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僕は伝説厨なので伝説ポケモンの育成論を充実させようかと思います。
はじめての人ははじめまして!
- 概要
そして、誰もが一度は使ってみたいと思うであろう
今回は、その合体キュレム最初の育成論として、ホワイトキュレムの考察をしていこうかと思います。
※ちなみに、画像はホワイトキュレムのものがないので、普通のキュレムになってます。
- 対戦形式・ルール
「なんでもあり」にしないと伝説ポケモンは使えません。
「BWGS」とはWCS2010で採用された「GSルール」を第五世代で実現した非公式のルールです。
Lv50ではなく、Lv100で行う伝説ポケモンを4体中2体入れられるダブルバトルとなるので予めご了承ください。
- 基本情報
・性格
S95という90族をギリギリ抜かせる絶妙な素早さをしてるので「おくびょう」とします。
調整するなら「ひかえめ」もアリなんですが、複雑化しそうです。
・特性
レシラムと同じ
キュレムの場合は「あついしぼう」、「がんじょう」、「ふしぎなまもり」あたりの特性を無視できそうですね。
・持ち物
安定した火力の底上げができる「いのちのたま」を持たせました。
ただでさえ高い火力をさらに上げることにより、受けにくさが上がります。
当然メガネ、スカーフ、ジュエル、半減実等を持たせてもいいですが、今回は火力にこだわってみました。
- 努力値配分
攻撃の個体値は低い方が都合がいいかもしれませんが・・・・・・
125-120-90-170-100-95
392-259-216-439-236-317
201-126-110-222-120-161
この3つの数字は上から種族値、Lv100時のステータス、Lv50換算時のステータスとなっています。
種族値合計700はまさに圧倒的。
伊達にレシラムと合体してませんね。
最初のホワイトキュレムの育成論ということもあり、特に難しいことを考えずCS252振りにしました。
キュレムを使っててC252振りでも結構火力不足に悩まされたので、火力を底上げ。
ホワイトキュレムになったことで一気に特攻実数値が上がりましたが、それでもC252振りです。
S95というカイオーガ等の伝説より一歩速いので最速にしました。
ちなみのこの特攻実数値は「ひかえめ」のC252振りディアルガ、パルキアとほぼ同じです。
その値を「おくびょう」で実現するあたり、いかにぶっ飛んだステータスかが少しはわかるんじゃないでしょうか。
「439」という特攻実数値は、通常キュレムだと572振りもの数値になります。
もし調整するとしたら、ゴウカザルのインファイト耐え。
パルキアのあくうせつだん耐え等があると思います。
- 技構成
所詮こんなもんですね。
確定技
・りゅうせいぐん
説明不要の最強技。
圧倒的特攻から放たれるこの技の威力はまさに伝説戦に相応しいもの。
C150をさらに超える特攻からぶっ放す最強火力のドラゴン技です。
・ふぶき
こちらも説明不要の高火力技。
氷タイプなのだからこの技を採用しないと意味がないと思います。
そうでなければわざわざキュレムを使う必要もないわけですし。
ただし「ワイドガード」で防がれるのだけは注意。
選択肢
・クロスフレイム
ホワイトキュレムが使うことのできる唯一の炎技。
「かえんほうしゃ」と似た威力、命中率ですが、PP5は痛い。
味方の「クロスサンダー」とデュアルさせることも可能なんですが、あまりそんな使い方はできないのが現状だと思います。
・コールドフレア
威力140、命中率90%で3割の確率で相手をやけどにする・・・・・・とだけ聞くと優秀な技に思えますが、まさかの2ターン技という致命的なデメリットを抱えています。
「シャドーダイブ」のように1ターン相手の技を回避できるわけでもなく、相手の「まもる」を貫通するわけでもありません。
「パワフルハーブ」で使ってみせることもできなくはないが、それだったらジュエル持たせて「ふぶき」を使う方が有意義な気がしてならない。
・だいちのちから
BW2の教え技にて新しく取得したサブウエポン。
「クロスフレイム」が優秀なので採用価値はそこまでありませんが、こちらも鋼を相手にでき、バンギラスにもそこそこ有効。
覚えさせたかったら「あおいかけら」を8個持ってヤマジタウンへ行きましょう。
・まもる
ダブルの基本技。
余計な技を覚えさせるより、こっちを覚えさせる方がよっぽど有意義だと思います。
- 合体キュレムを語ろう
検証していった結果、様々なことがわかったので育成論を読んでくれる皆様が勘違いしないためにも書いていきます。
知ってるという人も多いかと思いますが、お付き合いください。
1.「いでんしのくさび」について
キュレムとゼクロム、レシラムを合体させるのに必要なアイテムである。
「いでんしのくさび」はどこで手に入れるかというと・・・・・・なんて育成論で長々と書くのも面倒なので、攻略サイトを見てください。
2.フォルムチェンジではなく、「合体」である
手持ちにキュレムとゼクロム、レシラムがいる状態で「いでんしのくさび」を使い合体させます。
合体相手がゼクロムならブラックキュレムに、レシラムならホワイトキュレムになります。
その際、手持ちからゼクロム、レシラムは消えてしまい、持ち物を持った状態だと、その持ち物までもが消えてしまいます。
そして、再び「いでんしのくさび」を使うことで分離でき、ゼクロム、レシラムが戻ってきます。
持ち物を持っていた場合は、その持ち物も戻ってきます。
ちなみに手持ちが6体いると分離できませんよ。
3.基本仕様
性格、努力値、個体値、レベル等は全てキュレムのものになります。
そのため、合体相手のゼクロム、レシラムはなんでも構いません。
さらに言えば、キュレムであればなんでもよく、BWで捕まえたキュレムをBW2に送っても合体することは可能です。
ゼクロム、レシラムについても同様です。
4.専用技について
ブラックキュレムは「クロスサンダー」、「フリーズボルト」を
ホワイトキュレムは「クロスフレイム」、「コールドフレア」を使うことができます。
これらの専用技を覚えた状態で分離して、普通のキュレムに戻すと「クロスサンダー」、「クロスフレイム」は「こわいかお」に
「フリーズボルト」、「コールドフレア」は「こごえるせかい」に変化します。
逆に「こわいかお」、「こごえるせかい」を覚えた普通のキュレムを合体させるとそれぞれの専用技へと変化します。
そのため、合体キュレムはこの2つ技を使うことができません。
5.対戦における仕様
第四世代では
キュレムも同じ道をたどることになるのかと心配していましたが、Wi-Fiできちんと使える仕様となっています。
BWとBW2の対戦で合体キュレムを使うと、見た目は普通のキュレムなのに「テラボルテージ」、「ターボブレイズ」を放つというシュールな光景を見ることができます。
BW側では見せ合いの段階では合体キュレムだと見抜くことはできません。
れいじゅうフォルムのおっさん達も同じ仕様だそうです。
BW2同士の対戦なら、きちんと見せ合いで合体キュレムだとわかるのでそこはご安心を。
6.その他注意点
合体キュレムは1つのROMにつき、1体だけです。
「いでんしのくさび」は一度合体させてしまうと分離専用アイテムとなってしまい、合体させることはできなくなります。
そのため、キュレムとレシラムがそれぞれ2体ずついるからといってホワイトキュレムを2体作りだすことは不可能です。
合体キュレムがいる状態で別個体のキュレムを合体させたければ、一度分離させてから合体させるという手順を踏む必要があります。
「合体→分離」自体は何度でもできます。
持ち物も「はっきんだま」固定の誰かさんと違い、自由です。
また、ブラック2でホワイトキュレム、ホワイト2でブラックキュレムを作りだすことは可能です。
バージョンなんて気にする必要はありません。
ちなみに、合体キュレムは交換に出せません。
以上がBW2におけるキュレムさんの仕様です。
長くなりましたが、今回は無事対戦できちんと使える仕様なので安心しました。
- キュレムさんの味方を考える
そんなキュレムさんの強さを引き出すためにも、味方のフォローはぜひ考えておきたいところですね。
・ユキノオー
霰が降ってないと、いまいちキュレムは機能しません。
最強火力の「ふぶき」をガンガンぶっ放すためにも、霰状態はぜひキープしておきたい・・・・・・がどうにもこの2体は弱点が被りすぎるので、並べるというより先にユキノオーを出して霰にして後発からキュレムを出す。
あるいは最初にドラゴン技メインで戦い、後発からユキノオーを出す。
この2つのどちらかを心掛けて戦っていきたいものです。
・ヤミカラス、エルフーン
「いたずらごころ」によるサポートは相変わらず強力。
「おいかぜ」、「でんじは」、「さきおくり」等先制できるサポートはもちろん、「ちょうはつ」等で余計なことをさせなかったりと優先度+1を惜しみなく活用していきましょう。
サポートに関しては「いたずらごころ」に敵う者はいないと思います。
ヤミラミは「ねこだまし」が使えるのが評価点ですが、キュレムの相方としてはどうなんでしょう?
・ラティオス
バンギラスの弱さに拍車がかかりますが、ディアルガ、パルキアに先制の圧力をかけられる。
カイオーガ、グラードンに対しても「くさむすび」があるし、厄介な格闘連中を刺すためにエスパー技を採用してもいいでしょう。
・テラキオン
霰パの天敵であるバンギラスの処理が一番の役割。
他の格闘と違い、砂天候を味方につけられるのも魅力。
他にもホウオウに強く、ラティオス同様、ディアルガ、パルキアに先制で格闘技を叩きこめるので、圧力をかけることができます。
ただし、霰でタスキが潰れやすいのには注意。
・ミュウツー
第四世代のころから使われた霰アタッカー。
今回も「ふぶき」をぶっ放してもいいですが、「サイコブレイク」による格闘の処理やパルキアへの圧力、「だいもんじ」で鋼の処理という役割を持たせてもいいでしょう。
「はどうだん」でバンギラスを対処するのも悪くありません。
・カイオーガ
霰とは折り合いが悪そうですが、バンギラスとホウオウをまとめて処理できる数少ないポケモンでもある。
メタグロスにも圧力をかけられ、自身が霰を利用して不一致ながらも強力な「ふぶき」をぶっ放してもいい。
パルキアが余計に重くなるのがきつい。
・パルキア
どんなパーティにも入れられるであろう万能ポケモン。
多彩な技を覚え、攻撃範囲の補完には非常に便利。
どれくらい参考になるかはわかりませんが、キュレムを使う際の参考程度になってくれれば幸いです。
もちろん、このほかにも味方の候補はたくさんいます。
- キュレムさんの火力
どれくらい強いのか計算してみました。
ちなみに、全て「いのちのたま」の補正を入れてます。
・りゅうせいぐん
・カポエラー(HD252振り、しんちょう)⇒80.92% 〜 95.39%
・バンギラス(HP252振り、砂天候)⇒59.9% 〜 70.79%
・クレセリア(おだやか、HD252振り)⇒49.55% 〜 58.33%
・ホウオウ(HP252振り)⇒60.34% 〜 71.15%
・カイオーガ(耐久無振り)⇒79.82% 〜 93.86%
・ディアルガ(HP252振り)⇒90.1% 〜 106.19%(37.5%の確率で落ちます)
・パルキア(耐久無振り、ハバンのみ補正)⇒96.89% 〜 114.29%(81.25%の確率で落ちます)
圧倒的な超火力のりゅうせいぐん。
等倍以上で入る相手は大抵一撃でぶっ飛ばせます。
耐えられたとしても致命傷を与えるにはじゅうぶんです。
・ふぶき
・カポエラー(HD252振り、しんちょう)⇒51.64% 〜 61.51%
・ラティオス(耐久無振り)⇒142.05% 〜 167.88%
・クレセリア(HD252振り、おだやか)⇒31.53% 〜 37.16%
・エルフーン(〃)⇒125.31% 〜 147.53%
・モロバレル(〃)⇒89.12% 〜 105.32%(37.5%の確率で倒せます)
・ナットレイ(〃)⇒43.18% 〜 50.85%
・ミュウツー(耐久無振り)⇒71.47% 〜 84.75%
・ルギア(HP252振り)⇒76.92% 〜 90.62%
・グラードン(〃)⇒125.5% 〜 148.76%
・ディアルガ(〃)⇒57.18% 〜 67.82%
・パルキア(耐久無振り)⇒61.8% 〜 72.98%
全てダブルダメ補正で計算しています。
とてもダブルダメとは思えないダメージ量。
無理してでも霰にする価値はあるんじゃないでしょうか。
・クロスフレイム
・メタグロス(HD252振り、いじっぱり)⇒80.77% 〜 95.6%
・エルフーン(HD252振り、おだやか)⇒93.21% 〜 109.88%(56.25%の確率で倒せます)
・モロバレル(〃)⇒66.9% 〜 78.94%
・ナットレイ(〃)⇒128.41% 〜 152.27%
鋼タイプも問題なく制せるダメージ。
不一致なので、さすがに一撃で落とせるとは期待しない方がよさそうです。
・だいちのちから
・バンギラス(HP252振り、砂天候)⇒51.49% 〜 61.14%
・メタグロス(HD252振り、いじっぱり)⇒72.8% 〜 85.71%
・ゴウカザル(耐久無振り)⇒140.48% 〜 166.33%
・テラキオン(〃)⇒105.25% 〜 124.38%
・ディアルガ(HP252振り)⇒77.23% 〜 91.34%
採用価値が薄いとはいえ、これくらいの火力は出せます。
C252振りと「いのちのたま」の補正があれば、これほどの火力を叩き出せます。
珠を持たせたくなってくれましたか?
- キュレムさんの耐久力
HPが高いおかげで一定以上の耐久がありますが、あまり過信はできない。
vsミュウツー
・サイコブレイク(おくびょう)⇒52.04% 〜 61.22%
・珠サイコブレイク(〃)⇒67.6% 〜 79.59%
・ジュエルサイコブレイク(〃)⇒77.55% 〜 91.33%
耐久無振りでも、この辺は一通り耐えられるようです。
「ひかえめ」になると6.25%の確率で落ちるので、不安なら調整してもよさそう。
vsホウオウ
・せいなるほのお(いじっぱり)⇒50% 〜 59.18%
・ブレイブバード(〃)⇒59.95% 〜 70.66%
相性は悪いですが、お互い等倍なので「ふぶき」で押し切れば勝てる相手・・・・・・なのだろうか?
vsグラードン、カイオーガ
★じしん(いじっぱり、ダブルダメ補正)⇒41.58% 〜 49.23%
☆しおふき(おくびょう、ダブルダメ補正、雨天候)⇒39.03% 〜 45.92%
☆ふぶき(〃)⇒27.81% 〜 32.91%
どちらも相性はこちらの方が有利。
押し切ることはできるかと思います。
vsディアルガ、パルキア
★りゅうのはどう(ひかえめ)⇒91.84% 〜 108.67%(50%の確率で落ちます)
☆あくうせつだん(おくびょう)⇒93.37% 〜 110.2%(62.5%の確率で落ちます)
相手が特攻を調整していたり、低乱数を引いたりすればなんとか耐えられそうなダメージ。
とはいえ、コイツら相手に突っ張るのはできるだけ避けた方がよさそうです。
vsギラティナ
・シャドーダイブ(いじっぱり)⇒50% 〜 59.18%
・シャドーダイブ(いじっぱり、はっきんだま補正)⇒68.11% 〜 80.36%
・かげうち(〃)⇒22.96% 〜 27.04%
運が良ければオリジンの「シャドーダイブ+かげうち」も耐えられますね。
飛んでくる前に片付けてしまいたいところですが。
vsブラックキュレム、ホワイトキュレム
★ドラゴンクロー(ようき)⇒89.29% 〜 105.61%(37.5%の確率で落ちます)
★げきりん(〃)⇒133.67% 〜 157.65%
★フリーズボルト(〃)⇒78.06% 〜 92.09%
☆ふぶき(おくびょう、ダブルダメ補正)⇒45.41% 〜 53.83%
☆コールドフレア(おくびょう)⇒71.43% 〜 84.18%
ドラゴン同士の戦いは先手取ったもん勝ちなのはいつものことです。
vsバンギラス、メタグロス
★いわなだれ(いじっぱり、ダブルダメ補正)⇒57.14% 〜 67.86%
★けたぐり(いじっぱり)⇒82.14% 〜 96.94%
☆コメットパンチ(いじっぱり、攻撃無振り)⇒85.71% 〜 101.02%(6.25%の確率で落ちます)
☆バレットパンチ(〃)⇒34.18% 〜 41.33%
やはり相性が悪いこの2体。
なにかしらの味方のサポートがほしい。
vsゴウカザル
・インファイト(ようき)⇒93.88% 〜 110.71%(62.5%の確率で落ちます)
先制できない上に一致格闘技で殴ってくる非常に相性の悪い相手。
コジョンドの攻撃実数値となると確定で落とされます。
だからこそエスパー技が使えるポケモンが欲しいとも言えるわけです。
BW2で新しく登場した合体キュレム。
これから伝説戦をやる機会があれば、ぜひ使ってみたいものです。
なんか以前「ビクティニの育成論を書く」なんてことを言った気がしますが、すっかり忘れてて放置してたらアカウント消えちゃいました。
それにビクティニよりキュレムの育成論の方が書いてみたかったんですよ。
いずれビクティニの育成論もきちんと書きたいとは思ってますが、その前にケルディオとメロエッタの育成論を書いてみたいです。
ブラックキュレムは微妙すぎて知らん。