- 一応個体値がすべて31であることを前提に設定していますが、素早さと特攻が31であればかまいません。
どうせ耐えられない
今回扱うのはサボテンことノクタスです。
ノクタスについて
サメハダーとともに紙耐久の代表格ですね(笑)
種族値はHP70 攻撃115 防御60 特攻115 特防60 素早さ55
一応タイプはダーテングと同じ、草・悪となっています。タイプ相性は
x0[超]
x1/2[水電草地霊悪]
x2[炎氷闘毒飛]
x4[虫]
紙耐久かつ鈍足という使いづらさ満点の彼ですが、高い攻撃種族値を生かしタイプ一致の先制技・ふいうちを使う戦術や紙耐久を利用した(笑)タスキカウンター型がメジャーですね。
ノクタスの持ち物ですが、
今回はこの先入観を利用して、今回は第五世代から習得した「すりかえ」を生かしたスカーフすりかえ型を作ってみました。
性格と努力値
同速にカイリキーがいて、こいつはスカーフを持っていることもあるので、最速確定で。スカーフを持たせれば、最速106族(レパルダス)・準速(補正なし全振り)120族を抜かすくらいのスピードがあります。
耐久を下げることもできますが、半減だと水ロトムのハイドロポンプくらいならそこそこ耐えることもできるので、今回は使わない攻撃を下げるおくびょうにして一応特攻に全振りしました。特殊型である理由は、タスキもつぶれてふいうちの威力も下がる「おにび」が怖すぎるからです。おにびを恐れないならようきで最速残り攻撃としてください。
持ち物
スカーフ一択です。
他のポケモンとの差別化
同じタイプのダーテングはみちづれが差別化となります。
スカーフ+みちづれ+すりかえ(トリック)を使えるポケモン(サーナイト・ムウマージ)との差別化は、テンプレでないことからの読まれにくさとみちづれの決まりやすさ(笑)で差別化できると思います。
注意!
すりかえと以下の技は両立できません。
タネマシンガン タネばくだん あくのはどう きあいパンチ ばかぢから
このノクタスの使い方
とりあえず、先発〜中盤で使います。(というかラスト一体だとほぼ役に立たない…)役割としては、
- エースの苦手なポケモンをみちづれで無理やり持っていく。
- 耐久型・積み型を機能停止にする。
のどちらかとなります。
とにかくこいつの考えるべきことは、攻撃読みみちづれか補助技読みすりかえの二択になります。一応使っていた経験として、特殊アタッカーならみちづれが結構決まります。
もしすりかえが決まった場合、交代先に刺さりそうな技で攻撃しましょう。そこそこ負担になります。また、一応スカーフで先制して倒しても構いません。
技(ダメージ計算はコメントがあり次第追加していきます。)
すりかえ
確定技です。
相手と道具を交換して、向こうの技を縛ります。
みちづれ
これも確定技です。
先にこれをうっておけば、無理やり1対1交換できます。素早さ逆転のスカーフと相性抜群です。
(以下、候補技です)
エナジーボール
タイプ一致メインウェポン。4倍弱点はもちろん、一応水ロトムにも効きます。
特防特化ラグラージ:95.6〜113%
HP252振り水ロトム:77.7〜91.7%
HP252振りスイクン:55〜65.2%
特防特化ブルンゲル:43.8%~52.1%
HP252振りブルンゲル:58.9%~70.5%
きあいだま
タイプ一致技が両方半減である鋼タイプや悪タイプへの攻撃技。命中が不安定。
HP252振りバンギラス:82.1〜96.6%
HP252振りナットレイ:61.8〜72.9%
特防特化ナットレイ:45.8〜54.1%
HP252振りメタグロス:36.8〜43.8%(笑)
めざめるパワー(氷・炎・岩)
基本的には4倍弱点用。炎・岩は最速が不可能なので、同速のスカーフには負けますが、スピード面で他の大きな影響は特にありません。
(氷)
HP252振りガブリアス:79〜93%(目安です。
無振りガブリアス:92.8〜109.2%
HP252振りグライオン:104.3〜123%
HP252振りマルチスケイルカイリュー:39.3〜46.4%
無振りボーマンダ:103.5〜122.3%
(炎)
HP252振りハッサム:101.6〜119.7%
特防特化ハッサム:70.6〜83.6%
特防特化ナットレイ:54.1〜64%
(岩)
HP252振りウルガモス:76〜89.5%
無振りギャラドス:43.5〜51.7%
ふいうち
タイプ一致先制技。すりかえした後もそこそこ働けるようになります。ただしおにびでアウト。
ニードルアーム
ノクタス専用技。怯みが狙えますが、威力があまりに足りなくて使いづらいです。
育成論は以上です。ありがとうございました。