【基本情報】
- トルネロスについて
ブラックver.でしか手に入らない徘徊型ポケモンです。
従来の徘徊型ポケモンと違い、時間帯によって出現する地域が決まっており、
また、出現する座標上では嵐が発生する為、遭遇する事が容易です。
ちなみに、誤って倒してしまった場合でも、エンディング後に復活します。
※ 捕獲後、誤って逃がしてしまった場合は、復活しません。
- 「性格・個体値」が決定されるタイミング
- 7番道路での発生イベントの際に、小屋から出た時点で確定。
- 倒してしまった際の、エンディング後にも再確定。
事前のセーブを決して忘れないようにして下さい。
※ ちなみに、イベントを起こさなくともシナリオに支障はありません。
※ ↑ 時間のある時に、ゆっくりと選別を行いましょう。
- 特性「いたずらごころ」について
全ての変化系の技を『優先度+1』で出す事が可能になります。
必ず先制出来る訳ではなく、相手が同様に『優先度+1』の先制技を出して来た際は、互いの素早さの優劣で順番が確定します。
※ 当然ながら、相手の『優先度+1以上』の技には遅れを取ります。
序盤戦の組み立て・中盤の嫌がらせ・戦闘不能寸前の最後っ屁等、とても便利な特性であり、筆者は、BW中で最も優れた特性であると考えています。
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【基本戦術】
- 運用方針
- 純粋なアタッカーにすると、タイプ的に劣化ボルトロスと化します。
- 補助を専門にさせようとすると、手数的に劣化エルフーンと化します。
- ボルトロスには真似出来ない「追い風」による補助→『追い風戦術』
- エルフーンには真似出来ない、高火力なアタッカーとしての活躍
先発による運用が最も望ましいですが、交代要員としても運用可能です。
- 運用上の課題
また、麻痺撒き戦術も警戒しておいた方が良いでしょう。
→「挑発」を覚えさせます。また、相棒に「猫騙し」を覚えさせます。
2.トルネロスは、真っ先に駆除の対象となります。
「追い風」を発動しただけで退場という憂き目にも合いかねません。
その場合、手数の多いエルフーンの劣化だったという結論に到ります。
→「まもる」を覚えさせます。また、十分な耐久強化を行います。
使用例です。どうぞご参照下さい:調整中です、しばらくお待ち下さい
また、双方の課題である電気系攻撃の対策として、
特性「避雷針」ポケモンを控えに用意しておくと面白いです。
- 具体的な運用方法
- 「追い風」→ひたすら殴る
- 「挑発」→「追い風」or ひたすら殴る
- 「まもる」→1 or 2
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【トルネロスの各種設定】
実際には"まず"あり得ませんが(可能性ゼロではない)、
個体値が全て「31」である事を前提とさせて頂きます。
また、冒頭の通り努力値配分を行うと、努力値が「2」余ります。
努力値 :HP252/防御28/特防4/素早さ28/残り 攻撃or特攻
特性 :いたずらごころ 一択
持ち物 :飛行のジュエル or 下記候補より
技 :追い風/飛行系選択技/まもる/挑発
- 性格について
※ 努力値の大半を耐久関連に持っていかれる為、両刀は無理です。
※ また、技スペ的にも、攻撃技は1つしか覚えさせる事が出来ません。
- ステータス設定時の目安について
特殊技なら、ユキノオーの「吹雪」・ラティオスの「りゅうせいぐん」
物理技なら、攻撃種族値130族のタイプ不一致「ストーンエッジ」
以上の2点に関して、耐えておきたい所です。
もちろん、各自、好みに合わせて自由に調整して下さってOKです。
☆耐える事が可能な攻撃 ※()内は最大ダメージ量
ユキノオー 吹雪(99%)
ラティオス りゅうせいぐん(98%)
特攻種族値85族 "タイプ一致"冷凍ビーム・10万ボルト(99%)
シャンデラ "ジュエル"熱風(85%)
ブルンゲル "ジュエル"冷凍ビーム(99%)
攻撃種族値130族 "タイプ不一致"ストーンエッジ(99%)
テラキオン 岩雪崩(80%)
オノノクス げきりん(95%)
☆耐える事が難しい攻撃 ※交代or「まもる」を選択
テラキオン ストーンエッジ⇒確定1
特攻種族値110族〜 "タイプ一致"冷凍ビーム・10万ボルト⇒確定1
トルネロス "ジュエル"アクロバット⇒高乱数1
ズルズキン・サザンドラ もろはの頭突き⇒確定1
パルシェン つららばり⇒確定1
追い風時、スカーフ最速110族抜き(※例:ラティ兄妹 etc...)
平常時、最速70族抜き(※例:ルンパッパ・キノガッサ・バタフリー etc...)
十分な耐久調整後、残った努力値を全て振りましょう。
※ダメージ例は以下の通りです
アクロバット(※ 飛行のジュエル込み=1.5倍)
確定1発
全ての2倍ダメージポケモン
マニューラ・ユキメノコ・ゾロアーク・ルカリオ
乱数1発
トルネロス・ブルンゲル・シャンデラ・ラティオス
キュウコン・ニョロトノ
確定2発
ランドロス・ガブリアス・ミロカロス・ヨノワール
オノノクス・サザンドラ・ラティアス・カイリュー
ラグラージ・トリトドン・ナマズン・ガマゲロゲ
マンムー・トゲキッス・ハッサム・シュバルゴ
乱数2発
ナットレイ・ブラッキー
確定3発
クレセリア・ギャラドス(威嚇×1)・ボーマンダ(威嚇×1)
カバルドン
(上記の結果は全て、“HP努力値252振り”ポケモンを対象としたものです)
- 持たせる道具について(◎オススメ・◯アリかも・△拘りがあれば)
A. 飛行のジュエル: 一択
「アクロバット」使いの必須アイテム。実値165の必殺技と化す!
1回しか使えませんが、小回り重視の風神様にはピッタリです。
※ 他のアイテムの場合、重大な火力不足に陥ります。
A.飛行のジュエル:◎
負担の少ない火力強化アイテム。「暴風」の威力が実値180まで上昇。
1回しか使えませんが、小回り重視の風神様にはピッタリです。
B.各種半減の実:◯
さらなる耐久強化を行います。
物理防御の負担が軽くなる為、努力値を特攻に回しましょう。
C.メンタルハーブ:◯
「メロメロ」の他、「アンコール・挑発」状態を1度だけ回復します。
「追い風」に「アンコール」を合わされる事が結構あるので有効です。
D.オボンの実・食べ残し:◯
さらなる耐久強化ですね。アリだと思います。
「追い風」の再発動が必要な場面が結構ありますので。
E.各種特攻強化アイテム:△
どうしても持たせたいのなら止めません。
- 覚えさせる技について
1.追い風
4ターンの間、チーム全員の素早さが2倍になる技です。
※ 注意して欲しい点が1点
『4ターンの間』とありますが、発動ターンもその中に含まれてしまい、
また、発動ターン時は、攻撃順位に変動が起こりません。
⇒つまり、実質発動ターンは『3ターン』という事になります。
2.まもる
集中攻撃されそうな時に、
あるいは、1ターン様子をみれば状況が変わりそうな時などに、
トルネロスには、極力居座っていて欲しいので、この技は必須です。
3.挑発
「トリックルーム・追い風」をしてきそうなポケモンに使いましょう。
あるいは、積み技で強化を図ろうとしているポケモンに使います。
※ 「挑発」を警戒してセオリー外の行動を取られる事があります。
※ ↑ 「チェス盤をヒックリ返す思考」をされている方はご注意を!
※ ↑ ↑ 「うみねこの…」のネタです(笑)
☆飛行系選択技(◎オススメ・◯アリかも・△拘りがあれば)
A. アクロバット:◎ 物理型を選択した場合
アイテムを持っていない場合、威力が2倍になる技。
飛行のジュエル装備時、『(55×1.5倍)×2倍=165』
という計算になるらしく、凶悪な必殺技と化します。
B.暴風:◯ 特殊型を選択した場合
飛行系特殊技の最高打点。3割の確率で混乱してくれます。
命中率70%が最大の問題です。
雨天時、命中率が100%になりますが、大嫌いな「雷」も100%に…
C.エアスラッシュ:◯ 特殊型を選択した場合
威力イマイチですが、3割の確率でひるませる事が出来ます。
火力不足に泣く事もあれば、追加効果に助けられる事もあり。
☆その他候補技(※ 技スペ残っていませんが…)
A.みがわり:
机上論なら有用な技ですが、実践で使うとさっぱりです。
「まもる」に比べて信頼不足ですし、分身が残る事も稀。
B.ビルドアップ:
ムキムキしている間に、集中攻撃されない事を祈ります。
C.あまごい:
雨パならオススメ…出来かねます。
電気タイプの前で無力なトルネロスは雨パではお荷物です。
D.各種格闘技:
苦手としている岩・氷系ポケモンに対する牽制…にはなりません。
威力不足・命中不安定 etc...
無理に苦手を克服させようとしなくても良いですよ。
相棒を格闘系ポケモンにしましょう。
E.草結び:
苦手としている岩系ポケモンに対する牽制…にはなりません。
火力不安定、信頼不足、技スペの無駄
以上で終了します。
間違いがあれば、ただちに修正していこうと思います。ご投稿下さい。
ここまで読んで下さった方、誠にありがとうございます。
お気付きの点がございましたら、ご投稿頂けると幸いです。