ポケモンパーティ構築(シングル)

禁伝枠です。見ての通り単純な特殊ATです。
黒バドミラーとザシアン確定抜きを意識して最速にしております。

･技名（）は体感的な使用率を意識してます☆5MAX

･アストラルビット（☆☆☆☆☆）
メインウエポン。大半のアタッカーを一撃で倒します。無効してくるノーマルタイプもポリゴン2、ラッキー位しか環境に居ないので、通りも良。相手PTにバンギラスが居なければこの技を打つのが基本でしょう。現環境に非常に多いザシアンには無振なら極低乱数で一撃。C＋1段階なら、H252ザシアンでも確定一発。

･リーフストーム（☆☆☆☆）
バンギ、カイオーガ、ラプラス、カバルドン等に打つ有効な最大打点サブ。
砂補正HAチョッキバンギにさえ48.7〜58.9％はいり、アストラルビットやエナジーボールでおとせないHDカバルドンも確定で倒せます。もちろんDMガマゲロゲも余裕で確定1発です。無振ならカイオーガも高乱数で一撃です。デメリットとしてCが下がりますが、黒のいななきによりやや解消されるのとメタモン（C-1に変身してしまう）対策にもなるというメリットもあります。

･サイコショック（☆☆）
ほぼかげうちを防ぐダイサイコ用。元威力が低く輝石HBラッキーにも38.6％〜45.9％といまいち足りません。またH252ムゲンダイナも89.4〜107.2％と今ひとつ物足りない。エスパー技は通りが悪いので技を変えるとしたらこの技かもしれません。（候補としたらドレインキッスでしょうか）
ウツロイドも環境から減ってきているのもマイナスポイント。

･身代わり（☆☆☆☆）
大事なダイウォール枠。このポケモンはDM適性が低いが、低いからこそ確実に相手のDMターンを枯らすこの技が大事だと思います。また素早さが早いので、相手がダイジェットを持っていないのであれば、非DM時でも低リスクでターン稼ぎができます。
変化技対策としては、ふきとばすを覚えるカバルドンや初手DMを切ることがおおいサンダー、悪戯心電磁波トリックのオーロンゲなどが環境に多くあまり安定して使用することはありませんでした。
また、ふいうちをすかせるので襷がつぶれたウーラオスならワンチャン生まれるという使い方もあります。

立ち回り等

黒バドは4倍弱点持ちなので、得意不得意がはっきりしています。
また一見有利対面な相手も悪タイプやゴースト技を持っていたりしてあっさり倒されてるという状況もあります。（特にふいうち）

しかし、C165＋命の玉から繰り出されるアストラルビットは大半（無振サンダー程度）のポケモンを一撃で倒せます。故に、後ろの受けポケと相談しながら役割を果たすことで輝くポケモンだと思います。

またDMについてですが、ダイマックス技がBを下げるダイホロウ、あまり恩恵がないダイソウゲンなど個人的にはあまり適性がないと使用していて感じました。悪タイプやゴースト技を受ければ、DM時でも簡単に落ちてしまいますし。
カバルドン対面かバンギラス交換読みのリーフストームのCダウンを嫌ってDMするかダイウォールを使用したいがためにという状況のみ使用しました。

S16使用率上位のうち印象的な不利な相手

CSサンダー…珠ダイジェットでうちまけてしまう。
悪ウーラオス…天敵。しかしリーフストームで高乱数で一撃であるので襷をつぶせば倒せることがある。基本はバックした方がよい。
エースバーン…ふいうち持ち個体が多く安定しない。またダイジェット持ちでも打ち負ける。
ミミッキュ…化けの皮をはがしても珠かげうちで高乱数で一撃。しかし最近のミミッキュは起点型も多くかげうちがない場合もある。
バンギラス…特殊アタッカーキラー。交代際にダイソウゲンを当てるしか勝ち目がないので基本は相手にしない。
メタモン…黒のいななき発動後に出てきたら大変であるので黒バドを選出しない勇気も大事。
黒バドレックス…50％勝負になるので、交換した方がよい時が多い。相手も同じ考えですが。
イベルタル…数は大分減ったものの実は一番の大敵だと思います。ダイジェット積まれたらなすすべ無い、弱点つけない、物理型も増えて対策がしづらい等。
ラッキー、ポリゴン2…ほぼ確実に止まる。
クレッフィ、オーロンゲ…こうこうのしっぽトリック、電磁波で置物にされる。
その他襷スカーフ持ち…上からの4倍弱点や耐えてからの4倍弱点と危険。ちなみにS82族までならスカーフ持ちでも抜ける。（ウオノラゴン等）

相手スカーフ枠キラーと黒バドミラー対策。意表をつくスカーフ特殊型です。

スカーフ枠というとカイオーガやヒヒダルマ、エースバーンが多いと感じ採用しました。努力値はSは最速エースバーン抜き（S119族）HDは臆病カイオーガの冷凍ビーム確定耐調整です。（残りC）

･りゅうせいぐん（☆☆☆☆）
弱点を突けない相手への最大打点。基本的にはこの技を打たない相手に対して繰り出すのがベストです。無振サンダーなら66.0〜78.1％

･シャドーボール（☆☆☆☆）
特殊採用の理由?。というのも物理ゴースト技はゴーストダイブしかなく、確実に黒バドレックを落とせません。黒バドレックスがDM時なら耐えられますが、実際に対面時にDMを切ってくる相手は居ませんでした。また不意打ち搭載ドラパが増えたので身代わりを使用する（自分もそうしてます）バドレックスが多いのも追い風。

･かみなり（☆☆☆☆）
特殊採用の理由?。スカーフカイオーガに高乱数2なので返しの冷凍ビームを耐え打ち勝つことができる。雨下なら必中なのも良。

･だいもんじ（☆☆☆☆）
特殊採用の理由?。打つ相手は無振スカーフヒヒダルマ（高乱数1撃）やナットレイ（H252なら確定1発HDなら確定2発）。

立ち回り等

バドレックスが苦手なスカーフ枠対策です。ドラパルトいうと壁張り起点作り型や竜舞物理ATがメインですので、スカーフは読まれにくく対面時に相手のスカーフ枠が引くという状況はほぼありませんでした。いざという時は雑にDMを切っても強い。弱点を突きやすいのも強み。

しかし読まれて引かれるリスクがあるのと狙いのポケモンが居ない場合がおおいので、体感的には選出率が一番低いイメージでした。

バンギラスやポリゴン2、ラッキーなどのD受け対策です。

また悪ウーラオスに対してもやや有利なのが強みです。
道具は襷を持たせることで確実に一撃入れていきます。

･すいりゅうれんだ（☆☆☆☆☆）
メインウエポン。相手のガマゲロゲやカイオーガの雨にタダのりして火力を上げられるのも良。悪ウーラオスにたいしては等倍に入るノーデメリット技なのでウーラオス同士の殴り合いに強く採用理由の一つになっています。

･アクアジェット（☆☆☆☆）
ミリで残った相手や最後っ屁用の技。すいりゅうれんだとあわせ多くの敵を倒せます。

･インファイト（☆☆☆☆☆）
黒バドが苦手なポリゴン2やラッキー、ブラッキー対策ですが、特化ならいずれも確定2発（7割〜9割ほど）

･かみなりパンチ
ほぼ受けに来るレヒレ用。等倍ならインファイトやすいりゅうれんだのほうがダメージが入ります。ダイサンダーなら無振カイオーガ中乱数1発、無振イベルタルを77.6〜91.5％）

立ち回り等

このPTの唯一の純粋な物理AT。黒バドレックスが苦手な環境上位ポケモンに強いこともあり選出率は1位2位を争いました。基本は襷がつぶれないことを心がけながら黒バドレックスが苦手な相手に一撃食らわすのが役割です。天敵としてはHBサンダーが環境に非常に多く、相手PTにいたら安易にすいりゅうれんだを打てないのが弱みです。

ダイストリームで雨を降らすことにより火力を上げられるので状況によってはDMを切るのも悪くない選択肢だと思います。（雨下でなくともHBサンダーなら5割ほど）

物理受け枠にてこのPTの要ともいえる存在。

HBは悪ウーラオスのあんこくきょうだをいじっぱりでも高乱数で確定3にします。（鉢巻きなら確定2）ついでに無補正すいりゅうれんだも確定で耐えます。
また無補正A252ザシアンのきょじゅうざんなら30.4〜36.5％、ワイルドボルトでも74.1〜88.3％と確定で1発耐えます。

Sは＋1で最速100族抜き＋2でザシアンや黒バドレックスを抜けるような調整です。
道具はごつごつメットを採用してますが、それにより確実にウーラオスの襷をつぶしザシアンをもえつきる確定圏内にいれます。

･もえつきる（☆☆☆☆）
炎タイプを消すことにより岩タイプ技持ちさえ受けられるようになります。実践でもバンギやドサイドンに交代際に鬼火を当てて受けが成立しました。
また威力が130あるためゴツメ1回分のダメージとあわせ高乱数でH252ザシアンも落とせます。ザシアン以外に打つと逆にザシアンを受けられなくなるので注意。

･エアスラッシュ（☆☆☆☆）
暴風との選択ですが、ひるませによるやけどダメージ蓄積と命中率を考慮してこちらを選択しています。ゴツメと合わせればウーラオスも確定一撃です。

･はねやすめ（☆☆☆☆☆）
必須技。飛行タイプを無くすことで遅めのポケモンが多い岩タイプを無理矢理受けたりできますが、サンダーをはじめとした早い電気ポケモンには意味をなしません。
もえつきるとあわせれば、一時的に無タイプとなりすべての技が等倍になるようになります笑。

･おにび（☆☆☆☆）
バンギラス等に交代際に打つのがメイン。接触技持ちはほのおのからだ発動まではねやすめ連打の方がよいかもしれません。

立ち回り等

覇権禁伝ポケモンであるザシアンに対しての受けポケモンです。また相手PTにいたら超高確率で採用される悪ウーラオスにも繰り出しが比較的安定します。というか相手PTに必ずとも言っていいほど採用されているこの2匹の受けが絶対的な採用理由です、あとエースバーン、ミミッキュ。そのため選出率もかなり高いです。

しかし同じく高確率で採用されるサンダーに非常に弱いのが難点であり、実は競合相手ともいえます。サンダーはサンダーに弱いわけでもなく、イベルタルにも強く4倍弱点がないというメリットもあります。しかしほのおのからだ（やけど状態）は非常に優秀であり、上記の4匹に刺さるのが採用理由の一つです。バドレックスの苦手を補完するという意味ではファイヤーを選択しました。

特殊受け枠。

そのためチョッキを採用しています。
Sは砂嵐時にS＋1サンダー抜き調整です。

残りHDです。DM時ならサンダーの珠ダイバーンを40.7〜48.6％、イベルタルの珠ダイアーク（悪波）を42.1〜49.7％、黒バドレックスC＋1珠ダイホロウが51.1〜60.5％となります。後述しますが、対面状況ならサンダーには打ち勝てますが、イベルタルには珠や砂ダメ込みでも赤ゲージ（8割強）くらいにしか追い込めません。

･じしん（☆☆☆☆☆）
メインウエポンにして、サンダーに当てる技。といのもダイジェットを2回積まれてしまった場合は先行羽休めをされるためです。またザシアンに対しても砂下なら先行で当てることができます。無振サンダーには112.7〜132.1％、HBサンダーには64.9〜77.1％。無振ザシアンには86.2〜101.7％。無振ムゲンダイナには78.1〜93.0％。
無振黒バドレックスにはダイアースで36.0〜42.2％となります。ダイアース2回とダイロック1回で確実に打ち勝てます。（ダイアタックがなければ）

･いわなだれ（☆☆☆☆☆）
すなかき発動用の技。サンダー、イベルタルにあてましょう。
無振DMサンダーには、47.8〜56.9％。無振DMイベルタルには、36.3〜42.7％。

･かわらわり（☆☆☆）
ラプラス、オーロンゲ、クレッフィの壁を割るか、ダイナックルでとどめを刺せるという状況のみ使用します。

･アイアンヘッド（☆☆☆）
メインウエポンのはずだが案外打つ相手がいません。バンギラスならじしんの方が威力がでますし、クレッフィやオーロンゲならかわらわり連打が安定です。
環境にあまり多くなくなりましたが、ゼルネアスにダイスチルを当てるか、弱保警戒（Bアップのため）でバンギラスに当てる程度だと思います。
H252DMゼルネアスには93.5〜110.7％。H252DMバンギラスには46.3〜55.0％。

立ち回り等

本PT唯一の特殊受けです。主な役割はサンダー、イベルタル（ぎりぎり負けてしますが）、ゼルネアス、バンギラスあたりです。サンダーを止めるためにダイジェット読みで繰り出してDMして仕留めるのが主な仕事でした。（ダイジェット＋ダイバーンを確定で耐えるため）

また砂天候下なら抜ける相手も多いためDM切れた後も数ターンは強力なATとなります。しかしダイマ運用前提なのと物理ATに非常に弱いのが難点なので相手選出ポケモンを誤ってしまえばお荷物になり得るのが難点でしょうか。

やや両受け枠に近い存在です。

スピードスワップ採用のためのんきにしています（実数値58、S＋3で145）
HBにふっていますが珠エースバーン、ウーラオス、ザシアンのインファイト、とびひざげりを確実に耐えるためにしています。

D方面ではカイオーガのしおふきも雨下無補正なら確定で耐えます。また黒バドレックスのアストラルビットを無効化でき最高打点がサイコキネシス（高乱数3発）となりますのである程度受けられます。
ただしサンダーのダイジェットは確定2発なので受け出しは厳しいです。

･トライアタック（☆☆☆）
メインウエポン。タイプ一致であり運がよければ状態変化を狙えますが、威力はかなり低めなので、レヒレなどの起点にされないように注意。

･イカサマ（☆☆☆☆）
悠長に剣舞をしているランドロス、ミミッキュにあてたり、トライアタックが通らない黒バドレックス（確定2発）に有効な技。

･じこさいせい（☆☆☆☆☆）
ダイマ枯らしに使ったり、相手アタッカーとのダメージレースに有効と必須技。

･スピードスワップ（☆☆☆☆）
サンダーやザシアン等に当てることにより先行して自己再生をうてるようになります。身代わりが貫通するのも良。特にサンダーはダイジェットであげたSもほぼ無駄になるので、交代を促せられます。電磁波との競合ですがサンダーに当てられること、身代わりを貫通する点やファイヤーのやけど優先を考慮しこちらを採用しました。

立ち回り等

メインはDM枯らしやファイヤーとの相性補完での受けループ要員です。弱点が少ない分使いやすさや広範囲の役割を持ちます。特に回復技や詰み技がないATにはかなり有利をとれます。またスピードスワップにより高速要塞になれるのも強みです。

しかし、黒バドレックスとの弱点補完を考えるとファイヤーやドリュウズが優先されることが多くまた特殊詰みアタッカー（レヒレ、瞑想カイオーガ）に弱い点があり、選出はひかえめでした。