜻蛉返り、はねやすめ以外使用しません。
終盤になって相手のポケモンが割れてきたら有利対面から積んでバレパンで抜いていくのも良いです。ただ、鋼の一貫性は基本的にそこまで高くないのでそれに依存はしないでください。
欠伸ループや受けループには積極的に選出していけます。落ち着いてサイクルを回していってください。
最後まで閲覧有難うございました。
今回は最遅という点以外は通常のハッサムと同じですので投稿をためらいましたが存在していなかったので一応紹介という意味で投稿しました。
不必要という声が多ければ削除致します。
その他修正点など有りましたらコメントお願いします。