レントラー- ポケモン育成論ソードシールド

初めまして、がうと申します。
初めての投稿で至らぬ点もあると思いますが、ご容赦下さい。

＊この育成論ではHP=H、攻撃=A、防御=B、特攻=C、特防=D、素早さ=S、ダイマックス=DMといった略称を用います。＊

今回は自身が黒色統一パーティーを使っている事もあり、鎧の孤島で実装されたレントラーレントラーの型について考察しようと思います。

レントラーレントラー可愛いですよね‼
この育成論で興味が出た方、是非使ってあげて下さい。
(キャンプのレントラーレントラーも可愛いですよ)

採用理由と役割

「採用理由は愛」ではなく、根性型のポケモンの中では実はしっかりと差別化出来ています。

<現環境の根性持ちのポケモン>
Aグループ

・カイリキーカイリキー
・ヘラクロスヘラクロス New
・ローブシンローブシン
・ナゲキナゲキ
ーーーーーーーー
Bグループ

・ブースターブースター
・タチフサグマタチフサグマ
ーーーーーーーー
Cグループ

・レントラーレントラー New

上記の分け方を見た時に何か感じませんでしょうか？

現環境は「ダイジェット環境」と呼ばれるほど、ダイジェットを使えるポケモンが沢山おり、ダイジェットを使えることがアドバンテージとなっています。

ダイジェットを使えるポケモンの例を挙げると、
・エースバーンエースバーン
・トゲキッストゲキッス
・ギャラドスギャラドス
・リザードンリザードン
・アーマーガアアーマーガア
・インテレオンインテレオン
・ホルードホルード
・パッチラゴンパッチラゴン　…etc

等強力なポケモンが数多く挙げられます。

これらのポケモンからの
「ダイジェットが抜群になる」のが　グループA
「ダイジェットが等倍になる」のが　グループB

そう、レントラーレントラーは現環境における根性持ちのポケモンの中で、"唯一ダイジェットを半減で受けられる"ポケモンなのです。

また、根性持ちのポケモンの中でも、"唯一Sを上昇させられる積み技を持つ"ポケモンなのです。
(DMすること前提で考えれば、ヘラクロスヘラクロスもダイジェットを使えますが…)

現環境で暴れているエースバーンエースバーン、ゴリランダーゴリランダーを止める為の、ドヒドナットドヒドイデナットレイに対しても強く出ることが出来ます。

前置きが長くなりましたが、上記の理由からレントラーレントラーで
1.ダイジェット使いを　上から　または　ワンチャン後出し　から倒そう‼
2.ドヒドナットを倒そう‼
と思い、この育成論を作成しました。

持ち物

根性型で運用するため火炎玉

性格・努力値と調整

いじっぱり
A:252
S:252(S↑↑で実数値244)
D:余り(ポリゴン2ポリゴン2のダウンロード対策)

準速でもS積みさえすれば　最速ドラパルトドラパルト、最速スカーフドリュウズドリュウズ、スカーフヒヒダルマヒヒダルマ(ガラル)ダルマぐらいの速さのポケモンを抜いて上から叩くことができます。

技構成

★高速移動
→今回のコンセプト、確定

以下は選択ですが、上の方が個人的には順位が高いと考えています。

・ワイルドボルト 90(135)
→からげんきの方が等倍相手に火力を出せるが、弱点をつけるポケモンが多いため採用

・馬鹿力 120
→ホルードホルード、カビゴンカビゴン等への打点、ダイナックルとしても使える

・氷の牙　65
→威力不足だがカバルドンカバルドン、ドラゴン等への打点、使うならダイアイスで

・空元気 70(状態異常時140)
→等倍相手には最大打点、ワイルドボルトと選択

・噛み砕く、地獄突き　80
→ドラパルトドラパルト等のゴーストへの打点

・アイアンテール 100
→命中不安

・電光石火　40
→先制技

・炎の牙　65
→馬鹿力の通らない鋼タイプへの打点

・じゃれつく
→ドラゴンへの打点、ダイフェアリーのタイミングによっては火傷になれない為注意

立ち回り例

積む際には起点づくりのポケモンと併せて使ってあげましょう。
1.壁、または欠伸ループから有利対面に着地させる。
2.高速移動を積む
3.火炎玉発動

後出しする際にはダイジェット読みからの後出しで使ってあげましょう。
1.ダイジェット耐
2.火炎玉発動
3.こちらのダイマックスによる切り返し

※対FCロトムについて　ぱーま様　より指摘あり
→対面時に予想されるロトムの行動としては、1.一致高威力技、2.鬼火やトリックによる妨害、3.ボルトチェンジだと考えられます。先に高速移動+やけどであれば、HB↑以外のロトムをダイナックルの起点にできます。
こちら火傷+相手がSに振っていない場合もダイナックルの起点にできます。
積めていない場合は、受けられるポケモンかつ妨害を貰っても痛くないポケモンに下げるのが賢明だと思います。
HB↑の場合は、一発目のダイナックルで半分行かないですが、H252であればダイナックルで半分以上削れるので、ダメージを見て立ち回りを変えると良いと思います。

ヒートロトム ウォッシュロトム カットロトム
ダイナックル→ダイナックル
相手が二発目の時にDMを切ると落とせません。

ウォッシュロトム
ダイナックル→ダイサンダー
相手がDMを切ってもH252なら落とせます。

※対ポリゴン2について　ぱーま様　より指摘あり
対面時にDMを切ってダイナックルの起点にすることができます。
霊タイプとサイクルする可能性が高いと思われるので、パーティー選出で見えたら注意してください。

与ダメージ計算

＊全て根性発動後で計算しています。＊

ワイルドボルト
・h4トゲキッストゲキッス　確1 156.5〜183.8%
・h4エースバーンエースバーン　乱数1(81.2%) 96.7〜114.1% 珠自傷ダメージ圏内
・h4ギャラドスギャラドス　確1　339.1〜402.3% ソクノ込でも確1
・b4リザードンリザードン 確1 189.5〜224.8%
・HB↑アーマーガアアーマーガア 確2 81.9〜97.5%
・b4インテレオンインテレオン 確1 231.7〜273.1%
・h4ヒヒダルマヒヒダルマ　確1 106.0〜124.8%
・B252ラプラスラプラス　確1 106.3〜125.8%
・HBドヒドイデドヒドイデ 確2 84.3〜99.3%

ダイサンダー
・h4DMトゲキッストゲキッス　確1 111.8〜132.2%
・h4DMエースバーンエースバーン　確2 70.4〜82.9%
・h4DMギャラドスギャラドス　確1　245.6〜288.8% ソクノ込でも確1
・b4DMリザードンリザードン 確1 137.2〜161.4%
・b4DMインテレオンインテレオン 確1 168.2〜198.6%
・B252DMラプラスラプラス　確2 76.5〜90.7%
・HBドヒドイデドヒドイデ 確1 118.4〜141.4%

上記の通り抜群であれば、ほとんどのポケモンに対して確1を取れます。
確2のポケモンアーマーガアエースバーンラプラスにおいても、ダイナックルでA↑の状態であれば、確定数が変わります。

ダイナックル
・B252カビゴンカビゴン 確2 74〜87.6%
・B252ホルードホルード 乱1(87.5%) 98.7〜116.2%
・b4ドリュウズドリュウズ　確1 135.1〜160%
・HBナットレイナットレイ 確2 56.3〜66.2%
・HB↑輝石ポリゴン2ポリゴン2 確2(A上昇込み) 45.8〜54.1%→67.7〜80.2%
・HB↑FCロトムヒートロトム ウォッシュロトム カットロトム 乱2(A上昇込み)36.9〜43.9%→56.0〜66.2%
・H252 FCロトムヒートロトム ウォッシュロトム カットロトム 確2 50.9〜60.5%→75.7〜89.8%

馬鹿力
・B252カビゴンカビゴン 乱1(56.2%) 92.7〜109.7%
・b4DMドリュウズドリュウズ 乱1(6.2%) 85.4〜100.5%
・HBナットレイナットレイ 確2(Aダウン込み) 70.7〜83.9%→47.5〜56.3%
・HB↑輝石ポリゴン2ポリゴン2 乱3(Aダウン込み) 57.2〜67.7%→38.5〜45.8%

氷の牙
・HB↑カバルドンカバルドン　確3 35.3〜41.8%

ダイアイス
・HB↑カバルドンカバルドン　確2 63.2〜75.3%

被ダメージ計算

＊こちらは非DMで計算しています。＊

・C252DMトゲキッストゲキッス
→ダイジェット130 40.6〜48.3%
→ダイフェアリー130 81.9〜96.7%

・A252珠リベロDMエースバーンエースバーン
→ダイジェット130 40.6〜47.7%
→ダイバーン 140 113.5〜133.5%

・A252珠DMギャラドスギャラドス
→ダイジェット130 55.4〜65.1%
→ダイストリーム130 110.9〜130.9%

・C252DMリザードンリザードン(非晴れ)
→ダイジェット130 21.9〜26.4%
→ダイバーン 140 64.5〜76.1%

・C252サンパワーDMリザードンリザードン(晴れ)
→ダイジェット130 56.7〜67.0%
→ダイバーン 140 184.5〜217.5%

・C252↑ポリゴン2ポリゴン2
→トライアタック 46.4〜56.8%
→ダイアタック 74.1〜87.7%
　ダウンロード有りの場合
→トライアタック 75.4〜89.0%
→ダイアタック 121.9〜143.8%

・C↑252FCロトム{ロトム(ヒート)} {ロトム(ウォッシュ)} {ロトム(カット)}
→ハイドロポンプ 69.6〜81.9%
→オーバーヒート、リーフストーム 81.9〜96.7%
→ダイバーン、ストリーム、ソウゲン 87.0〜103.2%
→ボルトチェンジ 21.2〜25.8%

珠持ちや、火力強化されているポケモンに対しては受け出しが厳しいです。
壁を貼っていれば、安定して立ち回ることができます。

相性の良い味方

・アーマーガアアーマーガア
→タイプ的に苦手なドリュウズドリュウズ、カバルドンカバルドンに強く出れます。使うなら挑発があると便利です。

他に良いポケモンがいれば、教えていただけますと幸いです。

このポケモンの対策

高速移動を積まれてしまうと止めることが難しくなり、欠伸でも流されません。
積む前に一致弱点をつける早いポケモンで処理する、襷持ちポケモンで処理するといった方法か良いと思われます。

初めての育成論で書き方が不慣れかもしれませんが、少しでもレントラーレントラーに興味を持っていただけたら幸いです。
もしよければ、コメントや評価をよろしくお願い致します。

追記情報

2020.6.25
ポリゴン2、FCロトムに関するダメ計を追加しました。
FCロトムに関する考察を追加しました。