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【 
素早
)アルドラです。
２回目の投稿となります。
前回のカポエラーの育成論ではたくさんの評価をいただき、ありがとうございました。
もっとコンパクトに収まるようにしたいですｗ
今回は投稿のなかった、ミカルゲの基本型についてです。
- 前置き
・Lv.50の見せ合い6ｖｓ3ルールの育成論になります。
・双方、理想個体値を前提に計算しています。
・HABCDS等の略称を用いることがあります。
・ダメージ計算はトレーナー天国様のものを使わせていただいています。
・勝手にリンクを貼らせていただいておりますので、不快な方はコメント欄にてお願いします。
・意見、誤字脱字の指摘、疑問な点や質問などありましたらコメント欄にお願いします。
- ミカルゲとは
特徴的な外見と鳴き声をしています。
入手難易度は格段に難しいです。
では本題へ。
種族値とタイプを見ていきます。
HABCDSの順
50 92 108 92 108 35
タイプ：ゴースト／悪
抜群：なし
半減：毒
無効：ノーマル、格闘、エスパー
ヤミラミと同タイプで、弱点なし。さらに無効3つで耐久寄りの種族値と、非常に噛み合っています。
半減がほぼ無いのが難点。
弱点の少なさと耐久面を見ると、FCロトムやズルズキンと似ていますね。↓
FCロトム 50 65 107 105 107 86
ズルズキン 65 95 115 45 115 58
Sは低いですが・・・
無効を生かして
格闘、エスパー及びゴーストに役割を持てますね。
（相手の霊技を等倍に抑え、こちらからは抜群で霊技を刺していけます）
ランクルスなどエスパーのサブウェポン、気合玉も無効です。
受けタイプ的に苦手なポケモンはいませんので、腐りにくいのもメリットです。
- この型について
ここは痛み分けを入れることでカバーします。
またSが低く、攻撃性能もそこまでないため撃ち合いに弱いです。
なので、タイプ一致先制技の不意討ちがあると便利です。
読み違えて出オチなんてことも防げます。
この2つの技はかなり相性がよく、
相手攻撃→自分痛み分け
を繰り返し、消耗したところを不意討ちで持っていくという戦術が主になります。
なお、追い不意型もありますが
- 繰り出し時に相手ゴーストの鬼火を当てられてしまう
- 読み合いが発生する
- 超・霊ピンポになりがち
他のゴーストとの差別化はタイプがありますのであまり意識しなくていいです。
では育成データに移ります。
- 性格
防御↑、素早さ↓。
詳しくは努力値の欄へ。
- 特性
現状1択です。
データ上、夢特性は すりぬけ です。
- 持ち物
確定欄はこれ。
痛み分けから不意討ちで落とす時の1発の火力を上げます。
ラティオスを確定1にできたり。
オススメです。
●メンタルハーブ
挑発対策に。確定欄の技構成では無くても一応大丈夫です。
念のため、あるいは補助技を増やす場合に。
●ゴツゴツメット
物理受けのポケ御用達・・・ですが、格闘無効なので微妙。
体力回復系の道具は痛み分けとの相性があまりよくありません。
- 努力値
実数値は
157-114-157-112-142-52
になります。
H:極振り
A:ジュエル不意討ちでH4ラティオス確定1
B:テラキオンのストーンエッジ2耐え
D:珠ラティオス竜星群耐え
S:4振り30族抜き
ここではラティオスを意識した振り方になっており、対面したら安心して不意討ちを撃てます。
珠→相手がみがわり等でも次の流星耐え
スカトリ・眼鏡トリ→トリックでも不意討ち固定にならない
相手は引いてくるかもしれませんが・・・
Sに下降補正をかけておきながら努力値を振っていますが、30族には
ランクルス、ヤドラン、カビゴン、デスカーン
など、ミカルゲが役割を持てる相手が多くいます。
ここは是非確保したいラインです。
余りをBに振り、出ていくことの多い格闘に厚くします。
偶然ですが、テラキオンのエッジを丁度2耐えするので記載しておきました。
また、痛み分けを使うのにHP振りしてあります。
相性は微妙ですが、HP種族値が極端に低いので極振りです。
- 技構成
（シャドーボール／不意討ち／痛み分け／選択）となります。
確定欄は鬼火。
挑発・金縛りを意識し、攻撃技は2つ確保することをオススメします。
そんなの大丈夫だ！という方は補助技3つでもいいです。
●シャドーボール
スタンダードなメインウェポンであり遂行技。
追加効果のおかげで泥試合にも強いです。
ダメージ計算
ランクルス(bw/124) 96〜114 46.6%〜55.3%
H252ブルンゲル 84〜98 40.5%〜47.3%
H252デスカーン84〜98 50.9%〜59.3%
H4ガブリアス 49〜58 26.6%〜31.5%
H4オノノクス 57〜67 37.5%〜44%
H4テラキオン 46〜55 27.5%〜32.9%
H252ギャラドス 42〜51 20.7%〜25.2%
H252ウルガモス 42〜49 21.8%〜25.5%
H252ローブシン 60〜72 28.3%〜33.9%
H252ズルズキン 19〜23 11%〜13.3%
回復＆攻撃技。
HPが元から低く、抜群がないため非常に扱いやすいです。
耐久ポケの再生を横取りするのも◎。
遅いので攻撃技を耐えるのを読んで使うことになります。
遺伝or前作教え技。
●不意討ち
優先度＋1。
相手が攻撃技を選び、かつ自分が先手を取れたときに発動。
（早い相手に先制技を出されると失敗します）
多少の読み合いはありますが、削りきったり悪あがきしたりに便利。
ダメージ計算
※全てジュエル込みで計算しています。
H4ラティオス 156〜186 100%〜119.2%
H252シャンデラ 140〜168 83.8%〜100.5%
H4ガブリアス67〜81 36.4%〜44%
H4ヒヒダルマ 103〜123 56.9%〜67.9%
H252メタグロス 52〜63 27.8%〜33.6%
H252トゲキッス 67〜81 34.8%〜42.1%
H4ゴウカザル42〜51 27.6%〜33.5%
選択技
●鬼火
準確定技です。
ゴースト定番の補助技。
物理に刺したいですが、根性や貰い火に注意。
定数ダメは強いですが、痛み分けとは相性が良かったり悪かったり。
鬼火と違い、相手を選ばず使えます。
確定欄を変えるなら最有力候補ですが、痛み分けとの相性は良くないです。
●催眠術
こちらも相手を選びません・・・が、この子には他の補助技もありますので、わざわざ運頼みな
●毒々
耐久ポケには欲しいですが、痛み分けとの相性は△。
●悪の波動
シャドボと範囲はほぼ一緒。
無効がないのはいいですが、追加効果や格闘に出たいことを考えると微妙。
●影討ち
悪の波動とセットで。威力は足りないです。
●サイコキネシス
格闘への遂行技ですが、不一致であることを考えると火力不足になりがち。
ダメージ計算
H252ローブシン 90〜108 42.4%〜50.9%
●めざめるパワー（闘）
ゴーストとの相性補完に優れますが、やはり威力不足です。
パーティーの格闘枠で十分でしょう。
↓ 候補技追加分。アドバイスありがとうございます。
■挑発(味噌様より提供)
補助技、特に相手の挑発が苦手なので。
遅いので交換際に当てることになります。
■身代わり(キャベツ様より提供)
流し際に張ります。相手の交換先に対しても動きやすくなるでしょう。
もし交換されずに攻撃された場合も張ることができれば、痛み分けのダメージ増加につながるので良しとしましょう。
■呪い(レジワロス様より提供)
こちらが鬼火を含めて有効打を1つも持てない相手、または高耐久ポケに。
積み防止にもなりますが、そのあとの攻撃を耐えてくれるかは少し心もとないです。
その他、技候補などがありましたらお願いします。
- 被ダメージ計算
+は性格補正有。
ガブリアスの逆鱗 79〜94 50.3%〜59.8%
メタグロス+のコメットパンチ 75〜88 47.7%〜56%
↑物理ATは鉢巻でも耐えます。
ズルズキン+の噛み砕く 45〜54 28.6%〜34.3%
ギャラドス+の滝登り 57〜67 36.3%〜42.6%
テラキオンのストーンエッジ 66〜78 42%〜49.6%
↑ 剣舞1積みでも耐えますね。
ローブシン+のストーンエッジ 51〜61 32.4%〜38.8%
↑ビルド1積みだと2耐えは厳しいです。
珠ラティオスの流星群 133〜156 84.7%〜99.3%
シャンデラ+の大文字 103〜123 65.6%〜78.3%
↑眼鏡大文字は無理です。
ゲンガーのシャドボ 58〜70 36.9%〜44.5%
↑2耐えのため、安全に繰り出せます。
珠ランクルス+の雷 81〜96 51.5%〜61.1%
↑地味に危ないですが、命中や無効読みの繰り出しを考えると大丈夫でしょう。
トゲキッス+のエアスラッシュ 57〜67 36.3%〜42.6%
無振りブルンゲルの波乗り 36〜43 22.9%〜27.3%
物理は普通2発、拘られても1発耐えそうです。
特殊は珠くらいまで耐え、高火力眼鏡は厳しい様子。
ダメ計の追加希望があればコメント欄にてお願いします。
- 立ち回り・パーティーなど
役割外でも痛み分け＆不意討ちで1：1交換しやすいので、状況に応じて目の前のポケと相討ちしましょう。
相手のパによっては偵察要員として先発もアリ。
苦手な相手は少ないですが、よく出てくるのは
ギャラドス、オノノクス、ウルガモス、瞑想スイクン
等の積みアタッカーです。
前者2匹のようにラム＆挑発持ちは厳しいです。
テラキオン、ブルンゲルなどにも注意。
挑発が来そうなら、とりあえずシャドボを撃っておくと良いでしょう。
参考までに時々いるヘドロゲンガー（bw/383）ですが、
戻れ！○○！ ゆけっ！ミカルゲ！
相手のゲンガーの鬼火！
相手のゲンガーのみがわり！
ミカルゲのシャドーボール！
ミカルゲの不意討ち！しかし上手く決まらなかった！
相手のゲンガーのかなしばり！不意討ちを封じ込めた！
ゴーストに出したときに鬼火を貰ってしまうと少し痛手ですが、本来の役割は果たせますので大丈夫です。
また、攻撃タイプ的に鋼、悪は苦手です。
不意討ちが4分の1倍のキリキザン、ルカリオなどにはやることがないですｗ
ただしこれらのタイプは物理が多く、鬼火が刺さるのでなんとかなるでしょう。
ズルズキンには受けタイプ的に有利でも、同様の理由で実は戦いづらいです。脱皮もありますし。
パーティーの穴埋めとしてすんなり入ってくれることが多いですが、格闘と組ませると相性が良いです。
格闘が苦手な超・霊をこちらが処理、前述の鋼・悪には格闘が刺さります。
- 〜参考〜
使ったらこちらのHPが削れてしまった、というのでは悲しいですｗ
一回使ったときに相手のゲージをよく見ることも大事。
こちらの最大HPの値は157です。
ステータス計算式上、
H4振り→種族値+76
H252振り→種族値+107
が、そのポケモンのHPの値となります。
相手の交換先に当たったり、削れているポケモンに使ったりすることもありますので、目安程度にお考えください。
まあ、基本的にこちらのHPの方が低いので大丈夫ですが・・・
今回の考察は以上です。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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