どうも、これで5回目の投稿になります。ツカサです。
いや、本当は前回の修正なので6回目です。
最近投稿しっぱなしなのでそろそろ自重します。
ではでは、今回の育成論を始めさせていただきます。
今回はなんと、アタッカーではないペンドラー!おそらく奇形ですね。
前回コメントを下さった、秋桜様、momoさま、笹の葉様、ジャコランタン様には厚く御礼申し上げます。
正直あなた方のおかげで完成しましたwまだ、完全ではないと思いますが。
それと、今回のことで私がまだまだ未熟なことを良く理解できました。
とくに奇形については、これが私の初めて作った型なので育成論の構成がとても難しく感じていました。
なるほど、本来の役割をあまり崩すことなく・・・その上に成り立つんですね。
本当にありがとうございました。
ではでは。
この育成論では、HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さを、H、A、B、C、D、Sで表します。
個体値は全て31を想定しています。
- ペンドラーってなんぞや?
ペンドラーとは第5世代から大幅強化された虫ポケモンの一角。高いSとそれなりのAから物理アタッカーとしての起用が多い。
しかし、全体的にはそれほど高くない種族値であり、バトルで見かける頻度もそれほど多くはない。ある程度マイナーだと思う。
- このペンドラーの狙い
このペンドラーはタイトル通りのいばみが型です。上記には物理アタッカーとしての起用が多いと書きましたが、私はそれを逆手にとって嫌がらせ型のペンドラーはできないかと考えた結果、高いSを活かしたいばみが戦法に至ったのです。
みがわりを使ったペンドラーはもともとそれなりに流行っており、特にみがわりバトンは貴重な戦略です。
それゆえに、ペンドラーは完全にアタッカーorみがわりバトン、というような位置づけを皆さんされているのではないでしょうか。
そんな中に私は、このいばみがペンドラーを投入してみようと思います。
- 他のいばみが型との差別化
いばみが型は速いポケモンに好まれて使われる戦法です。特に多いのは(私の感じたところですが)、マニューラ、サンダース、アギルダー、 (特性により擬似的に)ヤミカラス、トルネロスとボルトロス、以上のポケモンでしょうか。
これらのポケモンとの差別化をしていこうと思います。
☆差別化ポイント1
・くろいヘドロを持たせることが可能
いばみが戦術の基本には、 みがわり+残飯 による耐久が必要になってきます。上記のポケモンたちは直接に残飯を持たせる必要があるため、PTの持ち物を圧迫してしまいます。しかしペンドラーは、どくタイプであることからくろいヘドロを持たせることが可能であり、PTの持ち物を圧迫せずに済むのです。
☆差別化ポイント2
・バトンタッチを覚える
これはサンダース以外と差別化が可能なポイントです。後続に有利な状況でバトルを進められます。
☆差別化ポイント3
・補助技で相手全体に負担をかけることが可能
ペンドラーは まきびし・どくびし 等、相手の後続に負担をかけることが可能です。相手の交代リスクをあげることはいばみが戦術において結構有利に機能します。
上記のポケモンにはあまりできないことです。
サンダースには、流し技として優秀なあくび、またはでんじはがありますので、あまり差別化できていないとの意見をもらいました。
これについては、あくびでの流しやでんじはの味方補助とまきびし系の相手へのダメージ蓄積という役割の違いから考察は難しいです。
私としては、あくびと比べる必要性はないという考えに至りました。
どうでしょう。
いばみがペンドラーの強みを分かっていただけましたか?
次に、ペンドラー自身の考察に移ります。
- 努力値
Hは16n+1調整で みがわり+ヘドロ の効率アップ。S全振りで確定。
Aは本来のアタッカーとしての役割も遂行するため振りました。
momo様、ご指摘ありがとうございました。
- 特性
メガホーンの威力増強。
ヘドロの効果もあり発動タイミングは難しくなりますが・・・。
- 持ち物
差別化要素である持ち物。HPを16n+1調整してあるので、みがわりとの相性、回復効率が良いです。
- 性格
最速で確定です。
- 技構成
いばる
この型の基本技。相手の攻撃を2段階上げたうえで混乱させる。
相手が特殊アタッカーだとやりやすい。
みがわり
HP16n+1調整で4回、ヘドロで+1回を最低でも張ることが可能。
読み合いになるか、バトンでつなげてもよいでしょう。
連続技・アンコに注意。ロクブラ+アンコのチラチーノは完全に相手にできません。
☆選択技
どくびし
1回撒くと相手の後続をどく状態に、2回だと猛毒状態にできる。
ふゆう、飛行・どくタイプに注意。
みがわりを張っている隙に撒きましょう。
フォレトス・ドラピオンからの遺伝です。
まもる
いばみがで1体倒した後、 どくびしの効果+まもる+みがわり+ヘドロ でポイズンヒールグライオンに似たことが可能です。アホな主は無謀にも挑戦しましたw
こいつに長く居座らせたいなら入れても良い技。技スペはきついですが。。。
まきびし
1回撒きで相手の後続に8分の1、2回撒きで4分の1のダメージを与える。
ふゆう、飛行タイプに注意。
フォレトスからの遺伝です。
メガホーン 威力120 命中85
むしのしらせメガホーンはアタッカーペンドラーでおわかり頂いている通り。
くろいヘドロとの相性はあまりよくありません。
じしん 威力100 命中100・いわなだれ 威力75 命中90
攻撃技候補にはこれくらい上げられるでしょうか。
環境・PTに合わせてお使いください。
入れるときはメガホーンとセットで良いでしょう。
バトンタッチ
みがわりバトンをしたいなら。
こうそくいどう・つるぎのまい・てっぺき
同上ですね。バトン用。
技スペがきついので入れる際は補助型としての覚悟が必要です。
おいうち
交換読みでこれを当てるのも良いかもしれません。
私はシンボラー+ラティオスを相手にしたときに、どくびし・まもる型を使っており交代だけされてどうしようもない状態でした(笑)
威力では一致メガホーンよりは下。交換読み専用ですね。優先度は低め。
どくどく
どくびしが嫌ならこちらも良いでしょう。
- 与ダメ計算(A4振りでの計算)
相手はおそらく普通のアタッカーと思ってかかってくるはずです。
こいつが速いことは周知の事実ですから、サザンドラ等メジャーなアタッカーは逃げていくでしょう。そこで、技を打つ相手はある程度決められてしまいます。
抜群をとっていけることは少ないと思います。
だからこそのこの型でもあるんですけどね。←これが大事だと思うんです、多分。
メガホーン
・むしのしらせ発動前
耐久無振りラティオス → 117.4~139.3% (確定1)
H252サザンドラ → 82.4~97.4% (確定2)
H252シンボラー → 50.8~60.3% (確定2)
ここまで上がった。。。前回コメントを下さった方々大感謝です!
HB特化ブラッキー → 50.4~60.3% (確定2)
H252メタグロス → 32~38.5% (乱数3 96.3%)
やはり堅いですね。
205ガブリアス → 38~45.3% (確定3)
堅い。。。
・むしのしらせ発動後
発動前で確定1の物については抜きます。
H252サザンドラ → 123.6~145.7% (確定1)
H252シンボラー → 75.4~89.3% (確定2)
HB特化ブラッキー → 75.2~90% (確定2)
H252メタグロス → 48.6~57.7% (乱数2 94.9%)
205ガブリアス → 50.8~60.3% (確定2)
ここまでできます。
じしん
H252メタグロス → 36.3~43.8% (確定3)
かってぇw
H252ヒードラン → 80,8~96.9% (確定2)
あまり出てこないかもしれませんが、ある程度の耐久調整なら持って行けそうです。
いわなだれ
もはやガモスピンポでよくね?
耐久無振りウルガモス → 112.5~132.5% (確定1)
ダメージ計算はこれくらいにしましょうか。アタッカーとの差が激しく見えてしまっていますw
いや、正直こいつのアタッカーとしての仮想敵があまり分かりません。良い相手を教えてください。
ほかダメージ計算が欲しい方は申し出てください。
- 立ち回り
以上考察した結果、アタッカー起用ではないため決定力には少し欠けてしまいます。あくまでも意外性を重視したバトル展開になるでしょう。
差別化のところで記述した通り、いばみが使いの中では使い勝手の良いやつなのではないかと私は思います。そこをうまく利用して戦っていきましょう。
特性をあまり活かせないのはマイナスポイントですね。。。
私の感じたところから主な立ち回り方を述べていきたいと思います。
まずいばみがを発動して相手が交代するかしないかの状態、ここからがこちらのペースへ持ち込むための戦術になるわけですが、結局のところいばるを打たなければこの型は始まりません。
見せ合い63であることを活かして、先発か二番手かを見極めてください。
先発に出す時には、こいつに対してドヤ顔で積み技をしてきそうな敵がいた場合と、状態異常系を重視してきそうな敵がいた場合を推奨します。
また、耐久型を重視してきそうなPTなら先発で良いでしょう。
ギャラドス、ズルズキン、でんじは撒き(まとめちゃったw)、ウルガモスなどなど・・・。
こちらの場合は、積んできそうな敵にいばる→みがわり、状態異常をしてきそうな敵にはみがわりで様子見をしましょう。
ガモスが普通に攻めてきたら泣きながら一旦退きしましょう。
二番手選出するのは、スカーフ持ちやラム持ちを予測できる敵がいたときです。なぜなら、スカーフは初手に多くペンドラーでは太刀打ちできない、ラム持ちはいばるの一度目が通用しないからです。
ヘラクロス、ダゲキ、オノノクス、ガブリアス、サザンドラなどなど・・・。
ただし、ガブ相手には先発推奨。
この場合、先発にこれらの敵が来ることを予想しての選出になります。
ヘラクロス、ダゲキの場合、インファイトを誘える味方を先発で出しましょう。そこからインファイト読みでペンドラーを繰り出します。
A252ヘラクロス・ダゲキのインファイト(ダメージ同じ) → 18.6~22% (乱数5)
これで相手はスカーフ型なら退く、そうでないならエッジを打つことが確定です。そうしたらみがわり安定で様子見をしましょう。
混乱の継続ターンは限られるので、交代読みでのいばるはあまり推奨しません。
ドラゴンを相手にするのはなかなか難しいです。
サザンドラには牽制できているので、相手も選出のときにはそのあたりをよく考えるでしょう。先発にスカーフでないサザンを持ってくることはほぼありません。
ペンドラーは通常先発向きであるがゆえに、相手はそういった選択が絞られてきます。
ですから、初手できたらスカーフとみていいと思います。
スカーフサザンはPTで考えて倒してください。としか言いようがないです。
スカーフでなければ問題なしです。
オノノクスはそこそこの耐久・優秀な耐性から 竜舞積み+ラム、スカーフ逆鱗 と言ったことが可能な敵であり、ペンドラーでの対処は難しいです。できれば相手にしたくないですね。
ようきA252オノノクスの逆鱗 → 85.5~101.3% (乱数1 12.5%)
竜舞1積みで確定1。
ガブリアスについては運ゲで対処可能です。ペンドラーはこいつのようきA252逆鱗を確定で1回耐えます(78.6~93.1% )。
よって、スカーフらしき敵の中でもこいつがいたら先発起用して問題ないと思われます。
もちろん初手いばるで構いません。運ゲになりますが、こいつをペンドラーで倒したいとなるとそうなります。あとはPTとの相談です。
さて、これである程度の場合はいばみがの体制が整ったのではないでしょうか。
運ゲ運ゲって本当に申し訳ありませんが、相手しだいでは選出しないことをお勧めしておきますね。
さて、ここからがこいつの本領発揮です。
つまり、ペンドラーはみがわり状態、相手にはいばみががばれている状況でのスタートを条件とします。
簡潔に書きますが、どくびしを撒ける環境であれば撒く、またはバトンで繋げそうな味方がいれば繋ぐ、そうでない(根性持ちがいる、エースとの相性が悪い等)場合は攻めるかいばり続ける、これが基本になります。
相手の混乱中だけでもみがわりを常に張っておけるようにしましょう。
相性の良い味方としては、いざという時に弱点をカバーできるブルンゲルがあげられます。あとはひこう・ふゆうもちに対処できる味方をそろえましょう。
相手として注意が必要なのは、みがわりを破れる連続技持ちのポケモンです。チラチやエテボについては速さが追いつけないので厳しいですし、パルシェンなどももともとの運ゲで不安定なので厳しいところもあると思います。
選出には十分に気を付けてください。
型の構成としては、確定欄以外で次があげられるかな?
1、いばる・みがわり・メガホーン・どくびし
これが確定欄でも良いくらいと思っている主はアホです。
2、いばる・みがわり・メガホーン・じしん
この一体でどこまでできるか。居座り型その1。
3、いばる・みがわり・メガホーン・まもる
居座り型その2。
4、いばる・みがわり・こうそくいどう(roつるぎのまいorてっぺき)・バトンタッチ
補助だけやん!でも、こういうのもなしではないと思う。
5、いばる・みがわり・まもる・どくびし
前回の確定欄。おもしろいですwごめんなさいw
実績はそれなりにあるので一応。これをやる場合はH204 B4 D44 振りを推奨。
では、ここまでよんでくださりありがとうございました。
考察不十分と思われる部分・誤字脱字等ありましたらご指摘ください。
正直、ありえない形の殴り込み投稿ですが、みなさんがいばみがペンドラーに興味をもっていただけたら幸いです。