はじめに
初めましてm(*_ _)mあらればなと申すものです。
現在修羅の環境となっている剣盾ランクマッチで、
何とか相棒を活躍させたいと思って開発した新型が、
思いのほか強かったので、保存も兼ねて投稿
させていただいた次第です。
一応他のポケモンには出来ない動きですので、
もしこれが皆様にとってオンバーンの可能性を
広げるものであれば幸いです。
注意
以後、HPはH、攻撃はA、防御はB、特攻はC、
特防はD、素早さはSで表記します。
また、ダメージ計算はポケマス様(https://pokemass.site/swsh/dc/)を
使わせていただき、アタッカーポケモンと撃ち合うことを想定していないので、主に受けポケモンとのダメージ計算を記載させていただきます。ご了承ください。
採用理由と役割
私はよくカイオーガを使ってるのですが、
カイオーガ受けのナットレイやトリトドン、
カイオーガが降らした雨にタダ乗りしてくるガマゲロゲ、グラススライダーでホワチャアしてくるゴリランダーなどが辛くて、それらにオンバーンが強く出れると思って採用しました。それだけでなく、その他の
受けポケモンにも刺さったり、受けループの面子にも
荒らしをかけられるので、
かなり対応の幅が広いです。私のような火力押し好きの
トレーナーにはありがたい限りです。
持ち物 たべのこし
多分これ一択です。一応回復きのみやゴツゴツメットも
ありだと思いますが、みがわりとのシナジーが
ダントツであるのでたべのこし安定です。
特性 すりぬけ
相手の受けポケモンがみがわりをしてきた時に刺さります。実際にラッキーなどはみがわりの搭載率がかなり
高いので、不意のすりぬけは知名度の低さも相まって
ぶっ刺さりです。
事実、こちらがみがわりを貼った状態で出てきた
みがわりザシアン(王)を押し切ったりもしました。
あとは正直な話、この型だとおみとおしのメリットも
薄いです。強いて欠点を上げるなら、素早さ判定が
出来ないことくらいです。
性格・努力値と調整
H132 B244 C28 D4 S100
H:16n+1 みがわり効率がいい
B:アーマーガアのB2段階上昇ボディプレスを
身代わりが高乱数で耐える
C:余りを振ったらたまたまHDナットレイを
かえんほうしゃでぴったり確定2発になった
D:あまりの端数
S:最速ガブリアス抜き抜き
(受けループのムゲンダイナは最速ガブリアス 抜きが多いイメージだったので)
技構成
いかりのまえば
これがないとせっかくちょうはつやみがわりをしても
ラッキーなどに何もできません。
ちなみに特性すりぬけでいかりのまえば及び
半分削る系の定数ダメージ技を使えるのはおそらく
オンバーン一族だけです。
かえんほうしゃ
オンバーン対策。
ナットレイは特性てつのトゲでいかりのまえばをするとチクッと削ってきます。なので大人しく
燃やしましょう。あとは本当にギリギリの勝ち筋として
やけどもありますが、それに頼ってる時点でほぼ負け
なので、やっぱりナットレイ対策のためだけの技です。
みがわり
受けポケモンは変化技を得意とするので、
かなり相手の動きを制限できます。
オンバーンは実はドラパルトより少し高いくらいの悪くない耐久を持っているので、みがわりは
相性よかったりします。
あとは壁ターンや天候ターン枯らしにも使える万能技です。
ちょうはつ
みがわり絡めて受けをほぼ完封する技。
みがわりと同じく汎用性が高く、みがわりに焦った
相手の交代先に打つなどして攪乱できます。
「みがわりだけて良くね…?」とはじめに少し
思いましたが、みがわり貫通でうたってくる
ピンクなすびちゃんもいるのでやっぱ大事。
おそらくこの4つ固定だと思います。
お好みで羽休めやドラゴン技、とんぼがえりとかは
まだありではないかと。
立ち回り例
主には相手の交代を誘って釣り出しするのが
基本です。例えば、初手カイオーガで相手の
トリトドンを誘って、あくびをみがわりで透かす…など
また、ガマゲロゲやゴリランダーには素引きしましょう。奴らはオンバーンに打点を持ちません。
受けループ相手の時は、バンギラスがいないのであれば初手出しから荒らしていけます。逆にバンギラスが
いたら初手出しの危険性大なので控えに
忍ばせておきましょう。
おそらく「オンバーンは先発で出てくる」という
イメージはある様です。
みがわりとちょうはつ、どちらを先に打つかですが、
おそらくほぼ全てのパターンにおいて先にみがわりが
安定です。いきなり攻撃されたり、打ち負けるヤツに
交代されたら目も当てられません。
与ダメージ計算
いかりのまえば
固定ダメージなので割愛
かえんほうしゃ
ナットレイ(H252、D252、性格生意気)
92〜112ダメージ(確定2発)
アーマーガア(H252、B4、性格腕白)
78〜94ダメージ(確定3発)
テッカグヤ(H252、D4、性格腕白)
68〜82ダメージ
ザシアン(王)(H252、性格意地っ張り)
62〜74ダメージ(70.5%で確定3発)
やっぱりかえんほうしゃはナットレイぐらいにしか
刺さりませんね…。
被ダメージ計算
44ダメージ以下でみがわりが一撃で割れません。
ナットレイ(A無振り)
ジャイロボール(威力86)
42〜51ダメージ(93.9%で確定4発)
ヌオー(C無振り)
ねっとう19〜23ダメージ(乱数8〜10発)
トリトドン(C252)
ねっとう33〜39ダメージ(49.8%で確定5発)
ムゲンダイナ(C4)
かえんほうしゃ28〜33ダメージ(95.4%で確定6発)
マジカルフレイム23〜28ダメージ(66.4%で確定7発)
ダイマックス砲186〜222ダメージ(確定1発)
ホウオウ(A4)
せいなるほのお33〜39ダメージ(49.8%で確定5発)
ブレイブバード78〜93ダメージ(18%で確定2発)
ハピナス(C4)
トライアタック43〜52ダメージ(99.9%で確定4発)
シャドーボール29〜35ダメージ(約100%で確定6発)
個人的相性一覧
有利(後投げから勝てる)
ガマゲロゲ ゴリランダートリトドンカバルドンヌケニンラッキー など
ただ、カバルドンやトリトドンは交代際にあくびを打ってくるので、後投げはおすすめしません。
微有利(死に出し、初手対面から勝てる)
ナットレイ ハピナス テッカグヤ カミツルギ
ガオガエン ウルガモス など
五分(相手の型や行動、互いの対面時の体力による)
メタモン ムゲンダイナ オーロンゲ ゴチルゼル ホウオウ スイクン ヒードランなど
微不利(相手の死に出し、初手対面から負ける)
ネクロズマ(日食) エースバーン ウーラオス(いちげき)(一撃) フェローチェ エレザード ルナアーラ など
不利(相手の後投げから負ける)
ザシアン(王) サンダー バンギラス ポリゴン2 ゼルネアス ウオノラゴン マンムー など
この型の残念な前提として、ほとんどかえんほうしゃで
とどめを刺すことになるので、かえんほうしゃで
確定2発を取れないアタッカーにはまず勝てません。
相性の良い味方・構築例
冒頭で言った通り、
カイオーガは相性がいいと思います。
カイオーガに限らず、明確に苦手な受けポケモンが
いる伝説ポケモンは組めるのではないでしょうか。
(イベルタル、バドレックス(こくば)など、バンギラスを誘う子は✕)
自分はオンバーン カイオーガ ザシアン(王)
ランドロス(霊獣) ウインディ ヒヒダルマ(ガラル) の構築で今月初めのマスボ級で
今のところ5連勝です。もっといい構築は無限に
あるでしょう。
総括、終わりに
このオンバーンを使うポイント
・基本相手の受けポケモンを誘うように釣り出すこと
・ちょうはつよりもみがわりを優先すること
・下手に撃ち合いをしないこと
・万能枠ではなく、仮想敵も多くは無いので、よく考え
て選出すること
などです。ぶっちゃけオンバーンはかなり
繊細で、対戦初心者にはかなり難しい子なので、
ある程度対戦そのものやオンバーン運用の練習が
必要ですが、活かせた時の強さや快感は異常なので、
ぜひ使ってやってください。
また、疑問点がございましたら、ぜひコメントに
書き込んでください。できる限りお答えします。
何だかんだ長くなってしまいましたが、
最後まで見ていただきありがとうございました。