ポケモンパーティ構築(ダブル)

【キタカミプロローグ】ようりょくそハハコモリ入り晴れパ

2023/10/09 09:16 / 更新:2023/10/21 00:09

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投稿者:畠山こくご(@Rittax_Buttax)

ポケモンSV / ダブル / キタカミプロローグ / 最終1512位

今回の公式大会はキタカミ図鑑のポケモン限定の大会だったので、普段のランクマッチでは使用率圏外(ポケモンHOMEで表示される150位未満の順位)の隠れた強ポケモンたちが活躍できる絶好のチャンスだったと思います。DLC前編から久々にポケモンシリーズ本編に戻ってきたハハコモリハハコモリハハコモリも、そのうちの一体です。果たして、どんな技構成・持ち物・戦術で活躍したのか?気になる方はぜひ続きを読んでみてください。

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使用ポケモン

DLC前編の顔ともいえる存在、伝説のポケモン・オーガポン。今回採用することにしたのは、4種のお面の中で最も高い攻撃性能を備えた「かまどのめん」です。テラスタルすれば、お面の技威力1.2倍補正&テラスタイプ一致補正(2倍)&おもかげやどしA1段階上昇(1.5倍)&晴れの炎技1.5倍によって専用技・ツタこんぼうの破壊力が凄まじいものとなります。
性格は、対オーガポンを意識して最速。いじっぱりでなくとも火力は十分過ぎます。
技構成は、主砲の「ツタこんぼう」、ダブルバトルで重要な防御技の「ニードルガード」までは確定とし、残りの2枠は草技の「ウッドホーン」と対炎オーガポンオーガポン(かまど)オーガポン(かまど)を意識した「がんせきふうじ」にしました。
草技に関しては、より高火力の「ウッドハンマー」や「ソーラーブレード」などもありますが、そもそも殆どのポケモンがテラスタル晴れツタこんぼうで倒せてしまうため、打つ相手は水タイプ・岩タイプくらいです。そして、抜群がとれる水・岩タイプの主要なポケモンにはテラスタルA1段階UP&「ウッドホーン」でも十分なダメージを与えられる上に自己回復もできる(「ウッドハンマー」だとオーバーキル気味かつ自分もダメージを受ける)ため、「ウッドホーン」にしました。
また、4枠目の技を採用率と威力が高い「じだんだ」ではなくオーガポンとしてはマイナーな「がんせきふうじ」にしているのは、相手の炎オーガポンがテラスタルをしていなくても抜群が取れて、テラスタルでA上昇していれば乱数1発で倒せる&倒し損ねても次ターンは確実に先制できるためです。

オーガポンのツタこんぼうを、ひでりによって文字通りの必殺技へと強化してくれる、居るだけで意味を成すポケモン。
素のとくこうはあまり高くないですが、C特化かつこだわりメガネにすることで、ひでり&ほのお技の威力は侮れないものとなっています。
全体高火力技の「ねっぷう」で「このゆびとまれ」「いかりのこな」にも強く、「バークアウト」によるデバフも強力でした。
また、フェアリーテラスタルで「テラバースト」を撃てば、ジャラランガジャラランガジャラランガだけでなくD4振りガブリアスガブリアスガブリアスをも確定1発で倒せてしまいます(ただし、ガブリアスはC特化&メガネでなければワンパン不可)。
ランクマッチにおける火力特化のメガネ型は5%と少ないこともあってかあまり警戒されず、不意の高火力で特殊耐久が低めな強ポケモンたち(赫月ガチグマなど)をワンパンできた試合が多かったです。
基本的にはオーガポンと合わせた怒涛の高火力攻撃によって5ターン以内に決着がつく試合が多く、「あついいわ」で晴れターンを伸ばさなくても問題ありませんでした。

キタカミプロローグ出場可能ポケモンに限定すれば、ひざしがつよい状態で最も速く動けるポケモンです。基本的にはキュウコンと並べて先発で出します。
おんみつマントを持つことで「ねこだまし」を無効化しつつ「いとをはく」で素早さを半減させたり、「はたきおとす」で輝石やチョッキ、タスキを外したりしてから隣のキュウコンの炎技でごっそり削るという動きが可能です。
また、自身のアタッカー性能もそこそこ高く、糸を吐き終えた後も「リーフブレード」「とびかかる」で最低限の仕事ができるのも強みです。
対戦環境ではマイナーなポケモンなので、何をしてくるのかを読まれづらく、ようりょくそを警戒してとりあえず「ねこだまし」を撃ってくる相手が多かったので、かなり動きやすかったです。また、厄介な補助技のイメージも少ないのか(実際に補助技のレパートリーは少ない)、ちょうはつを撃たれることもなく、むしろ隣のキュウコンが挑発される場面もあるくらいでした(キュウコンはC特化メガネよりも、おにびやさいみんじゅつを搭載した最速サポートのイメージが強い?)。

ハハコモリの「いとをはく」戦法が裏目に出てしまうコノヨザルコノヨザルコノヨザルと、その相方として多いだろうと想定していたイッカネズミイッカネズミイッカネズミの対策としてパーティに入れたポケモン。
イッカネズミ&コノヨザルの並びに対し、相手の型が何であれ、「いかりのこな」で戦術を崩壊させられます(「ふくろだたき」を吸い寄せてゴツメでダメージor「いのちがけ」「ネズミざん」を吸い寄せて無効化)。
先発に出す場合の相方は後述のジャラランガで、技を吸い寄せている間に「ソウルビート」を安全に使用させることができます(イッカネズミ&コノヨザルは全体技を持っていないため)。
また、晴れパが苦手とする対雨パでは、キュウコンを出したり引っ込めたりしながら温存する動きを求められますが、その際にみず技を半減できて「おもてなし」で味方の体力を回復させられるヤバソチャは交代先としてかなり頼もしかったです。
基礎ポイントの振り方は、ダブルバトルだと物理と特殊両方の技を受けるため、BDどちらかに特化させるのではなく、耐久指数が最大となるようにしています。

ヤバソチャの相棒枠。「いかりのこな」使用時に隣で能力UP技&強力な全体攻撃技が使えるポケモンとして採用しました。
一度「ソウルビート」&のどスプレーが決まればあとは「スケイルノイズ」を連打しているだけでほぼ勝ち確の流れを掴めます。
上記の2枠と、ドラゴン技が効かないフェアリー対策の「ラスターカノン」は絶対に外せない技だと思いますが、残りの1枠はメジャーな「まもる」ではなく「しんくうは」にしています。
「まもる」が欲しいと思う場面は多かったですが、それ以上にタイプ一致の先制技が活きる場面の方が多かったため、「しんくうは」にして正解だったと思います。

タイプバランスチェッカーを参考にしながら決めた6体目。基礎ポイントはC特化にした余りをチョッキ込みで耐久指数最大に振り分けました。
基本的にワンパンされることはなく、上から殴られても高火力特殊技で反撃→「しんくうは」で最低限の仕事をしてくれました。

戦術と解説

・基本選出
先発キュウコンキュウコンハハコモリハハコモリ&後発オーガポン(かまど)オーガポン(かまど)ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)
いとをはく+ねっぷうorオーバーヒートで相手の先発2体のHPを大幅に削りつつ、後続の高火力部隊に繋ぎます。
全体的に地面技の通りが良いためガブリアスガブリアスサーナイトサーナイトの並びを呼び寄せやすいですが、もしその2体が出てきた場合はいとをはく&フェアリーテラバーストでガブリアスを沈めます(しかし、ガブサナの並びは仲間大会ではよく見かけたものの本番では一度も当たらずでした)。

・対雨パ
ヤバソチャヤバソチャジャラランガジャラランガキュウコンキュウコンオーガポンオーガポン
相手の先発にルンパッパルンパッパがいなければ「いかりのこな」「ソウルビート」を決めてから一気に攻めます。いる場合は「ねこだまし」避け&天候操作の意図でジャラランガをキュウコンに交代させます。
あとは、キュウコンを温存しつつニョロトノニョロトノを最優先で倒せるように交代や「いかりのこな」を駆使しながら戦っていきます。
勝率は半々。一手でもミスすれば負けてしまうため、相手にすると最もストレスを感じる構築です…

・対トリックルーム
キュウコンキュウコンオーガポンオーガポンガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)ヤバソチャヤバソチャ
晴れで強化された炎技×2でトリルされる前に強行突破を図ります。失敗したら、「ニードルガード」やヤバソチャ交代からの「いかりのこな」で時間稼ぎしながら反撃。

・対両壁展開
「ねこだまし」も「かわらわり」も「すりぬけ」もないので、オーロンゲオーロンゲに一度壁を貼られたらもう突破不可能です。晴れテラスタル&ツタこんぼうを急所に当てて強引に突破するしかありませんが、炎or水テラスタルのコノヨザルコノヨザルが相手だともう完全に詰みです。割と多かったオーロンゲ&コノヨザルの並びに対する勝率は0%でした(大会中、当初警戒していたイッカネズミ&コノヨザルの並びとは一度も当たらず)。

戦績としては、かろうじてレート1600台に乗る程度(1616.227)で順位3桁には遠く及ばずでした。が、改良を加えればランクマッチでもそこそこ戦えるのではないかというポテンシャルを感じたので、こちらで構築を紹介させていただきました。

投稿日時 : 2023/10/09 09:16

最終更新日時 : 2023/10/21 00:09

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