今回初めて育成論を考えてみましたので是非皆様の意見をいただけないかと思い
投稿させていただきました。慣れぬ事で育成論と言うにはまだまだな部分も多いかと思いますが、どうぞ、よろしくお願い致します。
さて、今回検討してみたポケモンはミミロップです。
- ミミロップと言えば…
その見た目のセクシーさは全ポケモン中でも1、2位を争う程で、(♀だとよりドキドキしますね)
一度は使って活躍させたいと考えた方は多いのではないでしょうか?
そんなミミロップですが、肝心要の種族値と言えばなんとも中途半端。
注目できるのは素早さのみで、覚える技のわりに攻撃が高いとは言えず、また受けとして活躍させるにしても、これまた高いとはいえないHPと、居座り型としても不十分。
またバトン要因として使用するにしてもこうそくいどうとふるいたてるしか覚えられないためバトン要因としても他のポケモンよりも勝るのが難しいポケモンです。
しかし、第5世代に入り、遺伝技に新たにともえなげが増えたことによって新たな活路が見いだせました。
それは相手積みポケモンの役割妨害です。この技の効果により相手の積み技を無効化することができるようになったのはミミロップにとって非常に有益でこれにより新たな型を創造することができるようになりました。
というわけで…今回はこのともえなげとアンコールを主軸にした型でいきたいと思います。
- 個体値について
個体値は当然6Vが一番望ましいですが、今回のこの子の型で考えるならば最低攻撃と素早さの2Vで大丈夫です。
- 努力値・性格について
アンコールを活かすためにも最速調整をすることが望ましいので性格はようきで
努力値配分は素早さ252攻撃252HP6。
ただし組み込む技次第で調整を掛けることをオススメ致します。
素早さは確定にしても攻撃力はお世辞にも高いとは言えません。
特にHPに252振ることでそこそこの耐久をもつこともできますので
お好みに合わせて努力値を振ってください。
この育成論ではともえなげのダメージ上昇の為攻撃極振りです。
下記ににLV50時の能力を用意してみました。
よろしければ参考にしてください。
LV50時の各能力(6V時)攻撃252HP6の場合
HP 141
攻撃 128
防御 104
特攻 66
特防 116
早さ 172
LV50時の各能力(6V時)HP252攻撃6の場合
HP 172
攻撃 97
防御 104
特攻 66
特防 116
早さ 172
- 持ち物について
きあいのタスキ おすすめ度 ★★★★★
基本的に後出しになるともえなげを使用する際、一撃でやられることを阻止できます。
またミラーコートとも相性が良く、特殊受けをすることが可能となるのが利点。
剣の舞などを詰れ過ぎてどうしようもない状況になってしまった時にともえなげで状況をリセットすることができる用ようになるなど、役割の幅を広げられます。
ラムのみ おすすめ度 ★★★★
努力値調整H252にした場合に特に有効。技の追加効果で状態異常になり、何も出来ずに落とされるのを阻止できます。また、まひ、ねむりを防ぐことができますので、役割を遂行しやすくなる点もいいですね。タスキを持たせるのが勿体ない方はこちらをどうぞ。
- 特性について
ぶきようはすりかえとなかまづくりを入れていないこの型には全く必要のない特性になりますので必然的にメロメロボディとなります。
- 使用技について
確定技
ともえなげ かくとう 威力60 命中90
この型のメインウェポン。たまご遺伝で習得可能。威力はイマイチですが、強制交換を促すという点では非常に魅力的。積み技妨害にはうってつけと言えるでしょう。ただし命中にやや難点があるのがたまにきず。
アンコール
たまご遺伝で習得可能な最早言わずと知れた強力な縛り技。いろんな局面で使用可能な点と安全圏でともえなげを使うことができるようになるので入れない理由が見あたりません。
候補技
バトンタッチ おすすめ度★★★★★
交代技として、オーソドックス技の一つ。特にアンコールとの相性の良さがあり安全圏で積み技を使用できる環境を使えるこの子向きの技といえますね。
以下バトンタッチを入れる場合の候補技
高速移動 おすすめ度★★★
鈍足が後続にいるのであればこちらをいれるのがいいでしょう。
ふるいたてる おすすめ度★★★★
攻撃と特攻を上げる技。安定したい人はこちらをどうぞ。
まねっこ おすすめ度★★★★★(上級者向け)
たまご遺伝わざのひとつ。相手の行動をよく読む必要がありますが、相手の積み技をそっくりそのまま自分も頂いてしまいます。アンコールで縛ってこの技をくりだせば相手は交代するしかなくなり一石二鳥です。それでも居座る相手には問答無用でともえなげをくりだしその後バトンタッチで悠々撤退。決まれば恐ろしい技。
その他候補技
ミラーコートおすすめ度★★★★★
特殊受け用、またこの子を潰しに来たゴースト狩りをするのであればこちらをいれましょう。タスキの効果により確実に一発は放てるのが強み。
いやしのねがい おすすめ度★★★★
最後の手段としてもたせておくと役にたちます。カウンター系のポケモンの回復用にもいいですね。
でんじは おすすめ度★★★★
こちらも強力な縛り技ひとつ。今回の型にはあまり関連性のない技ですが、どの型にいれても活躍出来る技ですね。
きあいパンチ かくとう 威力150 命中100 おすすめ度★★★
この子でどうしても殴りたい人はこれをいれてもいいかもしれません。アンコール後の安全圏から放つのがベスト。
ギガインパクト ノーマル 威力150(実質225) 命中90 おすすめ度★★
タイプ一致の強力な一撃を放つことができます。が、反動があることやノーマルタイプの技である為刺さる相手が少なくまた攻撃に期待してはいけないこの子に持たせるにはあまりおすすめはできません。一撃の火力を求める方のみ専用。
マジックコート おすすめ度★★★(上級者向け)
対やどみがエルフーン用に。やどみが決まらない事には相手はダメージを与えるソースがありませんのでこの技を使われるとその後の展開が作りにくくなります。ただし、やどみ自体はエルフーンには効果がありませんので非常に高度な読み合いになる可能性があります。読みが得意な方はいれてみるといいかもしれません。
- ミミロップの役割ついて
この型では積んでくる相手に対しアンコール→ともえなげを使用することによって無効化しその役割を妨害することが一番の目的になります。よって、積み読みでの繰り出しがもっとも望ましいです。またともえなげの特性を活かしてステルスロックやまきびしとの組み合わせでダメージを地味に与え、後続の為のアドバンテージを作ることをができれば上々な役割だと思います。よってステルスロックやまきびし持ちのポケモンと組み合わせる事のがオススメになりますね。
相手がアンコールでの縛りを嫌い、交代することも十分に考えられますが、それを読んでともえなげを繰り出し相手に思うような交代をとらせず
ステルスロックなどの技で相手にダメージを与えた上で手持ちに戻させることができるのも強みです。
候補技の組み合わせ次第でさらに役割を分けることになるかと思いますが、それはお好みで調整していただけますようお願いいたします。
ミミロップはその能力故にあまり使用する方がいないマイナーポケモンなので相手に手を読まれにくいという大きな利点があります。
これを活かすことが出来ればこの子がくりだされた時に相手はどんな手を使ってくるか解らないということで、相手を混乱させることができ、場をかき乱すことも出来るのもミミロップの魅力かと個人的には思います。
- この型との類似型を作れるポケモンとの差について
まず、アンコールとともえなげを同時に覚えられるポケモンは現在のところドーブルしかいないのですがドーブルとでは圧倒的に覚えられる技数、種族値に違いがありますのですでに差別化は出来ているでしょう。
また、ともえなげの類似技であるドラゴンテールを覚えかつアンコールを覚えられるポケモンとしてダイケンキがいます。こちらはまねっこも覚えますし種族値も良好ですが、最大の違いとしてバトンタッチがありません。また、ミラーコートやいやしのねがいなどの各種補助技を覚えませんので役割が大きくことなります。(こちらはむしろ自己強化型になりますので、また別運用方法が考えられそうですね)
ドーブルでもできないことはないですが技の縛りがないドーブルでわざわざこの型を選ぶ必要性を感じる方はいないと思いますので
実質この型はミミロップ専用の型になります。
以上になります。
まだまだひよっこの考えた育成論ですので辛口な評価などもあるかと思います。
なのでコメントを是非お願いいたします。