エンペルト - ポケモン育成論BW
襷エンペルト
2013/08/25 20:33:48
HP: 84
攻撃: 86
防御: 88
特攻: 111
特防: 101
素早: 60
登録:0件評価:1.44(31人)
エンペルト 【 ポケモン図鑑BW 】
- とくせい
- げきりゅう
- せいかく
- れいせい(特攻 素早)
- 努力値配分(努力値とは?)
- HP:252 / 攻撃:4 / 防御:4 / 特攻:244 / 特防:4
- 覚えさせる技
- ねっとう / れいとうビーム / アクアジェット / くさむすび
- 持ち物
- きあいのタスキ
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考察
この育成論では実数値、ダメージ計算共に6Vで計算します。
また、HABCDSの略称を使いますので、ご了承ください。
概要
さて水の皇帝エンペルトです。名前ではスイクンの上位をいく御三家の一体ですが、実戦ではなぜかそれ程使われておらず、名前負けしていると巷で囁かれているポケモンです。
なぜ使われないの?
竜タイプを半減できる鋼を持ちながらも弱点の多さにより竜に出しにくいということがまず挙げられます。ラティ雷、カイリュー馬鹿力、ガブ地震、サザンは気合玉もしくは馬鹿力、といった具合にエンペルトを一撃で倒せる技を多く持っている為タイマンからでも負けてしまうのが常、よって風船や半減の実を持たせたガブドリュウ等一部のポケモンに強く出せる仕様が多いわけですが、範囲外と当たった際の汎用性が少ないので選出幅が狭くなり、パーティで腐らす事も多くなるわけです。
なぜ襷?
アタッカーとして使用方法が明確になることで選出の幅が広がります。
激流が発動しやすいのもメリットの一つ、例えば耐久無振りボルトロスには冷凍ビーム(83.1%〜98.7%)→激流アクアジェット(17.5%〜21.4%)で倒せる事からタイマン性能も向上。一積み耐久無振りガモスに繰り出して大文字を耐える→激流熱湯(72.5%〜87.5%)→激流アクアジェット(37.5%〜45%)、このようにストッパーとしても使用可能で汎用性が広くなります。
襷なのにh252?
襷は拘り鉢巻、眼鏡かどうかを判別し易くする為のいわば保険と考えて下さい。
例えばラティオスの拘り雷、カイリューの馬鹿力を耐えた後は、フシギバナやクレセリア等を出してサポートに徹するといった、合えてサブ攻撃を誘う事で後の展開を有利に持っていく事が本来の目的となります。これは水タイプの中でも鋼を持ったエンペルトにしかできません。
以下確定2となる攻撃
攻撃194以下の不一致 馬鹿力、インファイト
攻撃232以下の不一致 地震、アームハンマー
特攻217以下の不一致 雷、気合玉
特攻180以下の一致 10万V
ご覧の通りタイプ不一致の雷や馬鹿力は積むか拘りで無ければ襷が発動する事は少ないので、竜との対戦では特に分かりやすいかと思います。
ちなみに珠持ちの場合でもラティオスサザンはタイマンで倒せるので問題ありません。
無振りラティオス 冷凍ビームで64.5%〜76.1% 激流アクアジェット11.6%〜14.1%
無振りサザンドラ 冷凍ビームで69.4%〜82.6% 激流アクアジェット10.7%〜13.1%
加えて珠ダメージが攻撃2発で20パーセントと考えれば最悪相撃ちには持っていけます。
使用方法
主に先発アタッカー、死に出しストッパー、パルシェン受け
基本竜タイプに後出しは不安定ですが読めるなら流星群、逆鱗に繰り出すのもあり、襷は保険として発動に拘らず出せる場面に出して行きます。
受け要素はパルシェン程度しかありません、馬鹿力が無ければハッサムも可能、受け目的であれば先発起用でなくても構いません。
苦手な相手は格闘及びミトム
格闘と言ってもインファイトや飛び膝で攻めて来る相手は熱湯→アクアジェットで落とせるので居座る選択肢もありますが、胞子ガッサとドレパンブシンはタイマンでどうしょうもないんで素直に引きます。
ミトムはこちらから有効な攻撃手段も無く、ボルトチェンジで翻弄してくるのでキチンと止められる相手を入れておきましょう。
耐久ポケモンには後続に繋ぎやすいように熱湯で火傷になるまで攻撃するというのも一つの手、後続が積み易い環境を整えるのも立派な仕事なので後続と相談しながら犠牲にする事を考えます。
配分について
性格:冷静
努力値
H252 A4 B4 C244 D4
実数値
H191 A107 B109 C178 D122 S72
見ての通りHCぶっぱ。Cはラティオスで数値が変化しないので1下げの分をDBに4振り分け、SはアクアジェットがあるのでA優先、下降補正ですがS67のカバ程度は抜けています。
技ついて
熱湯・・・火傷の効果が高い為確定。火力不足は火傷やアクアジェットで補完できる。
冷凍ビーム・・・確定。主に竜、草対策。
アクアジェット・・・確定。一押しの際や襷潰しなど様々な場面で活躍。
草結び・・・スイクン、ブルン、トリトドンにピンポイント、ニョロトノやミトムには熱湯の方が効果的。
ステルスロック・・・草結びとの選択肢、先発で安全に撒ける相手は少ないので候補止まり
ハイドロ、波乗りでなくなぜ熱湯なのか?
ひとえに火傷によるメリットが先発とマッチしている為です。
・先発起用では相手にも襷や頑丈の先制技持ちが多く、襷マンムー等に1パンで倒せる可能性が生まれる。
・火傷にする事でエンペルト単独で突破しやすい相手が多い。(ナットレイ、ユキノオー、フシギバナ等の草系が主)に特にミトムは火傷によるダメージ元が無ければ突破が難しい
・火傷で攻撃を抑えることで後続も積みやすくなる。
これらのメリットは火傷効果の無い炎に対し火力が今一つになるというデメリットを凌駕していると考えているので、熱湯>波乗りとしています。
オススメ組み合わせ&構成
フシギバナ (ヘドロ爆弾、宿木、眠り粉、寝言) 黒いヘドロ
エンペルトの苦手となる雷気、格闘受け、特に寝言持たせればキノガッサを起点にサポートが可能。
クレセリア (リフレクター、光の壁、三日月の舞、サイコキネシス) 光の粘土
地面無効、格闘半減、三日月の舞の回復で襷エンペルトとの相性保管にも優れる
格闘はブシン、地面はマンムー辺りを起点に壁を貼り、後続積みポケに繋げよう。
カイリュー (竜の舞、逆鱗、神足、馬鹿力) ラム
言わずと知れた積みポケの代名詞
拘り地震であれば無償降臨でき、エンペルトとの相性保管も◎
霊獣ボルトロス (10万V、とんぼ返り、メザパ冷、気合玉) スカーフ
地面格闘に加えボルトチェンジを防げるのが◎、電気読みでミトムボルトラティ辺りを起点に繰り出そう。
上記は一例です。特に相性が良いポケモンを選んでいますが、他にも組み合わせはありますので各々で考えてみて下さい。
考察は以上となります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
なおダメージ計算は一般的なHCですので他のエンペルト育成論を参考にして貰えれば良いかと思います。無論リクエストがあれば計算を追加していきますが、見当違いもあり得るので想定相手のメジャーと思われる努力値の記載はしておいて下さい。
また、HABCDSの略称を使いますので、ご了承ください。
概要
さて水の皇帝エンペルトです。名前ではスイクンの上位をいく御三家の一体ですが、実戦ではなぜかそれ程使われておらず、名前負けしていると巷で囁かれているポケモンです。
なぜ使われないの?
竜タイプを半減できる鋼を持ちながらも弱点の多さにより竜に出しにくいということがまず挙げられます。ラティ雷、カイリュー馬鹿力、ガブ地震、サザンは気合玉もしくは馬鹿力、といった具合にエンペルトを一撃で倒せる技を多く持っている為タイマンからでも負けてしまうのが常、よって風船や半減の実を持たせたガブドリュウ等一部のポケモンに強く出せる仕様が多いわけですが、範囲外と当たった際の汎用性が少ないので選出幅が狭くなり、パーティで腐らす事も多くなるわけです。
なぜ襷?
アタッカーとして使用方法が明確になることで選出の幅が広がります。
激流が発動しやすいのもメリットの一つ、例えば耐久無振りボルトロスには冷凍ビーム(83.1%〜98.7%)→激流アクアジェット(17.5%〜21.4%)で倒せる事からタイマン性能も向上。一積み耐久無振りガモスに繰り出して大文字を耐える→激流熱湯(72.5%〜87.5%)→激流アクアジェット(37.5%〜45%)、このようにストッパーとしても使用可能で汎用性が広くなります。
襷なのにh252?
襷は拘り鉢巻、眼鏡かどうかを判別し易くする為のいわば保険と考えて下さい。
例えばラティオスの拘り雷、カイリューの馬鹿力を耐えた後は、フシギバナやクレセリア等を出してサポートに徹するといった、合えてサブ攻撃を誘う事で後の展開を有利に持っていく事が本来の目的となります。これは水タイプの中でも鋼を持ったエンペルトにしかできません。
以下確定2となる攻撃
攻撃194以下の不一致 馬鹿力、インファイト
攻撃232以下の不一致 地震、アームハンマー
特攻217以下の不一致 雷、気合玉
特攻180以下の一致 10万V
ご覧の通りタイプ不一致の雷や馬鹿力は積むか拘りで無ければ襷が発動する事は少ないので、竜との対戦では特に分かりやすいかと思います。
ちなみに珠持ちの場合でもラティオスサザンはタイマンで倒せるので問題ありません。
無振りラティオス 冷凍ビームで64.5%〜76.1% 激流アクアジェット11.6%〜14.1%
無振りサザンドラ 冷凍ビームで69.4%〜82.6% 激流アクアジェット10.7%〜13.1%
加えて珠ダメージが攻撃2発で20パーセントと考えれば最悪相撃ちには持っていけます。
使用方法
主に先発アタッカー、死に出しストッパー、パルシェン受け
基本竜タイプに後出しは不安定ですが読めるなら流星群、逆鱗に繰り出すのもあり、襷は保険として発動に拘らず出せる場面に出して行きます。
受け要素はパルシェン程度しかありません、馬鹿力が無ければハッサムも可能、受け目的であれば先発起用でなくても構いません。
苦手な相手は格闘及びミトム
格闘と言ってもインファイトや飛び膝で攻めて来る相手は熱湯→アクアジェットで落とせるので居座る選択肢もありますが、胞子ガッサとドレパンブシンはタイマンでどうしょうもないんで素直に引きます。
ミトムはこちらから有効な攻撃手段も無く、ボルトチェンジで翻弄してくるのでキチンと止められる相手を入れておきましょう。
耐久ポケモンには後続に繋ぎやすいように熱湯で火傷になるまで攻撃するというのも一つの手、後続が積み易い環境を整えるのも立派な仕事なので後続と相談しながら犠牲にする事を考えます。
配分について
性格:冷静
努力値
H252 A4 B4 C244 D4
実数値
H191 A107 B109 C178 D122 S72
見ての通りHCぶっぱ。Cはラティオスで数値が変化しないので1下げの分をDBに4振り分け、SはアクアジェットがあるのでA優先、下降補正ですがS67のカバ程度は抜けています。
技ついて
熱湯・・・火傷の効果が高い為確定。火力不足は火傷やアクアジェットで補完できる。
冷凍ビーム・・・確定。主に竜、草対策。
アクアジェット・・・確定。一押しの際や襷潰しなど様々な場面で活躍。
草結び・・・スイクン、ブルン、トリトドンにピンポイント、ニョロトノやミトムには熱湯の方が効果的。
ステルスロック・・・草結びとの選択肢、先発で安全に撒ける相手は少ないので候補止まり
ハイドロ、波乗りでなくなぜ熱湯なのか?
ひとえに火傷によるメリットが先発とマッチしている為です。
・先発起用では相手にも襷や頑丈の先制技持ちが多く、襷マンムー等に1パンで倒せる可能性が生まれる。
・火傷にする事でエンペルト単独で突破しやすい相手が多い。(ナットレイ、ユキノオー、フシギバナ等の草系が主)に特にミトムは火傷によるダメージ元が無ければ突破が難しい
・火傷で攻撃を抑えることで後続も積みやすくなる。
これらのメリットは火傷効果の無い炎に対し火力が今一つになるというデメリットを凌駕していると考えているので、熱湯>波乗りとしています。
オススメ組み合わせ&構成
フシギバナ (ヘドロ爆弾、宿木、眠り粉、寝言) 黒いヘドロ
エンペルトの苦手となる雷気、格闘受け、特に寝言持たせればキノガッサを起点にサポートが可能。
クレセリア (リフレクター、光の壁、三日月の舞、サイコキネシス) 光の粘土
地面無効、格闘半減、三日月の舞の回復で襷エンペルトとの相性保管にも優れる
格闘はブシン、地面はマンムー辺りを起点に壁を貼り、後続積みポケに繋げよう。
カイリュー (竜の舞、逆鱗、神足、馬鹿力) ラム
言わずと知れた積みポケの代名詞
拘り地震であれば無償降臨でき、エンペルトとの相性保管も◎
霊獣ボルトロス (10万V、とんぼ返り、メザパ冷、気合玉) スカーフ
地面格闘に加えボルトチェンジを防げるのが◎、電気読みでミトムボルトラティ辺りを起点に繰り出そう。
上記は一例です。特に相性が良いポケモンを選んでいますが、他にも組み合わせはありますので各々で考えてみて下さい。
考察は以上となります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
なおダメージ計算は一般的なHCですので他のエンペルト育成論を参考にして貰えれば良いかと思います。無論リクエストがあれば計算を追加していきますが、見当違いもあり得るので想定相手のメジャーと思われる努力値の記載はしておいて下さい。
投稿日時 : 2013/08/21 21:04:55
最終更新日時 : 2013/08/25 20:33:48
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