ご指摘くだされば修正していきたいと思います。よろしくお願いします。
- この育成論は当初63仕様として投稿させていただきましたが、コメ欄での議論によりこの型は63では起用し辛い(砂起こし要因が必須でありバンギラスと被役割対象が被ってしまう。)という結論が出ています。、63で使用する際は砂起こし要因としてカバルドンを使う、またはバンギラスと同時に起用する場合は、パーティでカバーする必要があると思われます。本文に併せてコメ欄を参考にしていただくと助かります。議論に参加していただいた方々に感謝いたします。
- 63で起用する際には、主に役割対象についての項目がメインになります。「運用方法について」と「パーティ構成についての考察」を参照してください。
- この育成論について
・個体値及び能力値はH-A-B-C-D-Sで表記します。
・個体値は5V前提となります。(HABDS がV(31))
・文中のポリゴン2は防御特防を1.5倍し計算しています。
・ダメージ計算はポケモンの館様のダメージ計算機BWを使用しています。
- ステータスについて
実数値H183 A179 B111 D142 S130(195) となります。
物理耐久は不一致弱点を、特殊耐久は砂嵐下での一致弱点を意識した調整となります。
Sは実数値195で最速125族抜きとなります。
この型はスカーフと性格補正により必要最低限のAとSを確保し、余った分で仮想敵に対しての耐久と火力を調整しています。
- 運用方法について
砂嵐下で特殊に対してのタイマン性能と繰り出し性能に優れています。
無砂時であっても不一致きあいだま(おくびょうC極振りいのちのたま持ちゲンガー)を確定で耐えることができるため、いのちのたまや襷型で被役割対象となるゲンガー・ライコウ・ボルトロス・ラティオス辺りに役割を持つことができます。
- 使用する技と参考火力
インファイト
H極振りサザンドラ 111〜131.1%
H極振りヒードラン 98.9〜116.6%
防御特化ポリゴン2 68.7〜81.2%
ストーンエッジ
H極振り水ロトム 51.5〜61.1%
H極振サンダー 99.4〜117.2%
無振りラティオス 65.8〜77.4%
無振りボーマンダ(テラキオン側A補正-1) 79.4〜93.5%
じしん
無振りゴウカザル 98.6〜116.5%
せいなるつるぎ
それなりに一貫性があり、耐久を落とさずに殴れるため使いやすい。
また、他の選択肢としてつばめがえしがあります。ヘラクロスとキノガッサに有効なのでパーティによってはじしんと入れ替えるといいと思います。
- 物理耐久
不一致弱点を耐える程度の物理耐久となります。あまり期待はできません。
ボーマンダ(むじゃき無振りいのちのたま持ち)
じしん 77〜90.7%
- 特殊耐久(無砂時)
ゲンガー(おくびょうC極振りいのちのたま持ち)
きあいだま 82.5〜97.2%
ラティオス(おくびょうC極振りこだわりメガネ)
りゅうせいぐん 75.4〜89%
ポリゴン2(ひかえめC極振り)
サイコキネシス 45.3〜53.5%
サイコキネシス(テラキオン側D補正-1) 69.3〜81.9%
- 特殊耐久(砂嵐下)
砂嵐下での計算となります。基本的に一致弱点を耐えることができます。眼鏡ラティオスのりゅうせいぐんを2発(下降補正込み)と、水ロトムの10まんボルトとハイドロポンプを超高乱数で耐えるため、それ以下の相手であれば安全に繰り出すことができます。
ラティオス(おくびょうC極振りこだわりメガネ持ち)
りゅうせいぐん 55.7〜66.1%
りゅうせいぐん ラティオス側(C補正-2) 28.9〜34.4%
水ロトム(ひかえめC極振り)
10まんボルト 24〜28.4%
ハイドロポンプ 61.2〜72.1%
フーディン(おくびょうC極振りこだわりメガネ持ち)
サイコキネシス74.8〜88.5%
ジュカイン(おくびょうC極振りいのちのたま持ち)
リーフストーム 84.6〜100%
- パーティ構成についての考察
この調整のテラキオンは砂要因がほぼ必須でありバンギと役割が被ります。(あまり63向けではない)
そのためパーティ単位での調整が必要になります。
私自身、66等の経験がないため、
今回はこの調整を63で(無理矢理)活かすためのパーティ構成例について考察させていただきたいと思います。
無砂時でも通常の型(いのちのたまや襷型)に比べ有利な相手は存在するため、これについては後述。
パーティ構成例
バンギラス/いじっぱり/H244 A180or224 B4 D36 S44(ハッサム意識)or0(最遅ニョロトノ意識)/こだわりハチマキ
おいうち / ストーンエッジ / かみくだくorれいとうパンチ / ほのおのパンチorばかぢからorけたぐり
参考育成論(bw/292)(土偶 様)
テラキオン/いじっぱり/H132 A108 B6 D252 S12/こだわりスカーフ
インファイト/ストーンエッジ/じしん/せいなるつるぎ
ゴウカザル/むじゃき/H6 C252 S252/いのちのたま
インファイト/だいもんじ/めざパ氷/アンコールorストーンエッジorくさむすび
参考育成論(bw/79)(Light 様)
水ロトム/ひかえめ/H252 C252 S6/オボンのみ
ハイドロポンプ/10まんボルト/めざパ氷orめざパ炎/おにび
ラティオス/おくびょう/H6 C252 S252/こだわりメガネ
りゅうせいぐん / かみなり / なみのりorめざパ炎 / りゅうのはどう
ガブリアス/ようき/H6 A252 S252/きあいのタスキ
げきりん / じならし / じしん/ だいもんじ(特防特化ナットレイ確2)orストーンエッジ
参考育成論(bw/427)(覇気使いでは無い者 様)
・選択技は左側の技を優先します。
・リンクの育成論とは努力値や技構成は異なりますが、役割及び運用方法はそちらを参照してください。
・ルールは見せ合い63を想定します。
今回のポイントとなるテラキオンが強く役割を持てる相手(いのちのたまや襷型で被役割対象となる相手)としては、無砂時であればゲンガー・ライコウ・ボルトロス・ラティオス辺りで、
これらの相手が存在する場合単体での起用も考えられます。
砂嵐下であればラティ・ガブ・ゴウカザルの苦手な特殊全般に対しての役割を持てます。
また、相手からすれば非常にこちらの持ち物を想定しやすいパーティといえます。
(テラキオン、ゴウカザルは襷といのちのたま持ちで、ガブリアスはスカーフ、
その場合自ずとバンギは鉢巻でラティが眼鏡持ちと想定できるため。)
そのため、この構成はバンギラス、テラキオン、ゴウカザル、ラティオスに一貫して有効と思われる110〜120族特殊の起用を誘うことができると思われます。
他に誘う相手としては物理格闘持ちや調整スカーフガブ、
きあいだま、ドロポン、草技持ちの特殊をが主になると思われます。
こちらは、これらに対して広く役割を持てるガブリアス(じならしからの抜き性能とタイマン性能に優れる)
を先発起用することが多いと思われます。
この場合、他のメンバーは繰り出し性能と流し性能に優れるラティオスや水ロトムが候補となります。
相手の先発が物理格闘持ちではないと思われる場合、
こちらに対し有効な特殊(きあいだまやドロポン持ち)が先発と思われる場合はバンギラスが先発となります。
この場合、他のメンバーはきあいだまやその他半減・等倍特殊に繰り出せる
テラキオン・ラティオス・水ロトムが候補となります。
死に出しからの性能が高いガブリアスやゴウカザルも候補です。
バンギとテラキオンを同時に起用する際は相手パーティの物理を把握することが大事になります。基本的な有利不利の相手はバンギラスと被ってしまうためこれは最も注意すべき点です。この両方に対しての被役割対象が複数存在する場合は、
(この技構成であればメタグロス・ラグラージ・水ロトム・スカーフ持ちと思われる物理格闘など)
2体の起用を見合わせ、他のメンバーで対処すべきです。
この2体の不利な相手に対してはラティオス・水ロトム・ゴウカザルである程度カバーできます。
(ラティ等による流し先がある程度読めればバンギなどを繰り出すことも可能。)
また、テラキオンとあわせてゴウカザルを選択した理由は、
見せ合いの時点でガブやラティの苦手なポリ2やバンギに、その他バンギとテラキオンを同時に起用する際のためにナットレイやハッサム等の起用を牽制するのが主な目的となります。
このパーティで考えた場合もバンギと基本的な役割は被ってしまうため
この調整はやはり63向きではないものと思われます。
しかし相手からしてもこのパーティでスカーフ持ちのテラキオンは想定し辛いため、
その意味で意表をつくことはできると思います。
荒削りなパーティ構成なるので、これについてもご指摘くだされば随時修正していきたいと思います。
以上で考察を終わります。
調整やパーティ構成についてアドバイス等ありましたらコメント欄でお願いします。