ポケモンパーティ構築(シングル)

S9シングル 雨と草の高速アタッカー

2023/09/01 22:15 / 更新:2023/09/03 21:43

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投稿者:マタンゴ(@znvIEK8MsQ)

ポケモンSV / シングル / シーズン9 / 最終365位

レギュレーションD、シーズン9の構築記事になります。
元々天候パが好きでしたが、どうしてもテツノツツミが重いので、ツツミや四災、レギュDの新規組に負けないパーティーを作りたいと思っていた所、さばのにそみ氏の構築記事を元に、パーティー構築を手掛けて見ました。先駆者様とは異なる点も重点的に紹介していこうと思います。

↓こちらが私のパーティー構築の元になった記事です。よろしければこちらもどうぞ。
パーティ構築/5091

手軽に高火力、高スピードを出すのが出来るのが売りです。
天候パ(特に雨パ)に興味がある方はどうぞ。
また、剣盾のポケモンが参加していないので、私のように剣盾未購入の方(特に現環境ポケモン一体のウーラオス未所持の方)にもおすすめできます。PLAのポケモンは参加しています。

使用ポケモン

初手のタスキ潰し役兼、S落とし役兼、ワンチャン麻痺役。
「4倍弱点を見たらタスキと思え」という諺がありますが(嘘ですたった今考えました)

相手の構築にカイリュー、カミ、ウーラオス、パオジアン、ツツミ、イダイトウ、ーユイ、ガッサ、ドラパルトのいずれかがいれば初手で出すことにしようと思った結果、ほとんど出ていました。

素早いので、いたずらごころ持ちかブーエナハバカミ以外のちょうはつ使いにステロを妨害されず、でんじはで起点にされることもないのが魅力的です。

基本方針としては初手ステロですが、もし初手がパオのようなこおり技持ち、およびランド・ガブを始めとする氷4倍の場合(カイリューはマルスケが剥がれてないと氷テラバでも一撃で倒せないので非推奨)は、裏をかいてテラスタルするのも良いでしょう。
ほうでんよりも10万の方が威力は高いですが、ポケモンの3割は7割という言葉がある通り、そこそこ相手を麻痺させることが出来ましたので、私としてはほうでんの方ががおすすめだと思います。マッドショットもこの威力で100%Sダウンはかなり強いです(まれに外しますが)。ブーストカミが出た場合、開幕で先にマッドショットを撃って、次のターンで先制出来るようになってからステロを捲くというやり方もあります。
サポーターでありながら積極的に相手を倒して行ける力を持っています。古代ポケモンの中ではイマイチ目立たないなと思われていましたが、かなりのポテンシャルを秘めていると思います。
後続のイダイトウのおはかまいりの威力アップのために、石捲きが済んだらさっさと落としても良いですが、後続にヘイラッシャやドヒドイデがいる可能性がある時は残しても良いでしょう。

イダイトウのサポーター。
特に長居させるメリットはないので、C.Sに極振りしている。

おくびょうにすると、耐久寄りサンダー、ウーラオス、サーフゴー辺りに先制できるので、S特化がおすすめです。
しかしこのポケモンがここまでポテンシャルを含んでいるとは、私も予想外でした。
ぼうふうやなみのりで環境と言われたポケモンのHPをゴリゴリ削り、カイリューが出てきた瞬間、れいとうビームで倒す。先駆者であるさばのにそみ氏も同じことを述べていましたが、ペリ一体で2タテ3タテもざらにありました。3度ほど相手が凍って勝ったこともあります。

テラスタルはツツミ相手に抜群を突き、4倍ダメージのフリドラを等倍に抑えられるかくとうです。しかし思ったより使い所が無かったのが残念でした。
他にも悪ラオスやドドゲザン、ノーマルカイリューにも刺さりそうだと思ったんですが、悪ラオスはぼうふうを使えばいいし、ドドゲザンは今シーズンあんまり出なかったし、カイリューには押し切られることが多かったですね。
一番効力を感じたのは、長期戦になって雨が止んだ後再登場する際に、ステロのダメージを抑えられたことですが、これも「そんならじめんテラスで良くね?」とも思ってしまいます。

とりあえずテラスタル関係なしに、なみのり、ぼうふう、れいビの3強が強いです。
なんだが忘れがちですが、雨が降っている間は2倍れいビより、等倍なみのりの方が強いです。

このパーティーのメインアタッカーです。
雨が降っている間での珠ウェーブタックル・2体が瀕死の時のおはかまいりがとにかく強いです。ステロさえ撒かれておけば、1‐3からの逆転3タテもざらにあります。

また、みがわりも地味に強く、パオの不意打ち、でんじは、あくび、いかくなどを透かすことが出来ます(ちなみに私は、この構築を作るまで、いかくがみがわりでガードできるの知らなかったです)。

ゴーストとみずのタイプ複合がとにかく優秀で、両方半減されることはとにかく少ないのが売りです。勿論、トドロクツキ、チオンジェンのような両方半減して来るポケモンもいるので完全無敵という訳ではありません。他にもみずテラスキョジオーンにも勝てません。

そのような相手がいれば後述のゴリニューラ組に任せましょう。
テラスタルが無くても役割が崩壊することはありませんが、みずテラスしておけば2回いのちのたまダメージが来てもパオのふいうち(A特化ハチマキなら乱数)、カミのシャドボを1発耐えられるので、ラストまで取っておくのもアリと思います。

オオニューラのサポーター+削り役
こいつこんなに強かったの枠その2
正直、一致技が半減されやすいことぐらいしか歯がゆい所が見当たらなかったですね。
剣盾やってなかった私としてはこれでナーフされてるという事実がひたすら驚きました。

GF上のウッドハンマーの威力は言わずもがな。はたきでもちものを潰したり、とんぼでチオンを削ったりと、八面六臂の活躍を見せてくれました。
レート2000昇格戦のときも、いわテラスでひこうカイリュー、テツノツツミを倒したのはこのポケモンです。

ゴリニューラ組で行くと、ひこうカイリューが重かったので、奴を返り討ちにするために岩テラスタルをチョイス。ついでにウルガモスもタスキ持ち除いてワンパン出来ます。とくせい上岩テラスした後ばつぐんになるじしんを半分に抑えられるため、もとのタイプと中々親和性が高いです。

尤も、テラスタルしても岩だとハッサムやサーフゴーには勝てないため、炎テラスにするのもありかもしれません。また、この構築だとリフレクター、ひかりのかべの抜本的な対処法が無いため、そもそもテラスタルで戦うという考えを捨てかわらわりを入れるのもありかもしれません。

先駆者のさばのにそみ氏はグラススライダーが100万回欲しかったと言っていましたが、私はちょうはつが欲しかったと思います。じゃあ挑発つければいいじゃんって話ですが、とつげきチョッキを外すとツツミのフリーズドライが耐えられないのでダメです。

裏エース。
かるわざが発動すれば、ブーストエナジーでSの上がったカミツツミ、準速スカーフドラパ、最速レジエレキ以上のスピードを持ちます。
元々攻撃力が高く、一度剣の舞を撃てば、高火力高スピードで3タテも十分狙えます。
ただし、一致技が両方とも無効化されやすいので、相手のテラスタルと交代にはやや警戒する必要があります。特にゴーストテラスタルでインファイト透かした挙句、アンコールを撃って来る極悪コンボが可能なツツミには注意してください。

先駆者様はサーフゴーを始めとするゴースト対処にはテラバーストにしていますが、一度ゴーストにタイプチェンジすると、どうしてもラス1ミミッキュがきつくなるので、好きなタイミングでゴースト技を使えるようにしました。不一致の火力不足は剣舞で補えますしね。

これもまた先駆者様の話なのですが、「フェイタルクローでの運勝ちも狙っていたが、その機会は訪れなった。」と述べておられたのに対し、私は本当にどうしようもなくなった際に撃ったフェイタルクローで相手を眠らせ、勝利を掴んだことが何度かあります。
運だけの私、実力の先駆者ですかね?

対受けループ用
典型的なうずアンコ型です。受けポケモンの交代を抑え、でんじはで動きを封じほのおのうずでじわじわと削っていく構築です。
出番こそあまり多くなかったですが、2度ほどクレベースやゴチルゼルを詰ませ、相手を降参に追い込みました。

テラスタルがなければゆきなだれを、テラスタルすればじわれをしてくるヘイラッシャが厄介で、おまけにほのおのうずが解ければ交替して来る可能性があるので、でんじはを抜いて10万ボルトを入れるのもありかと思っていましたが、いつの間にかシーズン終わっていました。

戦術と解説

https://pbs.twimg.com/media/F46E1bHa8AArstH?format=jpg&name=large

基本的にパターンは3つです。

1. 基本パターン

スナノケガワでステロを撒き、余裕があればほうでん・マッドショットで削ります(ただし、カイリュー、および上記に挙げた襷の可能性が高いポケモンが先発の一体だけなら、いきなり攻撃を加えるのもアリかもしれません)。
それからペリッパーで雨を降らせ、倒され次第イダイトウで倒しに行く。ただし相手がずっと積んできたりするポケモンならば、ペリッパーが倒されるより先にイダイトウに後退するのもありです。

2. 対「天候要因」or「ツツミ」or「チオンジェン」、その他水悪両方を半減するポケモンがいるパターン
初手スナノケガワは1と変わらず、ゴリランダーでGF展開します。ただし、1より状況の臨機応変性が求められます。特にヘイラッシャがいた場合、オオニューラ一人では余程フェイタルクローの運がよくない限り勝てないので、ケガワかゴリラどちらか一体でも存命させておくことを推奨します。状況によってはゴリランダーを先発で出すのもありかもしれません。

3.対受けループパターン
うずアンコのカイリューでどれだけ崩せるか、雨イダイトウや剣舞オオニューラで突破しきれるかが肝心です。
受けループの場合、構築上、十中八九ヘイラッシャが登場するため、ケガワかゴリラのどちらか(ペリッパーだとぼうふう3回必要なので渋いし、経験上受けループのラッシャは物理受けが多いのでイダイトウのおはかまいりでは厳しい)、またカイリューがテラスタルした後のじわれが怖いならペリッパーを入れることをおすすめします。
先発からカイリューを使っても良いですが、相手の出方を伺うために、他の5体を使うのもいいかもしれません。

ここまで見てくださった方、そして先駆者のさばのにそみ様。ありがとうございました。

投稿日時 : 2023/09/01 22:15

最終更新日時 : 2023/09/03 21:43

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コメント(2件)

1禁断の果実
イダイトウのS184振りで、すいすい発動したらどの程度のラインまで抜くことができるでしょうか。
23/09/21 17:08
2マタンゴ(@znvIEK8MsQ)
>>1
コメントありがとうございます。
すいすい発動状態でS実数値が242なので、スカーフや特性を考慮しなければ20振りレジエレキ、最速ドラパルトが。
スカーフを考えると最速95族や準速105族まで抜けますね。

ここからは私の考えなのですが、イダイトウのS努力値は184ではなく、236まで振っておいた方が現環境では有利ではないかと思っています。
236振りで新たに、くさわけを1度使った準速オーガポン、イーユイやサンダーなど最速スカーフ100族を抜けるからです。どれもイダイトウを1撃で倒せる力を持っているポケモンなので、そちらを推奨します。
23/09/28 12:24

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