ポケモンパーティ構築(ダブル)

あめふらしで先発or後発による天候上書きや先発アタッカーのかみなり・ぼうふうの必中化・すいすい発動による行動順の変動を行います。
さいみんじゅつはポリゴン２やミロカロスなどの受けに対し使います。
脱出ボタンかオボンかで迷うところですが、脱出ボタンだと相手の出方次第で自分の行動がかき回されてしまうため、不安要素をなくすためとニョロトノの行動を最低１ターン保証する確率を上げるためににオボンにしています。
アタッカーは基本的に相方に任せるため、手助けで一点集中の火力補助・だくりゅうでの同時攻撃・後続で電気技を受けたりするために入れ替えてしまってもいいです。
冷凍ビームはドラパルトくらいにしか打てないので、サイコキネシスやねっとうなどに変えてもいいかもしれません。

ひらいしんによる電気牽制・電気受け・ねこだましやほっぺすりすりによる相手の妨害が主な行動になります。等倍相手ならかみなりでアタッカーにもなれます。
特にダイマックスや高速アタッカーに麻痺撒きを行うことでのダイマックス枯らしや味方行動回数の増加がかなり効いてきます。
もちものが風船なのは、ヒヒダルマなどの地震持ちを相方として出した場合、自分がねこだまししつつ生き残るためです。また、相手が地震を有効打として撃ちたい場合は風船を割るためにライチュウに狙いを逸らしてくれる可能性もあります。
ただ、エルフーンが一撃で落とされる機会が少なければ、コイツがタスキ持ちでもいいと思います。
かわらわりはラプラスやオーロンゲが張ってくる壁技を割るために使います。

単なる雨パだとトリックルームや天候変化、敵のおいかぜなどでピンチに陥ってしまうため、その戦術へのカウンターとなる役割を持ちます。（実際に敵のおいかぜに対しこちらもおいかぜを出したり、マタドガスのかがくへんかガスでニョロトノの雨を無効化された際においかぜを吹かしたことで勝利に導けたことがあります）
あきらかなトリックルーム要員が相手にいる場合は、先発で出しておいた方が良いでしょう。相手の戦術がトリルでなくてもその場合はニョロトノに交代して雨を降らせるか、追い風で相方を先に行動させましょう。ねこだましには注意です。
ギガドレインは挑発による機能停止対策および同じ水タイプの受けポケ（ミロカロスなど）に撃つ目的で入れています。

この雨パのエースアタッカーです。
先発でニョロトノと出したり、相手に危険な受けや（ハピナスなど）がいる場合はニョロトノの相方にウーラオス・ライチュウを先発で出しておき、処理してから残りを超火力で安全に処理するという後続エースでの使用も多いです。
すいすいさえ発動してしまえば、エースバーンやドラパルトを楽勝で抜くことができ、てだすけがあればトゲキッスなどの微妙に硬い相手でも等倍雨ハイドロポンプで落とすことができます
天敵であるキョダイマックスでない素のフシギバナ（H252振り）は、ダイジェット・ぼうふうともに確定２発なので、こいつでの突破は厳しいです。
あえてりゅうせいぐんではなく、りゅうのはどうにしています。キングドラのアタッカー性能維持と、相手の判断に「りゅうせいぐん撃ったから次は引いてくるだろ」という判断材料とその１ターンのを利用した積み技を使う暇を与えたくない為です。
まあ打つとしても使用率の高さからドラパルトピンポイントか、水も飛行も半減するタイプ（といってもウォッシュロトムくらいですが・・・）に撃つ技です。今のところ引くような相手に当たっていないため、クイックターンは未使用ですので、抜群を取る範囲を広げるためにラスターカノンに変えるのもアリかもしれません

このポケモンは受け（ポリゴン２やハピナス）の破壊と、この雨パの天敵であるフシギバナをダイマックス込みで処理するのがメインの役割となります。また、トリックルームのパーティに対しエルフーンを相方にして、特殊受けしつつトリックルームを発動しようとするブリムオンやイエッサンを苦手な物理技で強引に突破するための手段としても用います。
さて、天敵であるフシギバナは雨下であれば（ようりょくそが無いため）準速ヒヒダルマを素早さで抜くことはできず（＝ねむりごなを出す暇も無く）、たとえダイマックスしたとしてもつららおとしで確定１発になります。
ちなみにつららおとしの命中不安であれば、怯み効果も無くなり他のポケモンへのダメージは落ちますが、れいとうパンチでも補正有HBダイマックスすら確定１発です。
雨パである以上フレアドライブが機能しにくいことと、耐久を減らさない方が行動回数が増えるため、フレアドライブを抜いて、フェアリー（とくにトゲキッスやブリムオン）への打点を取るためにアイアンヘッドを入れています。（トゲキッスは補正無しHBまで確定１発。ブリムオンは言うまでも無くです）
ナットレイは補正有HBでも、ハチマキとごりむちゅうによって、ばかぢから攻撃下降なしなら確定１発（下降１ランクでもダメージ78.4％〜92.8％）、つららおとしorれいとうパンチなら確定２発で突破可能です。
以前はシュバルゴにしていましたが、フシギバナに有効打を持たず、遅いが故にねむりごなで眠らされて倒されてしまったため、コイツにしました。

ウーラオスはヒヒダルマよりも柔軟に動くための物理アタッカーとして使います。とくに先発で出して、ポリゴン２・ハピナス・ドラパルトなどへ交代を強要するかそのまま効果抜群を取って処理するために用います。ふかしのこぶしによりまもるを貫通しますし、ノーマル相手でなくとも、あんこくきょうだが確定急所なので、積み・回復・まもるによってやりすごすこともさせません。
最初はわずかでも雨の恩恵を受けられるれんげきの型を使っていましたが、水技は他のメンバーで充分なのと、雨パに対して相手が有効となる電気・草技、もしくは水技を受けるポケモンを選定していると考えると、等倍かつタイプ一致で叩ける範囲を広くした方がいいと思い、悪タイプのいちげきの型に変更しました。
まだ技には少し悩んでいるところが多く、アイアンヘッドではブリムオンは確定２発なのでフェアリー技４倍で返り討ちに遭い、エースバーンからは先手でとびひざげり、アーマーガアからはボディプレス（かみなりパンチがあっても返り討ちに遭う）があるため、単騎での突破が難しい相手も多いです。
ゴーストとノーマル相手に技を撃ち分けることが多いため、こだわりスカーフは持たない方がいいと思います。また、眼鏡ジバコイルのラスターカノンで倒されたことがあったため（ちなみに81.25％の乱数１発）、もちものは他のメンバーに色々有用な道具を奪われたのもありますが、等倍特殊技の確定数を少しでもずらすためにとつげきチョッキにしています。
強いポケモンではありますが、特化型のポケモンを相手にする際は、力を過信せずにライチュウやエルフーンのサポートを積極的に使う方針で攻めた方がいいと思います。